アイドルユニットAlloy(アロイ)、グループの「ゴールは作りたくない」 個性的なメンバーと中毒性の高い音楽の魅力に迫る<モデルプレスインタビュー>/(左から)神崎のの、北野ももこ、榎本りょう(C)モデルプレス

アイドルユニットAlloy(アロイ)、グループの「ゴールは作りたくない」 個性的なメンバーと中毒性の高い音楽の魅力に迫る<モデルプレスインタビュー>

2017.06.29 18:15

2016年11月に結成したAlloy(アロイ)は北野ももこ、神崎のの、榎本りょうの3人によるアイドルユニット。グループ名は「合金」を意味する英語で、洗練されたビジュアルと高い音楽性が女性やロックファンの間でも注目を集めている。2017年5月16日〜21日に開催したアイドル応援アプリ「CHEERZ」のイベントにて北野ももこが1位を獲得し、モデルプレスのインタビューを行うこととなった彼女たち。2017年5月31日にはデビューシングルも発売したAlloyとはどのようなグループなのか、その魅力に迫ってみた。

アイドルユニットAlloyを形作る3人の個性

― CHEERZでのイベント1位獲得、そしてシングル発売おめでとうございます!

一同:ありがとうございます!

― 早速3人から自己紹介をお願いしたいんですが、ステージでの決まった台詞みたいなものはありますか?

神崎のの:Alloyはそういうのがなくて。即興でいいなら作ります(笑)。

榎本りょう:即興って(笑)。

北野ももこ:いつも名前だけ言う感じなんです。

― それでしたら北野ももこさんがどういう人なのかを2人から教えて頂くのはどうですか?

北野ももこ(C)モデルプレス
りょう:いいね!

のの:ももこはね…、なんか人間じゃないってぐらい変わってる。

りょう:まずそこだね(笑)。でも自分でも否めないよね?

ももこ:んー(笑)。

のの:本当に変わってる子なんですよね。

りょう:お風呂のエピソードとか本当にヤバイです。75℃でお風呂入ってて。

― …75℃?え、お湯の温度がですか?

ももこ:シャワーの温度に気付かず入ってて。私の家、お風呂が割と狭いんですけどシャワーはスゴイ勢い良く出るタイプなんですよ。だから避けられなくて。

― 75℃のシャワーが当たっても何も感じないんですか?

ももこ:いや、熱いですよめっちゃ!

一同:(笑)。

ももこ:でも熱いほうが好きだから。ちょっと「熱っ」てなるぐらいが好きなんですよ。だから意地でも水を混ぜないぞって。75℃って知らなくて、多分44℃ぐらいかなって思ってました。

北野ももこ(C)モデルプレス
のの:中身がやばい子なんですよ。でもそれが、ももこにとっての個性で良い所なんです。

りょう:いい意味で人間じゃないよね(笑)。

のの:でも、ももこはめっちゃメンバーを気にしてくれる子です。メンバー思いっていうか。

りょう:今から急に話し変わるんですけど(笑)。

― (笑)。まとめ役みたいな感じですか?

りょう:まとめ役はいないよね。

のの:うん。Alloyにそういう人はいないです。

― では神崎ののさんはどんな方ですか?

ももこ:めっちゃプロとしての意識が高いと思います。

りょう:まず、実力があるんですよ。努力があってのことなんですけど。

神崎のの(C)モデルプレス
のの:すっごい褒められんじゃん私(笑)。

りょう:いや本当だよ?憧れてるんだから。パフォーマンス能力が本当に高くて。

ももこ:そう。盛り上げ方とかもすごく上手で。MCも本当に上手なんですよ。だから一見おバカっぽく思わないんですよ。

りょう:そう。ファンの方とかも、あまり知らないと思います。

ももこ:見た目も結構頭とか良さそうじゃないですか。でも、本格的なおバカなんですよ。言葉も当たり前のように間違えてて。

りょう:自分が言葉を間違えてるっていう不安もないもんね(笑)。

ももこ:この前、ののん家ちに泊まろうって話しをしてて。ののん家、栃木なんですけど、「栃木、遠いことがサミットだよね」って普通に言ってたんです。

りょう:(笑)。それ、デメリットじゃない(笑)?

神崎のの(C)モデルプレス
― サミット?デメリットがサミットということですか?

