<DISH//インタビュー>内気な自分に打ち勝ち掴んだ栄光 全員20代でこれからどうなる?
2018.02.15 18:00
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5人組ダンスロックバンド・DISH//がモデルプレスのインタビューに応じた。1月にメンバーの矢部昌暉が二十歳の誕生日を迎え、全員が20代となった彼ら。今回は、新曲「勝手にMY SOUL」のミュージックビデオ(以下、MV)の内容にちなみ、成長したことなどを語ってもらった。
2月21日リリースの新曲「勝手にMY SOUL」はテレビ東京系アニメ「銀魂」銀ノ魂篇のオープニングテーマにもなっており、「銀魂」ファンからも注目を集めている作品。人気アニメのオープニングテーマに、メンバーが思うことは?
MVは、歌詞の世界観を再現し、過去の自分と対峙して戦っていくストーリー。穏やかな日に別れを告げ、魂燃やして新たな戦いに挑むDISH//の2018年ともリンクする内容となっているが、ストーリーにちなみ、活動を通して克服したこと、変わったことを聞いてみた。
北村匠海(以下、北村):ロックな曲調ですが、ポップというかキャッチーな部分もあり、ダンスロックバンドとしてのDISH//らしさが詰め込まれています。2018年になり、5人のDISH//として1年が経ちましたが、今後さらに“ダンスロックバンド”DISH//として磨きがかかるんじゃないかな。そんな僕達を引っ張っていってくれるシングルになりそうです。
― アニメ「銀魂」銀ノ魂篇のオープニングテーマにもなっていますが、いかがですか?
橘柊生(以下、橘):原作の漫画とアニメを見ているのですが、「銀魂」にぴったりな曲だなと思いました。ファンの方からも「ぴったり」といった声をいただけており、好評なようです。また、この曲をきっかけに「ANI-ROCK FES. 2018」の銀魂LIVE CARNIVAL 2018にも出演させていただくことができ、嬉しいです。
矢部昌暉(以下、矢部):アニメが始まったのは僕達が小学生の頃。「銀魂」を見ていたのでオープニングテーマを担当させていただけることは光栄です。アニメの主題歌は久しぶりとなりますが、自信のある楽曲でオープニングテーマを担当させていただけることになりました!
泉大智(以下、泉):表題曲の「勝手にMY SOUL」もかっこいいですが、個人的にはカップリングの「BEAT MONSTER」もお気に入りなので、注目してほしいです。
泉:僕はDISH//に加入して1年なのですが、みんなコミュニケーションが激しい(笑)!もともと人見知りの性格であまりしゃべる方ではないのですが、深く付き合えています。今では家族みたいな存在です。
北村:DISH//として活動を始めたころは本当に無知でした。ですが、いろんなことに対して目を向けるようになって、世の中のニュースに関心を持ったり、本を読むようになったりと、少なからずいろんな知識を得ました。これがライブなど、仕事につながっているので、良い方向に変われたかなと思ってます。しゃべるようにもなれましたね。昔は取材を受けても誰もしゃべれないということもありました(苦笑)。
小林龍二(以下、小林):匠海が引っ張ってくれる部分はありますね。結成当時は本当に内気だったけど(笑)。僕は、最初は全然興味を持ってなかった楽器のことがすごく好きになりました。楽器に触れたこともなかったですし、自分が弾いているベースもよく知らないくらいで(苦笑)。でも、きっと今楽器が好きになれたのは、このメンバーでやっているからこそだと思うんです。自分にとって大きい変化ですね。もともと僕、夢がなかったんですよ。夢が叶うことも知らなかったですし「夢なんて」と思っていた部分もありました。ですが、活動を通して「夢って叶うんだ」と思ったし、どんどん希望が見えるようになりました。
橘:僕も人と関わることが好きになりました。昔は人と関わることが苦手で…。自分から歩み寄ろうとすることがあまりなかったのですが、自分から輪を広げることができるようになり、色んな人と会話するのが好きになりました。ラジオを始めたことが大きいかと思います。
矢部:僕は人前に出ることが苦手で…。今でもみんなが聞いている中で、1人で話すことが少し苦手なのですが、DISH//の活動でライブに出会えて、少し変わったというか。活動の中でもライブは大事ですし、お客さんの生の反応が返ってくるライブが大好きです。DISH//のライブ以外にも、舞台に出演させてもらっていて、あんなに人前に出るのが苦手だった僕が、DISH//と出会って人前に出る仕事をしていると思うと、自分でも「すごいな」「変わったな」と感じます。
