5人体制になったDISH//の“強み” 不安を乗り越え新始動!お互いの印象もぶっちゃけ<モデルプレスインタビュー>
次世代型ダンスロックバンド・DISH//がモデルプレスのインタビューに応じた。今年元日、新メンバーとして、元カスタマイZの泉大智(Dr)を迎えてパワーアップした彼ら。モデルプレスはこれまでも彼らのインタビューをお届けしてきたが、5人体制となってからの本格的なモデルプレスインタビューは今回が初。ということで、大智が抱く4人の印象と4人がそれぞれ持つ大智の印象、5人体制になってからの変化などをたっぷりと語ってもらった。
大智加入から半年…DISH//がパワーアップ!
― 今年元日のライブで、大智さんが電撃加入。5人体制として新たなスタートを切り、およそ半年が経ちましたね。泉大智(以下、大智):まだ5ヶ月ちょっとなんだぁといった感じです。加入前からみんなとは交流がありましたが、僕としてはみんなとうまく、いい感じでやっているんじゃないかなと思います。
― 大智さんを新たに迎え入れた4人はいかがですか?
矢部昌暉(以下、昌暉):まだ5ヶ月しか経ってないんだという感じです。ずっと一緒にいたような感覚があります。
橘柊生(以下、柊生):全く違和感なく、グループとして強みが増しました!最初は「絶対、新メンバーって違和感あるだろうな」と思っていたんですけど、全然違和感なくって。今までずっと一緒にやってきたかのようです。そう感じるのは大智の人間味の良さなんですけどね。
小林龍二(以下、龍二):4人で5年間やってきて、毎日のように顔を合わせていたのですが、大智は新鮮!2年目からはわかりませんが、フレッシュに感じています(笑)
北村匠海(以下、匠海):リハーサルなども雰囲気がガラッと変わりましたね。ドラムが入ることによって今までよりも何倍も質のいいリハができますし、ライブも今までの僕らには出せなかったような感情が出せるなど、ドラムの大智が加入したことで強みが増しました。
― あっという間のようですが、大変なことや苦労したことも多かったかと思います。
大智:そうですね。やはり曲を覚えるのも大変でしたし、DISH//っていろんなことをやるじゃないですか?やることが多く、みんな5年間でいろんなことやってきたんだなと思って、ついていくのが大変でしたね。
お互いの印象をぶっちゃけ!
― 改めてお互いの印象を一言で教えてください。大智:龍二は優しい!
龍二:雑だな(笑)
大智:匠海はマイメン。友達って感じですね。
匠海・昌暉・龍二・柊生:(笑)
匠海:一言でまとめる印象が友達って(笑)
大智:昌暉は不思議で一番掴めない!謎めいています。そして柊生はいいヤツ!(笑)
― では、反対に4人は大智さんにどんな印象をお持ちですか?
匠海:やっぱりマイメンですね(笑)
龍二:たくさんの人に好かれるタイプの人間だなって思います。
柊生:おバカで能天気だけど、そこがいいですね。そんなキャラクターが好きです。
昌暉:大智のような天然でおもしろい人は初めて。何も考えないで発した言葉とかがすごくおもしろいです。僕の中では新しく、今までに出会ったことのないタイプですね。
5人体制で初の全国ツアーを終えて
― 5人では初となる全国ツアー「DISH//2017 Spring Tour『実食会』」を終えたばかりのみなさん。ツアーを通して絆が深まったと感じたことや見つけた強みなどはありますか?匠海:ベースとドラム間でのリズムは変わったんじゃない?二人が同い年というは大きいし、きっと相性もいいんだろうなと感じました。どっしりと構えてくれて、楽しかったですね。
龍二:サポートドラムの方のときは、遙か先を走っているドラムの方を追いかけているような気持ちでしたが、同じグループのメンバーですと距離が縮まったように感じます。大智ももちろん上手いのですが、以前は見えないものを追いかけている気がしていて…。後ろで大智がドラムを叩いている姿を見ると安心しますし、やっぱり一緒にライブをしていておもしろいです。
― 初めてツアーに参加された大智さんはいかがでしたか?
大智:寸劇やダンスといろんなことを繰り出すDISH//のライブはすごく新鮮です。初めてのことが多く、楽しかったです。
柊生:ライブのステージ上で、僕と同じラインにいるのが大智。今までサポートドラムの方に入っていただくこともありましたが、サポートの方がいないときは僕1人が後ろにいるというフォーメーションだったんです。なので、後ろのラインに1人仲間が増えて嬉しいですね。アイコンタクトをとるときも心強いです。
昌暉:ドラムのメンバーがいることで、よりグループ感が増したというか、心強いですね。また、4人のときは一発芸をするなど、笑いを取りにいくのが僕だけだったのですが、大智もお笑いキャラなのでそういった部分でも助けられています(笑)お笑いの方でも切磋琢磨し合えていますね(笑)また個人的には、今回のツアーは体調不良で休むことが多くなってしまったのですが、メンバーが「今はゆっくり休んでくれ」と言ってくれたのがとても頼もしかったです。
テーマは“さんまの塩焼き”!北村匠海のセンスをメンバー絶賛
6月7日には、9th single「I’m FISH//」をリリース。同楽曲はテレビ東京系 金曜8時のドラマ「釣りバカ日誌 Season2 新米社員 浜崎伝助」の主題歌にもなっている。そして今作は、DISH//にとって5人体制となってからは初となるシングルCDだ。― 9th single「I’m FISH//」は作詞にも参加されていますが、制作秘話を教えてください。
匠海:前シリーズに引き続き、「釣りバカ日誌 Season2 新米社員 浜崎伝助」の主題歌に起用していただけるということで、ドラマの雰囲気など絡められることがたくさんあるなと思って作詞しました。せっかくなので魚要素も入れたいなと思っていたら“さんまの塩焼き”について曲を書こうといった発想に行き着きました。また、海の小さい魚を新米社員に比喩した感じでも歌詞を書いています。
― こだわりが詰まっていますね!
