菅本裕子インタビュー(C)モデルプレス

菅本裕子、HKT48脱退「地獄の日々」からなぜ復活できた?「モテるために生きている」を掲げる真実

2016.12.03 19:00

「モテるために生きている」―…“ゆうこす”の愛称で親しまれる菅本裕子(22)。2015年の「ミスiD 2016」準グランプリ受賞をきっかけに注目。「モテるために生きている」をテーマを掲げ、SNSやイベントでのモテ講座やメイク講座などが話題となり、女性を中心に支持を集めている。そんなゆうこすはもともと、HKT48メンバー。2012年に脱退してから2015年の受賞まで、どのような思いだったのだろうか。

  

菅本裕子、元HKT48として…

― いま人気が女性中心ですよね。

ゆうこす:ありがとうございます。もともとがアイドルなので男性ファンがメインだったんですけど、いまファッション系の仕事などをやらせてもらうなど想像していなかったので、ただただびっくりしています!

― アイドルといえば元HKT48として…。

ゆうこす:最近「元HKT48の…」って言ってもらえる時に、本当にいいのかなっていうぐらい期間も短くて。CDデビューも1回もしてないし、公演も過呼吸で倒れて裏で寝てることとかの方が多かったので、ようみんな知ってくれてるなーってぐらい(笑)。私のほうがあんまり記憶になくて。

― そうなんですか。そもそもなぜHKT48に?

ゆうこす:もしHKT48に合格したら夏休みの宿題をしなくていいんじゃないかと安易な気持ちで受けたら受かりました(笑)。もともとアイドルを見るのは好きだったんですけど、実際はあんなにキラキラ輝くためには、それ相応に過酷な世界だと知って…。毎日が忙しく、寝られない日々が続く中で、これは本当にやりたいことなのかと思い辞めました。加入してから1年くらいですかね。

― 辞められる時は、本当に色々な噂が飛び交ってましたよね…。

ゆうこす:はい。HKT48を辞める時に色んなデマをたくさん言われて叩かれて…。覚せい剤なんてやってないし、メディアから問い合わせがあったとき、どこの情報を見ていってるんですか!と聞いたら、ネットをみましたと言われて。えー!マジかーって(笑)。地獄でしたよ。

― それはキツイですね…。

ゆうこす:辞めたころの自分の写真は今でもちょっと見られないです。心がズーンとしちゃいます。

― その後は料理タレントと言っていましたけど、なぜ料理?

ゆうこす:すごく落ち込んでいたら、たまたま道でスカウトされた方に料理本を出しませんかっていう話をされたんです。もともと料理好きだったので、その事務所に入ったんですけど、やっぱり本は出せなくて…。料理タレントと言うようになったのは、デマを払拭したかったんだと思います。料理で清潔アピールみたいな。「なんだお前ら」みたいな勢いで始めたと思います、多分(笑)。

― ある意味潔白を証明するための“料理”ってことなんですね。

ゆうこす:ですね。親にも「なんで辞めるの?」と聞かれるから「料理やりたくて」みたいな。いや「料理はモテるから」って(笑)。

菅本裕子「ミスiD」で再デビュー

― 辞めた後、再デビューまで3年間はどんな風に過ごしていたんですか?

ゆうこす:いくら元気じゃなくても、ネットなどにはネガティブな言葉を書きたくなかったんです。こんなに叩かれても信用してくれる友達や家族がいたので、みんなの前だけではポジティブでいようと。やっぱり色々な声があって完全には立ち直れなかったけど、ミスIDを受けてから、ちょっとずつ応援してくれる人も増えて、そうすると明るくいられる時間も増えていったんです。いまではスーパーポジティブクソ人間みたいに、どこまでポジティブやねん!ってぐらいになってしまったんですけど(笑)。

― (笑)。ミスIDを受けたときはどんな心境だったんですか?

ゆうこす:特にやりたいこともなく、毎日がつまらなくて、趣味もなくて暇だったんですけど、その時にパソコンで「ミスID」をたまたま見た時に「私だけがいない世界」っていうキャッチコピーにバッと目を引かれ、「あなたにしかなれないアイドル」っていうフレーズにグッと来たんです。それでアイドルは向いてないと思っていたんですけど、このつまらない世界を変えるために、私にしかできないアイドルをやってみようかなと思って。本音は刺激が欲しくて受けただけなんですけど、まさかこんなに刺激的な毎日なるとはっていう(笑)。

― ミスIDを受けるってことは、ある意味、もう一度芸能界への挑戦でもあるじゃないですか。

ゆうこす:そうですね。ミスIDを受ける前に、過去受けていた人のことを調べたら、そんなにガチガチの芸能やってる人も少なかったんです。自分の好きなことを好きなように自由にやらしてもらえる場だなって思って。芸能界で一花咲かせてやるぞみたいなことは思ってもなくて。今でも芸能界にいたいっていうつもりはないです。

― HKT48ではあまり自由には出来なかった?