― 内気な性格を克服されたメンバーが多いように思います。
北村:打ち解けたら大丈夫なのですが…。ライブも昔は柊生と昌暉がMCをやってくてれいて、僕と龍二は真ん中で一言もしゃべらないといった感じで…(苦笑)。
小林:ずっと水を飲んでました(笑)。
北村:本当に全くしゃべらずで…。僕がいうのも何ですが、MCの2人も当時はひどいもので(笑)。
橘:当時は当時でおもしろかったけどね。昌暉と2人でずっとしゃべっていて(笑)。
矢部:僕自身、苦手ではあったのですが、長男ということもあって、グループでは最年少だけど「しっかりしなきゃ」「がんばろう」という気持ちを持っていました。
北村:いろんなことがありましたね。グループとしても、個人としても。新しいスタートを切った年でしたが、DISH//として過ごす時間が少なかったような気がしています。そこで、メンバー同士いろんな話し合いをしながら進んだ1年になりました。今思えば、そういう時間も必要だったのかなって。グループについて考える時間も前に進むためには必要な時間だと思うので。
泉:加入して1年になりますが、すごく楽しかったのであっという間でしたね。やはりバンドとして活動できる場所があるのは嬉しいですし。1週間で4曲を覚えたこともあり、曲を覚えるのは大変でしたが、楽しいというほうが大きいです。
矢部:僕へはこれと言ってなかったです…。龍二は誕生日メッセージをくれましたが、あとは…(苦笑)。
北村:一番年上の柊生が二十歳になったとき、年下の僕からしたらすごい重みがありました。龍二が二十歳になったときは「二十歳かぁ」という感じ。自分が二十歳になったときはこれといった変化もなく、イベントはやりましたが、メンバーからの祝福もとくになしで(笑)。
矢部:去年の11月、匠海が二十歳になったとき、ふざけて「昌暉1人だけ10代だから4人で楽しもうぜ!」といった雰囲気になっていましたが、それぞれ個人の活動で忙しく、なかなか集まれないまま、僕も二十歳になりました!
― 全員が20代ということ心境の変化などはありますか?大人なDISH//が目指す姿を教えてください。
北村:いろんなことに目を向けていかないといけないと思っています。大人としてというか、DISH//として前に立っているのは僕達なので、その責任も伴ってきますし。大人になるにつれて、自己プロデュースを自分たちの意志でさらに明確に形にしていくことが大事だと思います。力をつけて僕らが思い描くものでお客さんを満足させたいですね。
小林:グループが成長していく中で、それぞれDISH//でやりたいことが出てきました。それがみんな同じ方向を向いているので、DISH//は今すごく良い方向に進んでいるように思います。可能性無限大のダンスロックバンドなので、もっともっと磨きをかけていきたいです。
― ありがとうございました。
もともと口下手で人見知りの性格のメンバーが多いDISH//のようだが、取材時の彼らはとても明るく、その目はキラキラと輝いている。ライブではダンスロックバンドとしてバンド演奏、ダンスはもちろんのこと、笑いを誘うトークやコントまでも繰り広げる。そのエンターテイナーとしての才能に驚かされるが、ここに至るまでには「変わろう」という思いと努力があったはず。
全員が20代に突入した今年、力をつけた彼らは次のステージに向かう。すでに作詞作曲などにメンバーが携わっているが、これから先、どんな姿を見せてくれるのか楽しみだ。(modelpress編集部)
2011年12月に結成。2013年6月にソニー・ミュージックレコーズよりシングル「I Can Hear」でメジャーデビュー。
歌やバンド演奏、ダンスに加え、トークやコントなど盛りだくさんのライブは人気で、4年連続5回、元日に日本武道館で単独公演を 開催する盛況ぶり。その2017年元日の日本武道館ライブで新メンバー・泉大智 (Dr)の加入を発表。
5人は俳優活動も行い、なかでも北村匠海は2016年に映画4本に出演し、TVドラマでは日本テレビ系「ゆとりですがなにか」やTBS系「仰げば尊し」にメインキャストでレギュラー出演。昨年は映画「君の膵臓をたべたい」が大ヒットし、現在放送中のフジテレビ系ドラマ「隣の家族は青く見える」に出演中。
MVは、歌詞の世界観を再現し、過去の自分と対峙して戦っていくストーリー。穏やかな日に別れを告げ、魂燃やして新たな戦いに挑むDISH//の2018年ともリンクする内容となっているが、ストーリーにちなみ、活動を通して克服したこと、変わったことを聞いてみた。
DISH//がアニメ「銀魂」のオープニングテーマ歌う!
