<GENERATIONS片寄涼太インタビュー>「僕めちゃくちゃ泣いてます」今振り返る“兄こま” 続くキャストとの交流「新年会が実現したら絶対撮りたい」ものとは?
甘いルックスと歌声で若い女性を中心に支持を得ているGENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太(23)。2017年公開の映画「兄に愛されすぎて困ってます」(=兄こま)への出演で、俳優としての注目がぐっと上がり、今後は演技の世界での活躍も期待されている。今回モデルプレスでは、同作のDVD&Blu-ray(1月10日発売)の発売を記念して、片寄にインタビューを実施。「兄こま」キャストとの交流秘話、俳優としての今後…作品を振り返りながらたっぷりと話を聞いた。
<片寄涼太インタビュー>「兄こま」“お兄”役で俳優として注目
夜神里奈作・同名少女まんが(小学館「Sho-Comi」)を実写映画化した同作は、いつも自分のことを第一に想ってくれて、守ってくれるオトナな年上イケメン“兄系イケメンズ”たちが次々と登場する、甘く切なく少しキケンな“愛されすぎラブストーリー”。“兄系イケメンズ”に愛されすぎな主人公・橘せとかを土屋太鳳、実は誰よりも妹想いのヤンキー系ツンデレイケメン兄・橘はるか役を片寄、初恋の相手の“毒舌なセレブ研修医”芹川高嶺役を俳優の千葉雄大、ホスト系スウィートBOY・美丘千秋役を草川拓弥(超特急)、ヘタレ系塩顔男子・芹川国光役を杉野遥亮がそれぞれ演じた。映画の公開に先駆けドラマ版も放送され、公式ツイッター20万人超・公式インスタ17.2万人(公開時)とティーンから圧倒的人気を集めた「兄こま」。片寄にとって、これがスクリーンデビューとなり、2014年放送のドラマ「GTO」(関西テレビ・フジテレビ系)以来、約3年ぶりの俳優活動として話題となった。
「○○すぎて困ってます」も定番に
― 映画、ドラマの撮影は2016年。早いですね。片寄:もう一昨年のことですもんね…早いです。
― 改めて振り返ってみると、片寄さんにとって「兄こま」とは?
片寄:素敵な仲間に出会えた作品でもありましたし、素敵なチャンスにも繋がった作品でもあります。本当に感謝しかないです。どう恩返ししたらいいのか、分からなすぎて困ってます。
― 「○○すぎて困ってます」もひとつの定番になりましたね。
片寄:何か恥ずかしいですね(笑)。自分にとっては、初めての映画でしたし、GENERATIONSの「空」も主題歌に起用していただいて、思い入れも強いです。公開された2017年は、ひとつ節目になったのかなと思います。
― 以前、「兄こま」についてインタビューさせていただいたときは、公開前でした。公開前後で、環境も変わったのでは?
片寄:この2年、ありがたいことに、色々なことが起こりました。欲を言えば、少しずつでもさらに広がってくれればいいなと思いますし、色々なところに行って「兄こま」で僕のことを知ったと言ってくれる方とお会い出来れば、さらに実感が沸くのかなと。そういう意味では、ライブで「お兄」と呼んでくださるファンの方がいるとか、そういう変化は感じています。
― 初の映画で、ソロでのイベント出演なども多かったと思いますが、自信がついた部分や自分の中で変わった部分はありますか?
片寄:度胸がつきました。舞台挨拶でせとかを夏デートに連れて行って最後の決め台詞を自分で決めるって企画があったんですけど、メンタルが鍛えられました。1人で現場にいたり仕事をさせてもらったり、本当にいい経験でした。グループの活動だけだと出会えなかった人達にたくさん出会えて、勉強にもなりました。キャストもスタッフもそうですが、出会う人が増えると自分を客観視できるようになるというか。「自分たちってこう見えてるんだな」「こういう風に見えがちなのかもしれない」とか色々なことを知ることができて、影響や刺激を受けました。
今も続く「兄こま」交流 新年会で「絶対撮りたい」ものとは?
