モデルプレスのインタビューに応じた内田理央(C)モデルプレス

<内田理央「海月姫」インタビュー>瀬戸康史の“女子力”に完敗?ぶっ飛び強烈キャラ“まやや”と似てる意外な私生活も明かす

2018.02.12 21:00

フジテレビ系ドラマ「海月姫」(月曜よる9時~)に出演中の女優・内田理央(うちだりお・26)。インタビュー後編では、内田の最近のハマリものなど私生活に迫った。

  

「海月姫」メンバーでSNSのグループも

内田理央(C)モデルプレス
― 休憩中はどんなお話で盛り上がるんですか?

内田:天水館の和室でずっと怖い話をしたり、都市伝説の話をしたり、芳根ちゃんがなぞなぞを出して、みんなで解いてみたり…。とにかく誰かは絶対に喋っていますね。芳根ちゃんがすっごく明るい人なんです。1番大変だし1番疲れているはずなのに、1番元気で1番周りを見ている。芳根ちゃんがいると、その場が明るくなるし、スタッフさんも含めて皆、芳根ちゃんのことが好きなので、すごいなぁと思います。あと、芳根ちゃんは前からカメラが趣味だったようで、そっと皆のオフショットも撮ってくれて!それをSNSのグループにあげてくれるんです。

― SNSのグループがあるんですね(笑)。

内田:そうなんです。みんなでやっています(笑)。たしか芳根ちゃんと瀬戸さんが筆頭になって皆に呼びかけてくれて、写真やちょっとした面白いことを共有しています(笑)。芳根ちゃんは、とにかく周りを明るくしてくれる存在だし、瀬戸さんは皆を束ねて、引っ張ってくれる感じですね。

― 瀬戸さんの女装姿も美しいですよね。

瀬戸康史、内田理央/「海月姫」第5話より(C)フジテレビ
内田:めっちゃ綺麗ですよね!皆でいつも「誰よりも綺麗」「本当に可愛いですよね」と話しているんです。瀬戸さんは男性だけど会話をしていても、ほぼ女子会みたいな感じになっているので、あまり男性だと意識していません(笑)。私達とは女装して会うシーンしか無いので、お会いするときはいつも女装の瀬戸さんですし。

― 内田さんが瀬戸さんに「ここは女子的に負けちゃう」みたいなところは、ありますか?

内田:全面的にめっちゃ負けていますね(笑)。瀬戸さんって自分で服に合わせてネイルを塗られてるんですよ。でも撮影で話数がまたぐと、ネイルの色が違うじゃないですか。それをササササ~とご自分で塗っている姿を見ると「女子力あるな~」と思います。女の子でもネイルを綺麗にすることって、めんどくさいと思ってしまうじゃないですか。それを毎回毎回変えていてすごい。あとは単純にビジュアルが可愛らしいので「お人形さんみたい」と見とれちゃいますね。

内田理央、最近のハマりもの語る

内田理央/「海月姫」より(C)フジテレビ
― 今回は、オタク女子役ということですが、内田さんが共感することはありますか?

内田:もともと私、ずーっと中学の時のダサい青ジャージを着て家に引きこもっていて(笑)。世間の皆さんからは結構“オシャレ人間”と思われることが多いのですが、実際は尼~ずに近く、そのポテンシャルは高いです(笑)。Instagramではすごくオシャレに頑張っているんですよ。身内から「オシャレに頑張ってんじゃん」とネタにされるくらい(笑)。でも今、モデルのお仕事をしていて「オシャレを武器にする」ということを、改めて感じているので、ストーリーとしても、とても共感してます。

― なるほど。では、内田さんが“オタク”といえるほど最近ハマっているものを教えて下さい。

内田:潜水艦にハマっています。最近は『沈黙の艦隊』という漫画を読みました。潜水艦のスペックが好きで、数々の潜水艦のスペックを調べています。原動力や、艦の作り、乗組員の方の暮らしぶりとか(笑)。図鑑などいっぱい資料を集めて読んでいます。今一番好きなのは「そうりゅう」!1番新しい潜水艦なんです。

― そうなんですね(笑)。

内田理央/「海月姫」より(C)フジテレビ
内田理央/「海月姫」第5話より(C)フジテレビ
内田:あと最近、まややが三国志オタクということで、横山(光輝)版の『三国志』を読んで挑みました。漫画は前から大好きですごく読むのですが、最近は忙しくて読める時間が少なくて…。「三国志初心者は横山版から」という情報を得て、読んだのですが、やはりすごく面白かったです。中国名などが難しいイメージでしたが、気にならないくらい。

あとは…「触手」にハマっていた時期もあって(笑)。クラゲに近いのですが、触手にハマってた時は、コミケ(コミックマーケット)にも行っていました。架空の生き物も含めて、全部の触手に興味を持っていて。ほかにも軍服について調べまくったり、都市伝説をくまなく調べていたり…結構色々なことを調べていますね(笑)。

内田理央、主演への想い

内田理央(C)モデルプレス
― 話が逸れてしまいました(笑)。今回初の月9出演、ということですが、今後主演として戻ってきたい、といった想いは…?