― 2018年第1弾シングルとなる「勝手にMY SOUL」ですが、特徴を教えてください。北村匠海(以下、北村):ロックな曲調ですが、ポップというかキャッチーな部分もあり、ダンスロックバンドとしてのDISH//らしさが詰め込まれています。2018年になり、5人のDISH//として1年が経ちましたが、今後さらに“ダンスロックバンド”DISH//として磨きがかかるんじゃないかな。そんな僕達を引っ張っていってくれるシングルになりそうです。
― アニメ「銀魂」銀ノ魂篇のオープニングテーマにもなっていますが、いかがですか?
橘柊生(以下、橘):原作の漫画とアニメを見ているのですが、「銀魂」にぴったりな曲だなと思いました。ファンの方からも「ぴったり」といった声をいただけており、好評なようです。また、この曲をきっかけに「ANI-ROCK FES. 2018」の銀魂LIVE CARNIVAL 2018にも出演させていただくことができ、嬉しいです。
矢部昌暉(以下、矢部):アニメが始まったのは僕達が小学生の頃。「銀魂」を見ていたのでオープニングテーマを担当させていただけることは光栄です。アニメの主題歌は久しぶりとなりますが、自信のある楽曲でオープニングテーマを担当させていただけることになりました!
泉大智(以下、泉):表題曲の「勝手にMY SOUL」もかっこいいですが、個人的にはカップリングの「BEAT MONSTER」もお気に入りなので、注目してほしいです。
人見知り・口下手…DISH//メンバーが克服したこと
― 「銀魂」の世界観に合った「勝手にMY SOUL」。MVでは過去の自分と対峙して戦っていくストーリーが描かれていますが、これまでの活動を通して、変わったことや克服したことを教えてください。泉:僕はDISH//に加入して1年なのですが、みんなコミュニケーションが激しい(笑)!もともと人見知りの性格であまりしゃべる方ではないのですが、深く付き合えています。今では家族みたいな存在です。
北村:DISH//として活動を始めたころは本当に無知でした。ですが、いろんなことに対して目を向けるようになって、世の中のニュースに関心を持ったり、本を読むようになったりと、少なからずいろんな知識を得ました。これがライブなど、仕事につながっているので、良い方向に変われたかなと思ってます。しゃべるようにもなれましたね。昔は取材を受けても誰もしゃべれないということもありました(苦笑)。
小林龍二(以下、小林):匠海が引っ張ってくれる部分はありますね。結成当時は本当に内気だったけど(笑)。僕は、最初は全然興味を持ってなかった楽器のことがすごく好きになりました。楽器に触れたこともなかったですし、自分が弾いているベースもよく知らないくらいで(苦笑)。でも、きっと今楽器が好きになれたのは、このメンバーでやっているからこそだと思うんです。自分にとって大きい変化ですね。もともと僕、夢がなかったんですよ。夢が叶うことも知らなかったですし「夢なんて」と思っていた部分もありました。ですが、活動を通して「夢って叶うんだ」と思ったし、どんどん希望が見えるようになりました。
橘:僕も人と関わることが好きになりました。昔は人と関わることが苦手で…。自分から歩み寄ろうとすることがあまりなかったのですが、自分から輪を広げることができるようになり、色んな人と会話するのが好きになりました。ラジオを始めたことが大きいかと思います。
矢部:僕は人前に出ることが苦手で…。今でもみんなが聞いている中で、1人で話すことが少し苦手なのですが、DISH//の活動でライブに出会えて、少し変わったというか。活動の中でもライブは大事ですし、お客さんの生の反応が返ってくるライブが大好きです。DISH//のライブ以外にも、舞台に出演させてもらっていて、あんなに人前に出るのが苦手だった僕が、DISH//と出会って人前に出る仕事をしていると思うと、自分でも「すごいな」「変わったな」と感じます。
― 内気な性格を克服されたメンバーが多いように思います。
北村:打ち解けたら大丈夫なのですが…。ライブも昔は柊生と昌暉がMCをやってくてれいて、僕と龍二は真ん中で一言もしゃべらないといった感じで…(苦笑)。
小林:ずっと水を飲んでました(笑)。
北村:本当に全くしゃべらずで…。僕がいうのも何ですが、MCの2人も当時はひどいもので(笑)。
橘:当時は当時でおもしろかったけどね。昌暉と2人でずっとしゃべっていて(笑)。
