<Dream Amiインタビュー>E-girlsの“顔”が「役目を果たした」と感じた瞬間…ソロ専念で金髪はどうする?「E.G.family」を初めて語る
2017.06.06 12:09
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5日、ガールズ・エンタテインメント・プロジェクト“E-girls”が、アーティスト集団「E.G.family」として組織を拡大させ、新体制となり活動することを発表した。これに伴い、E-girlsはこれまでの19人から11人体制となる。今回モデルプレスでは、ソロ活動に専念することになったDream Amiにインタビューを実施。Dream Amiが、本件について取材に応じるのは、初となる。
E-girlsは「E.G.family」へと進化
2011年4月、Dream、Happiness、Flowerの3つのグループが集まりガールズ・エンタテインメント・プロジェクトとして始動したE-girls。それから6年が経ち、「これからも輝き続けるため」にメンバー19人で話し合った結果、プロジェクトを「E.G.family」として進化させ、19人全員がそれぞれの夢を叶えるべく、新しい道に進むことを決断した。E-girlsはプロジェクトからチームとなり、ヴォーカル鷲尾伶菜(Flower)・藤井夏恋(Happiness/ShuuKaRen)・武部柚那(スダンナユズユリー)、パフォーマー楓(Happiness)・佐藤晴美(Flower)・須田アンナ(Happiness/スダンナユズユリー)・坂東希(Flower)・SAYAKA(Happiness)・YURINO(Happiness/スダンナユズユリー)・石井杏奈・山口乃々華の11人体制で“新生E-girls”として始動。
藤井萩花はFlower/ShuuKaRen、重留真波・中島美央はFlower、MIYUU・川本璃はHappinessの活動にそれぞれ専念する。
Dreamに関しては、各メンバーが名字のように名前を名乗ることでグループを残していく形に。Dream Ayaはチーフ・クリエイティブ・マネージャーとなりヴォーカル・パフォーマーを引退、Dream Amiはソロ活動に専念、Dream ShizukaはDANCE EARTH PARTYのヴォーカルとして活動する。
Dream Amiが初告白<モデルプレスインタビュー>
ソロ活動に専念するDream Ami。挑戦の理由は?メインアイコンとして支えてきたE-girlsへの想いは?Dreamの今後は?――そのすべてを、初めて語る。
ソロ活動、そしてDreamへの想い
― ソロに専念されるということですが、いつ頃から意識していましたか?Ami:E-girlsというプロジェクトが始まったときから、いつかはE-girlsを離れるんだろうなとは思っていました。一生居続けられる場所ではないのかな、と何となく。もちろん当時は、具体的にいつと考えていたわけでも、E-girlsを離れることのイメージが浮かんでいたわけでもないんですけど、ここ1、2年で考えるようになりました。
― E-girlsのプロジェクトが始動した当初から、そう思っていた理由は?
Ami:元々、グループではなくプロジェクトで、Dream、Happiness、Flowerを世の中の皆さんに知ってもらうために始まったことだからです。そういう意味では、それぞれのグループが輝けることになるのが目標だったので。
― そのときに、すでにソロプロジェクトも意識していたということですか?
Ami:そのときは、E-girlsじゃなくなったらDreamでと思っていました。自分がソロでっていうのはなくて、Dreamをグループとして確立させたいというのが目標でした。でも、E-girlsと並行して、Dreamとしても活動させていただく中で、皆でまとまることだけが正解じゃないのかも、そこにこだわる必要はないのかも、と思うようになったんです。Dreamに関して言うと、自然と全員がそう思うようになりました。具体的には、1年ほど前からで、それぞれ得意なもの、1番合った表現方法を見つけ始めたタイミングで、4人でいることが逆に個性を消してるんじゃないかなと感じて。一人ひとりの人生で考えると、そうじゃないなと。
― 今回、「E.G family」の中にDreamを残すという選択肢はありましたか?
