モデルプレスのインタビューに応じたスダンナユズユリー(C)モデルプレス

スダンナユズユリー、E.G.family始動で変化は?「別のグループではできないこと」を目指して…3人が描く夢<モデルプレスインタビュー>

2017.08.10 19:00

E-girls/HappinessのパフォーマーのYURINO須田アンナ、E-girlsヴォーカルの武部柚那からなる1ヴォーカル&2MCスタイルの新ユニット・スダンナユズユリーが、モデルプレスのインタビューに応じた。3月に「OH BOY」でデビューを果たした彼女たちは、8月9日に2ndシングル「CALL ME NOW」をリリース。今回のインタビューでは、新曲の制作秘話はもちろん、ファンの間で「真似したい」と注目のヘア・メイク・ファッションの秘密を探った。

  

最新曲は“かわいいお願いごと”がテーマ


歌詞もラップもダンスもすべて自分たちで考え、自分たちらしさの表現を追求している楽曲や、“等身大”をテーマにしたスタイルが魅力のスダンナユズユリー。

最新作「CALL ME NOW」は、「いますぐ電話してよー!」と、 ちょっと強気な女の子が好きな男の子に見せる“かわいいお願いごと”を表現した1曲。ファッション大好きな3人が「ヘアもメイクもネイルもチェンジ」と自分たちで言葉を作り、歌って、ラップして、踊って、本当に楽しみながら作り上げた。

スダンナユズユリー2ndシングル「CALL ME NOW」(8月9日リリース)/(提供写真)
6月5日に新プロジェクト「E.G.family」を発表し、E-girlsが19人体制から11人体制になるなど、新たな道を歩き始めた彼女たち。メモリアルライブ「E-girls LIVE 2017 ~E.G. EVOLUTION~」(7月15・16日開催)を終え、本格的に始動した「E.G.family」の一員として、この先、スダンナユズユリーはどんな姿を見せてくれるのか?

“等身大”な自分たち

スダンナユズユリー(C)モデルプレス
― 「E-girls LIVE 2017 ~E.G. EVOLUTION~」を終え、E.G.familyは、ここからが本格スタートになるかと思いますが、心境を教えてください。

武部:大きな変化はないのですが、E-girlsは新体制となり、やっぱりDreamさんがいなくなったということは、すごく大きいです。それぞれの活動ややるべきことは変わらなくても、気持ちの面で変化があったなと思います。スダンナユズユリーとしては、E.G.familyを引っ張っていけるくらい、もっともっと強くならないと、と思いました。

― スダンナユズユリーとして、ほかのグループと差別化するため意識している点はどこですか?

武部:私はE-girlsとスダンナユズユリーとして活動させていただいているのですが、コンセプトが真逆のグループでもあるので、自然と差が出てきます。E-girlsは“女の子の憧れ”というテーマがあり、それに似合う自分を発信していますが、スダンナユズユリーは本当に等身大で、どんどん変わっていく自分を表現する場所でもありますし、それがグループの色になるんです。ヴォーカルとしても、E-girlsでは(鷲尾)伶菜さんが引っ張っていって行ってくださっていますし、歌い方も違います。スダンナユズユリーは1人しかいないという責任感もあり、気持ちの面でも違います。

須田:柚那が言ったように、スダンナユズユリーが1番ありのままの自分を出せる場所です。E-girlsは世界観がはっきりしてますし、Happinessは少し尖った部分も出せる。でも、スダンナユズユリーは何も飾らずに、自分たちの私生活をパフォーマンスしているような感覚です。1番、素に近いグループです。

YURINO:だからこそ、自分たちが感じたことをそのままリリックにするし、カメラの前でも楽しんでいることがスダンナユズユリーのスタイルになる。別のグループではできないことかなと思いっています。

スダンナユズユリー(C)モデルプレス
― “等身大”が大きなテーマで。皆さんにとって、“飾らずにいること”は楽ですか?

