「隣の家族は青く見える」話題の“わたさく”北村匠海&眞島秀和を直撃 最もドキッとしたシーンは?お風呂シーンの裏側は?「わ~たるん♪」の反響も明かす
2018.03.15 21:30
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女優の深田恭子が主演を務めるフジテレビ系ドラマ『隣の家族は青く見える』(毎週木曜よる10時~)で、“男性同士のカップル”を演じるダンスロックバンド・DISH//のメンバーで俳優の北村匠海(20)と俳優の眞島秀和(41)。青木朔役の北村、広瀬渉役の眞島は“わたさく”としてネット上で大きな話題を集めている。今回、モデルプレスではそんな2人を直撃した。
「となかぞ」わたさくで話題!北村匠海×眞島秀和インタビュー
本作は、コーポラティブハウスと呼ばれる集合住宅で妊活に励む夫婦、子どもを持たないと決めていたカップル、同性愛者のカップル、失業中の夫と虚栄心の強い妻など様々な家族が、それぞれの幸せを見つける物語。主人公の五十嵐奈々を深田が、その夫・五十嵐大器を松山ケンイチが演じている。物語の舞台となる“コーポラティブハウス”を設計した“わたるん”こと渉とその恋人の朔。出会ってすぐのキスシーンは大きな話題を呼び、その後も2人が演じるカップルは「可愛い」と支持を拡大。わたさくが語る“あのシーン”の裏話、お互いの印象…たっぷりと語ってもらった。
北村匠海、オフィシャルSNSのフォロワー数が急増「男性が増えました」
― とても話題を集めていますね。眞島:「わたさく」って呼ばれているらしいです(笑)。現場でプロデューサーが話題になってるよってアナウンスしてくれました。
― ネットでも盛り上がりを見せていて。「わたさく」呼びは現場発信ですか?
スタッフ:Twitter上で拡散されたのが最初で、それをプロデューサーが見つけたそうです。
― それだけ反響が大きいということですよね。お2人は、ネット上の反響などはご覧になりましたか?
北村:僕はInstagram・ブログをやっているので、そこで色々と反響を。あと、Instagramのフォロワー数がすごく増えました(照)。
眞島:Instagramっていうのは、メッセージとかが来るの?「匠海くん観ましたよ」とか?
北村:来ます、来ます!寝て起きたら翌日には、一気に増えていました(笑)ありがたいことに。男性のフォロワーも増えていました!
― 分かりやすく“わたさく効果”が。
眞島:匠海くんすごいね。
北村:いやいやいやいや、わたさくです。
― 男女問わず「可愛い」と話題を集めていますよね。
眞島:わたさくって響きじゃないですか?
一同:(笑)
― いやいや!ドラマを観ていても、2人のラブラブシーンはほっこりします。
眞島:匠海くんが可愛いって言うのは、よーく分かるんですけどね。私なんてただの中年ですから(笑)。
― わたるんも可愛いです!
北村:個人で取材を受けてる時も「わたさくが可愛い」って話になりますよ。
眞島:役が上手くハマったってことかな?
― このキャスティングはすごいです。最初からイメージは湧いていましたか?
北村:出演のお話を頂いてから、僕はどう役を掴んでいこうかと考えていたので、同性愛者の方にお話しを伺ったりして自分なりに勉強しました。
― それはプライベートで?
北村:はい。「僕お芝居をやっていまして、次はこういう役を演じるんですが、差し支えなければお話を…」って。分かりやすくイメージできるようにって意味で、そういうところからはじめました。
― 具体的に役作りの参考にした点はありますか?
北村:「普通だよ」「変わらないよ」って言われたんですけど、その言葉が大きかったです。良い意味で変に構えずに役に臨もうと思えたというか。
― 眞島さんはいかがですか?
眞島:職業的には建築士で、役の設定も実年齢に近くてってイメージしやすい部分もありましたね。あとは、朔といるときとほかといるときの違いをどういう風に出していくとかっていうところでした。「現場に行ってみないと分からないな」って思ってたんですけど、匠海くんが作ってきた朔っていうのがもうすごくしっくりきたので、もう僕は委ねていこうと。そういう意味では楽でした。
― 朔と一緒にいるときのわたるんは、「朔のことが好きなんだな」というのが画面からも伝わってきます。そこが“可愛い”に繋がっているかと。
北村:そこが、眞島さんは1話からずっと気にされていた点ですよね。
眞島:渉はずっと周りに言わないできた人だから、そこの差については監督とも話しました。その差が、朔に甘えているように見えるのかもしれないです。
北村:朔として見て、可愛いなと思います。
眞島秀和が最も朔にドキッとしたシーンは?
