藤田ニコル・橋本環奈、“まばたき忘れる”世界最高峰のパフォーマンスに興奮<インタビュー>(C)モデルプレス

藤田ニコル・橋本環奈、“まばたき忘れる”世界最高峰のパフォーマンスに興奮<インタビュー>

2018.03.15 20:30

280万人以上を動員し世界を魅了したシルク・ドゥ・ソレイユ創設30周年記念作品『ダイハツ キュリオス』日本公演を、スペシャルサポーターに就任した女優の篠原涼子、橋本環奈、モデルの藤田ニコル、アーティストのEXILE THE SECONDらが鑑賞。2月7日の日本公演開幕を祝したグランドオープニングイベントにて藤田と橋本がモデルプレスのインタビューに応じた。

『キュリオス』日本での公演開始

『ダイハツ キュリオス』日本公演のスペシャルサポーター(提供画像)
人間の持てる能力の限界まで追求したパフォーマンスと、生演奏、照明、舞台美術、衣装、振付に至る全てにこだわり、それらを融合させた芸術性の高さに世界中から高い評価を得ているシルク・ドゥ・ソレイユ。1984年にカナダ・ケベックで誕生してから30周年を迎えた2014年、記念すべきアニバーサリー作品として『キュリオス』は開幕した。

『キュリオス』は、「好奇心」「骨董品」という意味を持つ言葉。舞台は19世紀の産業革命の時代を彷彿させながら、近未来を感じる雰囲気。目に見えない世界が存在すると信じているシーカー(主人公)が、あちこちから集めた骨董品などのコレクションの中から間に合わせのアイテムで作った機械の世界に足を踏み入れるところからストーリーが始まる。

風変りなキャラクターたちが主人公の想像力を刺激しようと、詩やユーモアで世界をひっくり返そうとした時、骨董品たちが目の前で命を宿していく。―

2014年の開幕以来、モントリオール、シカゴ、ニューヨークなどで280万人以上の観客を魅了してきた珠玉のサーカス・エンターテインメント『キュリオス』は、今回が日本初公演となる。

『キュリオス』バンクーバー公演会場の様子(C)モデルプレス

藤田ニコル「まばたきを忘れるくらいガン見」

藤田ニコル(C)モデルプレス
― 今回、シルク・ドゥ・ソレイユをご覧になったのは初めてと聞きました。

藤田:こういったショーを見るのは初めてだったんです。本当に飽きる暇が無くて、ずっとビックリしていました!笑いもしたし、感動もしたし、すごく楽しかったです。

― お気に入りの演目はありましたか?

藤田:シアター・オブ・ハンズ(※1)がすごく感動しました。指だけであんなに表現できるってすごいなって。手だけなのに、本当に人間が踊っているように見えるんですよ!帽子とかもかぶっていて、さらに人間っぽくて。

(※1)シアター・オブ・ハンズ
― 本当にすごかったですね!お気に入りのキャラクターはいましたか?

藤田:「ニコル」に名前が似ているので、ニコ(※2)ですかね。勝手に近い感じがしていて(笑)。

― 確かに(笑)。Instagramではトレーニング動画などもUPされていますが、「チャレンジしてみたい!」という演目はありましたか?

藤田:アクロネット(※3)のトランポリンはすごく楽しそうでした!トランポリンはちょっとやったことがあるんですけど、あんなに大きな所でやったらすごく気持ちいいんだろうなって。すごく開放的だと思うし。

(※2)ニコ
(※3)アクロネット
― すごく高くまで飛んでいましたね。ファッションはいかがでしたか?

藤田:エアリアル・バイシクル(※4)の女性の衣装とか、コントーション(※5)のお魚さん(?)たちとか、すごく可愛かったです!タイツの柄はすごく細かくて見たことがないような模様だったし、やっぱり女性の衣装はすごく可愛かった。ロシアン・クレードル(※6)の女性の衣装はよく見たらキラキラしてたりして。

(※4)エアリアル・バイシクル
(※5)コントーション
(※6)ロシアン・クレードル
― 今日のファッションも『キュリオス』を意識して?

藤田:はい、『キュリオス』を意識して選びました。ストライプのイメージがあったので、例えば『キュリオス』を観に来たり、お台場に遊びに来る時は“キュリオス感”を出したファッションをするだけでも、すごく気分が上がると思います。私のファッションも参考にしてもらえたら!