― SNSなどでも報告されていますが、共演者の方々とは今でも仲が良く。片寄:そうですね。俳優の方々と知り合えたというのも大きな変化です。このあとも太鳳ちゃんの舞台を観に行きます。
― 「兄こま」ファンにとっては、嬉しい交流ですよね。
片寄:色々な考え方をされる方ももちろんいるとは思うんですが、喜んでくださる方がいるのをみると、作品が愛された証拠だなと思います。年末も忘年会をやろうって話をしていたんです。
― それは誰発信で?
片寄:元々話が上がっていたんですけど、千葉さんが「兄こま」のグループトークで、「ねえ、本当にやるの?」って。最年長に駄々こねられました(笑)。結局実現はしなかったんですけど、新年会ができればいいなと思います。あとは、「兄こま」DVD打ち上げ会とか。
― キャストが集まって「兄こま」鑑賞会も楽しそうですね。
片寄:皆で観るのは楽しいです。「兄こま」をつまみに飲む、みたいな感じで懐かしんで。前に皆で観たときも「あのときこうだったよね」とか「この日クランクインだったんだ」とか、そういう話をしていました。
― 本当に仲良し。
片寄:仲良いです(照)。この間も千葉さんのお家にお邪魔しました。杉野が先にいて、僕があとから合流して。そのときはただただ飲んでました。僕は次の日仕事だったんですけど、2人は休みだったので「もっと飲んで、いいんじゃないですか?」って勧めて帰りました(笑)。
片寄:1時間位しか居れなかったので、嵐のように(笑)。杉野はお酒を飲むと、すぐ寝ちゃうんですよ。だから2人で怒る(笑)。前に杉野だけ次の日休みで、一人飲んで寝てるときがあったので「何で一番に寝てるんだよ!」って2人でツッコんでました。
― (笑)。先程、土屋さんの舞台を観劇されるとおっしゃっていましたが、共演者の方々の作品は意識的しますか?
片寄:お誘いしていただくこともありますし、タイミングがあえば観ます。意識は、CMとかだとします。「太鳳ちゃんCMたくさん出てるな」とか、目に入りやすい部分なので。杉野がお米のCMに出ていたときは、「新之助」ってキャラクターだったので、あだ名がそれでした。「新之助」って連絡したら、「千葉さんと同じこと言うんだね」って返ってきました(笑)。
― 逆に「○○観たよ」など、連絡がくることは?
片寄:音楽番組に出演すると連絡をもらうことが多いです。年末は特に多かったです。グループトークで「ピーカーブーダンス」(※GENERATIONSの最新シングル「BIG CITY RODEO」のサビの振り付け)を踊った動画を送ってって言ってるんですけど、なかなか来ない…。
― 「兄こま」キャストで!楽しそう!ぜひ、新年会で!
片寄:新年会が実現したら絶対撮りたいです!
片寄涼太が涙「僕めちゃくちゃ泣いてます」
― エピソードから仲の良さが伝わります。片寄:それこそ、DVDには舞台挨拶の裏側も収録されているので、空気感とか仲の良さが伝わると思います。最初のキックオフイベントからほぼ全部入っているんです。
― 懐かしいですね。
片寄:キックオフイベントから始まり、完成披露、初日舞台挨拶…千葉さんが地元の仙台に行かれたイベントとか、僕が知らない部分も今回観れて嬉しかったです。作品とはまた違う「兄こま」の世界観を楽しんでいただきたいです。
― 特に注目してほしいポイントは?
片寄:やっぱり手紙です。舞台挨拶で太鳳ちゃんに向けてイケメンズ4人が手紙を贈ったんですけど、そのあとに太鳳ちゃんからも4人に手紙を贈るってシーンがあって、僕涙してるんです。
― それは取材が入っていない舞台挨拶ですか?
スタッフ:そうです。DVDのみで。
片寄:マスコミさんが入ってないので、今まで出てないものなんですよ。僕めちゃくちゃ泣いてます(笑)。恥ずかしいですけど、それまでの全ての思いがそこに詰まっているので、ぜひ注目していただきたいなと思います。
― それは貴重ですね。片寄さんは、よく泣くタイプですか?あまり泣かないタイプですか?
片寄:ほとんど泣かないです。「兄こま」のクランクアップでも泣かなかったですし、映画を観ても全然泣かないですし。
― それだけこみ上げるものがあったということですね。
片寄:その前に泣いたのが半年以上前ですね。なので、ぜひその貴重な涙を。
“俳優・片寄涼太”としての今後
― “俳優・片寄涼太”としての目標を教えてください。片寄:お芝居の世界にはずっと挑戦していきたいという気持ちが明確にあるので、チャンスをいただけるのであれば、それに全力を注いでいきたいです。
― 具体的に演じてみたい役柄は?