ゆうこす:HKT48では経験したこともない新しい世界をたくさん見せてもらってすごく良いところだったんですけど、やっぱりグループ行動じゃないですか。チームがあっての個人なので、そういう意味ではもっと自分を出したかったなとかっていうのもあるし…単純に向いてませんでした、多分(笑)。人には不向きありますよね。振りをわざと間違えてる?ってぐらい協調性ないダンスやるなーみたいな。もう乱してすみませんっていう気持ち(笑)。でも決して楽しくないわけではなかったです。

― では、HKT48からもう一度お誘いがあったらどうしますか?

菅本:そうだなぁ…ずっとですか?ずっとだったら協調性がないから、1曲だけやらせてくださいとかとか言うかもしれない(笑)。

― 一夜限り?

菅本:一夜限りでお願いします。…なんて上から目線な(笑)。申し訳ない。めっちゃ上から目線ですよね(笑)。

菅本裕子「モテるために生きている」のルーツ

― 今“モテ”をテーマに活動していますが、いつ頃からモテたいと思い始めたんですか?

ゆうこす:物心つくぐらいからですかね。

― 早い(笑)。じゃあもう3、4歳でモテるために?

ゆうこす:でもみんな思ってませんか?周りにカッコイイ子がいたら可愛いって思われたいとかありますよね?裕子もずっと可愛いって言われたいし、言われて生きてきたんで(笑)。

― 男の子から?

ゆうこす:はい(笑)。幼稚園の頃めっちゃ言われてたなー。でも言われてない時もありますよ。それこそ辞めた直後とか、本当にひどい顔をしていたと思います(笑)。

― モテを発信するには勇気も必要だと思うんですけど、どのタイミングで始めました?

ゆうこす:もともとずっとぶりっ子で、モテるために生きてたんですけど、中学校高校の時ってそういうタイプはいじめられるじゃないですか。だからモテたいっていうことを全面には出してきませんでした。でも、ミスIDがあなたの好きなことをすべて肯定しますってスタンスのオーディションだったので。あれだけ叩かれて、あれだけ地獄を見てたら、もう怖いものは何もなくなって…言いたいこともやりたいこともすべて言って生きていこうと思い、「私はモテるために生きている」ってことを言い出しました。そしたらまさかの女子にモテるっていう(笑)。あれー?そっちかっていう(笑)。Instagramのフォロワーさんが8割は女子です。

― ゆうこすさんの言う“モテる”は男性に“モテる”ということ?

ゆうこす:たまに勘違いされるんですけど、彼氏何人いるんですか?今まで何人付き合ったんですか?って聞かれるけど、そういうことではなくて。モテるって最終的に考えたら「愛される」ってことじゃないですか。だからいろんな人に愛される人になりたい。極論を言ったら本当にいい子になりたいってことなんですけど(笑)。みんなから可愛くていい子だなって思われたいっていうことなんで。いっぱい彼氏が欲しいとかではないんです(笑)。

― チャラチャラした考えではないと。

ゆうこす:そうですね。一人の男性とお付き合いしつつも、ファンや周りのみんなから裕子ちゃん可愛い、いい子だなって言われて「あの彼氏うらやましいなー」ぐらいの。それが多分裕子の最強モテ。

― そうなんですね。

ゆうこす:私はこの世のすべてのモテたいって思っている女の子を肯定して、みんなで可愛くなろう、みんなでモテようって“チームゆうこす”みたいな感じでやりたいんです。ファッションブランドだったり、モテに直結すること全部やりたいです(笑)。これモテるからみんな一緒にやろう、頑張ろうみたいな。

菅本裕子、HKT48時代といま

― これまで「スナックゆうこす」や「モテ教室」など様々な斬新なイベントを企画していますが、今後どんなイベントなどを予定しているんですか?

ゆうこす:まだ企画段階で全然決まってないことだけど、女の子のファンと一緒に2泊3日でファスティングをしたいと思ってます。世の中においしいものがあり過ぎて、断食とか無理じゃないですか。だから地方の旅館へみんなで行って、ご飯は出ないけど、温泉があってヨガもできて、朝はみんなでランニングみんなでしようみたいな。

― 楽しそうですね!

