永尾まりや(C)モデルプレス

永尾まりや、今だから言える“AKB48チーム4”のこと…消滅は「みんな薄々感じていた」<モデルプレスインタビュー>

2017.04.05 08:00

昨年3月までAKB48のメンバーで、現在はタレント・モデル、YouTuberなどとしても活躍の場を広げている永尾まりや(23)。永尾を含め、島崎遥香、川栄李奈、入山杏奈らで結成され、大場美奈(現SKE48)が率いた“大場チーム4”は、絶大な人気を集めていた中で2012年に“消滅”した。「今あのメンバーでチーム4がまた出来たらすごいチームになる」と語る永尾に、改めて“あの時の心境”を聞いてみた。

  

まりやぎにチーム4のことを聞く

― 永尾さんといえば…AKB48の“チーム4”というイメージが実は私の中で強いんです…。

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永尾:チーム4!(笑)

― 一番伺いたかったのですが、チーム4がなくなった時(※1)の心境はどうだったんですか?当時、突然のことで衝撃的でした。

(※1)2012年8月に開催されたコンサート「AKB48 in TOKYO DOME ~1830mの夢~」でのグループ組閣にてチーム4は消滅。

永尾:なくなることはみんな薄々感じていたと思います。

― え!!!

永尾:私達自身、そろそろなくなるかもなみたいな…。チーム4はダメだって、みんなが感じてました。まだ先輩方と少ししか関わらないままチーム4が出来てしまったので、AKBと“4”みたいに孤立していたんです。周りも見えず、私達のチームしか見えずでした…。

― 具体的になぜそのように感じていたんですか?

永尾:やっぱりみんなまだ若かったんだと思います。研究生から上がってすぐ、先輩方と対等の立場っていうのが早すぎて、このままじゃダメだなって。

― 結成時にはすでに不安でしたか?

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永尾:結成した時は何も考えてなくて(笑)“超嬉しくない?”みたいな。先輩がいないから気使わなくていいとかあるじゃないですか。よっしゃ!みたいな感じでしたけど、やっぱり先輩がいたほうが学ぶんだなって…。

― しかし絶大な支持を得ていたからこそ、消滅にショックを受けてた人が多かったように感じました。

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永尾:はい。人気は結構あったとは感じていたのですごくショックではありました。でもファンの方は新しく入った子とかちょっとできない子とかを応援したくなるからであって、私達自身はそんなダンスもちゃんと出来てなかったし、今となってはみんな各チームに行って学んでよかったんじゃないかなと思います。

― では再編成されてチームが変わった後、悔しさをバネにされた感じですか?

永尾:そうですね。あのままだと緩んでるじゃないですけどチーム4だけAKBじゃなかった気がしていて。だから先輩たちが卒業しちゃう前に先輩たちの下で同じグループできてよかったという感じはあります。

― 意識が高かったんですね。以降、新しくまたチーム4ができたじゃないですか。“うわっ…”てなったんですか…?

永尾まりや(C)モデルプレス
永尾:新しいチーム4が好きという方も多いと思うけど、私はやっぱり昔のチーム4は最強だったなって思ってます(笑)

チーム4再集結には「泣いちゃいそう」

―最近、ぱるる(島崎遥香)が卒業された時はみんなで集まっていましたが、ああいう時はやはり嬉しいですか?

永尾:嬉しいですね。チーム4って思い入れが一番深くて。今でもみんなでチーム4で集まって踊ったらみんなで泣いちゃいそうなぐらい思い出が深くて。

いいチームだったな。今は遅いかも知れないですけど、2年ぐらい前に結成してたら、今も結構頑張ってたんじゃないかなって思いますね。今あのメンバーでチーム4がまた出来たらすごいチームになるんじゃないかな。

― 今、らんらん(山内鈴蘭)は名古屋で、卒業したメンバーも結構いて、今みなさんバラバラですが…。

永尾:(大場)美奈とかも名古屋ですね。鈴蘭は最近会いました。(中村)麻里子が卒業するので集まろうと結構最近は連絡してます。

― 集合写真待ってます!(笑)では、6年在籍したAKB48って永尾さんにとってどんな存在でしたか?

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永尾:学校?簡単に言えば学校で、新しい世界のような感じでしたね(笑)

― 永尾さんは卒業したあとちゃんと夢を叶えていて、そういった意味では成功されてますよね。

永尾:どうですかね?いや。私も卒業してからやっぱまだまだだなって本当に思います。まだ上を目指していきたい。

― 何か具体的な今後の目標があるんですか?

永尾:目標は雑誌の表紙です!グラビアが多かったので、ファッション誌の表紙は飾ったことがなくて、だから自分の夢であるファッション誌でカバー飾りたいです。

― 永尾さんは、ファッションのイメージも強いですよね。それこそ今、AKB48がファッションブランドを設立したのをご存知ですか?

AKB48のファッションブランド「UNEEDNOW」イメージビジュアル(C)AKS
永尾:知ってます!先日(北原)里英さんに会って、誕生日のお祝いをしてくれたんですけど。そのブランドの話になって「やぎちゃん(永尾)がいてほしかったな~って思う」って言ってくれたんです(笑)。私がいるうちにやってほしかった~(笑)。

―確かに…(笑)ありがとうございます。最後に、まりやぎさんの夢を叶える秘訣を教えてください。

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永尾:何事も楽しむことです。嫌なことでも経験と思うというか。なんでも嫌だなーって思ったら、気持ちが落ちちゃうじゃないですか。嫌だけど後からいい思い出になると全部プラスに考えて、嫌なことがあっても良かったなって思うことです!

―素敵なお答えをありがとうございます!

永尾:ありがとうございました!

永尾まりや、マルチに活躍

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永尾まりや(ながお・まりや)。1994年3月10日生まれ、神奈川県出身。 AKB48の9期生として2010年~2016年までアイドル活動を行った。

現在はモデルとして活動するほか、ドラマ・映画「咲-Saki-」に出演するなど女優としても活動中で、“DJ”の顔も併せ持つ。

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また、「まりやぎちゃんねる(仮)」と題した公式チャンネルで、メイクテクニックや鞄の中身を紹介する動画を公開し、マルチな活躍ぶりを発揮している。(modelpress編集部)
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