須田:楽です。

武部:私も楽です。スダンナユズユリーは、自分たちのやりたいことを発信しているので、とにかく楽しんでいるという感覚です。新曲も3人の中で出たアイディアが元になってます。

― 今回で言うと?

武部:YURINOさんが、きっかけです。写真を撮るときに、電話をしているようなポーズをとるのに一時期ハマってて。それを流行らせたいなってところから、「電話の歌を作ろう」と。

YURINO:写真を撮られるとき、ピースはつまらないなって思ったんですよ。流行らないかな~と思って、一時期よくやっていました(笑)。

武部:スダンナユズユリーのインスタにも載せてましたよね。

須田:でも、そのときは「CALL ME NOW」の話は出てなかったんです。

― 制作が決まってからではなくて、元々あったものが楽曲に。

須田:そうです。それが等身大だし、スダンナユズユリーらしいなと。

「“どれだけ可愛い”かを意識」

武部柚那(C)モデルプレス
― スダンナユズユリーでは歌詞も皆さんが手掛けているということですが、「CALL ME NOW」の中で特にお気に入りの部分はどこですか?

武部:Dメロの「ただ聞きたくて」というところや、2番のBメロの「いつの間にかマイベストフレンドなクロック」というところです。Bメロの方は、“電話を待ちすぎて、時計が親友になっちゃった”って表現がいいなと思って気に入っています。「ただ聞きたくて」は個人的にすごく悩んだんです。最終的に、電話ならではの歌詞がバチッとはまりました。

須田:自分のラップのパートで、「顔を今見せてほしい」「Hold me now」って部分があるんのですが、電話を超えた好きを表現しているところが好きです。

YURINO:私は、最初と最後の「ヘアもメイクもネイルもチェンジ」という部分です。繰り返すのも印象的だし、自分たちの好きなものを歌っているなって。最初は全部英語かな?とか悩んだのですが、最終的にこれになって、スダンナユズユリーっぽさが出たパートだと思います。

YURINO(C)モデルプレス
― 「ヘアもメイクもネイルもチェンジ」は、スダンナユズユリーのテーマを歌っているようなパートなので、最初に決まった歌詞かと…。

須田:もう、全然!

YURINO:後でしたね。

― 日本語は、分かりやすくするためですか?

YURINO:そうです。あと、キャッチーになればいいなと思って。

須田:ほかの部分もですが、“どれだけ可愛い”かを意識してます。

YURINO:キュンキュンするワードをはめて、作ってます。

“真似ポイント”を伝授

須田アンナ(C)モデルプレス
― 話は変わって、ビジュアル面についてお伺いしたいと思います。須田さんは、最近髪色をチェンジされましたよね。

須田:フラミンゴカラーです。ネオンカラーになってるんですよ。

― 綺麗な色ですね。

須田:3日前に染めたばかりなんです。1週間に2回染めに行きました。すぐに色が落ちてしまうので…(笑)。

― 今回、フラミンゴカラーにしたきっかけは何ですか?

須田:ピンクにハマってたのですが、E-girlsのハイタッチ会で「次は何色ですか?」って聞かれる率が高くて、「求められる!」と思いイメチェンを。特に「オレンジにしてください」って注文が多かったので、美容師さんに相談して、毛先だけ染める形にしてもらいました。その場で「フラミンゴみたい」ってなって、「フラミンゴカラー」ってつけてくれました。

― 真似するファンの方が、増えるかもしれないですね。

須田:全部だと難しいと思うので、毛先だけとか。この髪色、海外受けもいいんです。ラスベガスで、「I like your hair」ってすれ違うたびに言われました。

武部:言われてたね~。

― 武部さんは、黒髪ロングで前作と比べると大人っぽさが増して。

武部:本当は水色を入れたかったのですが、E-girlsの活動もあるので、黒髪にしました。この2人の間だと、調和になっていいかなと(笑)。

スダンナユズユリー(C)モデルプレス
― 真っ黒ですか?

