前田希美、乃木坂46生駒里奈からの刺激 “いこのん”はプライベートで何を話すの?<モデルプレスインタビュー>
2017.07.02 20:30
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“まえのん”の愛称でティーンから絶大な人気を得る前田希美(まえだのぞみ/24)。モデルプレスインタビュー【2】では、親交が知られる乃木坂46の生駒里奈とのプライベート話や、バラエティ番組で告白をOKした俳優の加藤諒とのその後の話などをお届けする。
“いこのん”コンビのLINEは「めちゃくちゃ真面目」
前田は映画『コープスパーティー』(2015)とその続編『コープスパーティー Book of Shadows』(2016)にて生駒と共演。SNSなどでその親密ぶりを明かし“いこのん”コンビとしてファンから親しまれている。― 先日、生駒さん出演の舞台『あさひなぐ』を観劇された際、SNSで2ショットも公開されていましたね。
前田:そうなんです。本当にいこたん(生駒)が忙しく休みがないので、なかなか会えていなかったのですが、舞台の時に少し会えました。
― 前田さんから見た生駒さんの最近の変化などは何かありますか?
前田:たくさんあります。特に今回の舞台では、いこたんが前よりもすごくしっかりしたように感じました。いこたんとはお互い、相談に乗り合っています。私はあまり自分のことを人に話さないのですが、事務所移籍のこともいこたんにはずっと相談していました。いこたんは「絶対のんちゃんが大丈夫って思ったら大丈夫だよ」と言ってくれたので心強かったです。いこたんはいこたんで今、結構忙しかったり体調崩しちゃったり大変そうで…。
― 生駒さんから何か相談を受けたのですか?
前田:いこたんは、おそらく稽古への臨み方が私とは違うんです。周りのことをとても考えていて、今回で言えば乃木坂46だけの舞台ではなく他の劇団の方もいるから、メンバーにちゃんとやらない子がいたら、色んな人に迷惑をかけちゃう。本気でお芝居がしたいから、みんなもお芝居を本気でやってほしい、みたいに深く考えているようです。
― 前田さんはそんな生駒さんから刺激を受けることもありますか?
前田:結構あります。私達、長文でLINEのやり取りをしていて(笑)。この間は、いこちゃんが「ずっと我慢をしていて言えなかった自分の気持ちを話せた」という報告をしてくれて「やっと言えたんだね。言えてよかったね」「のんちゃんのおかげだよ」みたいな会話をしていましたね。『あさひなぐ』だと「稽古になかなか参加できない人もいるけど、本番をめちゃくちゃにしたらダメだし仕事をちゃんとするにはどうしたらいいんだー」と言っていて。私は「いこたんはいこたんでいいと思うよ。作品をよくするために周りのことを気にするのも分かるけど、それを一番気にするのは演出家のお仕事だから、いこたんがそこまで気にするとストレスになっちゃう。自分が輝けるように、今は自分を大切にして」という話をして…。
― すごく熱い話ですね。
前田:そうなんです、熱い話をしていて。それでいこちゃんが「その言葉があって元気になるよ。ありがとう、助かる。セラピー。のんちゃんセラピー」と返信が来て(笑)。
― おふたりともストイックで真面目なのですね。仕事の話が多いのですか?
前田:はい。仕事の話ばかりです。めちゃくちゃ真面目です。
― ご自身で、真面目だなと感じるような具体的なエピソードなどはありますか?
前田:事務所から「何日までにこういう案件があるからこれをやっておいて下さい」といったお願いがあるとすぐ返します。あとは遅刻をしないとか(マネージャーさんいわく必ず予定時間よりも前に到着しているそう)。私は結構、完璧主義過ぎて(笑)。でもそういう風になりたいと思っているので「完璧だね」と言われたら嬉しいです。
加藤諒とのその後…
前田は今年2月に放送された日本テレビ系特別番組「好きになった人15 芸能人がバレンタインに本気の告白SP」に出演。加藤から「男性として見ていただけるのであれば、カメラのないところでまたデートしていただけないでしょうか。よろしくお願いします」と告白され、「お願いします」と応答したことも話題となった。― 加藤さんからの告白OKも大きな話題になりましたね。今回、今まで前田さんを知らなかった方からの注目もあったのではないかな、と思いますが実感はありましたか?
前田:すごくありました!特にオンエア後1週間くらいは、街を歩くと「加藤諒さんの人だ!」って(笑)。あとは別の仕事現場のスタッフさんからも小声で「どうだったの?」みたいなことは結構言われました。実はあの後ちょこちょこ連絡を取っていたんです。「今ここにいるよ」「お仕事しているよ。のんちゃん元気?」と来て「元気です。体調気をつけて下さいね」といったやり取りをしていました。テレビなどで諒くんが私の事を話して下さっているのも見たり、ファンの方から聞いたり…。でも直接ではなくテレビなどを介してお互いの状況を知る感じになってしまったのでちょっと気まずい(笑)。…最近はあまり連絡もとってないです(笑)。
― なるほど(笑)。前田さんはどういう方がタイプなのですか?
