「コード・ブルー」嬉しかった山下智久の言葉とは 天才ピアニスト役・田鍋梨々花、視聴者圧倒した演技までの“奮闘”語る(C)モデルプレス

「コード・ブルー」嬉しかった山下智久の言葉とは 天才ピアニスト役・田鍋梨々花、視聴者圧倒した演技までの“奮闘”語る

2017.09.17 07:30

18日に最終回を迎えるフジテレビ系月9ドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」(毎週月曜よる9時~※最終回は30分拡大)に出演しているモデルで女優の田鍋梨々花(たなべ・りりか/13)。同作で女優デビューしたにも関わらず、その演技力は初めて登場した2話から大きな反響を呼び、回を重ねるごとに注目を集めている。モデルプレスでは、彼女にインタビューを実施した。

  

藍沢耕作(山下智久)と天野奏(田鍋梨々花)のこれまで

田鍋が演じるのは、藍沢耕作(山下智久)が脳外科で出会った患者・天野奏(あまの・かなで)。将来を期待される天才ピアニストだが、脳に腫瘍があり、摘出手術をすれば命は守られるがピアノを弾けなくなるというリスクもあるため、奏自身は両親の意に反して手術を拒否。藍沢、そして現在の担当医・新海広紀(安藤政信)を悩ませていた。

その後、奏は藍沢の「君はとても強い。だから大丈夫だ」との言葉に背中を押されて手術を受けることを決めたが、容態が急変し、緊急手術をすることに。手術は無事に終わったかに思われたが、奏の手の震えは止まらず後遺症が残った。

田鍋梨々花(C)フジテレビ
実は、奏の手術中、別の患者が急変。奏の手術を抜け出さなければならなかった藍沢は、自分が戻り次第摘出を再開するよう指示を出すが、いざ戻ると新海が手術を終わらせていた。自分が最後まで執刀できなかったことを悔い、謝罪する藍沢だったが、奏は「私は藍沢先生に手術して欲しかった」と、藍沢に背中を押されて手術を決心していただけにショックを受けていた。

リハビリに励む奏だったが、ピアノはおろか、おはじきを裏返すことさえなかなかできない状態。そんな奏を見て声をかけられない藍沢は「自分だけが夢を追いかける訳にはいかない」と、世界屈指の医療水準を持つトロント大へ行くことを断った。

視聴者を圧倒した演技の裏に…

田鍋梨々花(C)モデルプレス
― オーディションを経て掴んだ奏役。最初に受かったことを聞いたときの心境を教えてください。

田鍋:全然自信がなくて、受からないだろうなって思っていました。でも、「受かった」と聞いたときはすごく嬉しかったです。家族もとても喜んでくれました。

― 出演発表時、プロデューサーは「特別な魅力を持った美少女」と絶賛していましたし、ネット上でも「天使が現れた」など注目を集めていますが、田鍋さん自身にはその反響が届いていますか?

田鍋:お友達に「コード・ブルー」ファンが多いので、私が出演するって発表されたときはすごく喜んでくれて応援してくれて、私も頑張らなきゃ!って思いました。

田鍋梨々花(C)モデルプレス
― 奏役としての手術前後の変化がとてもリアルで圧倒されました。とても難しい役だったと思いますが、どのようにして演技を作り上げたのでしょうか?

田鍋:私自身は、奏のような病気を経験したことがないので「本当に病気になっている子はどういう気持ちなのかな」って考えるようにしました。後は、私も同じ気持ちになって演技できるようになりたいって思って、奏のような人たちのインタビューを読みました。6歳くらいの子どもがガンになってしまったというお話を見て、私より小さいのに心がすごく強くて、病気と闘っている姿が印象に残りました。

― 演技の裏にはそんなアプローチがあったんですね。ピアノも素晴らしかったです。

田鍋:ピアノは未経験で、3~4ヶ月ぐらい前から練習し始めたので大変でした。

― ピアノは未経験だったんですね!劇中で、あれほど上手に弾いてたということは、かなり練習したのでは?

田鍋:お父さんにピアノを借りてきてもらって、時間があるときは常に触るようにしていました。弾けるようになるまではすごく難しいのですが、弾けるようになってくると楽しいです。

田鍋梨々花(C)フジテレビ

嬉しかった山下智久の言葉

― 田鍋さんは、山下さんとのシーンが多いと思いますが、共演するなかで何か思い出に残っていることはありますか?

田鍋:最初の撮影のときにすごく緊張していたのですが、山下さんが「覚えなきゃいけないことがたくさんあると思うけど頑張ってね」って声をかけてくれました。その時は今までで1番って言えるくらい緊張していたので、嬉しかったです。

― 撮影以外でもお話しすることは?