矢部:僕自身、苦手ではあったのですが、長男ということもあって、グループでは最年少だけど「しっかりしなきゃ」「がんばろう」という気持ちを持っていました。
泉大智加入から1年…DISH//の2017年
― そんな皆さんですが、様々な演出のライブをこなし、今では日本武道館で単独ライブを開催するまでに。また、泉さんが加入して1年が経ちましたが、この1年はいかがでしたか?北村:いろんなことがありましたね。グループとしても、個人としても。新しいスタートを切った年でしたが、DISH//として過ごす時間が少なかったような気がしています。そこで、メンバー同士いろんな話し合いをしながら進んだ1年になりました。今思えば、そういう時間も必要だったのかなって。グループについて考える時間も前に進むためには必要な時間だと思うので。
泉:加入して1年になりますが、すごく楽しかったのであっという間でしたね。やはりバンドとして活動できる場所があるのは嬉しいですし。1週間で4曲を覚えたこともあり、曲を覚えるのは大変でしたが、楽しいというほうが大きいです。
北村匠海&矢部昌暉が新成人 全員が20代に
― プライベートでは今年1月に矢部さんが二十歳になり、全員が20代に。お祝いをしたりしたことはありましたか?矢部:僕へはこれと言ってなかったです…。龍二は誕生日メッセージをくれましたが、あとは…(苦笑)。
北村:一番年上の柊生が二十歳になったとき、年下の僕からしたらすごい重みがありました。龍二が二十歳になったときは「二十歳かぁ」という感じ。自分が二十歳になったときはこれといった変化もなく、イベントはやりましたが、メンバーからの祝福もとくになしで(笑)。
矢部:去年の11月、匠海が二十歳になったとき、ふざけて「昌暉1人だけ10代だから4人で楽しもうぜ!」といった雰囲気になっていましたが、それぞれ個人の活動で忙しく、なかなか集まれないまま、僕も二十歳になりました!
― 全員が20代ということ心境の変化などはありますか?大人なDISH//が目指す姿を教えてください。
北村:いろんなことに目を向けていかないといけないと思っています。大人としてというか、DISH//として前に立っているのは僕達なので、その責任も伴ってきますし。大人になるにつれて、自己プロデュースを自分たちの意志でさらに明確に形にしていくことが大事だと思います。力をつけて僕らが思い描くものでお客さんを満足させたいですね。
小林:グループが成長していく中で、それぞれDISH//でやりたいことが出てきました。それがみんな同じ方向を向いているので、DISH//は今すごく良い方向に進んでいるように思います。可能性無限大のダンスロックバンドなので、もっともっと磨きをかけていきたいです。
― ありがとうございました。
もともと口下手で人見知りの性格のメンバーが多いDISH//のようだが、取材時の彼らはとても明るく、その目はキラキラと輝いている。ライブではダンスロックバンドとしてバンド演奏、ダンスはもちろんのこと、笑いを誘うトークやコントまでも繰り広げる。そのエンターテイナーとしての才能に驚かされるが、ここに至るまでには「変わろう」という思いと努力があったはず。
全員が20代に突入した今年、力をつけた彼らは次のステージに向かう。すでに作詞作曲などにメンバーが携わっているが、これから先、どんな姿を見せてくれるのか楽しみだ。(modelpress編集部)
DISH//プロフィール
北村匠海(Vo/G)、矢部昌暉(cho/G)、小林龍二(RAP/B)、橘柊生(Fling Dish/RAP/DJ/Key)、泉大智(Dr)の5人で構成された演奏しながら歌って踊るダンスロックバンド。2011年12月に結成。2013年6月にソニー・ミュージックレコーズよりシングル「I Can Hear」でメジャーデビュー。
歌やバンド演奏、ダンスに加え、トークやコントなど盛りだくさんのライブは人気で、4年連続5回、元日に日本武道館で単独公演を 開催する盛況ぶり。その2017年元日の日本武道館ライブで新メンバー・泉大智 (Dr)の加入を発表。
5人は俳優活動も行い、なかでも北村匠海は2016年に映画4本に出演し、TVドラマでは日本テレビ系「ゆとりですがなにか」やTBS系「仰げば尊し」にメインキャストでレギュラー出演。昨年は映画「君の膵臓をたべたい」が大ヒットし、現在放送中のフジテレビ系ドラマ「隣の家族は青く見える」に出演中。
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