ファンに愛される乃木坂46秋元真夏×白石麻衣コンビ…普段はどんな関係性？まなったん“働きすぎ問題”にも切り込んでみた＜モデルプレスインタビュー＞

ガルアワMCを振り返って…

― 「GirlsAward」のMCという大役を務めましたが、振り返ってみていかがでしたか？

秋元：当日までやっぱり信じられないというか、私が「GirlsAward」のMCっていうのが意味がわからなくて（笑）。リハーサルをして、もうガチガチで緊張しまくるなか、本番を迎えて。最初は本当に緊張してたんですけど、だんだんその空気感に慣れてきて、お客さんも女の子ばっかりで普段とはまったく違うけど温かくて。山里さんも何かあればすぐに助けてくださったので、安心してイベントを楽しむことができました。

― 山里さんからは何かアドバイスがありましたか？

秋元：リハーサルの最初、山里さんは別のお仕事があっていなかったんです。私と小澤（陽子）アナウンサーは2人とも初めてで「どうします？緊張しますね」って話していて。そんなことを言っているなか、山里さんが来て「俺は5回もやってきてちゃんとわかってるから、全然気にしないで楽しんでいいよ」と言ってくださって…本当に心がホッとしました。

― 素敵…。今回起用された理由などはお聞きしているんですか？

秋元：ガルアワの方からは、番組を見るなかで喋れるという印象を持ってくださったみたいで、そこから起用したとお聞きしました。本当にびっくりで、どの番組を見てくださったんだろうって。ちゃんとそれ以上のものを出さないといけないなって思いました。

― 当日、メンバーからは何か声をかけられましたか？

秋元：その日、楽屋が2つあったんです。私個人の楽屋と、乃木坂46のメンバーのがあったんですけど、どっちに行ってもいいってスタッフさんに言われていて。一人の方は全然落ち着かないし、不安でいっぱいになるので、すぐにメンバーの方に行っちゃって。そうすると「お疲れさま」とか「良かったよ」「緊張してたけど頑張ってたね」っていうのをみんなが言ってくれて、すごく心強かったです。

“まいやん”と“まなったん”

― イベントでは全編を通して、乃木坂46のライブでしか、メンバーと一緒にステージに立つことはなかったですが、イベントのフィナーレで白石さんが隣にきましたね。安心したんじゃないですか？

秋元：安心しました。隣にメンバーがいるとこんなに安心するんだなって。しかもまいやんだし。まいやん！ってもう本当に抱きつきたいくらいだったんですけど、よくよく考えたら、あっMCだ、と思いとどまって。でも隣を向いたらいつもの笑顔で見てくれたので「まいやん会いたかった！」だけ言っちゃった（笑）。そういえばあとから言われたんですけど「あの時、真夏を見たらなんかちんちくりんだった」って言われました（笑）。

― （笑）。

秋元：「あれ？バランス？って思ったよ」って言われて（笑）。なんかそんなこと思いながら見てたんだなって思いました（笑）。

― その時、衣装も白で被っていましたね。

秋元：そうなんですよ。しかもまいやんの方がオフショルで肩を出してるし（笑）。

― 2人の絡みってファンから愛されているなって思うんです。普段はどんな関係性ですか？

秋元：普段も全然変わらず黒石さんなんですよ（笑）。

― （笑）。

秋元：エレベーターとかで隣になると、あっ、まいやんだ、と思って「チュッ」とか言って肩にチュッってやると、「はぁ？」みたいな感じでさっと振り払われたり…。本当にもうそれこそずーっと私はあの感じでまいやんにちょっかいを出すんですけど、全部受け入れられることはなく、冷たく「何やってんの？」みたいな感じになる（笑）。でもこれは言っても大丈夫っていうのはわかり合っていて、黒石さんとまなったんみたいな流れがテレビであった時は、終わった後「ごめんね、言い過ぎちゃって」みたいなことを言ってくれるんです。あんなに見た目もいいのに中身までいいんだったら私たぶん追いつかないんですけど…みたいな感じです（笑）。

― では唯一勝ってるところは？

秋元：う～ん、でもあれです。可愛さは勝ってるんです。

― そうですよね（笑）。

秋元：そう！まいやんは綺麗かもしれないけど可愛さでは勝ってるんで。そこは負けない！あと残念ながら頭の大きさは勝ってます…。

― （笑）。

秋元真夏“働きすぎ問題”

― 秋元さんってメディアにも多数出ていて、ブログやモバメの更新頻度も多くて、握手会も休まない。本当にすごいんですが、一方でやっぱり大丈夫かな？って心配する声もあるんです。“働きすぎ問題”がいたるところで叫ばれていますよ！（笑）