片寄:一芸に秀でている役。先生とかピアニストとか美容師とか警察官とか、手に職があるキャラクターを演じてみたいです。そういう役ってその分、準備もたくさんしないといけないと思うんです。本物にこだわりながらも、エンターテイメントとしてどうお芝居をしていくのか。そういう苦労を経て、一つの作品に臨んでみたいです。
― 追求することが好きなタイプですか?
片寄:好きです。やるならきっちりやりたいです。でも、その真面目さゆえに自分を苦しめてる部分もあって…元々小学生くらいの頃から完璧主義で、中学生のときも塾のテストで100点を取らないと気持ち悪いって思ってた時期があったんですよ。先生にも「お前毎回100点取ろうとしてんちゃうの?」って言われてことがあるくらいです。
― とてもストイックな…。
片寄:その塾の先生の言葉で少し気持ちは楽になったんですけど、いまだに完璧主義な部分は残ってます。その中でも、器用に平均点より上を目指しながら、それをキープし続けるっていうのが、自分にとってのこれからの課題かなと思っています。
― では、最後に2018年の個人活動への意気込みと、ファンの方へのメッセージをお願いします。
片寄:2017年はよりたくさんの方々に知っていただけた年になったと思いますし、たくさんの方々に出会えた年になりました。2018年は、ずっと応援してくださっている方々も一緒になって、また自分自身の夢、グループの夢に挑戦していけたらなと思います。その中で、さらにたくさんの方々に知ってもらって、少しずつ片寄涼太の輪、GENERATIONSの輪が広がっていく1年にしたいです。今年もよろしくお願いします。
― ありがとうございました。
飛躍の2017年から2018年へ
2018年はGENERATIONSとして、1月1日に初のベストアルバム「BEST GENERATION」をリリースしたほか、春からは初の単独ドームツアー「GENERATIONS LIVE TOUR 2018“UNITED JOURNEY”」を開催。“飛躍の年”となった2017年から、2018年へ。今年はどんな“片寄涼太”を見せてくれるのか…さらなる挑戦へ期待が高まる。(modelpress編集部)
片寄涼太(かたよせ・りょうた)プロフィール
1994年8月29日生まれ、大阪府出身。2010年に行われた「VOCAL BATTLE AUDITION 2 ~夢を持った若者達へ~」への参加をきっかけにGENERATIONS from EXILE TRIBEの候補生に選ばれ、2012年正式メンバーに決定。同年11月21日、シングル「BRAVE IT OUT」でメジャーデビューを果たす。俳優デビューは2014年7月期連続ドラマ「GTO」(関西テレビ)。映画「兄に愛されすぎて困ってます」DVD&Blu-ray概要
発売日:2018年1月10日豪華版<初回限定生産>
枚数:本編1枚+特典ディスク1枚(豪華三方背ケース)
収録尺:本編約99分+特典映像
通常版
枚数:本編1枚+特典ディスク1枚
収録尺:本編約99分+特典映像
<ストーリー>
高校2年生のせとかは、初恋から現在まで告白12連敗中。そんなせとかの前にいろんなタイプのイケメンが現れた。
1人は他校の先輩・美丘千秋。女子全員をお姫様扱いしてくれるホスト系スウィートBOY。もう1人は、大学病院院長の息子で研修医、せとかの初恋相手でもある芹川高嶺。セレブ系でののしりタイプだけど大人の色気にドキドキがとまらない。高嶺の弟で幼なじみの国光や千秋の妹・千雪も巻き込んで、せとかは、突然のモテ期到来に大パニック。
一方、せとかと自分は血が繋がっていないことを知った兄・はるかは、今まで「妹を泣かせていいのは俺だけだ」と守ってきたつもりだったが、この想いがただの妹愛だけではないかもしれない、と自分の想いに戸惑いを隠せず―。
王子様みたいな彼と、天然系な親友。そして、ずっと憧れていた初恋の人と、いつも一番近くで見守ってくれる兄。せとかが本当に好きな人は、一体誰―!?
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