― 朔の「わたるん」呼びも可愛いですよね。初めてコーポラティブハウスに来たときの「わ~たるん♪」は、特に印象に残っています。北村:色んな場所で言っていただくんですけど、自然と出たものだったので、こんなにたくさん反響があるとは思ってなくて…。この間もライブ中にファンの方に言われまして…(笑)。
眞島:いじられてるの?
北村:そうなんです(笑)。トーク中に「わーたるん♪って言って」って。2曲目あたりから、「あーこれは言わなきゃな」って頭の中がいっぱいでした。
眞島:サービス精神すごいな(笑)。
― それだけ広がっているということでもありますよね。お2人は、初日に出会いのシーンを撮影したとお伺いしましたが。
眞島:出会いシーンから、その流れでキスシーンを。順撮りだったので、助かりました。
― その頃から、眞島さんは北村さんに対し「可愛い」と言っていたとか?
眞島:そりゃそうですよ。
北村:(笑)
眞島:朔は小動物のようでもあり、精神年齢が高いところもあるし、朔というキャラクターはトータルで可愛いです。
― これまでを振り返ってみて、1番可愛いなと思ったシーンはどこですか?
眞島:色々ありますが…出会いの「渉って言うんだ。いい名前だね」ってくだりとか。
― あれはドキッとしますよね。
眞島:ですよね。もちろん脚本の力もあるんですけど、ドキッとなりました。
― 朔が家事にチャレンジしてみるけど、失敗ばかりしてしまうシーンも可愛かったです。
眞島:シャツ焦がしたりね。出来なさすぎでしょ(笑)。
北村:ほっぺぷにぷにですよね?あれ、眞島さんの提案でしたっけ?
眞島:あれ?どうだったっけ…忘れた…(笑)。あと、僕は朔が渉に飛びついてくるシーンも印象に残ってるな。
北村:映像で見たら、僕がすごく大きくて…(笑)。
一同:(笑)
北村:想像ではもっと小さくて、ぴょんって飛びついてるイメージだったんです。
眞島:分かる分かる。ガシッと来たから、面白かった(笑)。可愛い朔なのに、衝撃が強くて(笑)。
北村:一応、監督からは「ガシッと行って」って指示があったんですけど、思ったよりガシッとでした。
お風呂シーンも!「もう恥ずかしさはない」
― 第9話(15日放送)には、お風呂シーンも。眞島:そうです。ちょうど昨日撮りました。スタジオの隅にお風呂のセットが立てられて、スタッフさんがそこをズラッと囲んで。その光景が、おかしくておかしくて。
北村:プロデューサーの方が男性同士のお風呂シーンは、ドラマでは初めてじゃないかって言っていました。確かにあんまり見ないなと思いました。
― 恥ずかしさなどはありますか?
眞島:もう、今はそういうシーンに恥ずかしさが全くないんですよ(笑)。最初は恥ずかしくて、カットがかかったら照れてましたけど。
北村:最初のキスシーンのあとは笑っちゃいましたよね。
― 確か北村さんは足の毛の処理をしているとか?
北村:体のメンテナンスも心懸けてみました。同性愛者の方にお話しを伺った際、人によっては足の毛を手入れしてると聞いたのと、衣装で短パンを履くこともあるので。
眞島:お風呂のシーンの撮影で足が見えたんですけど、「ああ続けてるんだな」って思いました。
― 気持ちの面で変化がありますか?
北村:日課になってるんですけど、お風呂で手入れしながら台詞を覚えるとか、その瞬間は完全に朔として生きています。
― 足の毛の処理は初ですか?
北村:実は、違うんです。以前、DISH//で女子高校生に扮したので、キレイにしました。だから、女装したことがあって。今回あまり抵抗もなく。
― 処理後のお手入れもしているんですか?
北村:いや、してないです。でも、保湿はした方がいいって言われたのでしなきゃなと思ってて。保湿して寝るのも日課にしたいなって思ってます。
眞島:苦労してるんだね。でも、やるって決めたことは最後まで続けた方がいいもんね。
北村:はい。それに、深田さんと(高橋)メアリージュンさんに、「足すごい綺麗だよね」って言われて、意外と見られてるもんだなと思ったので(笑)。
― あのお2人から言われるほどの美脚!