内田:いや~(笑)。それがですね、私はもう支えたいと思います(笑)。人を支える側として生きていきます。主演は本当にすごいことですが、大変なことも背負わないといけないんだ、と思うので。今は「どうしても主役をやりたい」という気持ちは実はなくて、色々な役をやりたいと思っています。支える側の方が私には合ってるのか、って。

― そうなんですね。「仮面ライダードライブ」で共演された稲葉(友)さんも、同じようにおっしゃっていました。

内田:そうなんですね(笑)。「主役は(竹内)涼真に任せる」みたいな(笑)。私も結構そういうタイプなので、いつもそんな感じで「うちらは支えよう」とよく話しているんです。主役はちょっと特別じゃないですか。お芝居とは別に、現場を引っ張っていかなきゃいけないお仕事だし、プレッシャーも含まれると思うので、ちょっと大変だな、と思いますね。

内田理央の女子力 夢は?

内田理央(C)モデルプレス
― 前回のインタビューの時(※2017年10月)には「お芝居を楽しむことが自分には足りてない」とおっしゃっていましたが、今回は外から見ていてすごく楽しそうな感じがします。

内田:そうなんですよ!あの頃くらいから楽しむことをモットーにしていたこともあってか、今は楽しいです。それに今回の役柄が楽しまないとできないような役なので、自然とそこはできているのかな。現場の皆さんがすごく素敵な方ばかりで監督にも自由にやらせて頂いて、全部合わさって色々と運が良く、今はすごく楽しんでいます。お仕事を楽しめるようになった、というところでは、ちょっと成長したかもしれないです。

― では今の夢は変わりました?

内田:女子力…。

― 女子力…?

内田理央/「海月姫」より(C)フジテレビ
内田:最近は常にジャージを着て、ほぼノーメイクなので、女子力がどんどん下がっているんです。実生活でも、コンビニのご飯ばかりですし、ジャージだと脚のむくみも気にしなくて良いし、髪の毛だって毎日とかしていなからボサボサ(笑)。今日の朝、撮影があったので、久しぶりに髪をブローしたら、全然ツヤが違って!「あ、こっちが普通か」みたいな(笑)。自分を可愛がらないと、どんどん廃れていくんだな~と実感しているところです。

先程も言いましたが、おしゃれなInstagramの投稿を考えて部屋にお花を飾るようにするなど、ちょっとずつ生活に気をつけてはいるんです。「素敵な生活にしたい」と…めっちゃポテチを食べながら(笑)。本当に女子力がやばいんですよ~。生活が死んでます。もうちょっと生き生きとしたいんですが…(笑)。

― (笑)。ポテチを食べて、ニキビはできないんですか?

内田:毎日ずっと食べているわけではないからできていないだけで、多分あとちょっと食べたらアウトだと思います(笑)。夜中の2~3時にハーゲンダッツを食べながらポテチとかもあります!それで次の朝、パンパンにむくんで、急いでコロコロする…みたいな。海月姫でも「オシャレは武器だ」とか「鎧になる」と言ってるけど、本当にファッションなり食べ物なり、自分のことに気をつけないと、どんどんダメになるんですよ(笑)。だから、夢は、もうちょっとちゃんとしたいなって思います。今後は女子力を上げて、自分磨きとか、旅行とか、マッサージに行くとか、美味しいものを1人で食べるとか…。自分の時間を大切にして、行動をしたいですね。自分のためになるし!

―基本的に1人で行うんですか?