秋元：いやいやいや（笑）。確かにいつ休んだっけ？って思うことはありますけど（笑）。握手会とかで体調が悪い時もあって、ファンの方が心配して「休んでいいよ」って言ってくださるんですけど、「初めて来ました」とか「真夏さんを見てるとつらいことがいっぱいあっても頑張れるんです」とか言われちゃうと、その言葉が嬉しすぎて、私なんかを見て生きる力に変わってるんだったら、風邪なんかどうってことないと思って飛んでいっちゃう。その場ではもうアドレナリンがどんどん出てくるんです。なので無理をしているとかは全然ない。お仕事がすごく好きなので、きっとお休みが続く方が滅入っちゃうと思います。

― 秋元さんにとってアイドルはやっぱり天職ですね。

秋元：ですかね？私もどの仕事をやっていても楽しいなって思うので、向いてるのかなっていうのは自分でも思います。

― そんな毎日を過ごすなかで、時間ができたらどんなことをしますか？

秋元：少しでも時間ができると、昼間だったら一人でぶらぶらするんです。暑くなってきたので薄着でも出かけられるのが嬉しくて（笑）。

― （笑）。

秋元：あとは甘いものを食べることがストレス発散になっています。パフェを食べに行ったりとか。メンバーとご飯に行っていろいろ話すのも楽しいですね。次の日また頑張ろうってなります。

― マカロン以外に好きな食べ物は？

秋元：お餅とチーズもすごく好きで。きっとモチモチしているものが好き。あと生クリームとか。そういうものばかり食べていますね。

― 体調管理のために意識してやっていることはありますか？

秋元：ファンの方からは、私が肩とか脚とかよく出しているので、それで風邪引くんじゃないかって心配されます。でも楽屋とかではちゃんと着込んだり、家とかでは温かい飲み物をいっぱい飲んだりしていますよ。人前に出る時は、まなったんとして生活しますけど、オフになった時は服装とかもちゃんと体調を崩さないように意識しています。

― プロですね。

秋元：いやいや。風邪を引いたら元も子もないので。

― 秋元さんって頭が良いというか、ちゃんとセルフマネジメントができるイメージです。

秋元：本当ですか？嬉しいです。

“リポーター”秋元真夏がアルバムを紹介

― 幅広いお仕事をしてきているなかで、新たにやってみたいことってありますか？

秋元：新たに…う～ん、一番やってみたいのは、リポーターですね。例えば『（王様の）ブランチ』のリポーターみたいにお店に行ってリポートしたりとか。自分ではないものの魅力をしっかりと伝えられるようになりたいです。

― 見てみたいです。きっと面白そう…

秋元：私はアイドルで秋元真夏っていう自分の魅力を伝えなきゃいけないっていうのはわかっているんですけど、それ以外に例えば、このシングル、アルバムの魅力を伝えることになったら、制作者の意図も最大限に引き出して伝えるとか、例えば他のメンバーの魅力を伝えてくださいって言われたら、自分の影をいかに消してその子を引き立たせることができるのか、そういうことを考えるのが最近好きだなって気づいたんです。

― なるほど。では改めて今回のアルバムの魅力を伝えていただきましょう。

秋元：そうですね（笑）。3rdアルバムでもう3枚出させてもらっているんですけど、新曲もユニット曲が今回はすごく豊富。メンバーそれぞれの声を聴きたいっていう人にもオススメですし、あとは初めて乃木坂46のアルバムを手に取ったっていう人も、ななみん（橋本奈々未）が卒業して、さらに3期生が入ってきてっていう歴史を追うことができる作品になっていると思います。最初から最後まで聴いてもらったら、乃木坂46の歴史もわかるし、あとは『裸足でSummer』と今回のリード曲『スカイダイビング』がすごく夏っぽくて、これから車とかで聴いてもらったら盛り上がること間違いなしです。夏に向けて聴いて欲しいアルバムになっています。

― ありがとうございます。ちなみに秋元さん注目のユニット曲はどれですか？

秋元：私的には『Rewindあの日』。なーちゃん（西野七瀬）と若月（佑美）と（桜井）玲香っていう同世代の3人が歌っていて。この3人が入っているユニットだと『他の星から』が今まであったんですけど、この3人だけっていうのが私は嬉しくて、ファンの方もきっと見たかったんじゃないかなって。ユニットだけじゃなくて、なーちゃんセンターでその両脇を挟みたいっていうのを若月が昔言っていたので、その前兆みたいな曲にもなっているんじゃないかなって思います。

※後編に続く。


（modelpress編集部）

秋元真夏（あきもと・まなつ）プロフィール

1993年8月20日生まれ。埼玉県出身。血液型：B型。身長156cm。乃木坂46の第1期生ながら学業の関係で4thシングルから本格的に活動を始める。本人曰く“1.5期生”。愛称は「まなったん」。乃木坂46での活動のほか、ソロではバラエティ番組にも多数出演する。