Ami:昨年末にErieちゃんが芸能界を引退して3人になったんですけど、もしかしたら4人だったらその道もあったかもしれないです。でも、3人ではそのイメージは沸きませんでした。Erieちゃんの卒業は、それぞれの人生を考えるきっかけをくれて、考えた結果、最終的な目標がDreamでの活動じゃないなという結論にたどり着きました。
― やりきった感覚ですか?
Ami:やりきったというよりは、自分たちの限界がそこだったのかなと思います。できることなら、Dream4人でツアーもやりたかったですし、アルバムも出したかったし、色々やりたいことはいっぱいありましたけど、実際はできなかったのが現実で。Erieちゃんが引退することは、その1年前くらいから決まっていたのですが、その頃から3人で活動することはきっとないかなとぼんやり思っていました。それで今回、そのタイミングとE-girls全体が進化すべきタイミングが重なったイメージです。
― 名前に「Dream」を残すことへの想いを教えてください。
Ami:リリースの予定がなくても、3人で歌って踊ることがなくなっても、私たちはDreamなんです。組織図の中にはないですが、名前をなくすつもりもないし、自分たちの名字のようなものだと思っています。それぞれ活動していくことで、Dreamの名前が残り続けてほしいです。
― Ayaさん、Shizukaさんが選んだ道というのは、Amiさんから見てどう感じますか?
Ami:全く違和感はないです。自然とそうなったんだなと思います。「実は私、これがやりたいんだよね」ってことはなく、「だよね、やりたかったよね」「そっちだよね」とお互いに納得してますし、理解できる選択でした。Ayaちゃんに関しても、ずっと前から写真を撮ることが好きでしたし、ずっと前からライブのグッズもプロデュースしてくれていたので。ヴォーカルとパフォーマーを引退することに対しては、正直ちょっと残念な気持ちもありますけど、こういう決断をするところもAyaちゃんらしいなと思います。けじめをつけて新たな道にいきたいんだなというのはすごく理解できます。2人が決めた道なら、100%全力で応援したいです。
E-girlsの“顔”が語るこれから
― 新生E-girlsは、Amiさんから見てどういう印象ですか?Ami:曲やパフォーマンスはまだ何も見てないんです。でも、メンバーを見ると、全く別のものになるんじゃないかなとワクワクします。別の輝きを放つと思います。
― これまでE-girlsは、Amiさんがメインアイコンとしての役割を担っていましたが、その点については?
Ami:実は、E-girlsを卒業しようと思った理由の1つがそこにあるんです。自分はこれまで、E-girlsを代表してメディアに出させていただく機会が、ほかのメンバーに比べると多かったと思います。「金髪の子」としてAmiという名前を覚えていただけて、それがE-girlsを知ってもらうきっかけになればいいなと思って活動していました。年齢も上ですし活動歴も長いので、皆を引っ張っていく立場で最初は良かったと思うんですけど、気が付けば皆大人になって、お酒を飲める年齢になって(笑)、今までは後ろを一生懸命ついてきてた子が、逆に自分を引っ張ってくれてる瞬間があったり、その子なりの個性を自分で見つけていく瞬間を見たりしていくうちに、自分が引っ張っていく段階じゃないなと思うようになりました。逆に自分が前に出ることによって、その子たちの輝ける場所を奪ってしまっているんじゃないかなと思うときも正直あって、そのとき自分がE-girlsとしてやるべき役目を果たしたんじゃないかなという感覚が芽生えました。新生E-girlsは、今まで溜めてたそれぞれの個性が爆発するんじゃないかなと思うので、すごく楽しみですし、皆の個性が新生E-girlsを作っていくと思います。
― Dreamの皆さんで、そういうお話も?
Ami:Dreamでは何度も。皆同じ気持ちです。だからこそ15年間やって来れたし、価値観が同じだから同じ状況で同じことを思う仲間なんです。
1人で戦う決意…金髪はどうする?