ももこ:なんとなくわかるじゃないですか。「遠いことが良くないよね」みたいな意味だろうなとは思って。だから普通に「そうだよね」って言ったんですけど。

りょう:サミットはヤバイよ(笑)。

ももこ:さすがに「サミットってなに?」って聞いたんですけど、「え?メリット?あ、デメリットだ」って、ののが。やっぱりデメリットって言いたかったんだなって。

のの:(笑)。

― (笑)。理解力がすごいですね、絶対わからない。

りょう:ニュアンスで。ののが当たり前のように言うのもあるよね(笑)。

ももこ:「遠いことがサミットだよねー」みたいな感じで言ってきたから「うん、そうだよね」って私も(笑)。

― 一応噛み合ってることは噛み合ってるんですね?

ももこ:噛み合ってます(笑)。

のの:ある意味噛み合ってるんですよ。

りょう:噛み合ってはないよ!

ももこ:噛み合ってるっていうか理解力だよね、理解力(笑)。理解力の問題。

のの:ね。おバカなりのね。

一同:(笑)

― 最後に榎本りょうさんはどんな方ですか?

榎本りょう(C)モデルプレス
ももこ:りょうが一番しっかりしてると思いますよ。

のの:うん。しっかりしてる。おバカではない。

りょう:やったー!

のの:一番周りを気にしてるかな。自分より人が優先と言うか、自分は後回しでいいみたいな。

りょう:大丈夫?お節介焼きじゃないそれ(笑)?

のの:そんなことない。逆にいい子すぎるんですよ。たまに申し訳ないって思っちゃう部分も多々あって。気にしてくれるのがすごい嬉しいから。

りょう:そんなことない、そんなことないから(笑)。

のの:自分より周りを優先するから、それを重く感じてないかなと思って。

ももこ:文句も言っていいよって思う。

りょう:(笑)。ないない。文句ないですもん。

榎本りょう(C)モデルプレス

女性も魅了するAlloyの曲とライブ

― リリースイベントの真っ只中ですが、手応えとしてはどうですか?

のの:リリースイベントって結構難しいんですよ。煽りを考えたり、場所によっては声出しも出来ないので。だから、私たちなりにどうやったらいいかって考えてます。

りょう:ライブ中のことはののが一番考えてるよね。

ももこ:そう。ライブをどうしようっていうのは、ののが一番考えてます。

のの:Alloyを観てくれるお客さんは、皆さんすごく温かくて。ちゃんとすぐ応答?レスポンス?があって。

りょう:コールアンドレスポンスね。この前ライブで「コールしてください」って言ってたよね(笑)。

のの:そうだっけ(笑)。でも、そのレスポンスがすごい早くて。ノリが良いんです、皆さん。ファンの方からも、Alloyの曲ってすごい盛り上がりやすいし、いい曲と言ってもらえるから、とてもやりやすいです。

神崎のの、北野ももこ、榎本りょう(C)モデルプレス
― 女性ファンも結構多いようですね。

のの:そうなんです!多分、ももこファンの女性が結構多いんですよ。

りょう:そう。女の子に好かれやすいかも。

ももこ:え、そう?全然そんなことないよ。

のの:Alloyのライブには女性も男性もどっちも観に来てくれるので、すごい嬉しいです。

メンバーが脱退し4人体制から3人体制へ

― 楽曲はもちろん、Alloyはビジュアルにもこだわっていますよね。

のの:衣装が可愛いよね。

ももこ:うん、私も好き。

りょう:私も結構好き。あまり見ない衣装だよね。最近衣替えして新衣装になったんです。

のの:前の衣装もかっこよかったんですけど、すっごく重くて。衣装だけで立つんですよ。それぐらい重くて。結構ダンスも歌も激しいからね、大変だよね。

ももこ:でも、やっと涼しくなったよね。

― 衣装だけで立つって、すごく重そうですね…。Alloyの中で気に入っている楽曲はありますか?

りょう:私は「Voice」が好き。今までずっと早い曲ばっかりだったんですよ。私たちが新体制になってから新しく出来た「Voice」は曲調がいつもと違って。テンポは早いんですけど、違った雰囲気で。歌詞も他のアイドルのメンバーが書いてくれてるんです。

ももこ:新メンバー、新体制になって初めて出来た曲が「Voice」と今回リリースされた「Propeller」なんです。だからそこは「やってやろう」っていう気持ちになりますね。

― 5月31日に発売された1stシングル「Roller Coaster / Propeller」は、どんな曲になっていますか?