武部:今は抜けてるんですけど、青が入ってるブルーアッシュブラックです。これからも青を入れ続けようかなと思います。

― YURINOさんは、今の髪色が定着していますよね。

YURINO:そうですね。いつかは黒髪もやりたいのですが…仕事辞めたときかな??

須田:めっちゃ先やん!(笑)

YURINO:周りに馴染むのが嫌で、今黒とか茶色とかにしたら「YURINOつまんない」ってファンの方に思われちゃうかなって思って。

須田:自分たちが思ってる以上に、ファンの方が期待してくださって嬉しいです。

― 須田さんは、メイクもピンクで。ラメが可愛い!

須田:今ラメにハマってるんです!動いたときに綺麗だし、女子っぽいのでお気に入りです。

― メイクも自分たち発信ですか?

須田:多いです。E-girlsだと1人だけ派手になってバランスがとれないけど、スダンナユズユリーだと何でもできるんです。髪型もメイクも、好きなことをしています。

― まさに“等身大”がテーマですね。武部さん、YURINOさんはメイクやファッション、ヘアなどビジュアル的な部分でハマっていることはありますか?

武部:エクステをつけてから、前に好きだったダボダボ系のファッションが似合わなくなったので、ファッションは女性らしいものを選ぶようになりました。黒髪で長いと重いし、少し女性らしさがある着こなしの方がしっくりくるんです。

YURINO:私は今、特になくて…昔はハマったらそれ!ってタイプだったんですけど、執着しなくなったんです。視野が広がったのかなと思っています。今日の髪型も、衣装を見て「上げたいな」と思ってヘアメイクさんに相談したら、この位置でセットしてくれました。その日の気分や衣装にあわせることが多いです。

― 3人のメイクやファッション、ヘアを「真似したい!」とファンの方に向けて、ポイントをぜひ。

須田:セットアップはスダンナユズユリーぽいと思います。あと、ラインストーン!目の下をキラキラさせたり、ほっぺにつけたり。

武部:今回のミュージックビデオでも、ラメのメイクが目立つシーンがあるのですが、それはマネしやすいかもしれないです。キラキラさせるとオシャレだし、目立って可愛いです。

それぞれの夢は…?

― では、最後になりますが、新体制となりそれぞれが自分の道に進み始めた今、個人として掲げる夢や目標を教えてください。

武部柚那(C)モデルプレス
武部:個人としては、もっと自分のヴォーカル力を上げて、いつかはソロで曲を発表できればと思っています。最終的な夢はカバーアルバムなのですが、活動する上で初めて強く思い描いた夢なんです。昔のバラードを聞くことも多いですし、演歌も得意なので、成長していつか実現させたいです。

須田アンナ(C)モデルプレス
須田:“女の子の強い味方”でずっといたいなと思っています。私は見た目が派手で尖ってるけど、それが好きなことですし、その意志の強さを真似して、やりたいことをやれる子が増えたらいいなと思います。最初は抵抗があるだろうけど、人の目を気にして自分を抑えるのではなく、気持ちを尊重してほしいです。最終的には、今の中学生や小学生の子が大人になったときに、「あの髪色流行ってたね」とか「懐かしいね。またやりたいな」とか思ってもらえる、ときめいてる存在になりたいです。

あと、プロデュース番組やオーディション番組を観るのが好きで、HappinessのリーダーのMIYUUちゃんと話してるのですが、いつか女の子グループをプロデュースしてみたいです。2、3年前から考えるようになりました。まだ近い将来じゃないと思いますが、いつかチャレンジしてみたいです。

YURINO(C)モデルプレス
YURINO:自分でプロデュースしたグッズを作りたいです。メイク道具とか、スマホケースとか。どこかのブランドとコラボレーションして、自分らしいものを発信していきたいです。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

スダンナユズユリー プロフィール

スダンナユズユリー(C)モデルプレス
E-girls/HappinessパフォーマーのYURINO須田アンナ、E-girlsヴォーカルの武部柚那からなる1ヴォーカル&2MCスタイルの新ユニット。2017年3月1日、シングル「OH BOY」でデビューを果たした。

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