― ソロ活動に専念することで、新たに表現したいことを教えてください。Ami:これまでは、ソロをやりながらでもE-girlsという絶対的な帰る場所があるから、という安心感がどこかでありました。でも、自分の居場所がDream Amiだけになるので、そこにかける気持ちもより一層大きくなっています。今までは色々な活動を並行してやって来た分、時間の問題でやりたくてもできなかったことがあったので、時間の制限がなくなることで、色々追求できるのかなとも思っています。音楽もそうですし、色んなことでDream Amiを表現していきたいです。
― ソロに専念して最初のシングル「君のとなり」(7月12日リリース)は、何か意識しましたか?
Ami:制作の段階でそうなることは分かっていたんですけど、自分の中では常にE-girlsとは別のものだったので、特別意識はしてないです。Dream Amiが表現したいものを、これからもブレずに伝えていきたいと思います。
― 今回の発表を受け、ファンの方に“これだけは自分の言葉で伝えたいこと”は?
Ami:心配される方、残念に思われる方もいらっしゃると思いますが、Ayaちゃん含め皆「E.G family」なので、そこは“悲しい”と思うより、これからに期待してもらえると嬉しいです。ただ、理解していただくまでには時間がかかると思いますし、これからの自分たちの発信次第で皆さんの気持ちを明るい方にも暗い方にも持っていけると思うので、皆さんをもっともっとワクワクさせられるように、「E.G family」になって良かったと皆さんに思ってもらえるように、私たちは頑張っていきます。
― 以前、“E-girlsの金髪の子”というイメージが定着したことで、「金髪の辞め時が分からない」と話していらっしゃいましたが、このタイミングでのイメージチェンジは考えていますか?
Ami:確かに!考えてなかったですけど、言われてみれば、変えるなら今ですよね(笑)。どうしよう…Dream Amiとして、次のステップに進むときに、イメチェンするっていうのもありですよね。ちょっと考えてみます(笑)。
“夢を叶える秘訣”
― では、新たな一歩を踏み出す今だからこそ実感する“夢を叶える秘訣”を教えてください。Ami:続けること、しかないかなと思います。良いことばかりじゃないですし、心が削られることもあると思いますし、タイミングは人それぞれですけど、続けていればやってて良かったという瞬間がいつか来ると思います。
― 今の“夢”は何ですか?
Ami:夢ですか…目標はたくさんあるんですけど。私は目標と夢は別かなと思っていて、夢は手が届かないから夢だと捉えています。紅白に出るという夢もE-girlsとして叶えていただきましたし、「今の夢はこれです」と宣言するよりも、一つひとつ目標をクリアした先に夢を見つけたいです。なので、いつか叶った時に発表したいです!
― ありがとうございました。
メモリアル・ライブ開催
今回、E-girlsは、7月15・16日にさいたまスーパーアリーナ2DAYS「E-girls LIVE 2017 ~E.G.EVOLUTION~」を開催することをあわせて発表。19人のE-girls6年間の集大成となるライブであり、新生E-girls、「E.G.famil」の新たな時代への第⼀歩となるメモリアル・ライブ。出演は19人体制のE-girls、11人体制の新生E-girls、Dream Ami、DANCE EARTH PARTY、Happiness、Flower、ShuuKaRen、スダンナユズユリーで、進化したカタチをこの場で体感できる2日間となる。
E-girlsの“顔”として、グループを背負ってきたDream Amiが選んだ道は、「E-girlsの進化のため」のソロ専念。「E.G.famil」という仲間はいても、ステージでは1人で勝負することになる。これまでとは違うプレッシャーを抱え、新たな夢へ。その決意が、「E.G.famil」の未来を照らしていく。(modelpress編集部)
Dream Ami(ドリーム・アミ)プロフィール
誕生日:1988年5月11日出身地:大阪府
血液型:B
身長:164cm
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