藤田ニコル(C)モデルプレス
― それでは最後にこれから『キュリオス』をご覧になる方へメッセージをお願いします。

藤田:本当に全部の演目がすごくて、まばたきを忘れるくらいガン見していました。しっかり、ぜーんぶ見てほしいです!大きな演目をしている時も、メインキャラクターがステージの隅で演技していたりとか、すごく細かい所までこだわっているんですよ。始まった時も客席の後ろから楽器を持った方が出てきたりとか、色んなところを見渡してください。本当に色んなことしているので(笑)。そうするとより世界観に浸れるんじゃないかなって思いますね。

― 2回観るのも楽しそうですね。

藤田:絶対楽しいと思います!1回目は初めてだから中央の演目に目を奪われると思うんですけど、2回目なら周りで動いているキャラクターをみたり、衣装にも注目できるんじゃないかなって。あと今回鑑賞した位置が真正面だったので、キャラクターたちとすごく目が合いました(笑)。きっと席によって見え方も変わるんじゃないかなと感じます。

― ありがとうございました。

藤田ニコル(C)モデルプレス

橋本環奈「こっちまで飛んできそう」

― バンクーバーでは一足先に『キュリオス』をご覧になりましたが、日本公演はいかがでしたか?

橋本:少し変わってるように感じました。シルク・ドゥ・ソレイユって言葉を発さない演目が多いので、日本語のトークもすごく意外で。日本語になるとこんな風になるんだって発見もありました。でも『キュリオス』の迫力や壮大さというのは変わらなくて、全ての演目が違うにも関わらず全てが『キュリオス』という作品としてまとまった美しさを感じました。

― 2回目だからこそ気付いたことも?

橋本:ありました!最初は『キュリオス』の迫力に圧倒されて…。今回は「小道具はこんな風になっているんだ!」って細部にまで注目できました。前回よりも座る位置が近かったので小道具の作り込みはやっぱりすごいなって。

橋本環奈(C)モデルプレス
― 座る場所によっても変わりそうですよね。

橋本:そうですね。ステージが円形になっているのでどの位置から見ても面白いし、席が変われば新しい発見もあると思います。今回は2列目のど真ん中だったので、バンキン(※7)やロシアン・クレードルの演目なんて、こっちまで飛んできそうなくらい迫力がありました(笑)。

― (笑)。改めて、すごく息が合っているのを感じますね。

橋本:そうですね。ロシアン・クレードルは実際の夫婦だし、エアリアル・ストラップ(※8)は双子の兄弟がやられているので、だからこそすごく息が合っていて。

(※7)バンキン
(※8)エアリアル・ストラップ
― 近いとパフォーマーの掛け声が聞こえたりも?

橋本:聞こえました!それに目で合図したり、阿吽(あうん)の呼吸があるのを近いと感じるんです。それを知るとよりシルク・ドゥ・ソレイユの奥深さを感じますね。

― 前回のインタビューではバンキンが一番おすすめというお話をされていましたが、その迫力は日本でも変わりませんでしたか?

橋本:全然変わっていなかったです!本当にあの迫力って人間業なのかなって疑うくらいで。バンキンの演目って他の作品でもやられてきているからこそ、パフォーマーの思い入れも感じました。他の演目は命綱を着けるんですけど、バンキンはなくて。だから会場がハラハラ感で一体になるんですよね。そこから成功した時のふっと緊張が解ける瞬間ってみんな同じだと思うんです。

橋本環奈(C)モデルプレス
― バンクーバーの時はマチューさん(※9)に密着されていましたが、日本でお会いになりましたか?

橋本:まだ会えていないんですよ。でも私マチューさんのInstagramを見てて、メイクの画像とかも載せていたので「NICE!」ってコメントしたんですよ。そしたらコメント返ってきて「観に来るの?」って聞かれたので、「明日行きます!」って(笑)。

(※9)ミスター・マイクロコスモス役として登場。アクロネットでは華麗なトランポリンの技を披露する。
カナダ・バンクーバーでマチューに密着取材をした橋本環奈(C)モデルプレス
マチュー演じるミスター・マイクロコスモス/Photo:Ryuichi Oshimoto
― そんなやり取りが(笑)。それでは改めて『キュリオス』をこれから観に来る方にメッセージをお願いします。

橋本:30周年作品は今までの集大成なので、シルク・ドゥ・ソレイユを観たことがない方にこそ『キュリオス』は観て欲しいです。あのパフォーマンスは誰が観ても圧倒されるし、感動すると思うので。私自身もサポーターを務めさせて頂く事によって、より『キュリオス』を知って大ファンになりました!

― 初めての方は価値観が変わるかもしれないですね。

橋本:2月で19歳になったんですけど、こんなすごい作品に10代で出会えることってなかなかないと思うんです。受け取り方って人によって様々だと思うんですけど、だからこそ感性が磨かれるような気がして。演目やストーリーのすごさもあるんですけど、シルク・ドゥ・ソレイユを観ていると私はパフォーマー同士の絆みたいなものもすごく感じることができました。

― ありがとうございました。

橋本環奈(C)モデルプレス
(modelpress編集部)[PR]提供元:株式会社フジテレビジョン

公演スケジュール

【東京公演】
2018年2月7日(水) ~ 7月8日(日) 全201公演
【大阪公演】
2018年7月26日(木) ~ 10月29日(月) 全132公演
【名古屋公演】
2018年11月22日(木) ~ 2019年1月27日(日) 全93公演
【福岡公演】
2019年2月15日(金) 〜 3月31日(日) 全64公演
【仙台公演】
2019年 4月 ~

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