のの:どっちも爽快感だよね!

りょう:爽快感?疾走感とかじゃなくて(笑)?

ももこ:爽快感ってあんまり言わないよね。

のの:疾走感か(笑)。結構ダンスもなんていうんだろう。回るよね、みんなでね。2曲とも激しい曲です。

りょう:そう。アップテンポなノリやすい曲ですね。「Voice」とはちょっと違って。

のの:どっちも元気が出る曲かな。「Roller Coaster」の歌詞がめっちゃ好きなんですよ、私。サビの「人生楽しんだもん勝ち」っていうところがあるんですけど、それを聞いて「私も人生楽しまなきゃな」って思わせてくれました。

ももこ:すごく歌詞もいいから一緒に見てほしいよね。

のの:これから聞く人には歌詞にも注目してもらえると嬉しいです。

神崎のの、北野ももこ、榎本りょう(C)モデルプレス
― 最初は4人で活動を始めたAlloyですが、菊川ゆきのさんが脱退(2017年6月)されて、歌のパートやダンスを変えてたりもしましたか?

のの:そうですね。今は3人でライブ前に話し合ってパートを考えたりしています。

りょう:そう。ちゃんと他のパートも曲・歌詞を全部覚えててよかったなって。

― ライブ前に誰がどこを歌うか話し合っているんですか?

のの:そうですね、本番前に話し合って。

ももこ:結構、即興でいろいろ考えたりするんで。

りょう:今はちゃんと定着してきたけど。でも既存曲は2人ずつ歌うパートが多かったから、そこが1人になっちゃうところはありましたね。ダンスがバラバラになったり。

のの:それもライブ中に「あ、ここへんだ」と思ったらその場で直しちゃいます。

ももこ:そう。1回やってみなきゃね。このパートは歌いづらいとかあるんで、やりながら段々定着させています。

メイクや髪型にこだわるメンバーは?

神崎のの、北野ももこ、榎本りょう(C)モデルプレス
― それでは話題をガラッと変えて、ファッションやメイクにこだわっているメンバーを教えてくれますか?

ももこ・りょう:のの。

のの:えー、私!?…でも、メイクも服もすごい好きですね。夏が近づいてきたので最近はコーラルメイクをしてたり。今日もコーラルメイクなんですけど。最近はオレンジとか、あとキラキラも好きなので、ラメを使ったり。

― その季節に合わせて変えたり?

のの:はい。変えたりしてます。

りょう:すごい。私ぜんぜん分からない。

のの:でも、2人もオシャレだよね。メンバーはみんなボーイッシュなのかな?結構フリフリ系みたいな女の子っぽい格好はしないよね、あまり。

りょう:ももこしない?そういう服装。

ももこ:しないしない。でもボーイッシュでもないかな。

― 髪型もみなさん個性的ですよね。

のの:そうですね。特に決まってはいないから、自分の好きなようにはしてます。

りょう:うん、好きなようにやらせてくれてるんで。

のの:私はインナーカラーしてて。最初は黒だったんですけど、ちょっと変えたくて。ずっと黒だから染めたいんですけど、結構派手髪な子がいるんで。

りょう:派手じゃないよ!

一同:(笑)

神崎のの、北野ももこ、榎本りょう(C)モデルプレス
― ロングヘアーは北野さんだけなんですね。

ももこ:私、自分で髪を切っちゃったことがあって。好きなモデルと好きなアイドルの方がちょうど一緒の時期に2人共ショートにしてて、自分もだと思って勢いで切ったら、めっちゃ似合わなかったんです。それからずっと伸ばしています。

のの:似合ってたよ、普通に。でも、ももこはロングってイメージだね。

ゴールを設けないAlloyの見据える先とは

― それではAlloyとしての目標や叶えたい夢を教えてくれますか?

りょう:近々だとしたら、ワンマンのSOLDです。とりあえずはっていう感じですけど。先のことはまだわからないので。

ももこ:私の目標はドームツアー。あくまで目標として。でもゴールは作りたくないな。

のの:おー!

ももこ:ゴールしたら解散みたいな話もあるじゃないですか。だからゴールしてそこで終わりみたいなのはいらないです。

神崎のの(C)モデルプレス
のの:でもツアーはやってみたいね。

りょう:いっぱい色んな人に知ってもらいたいもんね。じゃあ目標はドームツアーで!