匠海:ありがとうございます。苦しむこともなく、すんなりと楽しみながら歌詞を書くことができました。さんまの塩焼きの美味しい食べ方をそのまま詞にしてみようと思って、塩焼きにするとさんまが「俺、美味しいからご飯ちょうだい」と言っている様子などを想像しながら楽しく作詞しました。
龍二:歌詞と仮歌が届いて聴いたときは、まぁすごい衝撃でしたね(笑)ロックなバンドサウンドに遊び心満載の歌詞がのっていたので、DISH//らしいなとも思いました。耳に残るフレーズもたくさんあり、いい詞だと自信を持っています。5人になってから初のシングルとなりますが、5人になった今のDISH//らしさが詰まっています。
昌暉:歌い出しは「美味しく食べてね!」から始まるしね(笑)
龍二:つかみバッチリ!(笑)
昌暉:グリルで9分焼くといったことも歌詞にしているので、ぜひ、この曲を聴きながらさんまの塩焼きを作っていただけたら嬉しいですね。
大智:ところでさ、なんでさんまにしたの?すごく疑問(笑)
匠海:ぱっと出てきたんだよ。
昌暉・龍二・柊生・大智:(笑)
大智:そのインスピレーションがすごい(笑)!
匠海:「さんま」と一言も出ていないのもポイントかも(笑)。実は最初のタイトル案、「僕はさんま」だったんですよ。パンチが効きすぎということでNGになりましたが(苦笑)
昌暉:あまりにも歌詞のインパクトが強くて、仮歌だと思ったくらいでしたね(笑)でも、実際に出すものがこの歌詞で…匠海、めっちゃおもしろーい!と思いました。
5人体制で初のシングル…今作にかける思い
― 「釣りバカ日誌」の主題歌という点での意気込みをお願います。柊生:氣志團さんより楽曲提供を受けた前シリーズの主題歌「俺たちルーキーズ」もかっこいいですが、今回は制作から作詞に匠海が関わっています。よりドラマと関わりを持てて嬉しいですね。僕自身もドラマを見て、エンディングで「I’m FISH//」が流れているのを聴いたとき「おぉ!」と感動がありました。
― CD付きフォトブック「東京VIBRATION」や5555枚の限定DVDシングル「JK//」を除くと5人体制で初めての音楽作品となる今作にかける思いをお聞かせください。
匠海:5人になってから最初に録った「東京VIBRATION」に比べても、この短期間で成長しているように思います。それはとても嬉しいことだし、ツアーも経て、僕らの中でも絆が深まり、それが作品から出ているように感じます。
大智:「5人になってよかった」と思えてもらえたら嬉しいですね。以前よりもバンドらしくなったと感じていただきたいと思うと同時に、変わらないDISH//らしさも伝わればといいなと願っています。
― ありがとうございました。
大智の電撃加入からまもなく半年。衝撃が走ったファンも多数いたことだろう。しかし、メンバーも最初は戸惑うことがあったに違いない。そんな不安や心配は、大智、そして4人の人柄が拭い去った。今ではすっかり、大智はDISH//になくてはならない存在となり、ドラムメンバーの加入によりDISH//をパワーアップさせた。5人になったDISH//はまだ、歩み始めたばかり。メンバー5人はスラッシャーとともに高みを目指し、この先も歩き続けることだろう。(modelpress編集部)
DISH// プロフィール
2011年12月に結成。北村匠海、矢部昌暉、小林龍二、橘柊生の4人で構成された演奏しながら歌って踊るダンスロックバンド。ギター、ベース、DJを武器に繰り広げるステージは「こんなの見たことない…」と観客を驚かせる。2012年6月10日に「It’s alright!」で待望のインディーズデビューを果たし、グループ名の“ディッシュ=お皿”から連想されたライブ中の皿投げサービスは安定の盛り上がりをみせる。
2013年6月19日、SonyMusicRecordより「I Can Hear」でメジャーデビュー。2017年1月1日より、新メンバーとして泉大智(Dr)が加入し新たなスタートを切る。6月7日、テレビ東京系 金曜よる8時のドラマ「釣りバカ日誌 Season2 新米社員 浜崎伝助」の主題歌にもなっている9th single「I'm FISH//」をリリースする。
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