ゆうこす:でも、実は裕子がファスティングをしたいだけなんです(笑)。スナックもやってみたかったからだし、モテ教室は女の子たちと美容トークをしたくて。ただ本当にしたいことをやってるだけなんですよ(笑)。

― やりたいことにモテが乗っかってる気もしますよね(笑)。

ゆうこす:それそれ、本当に(笑)。

― ゆうこすさんのSNSを見ていると、ファンとの距離もすごく近いですよね。HKT48時代とステージから見える景色もやっぱり違う?

ゆうこす:全然違います。あの時は300人いたとしたら、1人の顔も見えてなかったと思うんです。でも今は300人いても、奥の奥まで一人ひとりちゃんと見えています。

― 何が違うんでしょうか。

ゆうこす:私の心のありようというか…。あの時は入った瞬間からAKB48っていう大きなグループだったので、すぐ天狗になったんでしょうね。ファン1人1人を大切にできていなかったのだと思います。ファンがいて当たり前の状態になっちゃってました。すぐに番組もラジオ決まったし。そんな状況から辞めていきなり0になって。厳しい毎日を過ごしてきて、応援してくれることが当たり前じゃないってことに改めて気づきました。普通わかるよってことなんですけど。

― ブログなどでも書かれていましたが、イベントははじめ4人しかいなかったなど、本当に0からの再出発だったんですね。

ゆうこす:はい。でも4人は辛いですよ(笑)。マリオカートしようっていう企画をやって、みんなで交代しようねって言ったのに全然交代しなくていいんですよ。ただひたすらマリオカートをやるっていうわけのわからないイベントになって(笑)。相当辛いですよー…もっと来いよって言いながら(笑)。辛かったー、あれ。

― でも今や売れっ子になって、イベントのチケットも即ソールドアウトと聞きます。

ゆうこす:ありがたいことに…。「雑誌の撮影行ってきました」などをTwitterに書くと「遠くに行っちゃいそうで寂しいです」ってコメントも来るんですけど、ちゃんとみんなのコメントは全部見てるし、出来る限り返してるし、こういうお仕事ができるのは、応援してくれている、私に興味を持ってくれてる方々のおかげでしかないので、これからどうなるかわかんないけど、コメントはちゃんと今後も返して、感謝の気持ちを忘れずに生きていきたいので、寂しい思いをさせないように頑張ります!

夢を叶える秘訣

― 最後に、モデルプレス読者に向けて、ゆうこすさんの考える“夢を叶える秘訣”を教えてください。

ゆうこす:ここまで来られたのは、自分で努力することも大切なんですけど、アイドル時代は気づけなかった感謝の気持ちを常に持ち続けたからだと思います。だから一人ひとりの感謝の気持ちを忘れないで、あなたがいてくれるから私は今ここで輝けるんですって気持ちを大切にしたら、みんなも私のことを大切にしてくれて、口コミが広がって、フォロワーさんも300人が1500人になって、いつの間にか13万人になりました。だから応援してくれてる人がたとえひとりだったとしても、その人を大切にすれば、夢は叶うと思います。

― ありがとうございました。

いま女子を中心に人気急上昇中のゆうこす。「モテるために生きている」…それは自分を飾らずストレートに生きること。やりたいことをやり、言いたいことを本音で語り、人生を正直かつ自由に楽しむ。彼女が放つキラキラとした姿は、多くの人を虜にしているが、この日ゆうこすが見せ続けた底抜けに輝く瞳が、それを物語っていた。(modelpress編集部)

菅本裕子(すがもと・ゆうこ)プロフィール

菅本裕子(C)モデルプレス
愛称:ゆうこす
生年月日:1994年5月20日
出身地:福岡県
血液型:B型
身長:160cm

2011年7月にHKT48に加入後、2012年8月にグループから卒業。その後は料理タレントとして活動し、2015年に「ミスiD 2016」準グランプリを受賞。「モテるために生きている」をテーマに掲げ、TwitterやInstagram、リアルイベントなどで活動。スナックのママとなりファンと触れ合う「スナックゆう子」や男子禁制の「ゆうこすモテ教室」などオリジナルイベントを精力的に行う。2016年11月には新たにYouTubeアカウントも開設し、さらなるモテ発信も。2017年夏、映画「なっちゃんはまだ新宿」への出演も決まるなど、活動の幅も広げている。

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