ももこ:あの、話し変わるんですけど。

りょう:ええ!?変わるの、ここで(笑)。

ももこ:メイクのこだわりで思い出したんですけど、私ウォータープルーフの意味をずっと間違えてて。水で落ちるっていう意味だと思ってたんですよ。だから買ったんです、水で落としたくて。

― ずっと考えてくれていたんですね(笑)。ウォータープルーフは水で落ちやすいというイメージ?

ももこ:そうです。水で落ちたら嬉しいなと思って。ウォータープルーフを買ってたの、頑張って(笑)。でもこの前だよね、りょうに水じゃ落ちないんだよって。

りょう:ウォータープルーフだから水じゃ落ちないよってね。

ももこ:だから最近のこだわりはウォータープルーフって書いてあるのを買わないことです。

― 消去法的な逆転の発想ですね(笑)。

榎本りょう(C)モデルプレス
りょう:でも汗かいたらウォータープルーフじゃないとメイク落ちるよ。

ももこ:水じゃなくて、汗でも落ちないのがウォータープルーフってこと?

― ウォータープルーフは水や汗に強いからどっちも落ちにくいですね。

ももこ:落ちないほうがいいってことなんですか?

りょう:夏はそっちのほうがいいよ。汗かくし。

ももこ:でも多分人それぞれだと思うんですよ。落ちたいなと思っている人もいれば、落ちたくないなって思ってる人もいるから。

りょう:でも、それはお風呂の時だけでしょ?

北野ももこ(C)モデルプレス
― 汗でメイクが落ちたいなっていう人はいないんじゃないですか?

ももこ:汗では落ちたくないですよ。

一同:(笑)

Alloyがアイドルの架け橋に

神崎のの、北野ももこ、榎本りょう(C)モデルプレス
― 最後にモデルプレス読者とファンの方たちへメッセージをお願いします。

りょう:リリースイベントは観に来るだけならお金はいりません。ちょっと交通費はかかっちゃいますけど。ライブにお金出すのはちょっと…と思っている方は、ぜひリリースイベントに来て欲しいなって思います。ワンマンとは違って気軽にライブが観れる唯一の時間だし、ライブに来てくれればAlloyの良さがわかってもらえると思いますね。

のの:そのためのリリースイベントでもあるしね。もしそれで楽しんでもらえたら、ぜひワンマンにも来てほしいです。

ももこ:リリースイベントはアイドルを初めて観るという人も多いんです。CDショップに入ったら、たまたまライブがやってたから観たという人もいます。これを機にアイドル自体に興味を持ってくれたら嬉しいですよね。

― Alloyは女性のファンも多いからライブも安心ですね。

りょう:そう、女の子も多いので。イベントが怖いと思う人もいるかもしれませんが、リリースイベントは全然そんなことないんで。

ももこ:女の子も本当に楽しめると思います。

のの:Alloyのファンの人たちは優しいんで、ぜひ!

― ありがとうございました。

北野ももこ、神崎のの、榎本りょう(C)モデルプレス
(modelpress編集部)[PR]提供元:株式会社fogg

Alloy(アロイ)プロフィール

2016年11月結成。メンバーは北野ももこ、神崎のの、榎本りょうの3人。2017年4月より新メンバーが加入し4人体制で活動していたが、菊川ゆきのが脱退し、現在は3人組アイドルユニットとして活動。「Alloy」は「合金」を意味する英語で、「華美な純金やたくましい鋼のように」という想いが込められている。2017年7月22日には初のワンマンライブを控えている。

1stシングル「Roller Coaster / Propeller」

<収録曲>
1.Roller Coaster
2.Propeller

発売日:5月31日(水)
¥926+税

Alloyイベント詳細

■1st Single Release Event(観覧フリー)

7月9日(日) 1部START 14:00/2部START 17:00
TOWERmini汐留店(東京都港区東新橋1-8-2 カレッタ汐留B2F)

7月14日(金) START 19:30
タワーレコード横浜ビブレ店(神奈川県横浜市西区南幸2-15-13 横浜ビブレGF)

■Alloy 1st Single Release Tour FINAL
7月22日(土) OPEN 16:00/START 17:00
渋谷clubasia(東京都渋谷区円山町1-8)
※チケット:前売¥2,500- 当日¥3,500-(ドリンク代別途)

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