DOBERMAN INFINITY「過去最高に時間と労力をかけた超大作」で次のステップへ 来年は“さらに攻める”1年に<インタビュー>
KUBO-C、GS、P-CHO、SWAY、KAZUKIからなる5人組ヒップホップユニット・DOBERMAN INFINITY。今回は、11月22日に6th Single『あの日のキミと今の僕に』をリリースした彼らのインタビューをお届け。
今幸せな人には1番近くにいる人の大切さをこの曲を通して改めて感じてもらえれば、傷ついた経験を持つ人にはこの曲がそっと隣に寄り添うことができれば、という想いで制作された。
初のウィンター・ラブバラード「過去最高に時間と労力をかけた超大作」
― 今回のチャレンジはどのような想いから実現したのでしょうか?GS:自分たちとしては、ずっと隠し持っていた球をこのタイミングで投げることができたという感覚です。やっぱりDOBERMAN INFINITYって、HIP HOPやパーティってイメージが強かったと思うんです。今回のXmasソングみたいなバラード作品をやるなら、その意味やタイミングが一番大事だなと思っていました。前作でAK-69さんとのコラボ曲「Shatter」みたいな曲をリリースできた流れもあって、このタイミングだなっていうのはメンバーもスタッフも同じ気持ちだったと思います。DOBERMAN INFINITYとして新たな自分たちを模索する意味でも、この「あの日のキミと今の僕に」で次のステップに行けるのかなと思っています。そこにかける想いが強かったので、今回のシングルは過去最高に時間と労力をかけた超大作だったなっていう感想です。
KUBO-C:Xmasの時期になると街は幸せな男女で溢れますけど、もちろん恋人と別れた人や寂しい想いをしている男女もいるわけで。そういった人たちにも刺さるような冬のバラードにしたいということで、表題曲の「あの日のキミと今の僕に」を作らせてもらいました。
― 表題曲「あの日のキミと今の僕に」は切なさを感じさせるXmasバラードですが、改めて歌詞の世界観を教えてください。
SWAY:5人みんなで男女の恋愛を描いたんですけど、決して特別な世界観ではないと思ってます。彼女のためにいい飯を食べさせてあげたいとか、欲しいものを買ってあげたいとか、そうやってがんばってきたはずなのに、なぜか彼女は離れていってしまったという…。本当にありそうなストーリーだと思うんです。みんなで曲に登場する男性像や女性像をイメージしながら、ひとつひとつのセリフ、4年間というロングランなストーリーを何時間もかけて書いていきました。同じような経験をしてきた人はもちろん、これから同じような経験が待っているかもしれないという聴き方でも、心に沁みる曲になったと思います。実際に僕らも自分たちで書いた歌詞にジーンと来てたりします(笑)。
P-CHO:今回の歌詞は東京を舞台に書いたんですけど、聴く人にとっては東京じゃなくてもいいんです。ああ、「確かに男ってそういう生き物だね」みたいに聴いてもらえる曲だと思っています。彼女のために仕事をがんばって、欲しがっていたものを買ってあげて、おいしいご飯を食べさせてあげる。でも、それをするためにはしっかり仕事をしてがんばらなければいけない。つまり、彼女との時間が減るわけじゃないですか。女性からしたら、一緒にいる時間が一番大切だったのにっていう意見もありますよね。この男女間の歯車のズレみたいなものが、この楽曲のひとつのポイントになっています。Xmasシーズンに向けて届ける曲なので、カップルにはこれからも隣にいる人を大切にしていこうと思って欲しいですし、ひとりでいる人には過去に愛していた人をふと思い出すような、そういう曲になればと思って全員で作詞しました。
― DOBERMAN INFINITYにとって新境地とも言える楽曲ですが、実際のレコーディングで意識したこと、この曲だからこその挑戦は?
P-CHO:今まで通り自分たちのラップのスタイルだけでアプローチするよりも、少しメロディアスなアプローチが合うんじゃないかというところは認識しました。その結果、ストーリーが入ってきやすいラップになったと思います。5人それぞれのキャラを出すというよりは、僕たちが作ったストーリーや歌詞をどれだけリスナーのみなさんに届けられるかが今回は大事だった気がします。自分たちがストーリーテラーとなって、しっかり物語を伝えるっていうところを意識してレコーディングしました。
KAZUKI:実は当初ボーカルのパートで納得いくテイクがなかなか出なかったんですが、少し時間をもらって頭の中で主人公の気持ちや自分の恋愛観を照らし合わせてみて、その感情をすべて吐き出すように歌ってみたんです。そうしたら、もうぜんぜん違ったんですよね。感情が高ぶりすぎて、ブリッジの終盤とか本当にウルッと来ました。こんなにドラマ仕立ての曲を歌うのは初めてだったので、主人公の男性の気持ちと今の自分が持つ恋愛に対する価値観を照らし合わせながら歌いました。
2017年はどうだった?2018年はどうしたい?
― 今作が活動3年目最後の作品になります。2017年は、DOBERMAN INFINITYにとってどんな1年でしたか?SWAY:今年も濃い1年でした。昨年の幕張メッセのステージでバンド・ショウをやって、それを全国ツアーで展開したいというわがままも『DOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2017 “TERMINAL”』で叶った上に、ツアーでのお客さんとの距離感も最高でした。
GS:もちろんアリーナはアリーナで最高に気持ちいいんですけど、アリーナ・クラスのステージでは感じられない本当にいい距離感だったと思います。
SWAY:あと、今年は怒涛のツアー中にメキシコに行くという暴挙も(笑)。
P-CHO:あれは怒涛すぎましたね(笑)。
KUBO-C:初めて自分たち主催のフェス『D.Island 2017』も実現できました。
KAZUKI:そう考えると、今年はライヴが多かったかもしれないですね。その締めくくりが、リリース・イベント『DOBERMAN INFINITY Xmas Party』になるんだと思います。
― 活動4年目を迎える2018年は、どんな年にしたいですか?
KUBO-C:もちろんリリースは絶対にあるし、またツアーもやりたいと思ってます。
GS:主催するフェス『D.Island』をもっと進化させてたいですね。
SWAY:この3年間、もうこれ以上忙しいのはムリだろうっていうのを更新し続けてきたんですけど、このまま突き進んでいきつつ2018年はどうなっていくのか期待していただきたいですね(笑)。
GS:今回のシングル作品を出して、DOBERMAN INFINITYとして1周回った感じもしているというか。なので、次のDOBERMAN INFINITYのあるべき姿をもう一度改めて見直すべき1年になるのかなと思います。そこで問われるのは、DOBERMAN INFINITYらしさであり、自分たちにしかできないこと。やっぱり常に自分たちは新しいエンタテインメントを追求していかないといけないんだと思っています。この3年目の挑戦心とは違った新たな挑戦心を持つべき4年目になるんだろうなと思うと、ワクワクもしますけど、正直未知の領域への畏怖もあります(笑)。現状維持ではダメだと思うので、またさらに攻めていける4年目になればいいなと思っています。
(modelpress編集部)
DOBERMAN INFINITY(ドーベルマン・インフィニティ)プロフィール
2014年6月、DOBERMAN INC として活動して来た、KUBO-C、GS 、P-CHOの3人にSWAY 、KAZUKIが新メンバーとして加入。ユニット名をDOBERMAN INCから『DOBERMAN INFINITY』へ改名し、新たなスタートを切った。12月19日(大阪)、26日(東京)ではリリースイベントとなる「DOBERMAN INFINITY Xmas Party」の開催が決定。
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