前田:私は優しくしてくれたり心配してくれたり…お姫様扱い、とまではいかなくても、そういう優しい人が好きです。恋愛には、のめり込んじゃうのかなあ…?多分(小声)。そもそも私、本当に恋愛経験が乏しいんです。だからスタッフさんに「加藤さんとどうなの?」と聞かれても恋愛話を振られることに慣れておらず、戸惑ってしまいました。
胸キュンワードの生み出し方
ティーンから絶大な人気を誇る前田だが、その人気の要因にはキュートなビジュアルは然ることながら、女子達の心にささる発信もあげられる。“壁ドン”に続く萌えシチュエーションとして“顎クイ”(男性が女性の顎を指でクイッと持ち上げる仕草のこと)を発案。映画やドラマでも使用されるほどの胸キュン流行ワードとなった。― 顎クイすごく流行りましたよね。
前田:はい。真似してSNSに投稿してくれる人もいて嬉しかったです。
前田:はい。手で顔を隠して恥ずかしがっている女子に対し、前にいる男子がその顔を覆っている手を掴んで「もっと可愛い顔見せて」と固定するという胸キュンシチュエーションです。腕ガチ、流行るといいな。
― 「ブームを起こしたい!」といった思いはありますか?
前田:顎クイのヒットが大きすぎて「次は何?」みたいな期待をしていただくことも多くて、結構聞かれるんです。実際、そこまで私に胸キュンワードのイメージがついていると思っていなかったので「え、そんなに?私ってそんなイメージなんだ」という戸惑いは少しあります。ちょっとプレッシャーはありますね(笑)。でも聞いていただいたからには応えたいと思って探していたら、腕ガチにたどり着いた感じです。
― 探してたどり着いた、ということですがどこから発想を得ているのですか?
前田:私、日常生活の中で胸キュンを求めて生きているんです。すごく夢を見ているのかもしれない(笑)。王子様みたいな人がどこかにいると思っていて、こんなことされたいなとか、こんなことしてほしいなとか妄想しています。あとは、たまに誰かに優しくされた時に「あ、キュンってした!」など常にそういうこと考えていて。実体験として腕ガチとかをされたことはないですが、サッとドアとか開けてくれたり「荷物とか重くない?」と気遣ってくれたり、レディファーストをしてくれる人がもっと増えたらいいなと思っています(笑)。周りには全然いないので(笑)。
― そうですね(笑)。胸キュンといえば“ジェンダーレス”モデルとして注目されている中山咲月さんとのデート写真も話題になっていました。
前田:王子(笑)?王子は「ピチレモン」の後輩ですが「ピチレモン」で時期は被っておらず、NHKEテレのバラエティ番組「すイエんサー」で初めて会いました。もともと仲が良かったのですが王子の高校卒業以降、ディズニーに行ったことをきっかけに頻繁に連絡を取っています。
― ディズニーデートでは本当のカップルのようで楽しそうでしたが、どちらから誘うのですか?
前田:めっちゃ楽しかったです。王子は誘わないので、私から誘います。でも私が王子と呼ぶので、ファンの方も中山咲月を「王子、王子」と呼ぶようになったんです。みんな王子と呼ぶので「私の王子なのに…」と今はちょっとヤキモチを妬いています。人気になるにつれてちょっと悲しくなるこの気持ちはなんだろう(笑)。嬉しいような、でもちょっと寂しい…親の気持ちみたいです。
夢を叶える秘訣
そんな前田は7月1日より芸能事務所・ヴィズミックへ移籍。約12年間在籍した古巣を離れ、新たなスタートを切る。― 今後、新天地での活動となりますが、今の夢を教えて下さい。
前田:今回の移籍は、私の中で大きな決断でした。正直、まだ何も見えないのですが、それもすごく楽しみです。ファンの方にも一緒にこれからを想像して欲しいし、私の今後を信じて付いてきて欲しい。私も覚悟を持って前に進んでいるので、今の夢はこの先にあるものを見つけていくことです。
― ありがとうございます。最後に夢を叶える秘訣を教えて下さい。
前田:その夢までの努力とかも含め、絶対に好きじゃなきゃ出来ないと思います。私もファッションやヘアメイクがすごく好きなのでモデルの仕事が大好きなんです。だから朝が早いなど大変なことがあっても楽しいから頑張れます。やはり楽しくなかったら絶対に上手くいかないと思うので、自分が好きなことを楽しみながら夢を叶えましょう。
(modelpress編集部)
【3】へ続く。まえのんの私服&注目ヘアメイクを紹介!
前田希美(まえだのぞみ)プロフィール
愛称:まえのん生年月日:1993年6月16日
出身地:埼玉県
血液型:AB型
身長:157.8cm
2006年6月号~2010年10月号まで雑誌「ピチレモン」にて活躍し、2011年5月号より「Popteen」に加入。2013年11月号で初めて同誌の表紙に登場し、現在は同誌の清楚キャラを代表する存在となっている。また“壁ドン”の次の萌えシチュエーションとして定番になった“顎クイ”の火付け役となるなど、新たなトレンドの発信源としても大きな影響力を持つ。さらに女優としてもテレビ、映画、舞台で幅広く活躍。昨年は映画「コープスパーティー Book of Shadows」での熱演も注目を集めた。
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