田鍋:山下さんから話しかけてくださるので、緊張していても自然とリラックスできてすごくありがたかったです。

― 劇中での絡みは山下さんと安藤さんがほとんどですが、ほかのキャストの方とは?

田鍋:比嘉(愛未)さんが前室で話しかけてくださったり、みなさんすごく優しいです。後、戸田恵梨香さんは、普段お話している時は明るく楽しい方なのですが、演技になると役に入り込んでいて、そのメリハリがすごいなって思いました。

田鍋梨々花(C)モデルプレス

モデルデビューから1年、今後は?

― 改めて、「ミスセブンティーン2016」グランプリ受賞と月9で女優デビュー、約1年間で大きく生活が変わったのでは?

田鍋:保育園の頃からモデルになりたかったので、中1のときに「ミスセブンティーン2016」グランプリを頂いて、モデルの仕事をさせていただいていることが嬉しくて、そこから、ちょっとずつ女優にも興味を持ち始めていたので、今はモデルも女優もやらせてもらえている事がすごく嬉しいし、ありがたいです。

― 「コード・ブルー」をキッカケに女優のお仕事も増えてくるかと思います。今後挑戦してみたいことは?

田鍋:実写化の役や、ちょっと悪い役など、とにかく色々な役にチャレンジしてみたいです。

田鍋梨々花(C)モデルプレス
― では、最後に田鍋さんの夢を叶える秘訣を教えてください。

田鍋:今回の奏の役でもそうですが、ピアノの練習など、努力は一番大事だと思います。私もほかの役をいただいたときに、その役にすんなり入り込めるように、自主練や色々な作品をたくさん見て努力していきたいです。

― ありがとうございました。

女優としての一歩を踏み出したばかりの13歳少女。インタビュー時も「今日テストなんです…テストの勉強したいなって思いつつピアノに行っちゃうんですけど」といたずらっぽく笑っていた。しかし、そこに“初々しさ”はあっても“たどたどしさ”はなく、むしろ堂々としていたように感じた。今後「特別な魅力」は益々輝きを増すに違いない。(modelpress編集部)

田鍋梨々花(C)フジテレビ
田鍋梨々花(C)モデルプレス

田鍋梨々花(たなべ・りりか)プロフィール

モデルプレスのインタビューに応じた田鍋梨々花(C)モデルプレス
生年月日:2003年12月24日
出身地:千葉県
身長:162cm
血液型:AB型
趣味:カエルグッズ集め、絆創膏集め、ショッピング
特技:和太鼓(三姉妹で習っている)

2016年に行われた雑誌『Seventeen』専属モデルオーディションにて、「ミスセブンティーン2016」グランプリを受賞。2017年には「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」で女優デビューを果たす。現在、DHC「薬用アクネコントロール」CM出演中。

「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」最終話あらすじ

地下鉄開通前の線路内で崩落事故が発生したとドクターヘリ要請が入った。藍沢耕作(山下智久)、白石恵(新垣結衣)、緋山美帆子(戸田恵梨香)、冴島はるか(比嘉愛未)、藤川一男(浅利陽介)、名取颯馬(有岡大貴)、横峯あかり(新木優子)、雪村双葉(馬場ふみか)たち救命チームが総動員体制で現場に向かう。心の傷が癒えていない灰谷俊平(成田凌)は患者の受け入れのために橘啓輔(椎名桔平)と病院に残った。藍沢たちが事故現場の蒔田中央駅コンコースに到着すると大人数でごった返している。開通記念の見学イベントが開催されていたため、一般参加者が300人もいたらしい。医療者たちの指揮を任された白石は、藍沢と藤川を地下2階の崩落現場へ向かわせる。冴島は思わず「行かないで」と藤川に言ってしまう。しかし、藤川は冴島を残して地下へと降りた。

藍沢、藤川から重症者の報告を聞いた白石は、2人にその場で治療を継続するよう伝える。新海広樹(安藤政信)も現場に来た。その頃、緋山と名取は藍沢たちとは別の地点で頭部外傷の妊婦を見ていたが助かりそうにない。緋山は傍にいる妊婦の夫に、母体は助からないが子供の命は救えるかもしれないと話す。

一方、治療を続けていた藍沢は肩口に地下水が滴り落ちていることに気づいた。次の瞬間、頭上から大量の土壌が崩れ落ちて来る。地下2階で再崩落が発生してしまった。患者だけではなく消防などの救助隊、そして藍沢たち医療者は無事なのだろうか…。

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