内田:私、1人の時間を有効に使えないんです。お誘いが無かった日や急に空いたオフなんて、いつもお家で納豆ごはんを食べて、ゴロゴロして終了、みたいな(笑)。「ああ1日何もしなかった」とあとで罪悪感に苛まれる…。

― 分かります。起きても気がつくと勝手に夕方になってる(笑)。

内田:ね~!なんかポテチ食べてテレビ見てたら1日終了。でもそれじゃダメで、ちゃんと朝起きて、お掃除して、買い物に行って、カフェに寄って…と1人でも時間を有効に使えるような人になりたいです。オシャレに自立したい。これが夢です。

― なるほど(笑)。では最後に今後の見どころを教えて下さい。

内田理央/「海月姫」第5話より(C)フジテレビ
内田理央/「海月姫」第5話より(C)フジテレビ
内田:まややには目が隠れてる理由があるんです。そして、その目も殺し屋のような細い切れ長の目という設定なので、もう難しくて。でも、その殺し屋の目になれるように、角度や目への力の入れ方を研究して、何度も鏡で練習し、監督と話し合い、撮影に挑みました。肝となるシーンなので気合いが入っています。そんな前髪を上げる日(第5話)が来るので、ぜひ楽しみにして下さい。

全体としては、ファッションショーをして、尼~ずが一歩進みます。でもやっぱり尼~ずの前には困難が出てくるし、尼~ずはすぐ壁にぶつかるので(笑)。ドタバタ劇はこれから先もあります。あとは、月海ちゃんの恋の行方にも注目してほしいですし、新たな人物も登場するので、お楽しみに!

― ありがとうございました。

内田理央演じる“まやや”から目が離せない!

内田理央(C)モデルプレス
「撮影自体は順調ですが、なんか私はバタバタしています(笑)」と言いつつ、にこやかに取材に応じてくれた内田さん。その完璧なルックスからは想像できない親近感のある一面(?)も垣間見えたインタビュー。今回もふわっとした優しい口調で、楽しいお話を沢山聞かせて下さいました。海月姫の現場は「とにかく楽しいんです」と笑顔を見せていた内田さんの“ぶっ飛んだ”まややから今後も目が離せません!

(modelpress編集部)

内田理央 プロフィール

内田理央(C)モデルプレス
生年月日:1991年9月27日
出身地:東京都
身長:166cm
趣味:漫画、 アニメ、 ゲーム
特技:イラストを描くこと、 のり巻きをきれいに巻けること

雑誌「MORE」専属モデル。
2010年4月に日本テレビ「アイドルの穴~日テレジェニックを探せ!~」でデビュー。 同年6月に日テレジェニック2010に選ばれる。

「仮面ライダードライブ」(テレビ朝日系)にてヒロイン役を演じ知名度を上げ、 映画『血まみれスケバンチェーンソー』で映画初主演。 ドラマ24「侠飯~おとこめし~」(テレビ東京他)にヒロイン役で出演や、 ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)に出演し注目を集める。 FODオリジナルドラマ「将棋めし」(フジテレビ)で連続ドラマ初主演。 2016年11月28日にMORE版『内田理央写真集 だーりおのいっしゅうかん。 』と週刊プレイボーイ版『内田理央写真集 だーりおといっしゅうかん。 』(ともに集英社)を2 冊同時発売し、 即日重版が決定し話題になった。

大のアニメ・漫画好きとしても知られ、 自身のSNSでは、 独特の世界観やキャラクターを発揮し、 男女問わず注目されている。

海月姫 第5話

内田理央/「海月姫」第5話より(C)フジテレビ
稲荷翔子(泉里香)が『天水館』の持ち主、千絵子(富山えり子)の母に直接、土地建物の売買契約を持ち込んだことを知り、倉下月海(芳根京子)たちは戦々恐々。一方、鯉淵蔵之介(瀬戸康史)も花森よしお(要潤)から、父の慶一郎(北大路欣也)が自ら主催するパーティーで天水地区再開発賛成派を表明すると聞いて危機感を募らせる。

蔵之介が『天水館』へ行くと、月海はドレスをたくさん作って販売したいと訴える。蔵之介も賛成し、慶一郎のパーティー開催日にファッションショーをやろうと言い出した。尻込みする“尼〜ず”たちだが、ジジ様(木南晴夏)はそれしかないと同意。ばんばさん(松井玲奈)、まやや(内田理央)はジジ様に儲けが出たら趣味の品を買えるかもと言われてやる気になった。

内田理央/「海月姫」第5話より(C)フジテレビ
内田理央/「海月姫」第5話より(C)フジテレビ
作戦会議を始めるが、販売用のドレスを作るためには“尼〜ず”たちでは手に余る。そこで縫製のプロを雇うことになった。すると千絵子は友人にプロがいると月海たちを連れて頼みに出かける。

月海たちが通された千絵子の友人、ノムさん(安達祐実)の部屋にはたくさんの人形が飾られていた。ノムさんの服作りは人形専門。しかし、ノムさんの力量は本物でクラゲのドレスを気に入って即座に人形用の型紙を作る。人間用ドレスに協力してくれたらデザインを人形にも使って良いと千絵子が条件を出すと、ノムさんは了承した。

こうして月海たちは本格的なドレス作りに着手。蔵之介はショーの会場探しを始める。

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