北村:深田さんは撮影中にまじまじと僕の足を見て、休憩中に「綺麗だね」って。「剃ってます」っていうのは、少し恥ずかしかったです。
― 深田さん、メアリージュンさんといえば、北村さんを含めた3人の“女子会シーン”も見所ですよね。
眞島:あのシーン可愛いですよね。僕、好きなんです。
北村:結構楽しんで撮影しています。女子会というものに触れるのも初ですし、ちょっとワクワクして撮影に臨んでました。
眞島:ほっこりする。
北村:メアリージュンさん演じるちひろが基本的に怒ってて、それを朔たちがなだめるっていう。
― 朔の言葉がとても響きます。
北村:僕もそこが朔の好きなところというか、マイルドなのにちゃんと心に届く言葉なんです。
― そこが、先程眞島さんがおっしゃっていた「精神年齢が高い」というところに繋がりますね。
眞島:朔は渉よりも、生き方の覚悟ができている人間なので、言葉にもそれが表れているのかもしれないですね。
最終回に向けて…北村匠海×眞島秀和がメッセージ
― 残り2話。最終回に向けて、視聴者の方々へメッセージをお願いします。眞島:コーポラティブハウスに住む家族がどういう形で幸せを築いていくのか、最終回ではそれが描かれているので楽しみにしていただきたいです。
北村:タイトルは「隣の家族は青く見える」ですが、最終的には隣ではなくて、自分たちの幸せを見つけていく物語だと思っています。9話は色々な事件が起こりますし…わたさくはどうなっていくのか。そこもお楽しみに!
― ありがとうございました。
「となかぞ」今後はどうなる!?
15日放送の第9話、奈々と大器は、妊娠のことを周囲に報告する。一方で、朔は渉が無理していることを心配して、何度門前払いされても諦めずに渉の母・ふみ(田島令子)の家に通っていた。しかし、同じ頃、渉の元へは留美(橋本マナミ)が訪ねてきて…。
最終回に向け、さらに動き出す第9話。ますます見逃せない展開が待っている。(modelpress編集部)
『隣の家族は青く見える』第9話あらすじ
奈々(深田恭子)と大器(松山ケンイチ)は、妊娠のことを周囲に報告する。聡子(高畑淳子)たちはもちろん、上京した奈々の母・春枝(原日出子)も、心からふたりを祝福した。朔(北村匠海)は、渉(眞島秀和)が無理していることを心配して、何度門前払いされても諦めずに渉の母・ふみ(田島令子)の家に通っていた。同じころ、渉の元へは留美(橋本マナミ)が訪ねてきていた……。
奈々と大器は、共有スペースにオリーブの苗木を植える。初夏に花が咲くので、子供と同じく、すくすく成長することを祈りながら……。その時、深雪(真飛聖)が血相を変えて家から飛び出してくる。次女の萌香(古川凛)が行方不明になったからだ。大器は、真一郎(野間口徹)らとともに萌香を探しに行くが……。
北村匠海(きたむら・たくみ)プロフィール
1997年11月3日生まれ。小学3年生のときにスカウトされて芸能界入り。「DIVE!!」(2008年)で映画初出演を果たした。2011年12月にダンスロックバンド「DISH//」を結成。リーダーとして、メインボーカルとギターを担当している。ドラマ「信長協奏曲」(2014年)や映画『信長協奏曲』(2016年)、『君の膵臓をたべたい』(2017年)、『恋と嘘』(2017年)、『勝手にふるえてろ』(2017年)などにも出演し、アーティスト・モデル・俳優と幅広い活動を続けている。眞島秀和(ましま・ひでかず)プロフィール
1976年11月13日生まれ。映画『青〜chong〜』(1999年 李相日監督)にて主演デビュー。以後、映画『血と骨』(2004年)、『心中エレジー』(2005年)、『草原の椅子』(2013年)、『愚行録』(2017年)、『心に吹く風』(2017年)、『もんちゃん』(2018年)、ドラマ「ゲゲゲの女房」(NHK)、「 失恋ショコラティエ」(cx)、「ようこそわが家へ」(cx)など映画、ドラマ、舞台と様々な役に挑戦し活躍する。
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