超特急での“ドラマティック”な出来事―7人が出会った奇跡と意味、互いへのリスペクト モデルプレスインタビュー
2016.10.26 11:30
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7人組メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急がモデルプレスのインタビューに応じた。今年の12月で結成5周年を迎える彼らの勢いは増すばかりで、10月26日には2ndアルバム「Dramatic Seven」をリリース。今回はアルバムタイトルにちなみ、これまでの活動の中で7人が感じた超特急での“ドラマティックな出来事”を教えてもらった。
2年ぶりとなるアルバム「Dramatic Seven」は、7人のメンバーそれぞれのストーリーで紡ぐ、ドラマティックに進化する超特急が詰まった作品。そして、小室哲哉楽曲提供の「スターダストLOVE TRAIN」、前山田健一(ヒャダイン)楽曲提供の「バッタマン」、フジテレビ系木曜劇場「探偵の探偵」の主題歌「Beautiful Chaser feat.マーティー・フリードマン」、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ「お義父さんと呼ばせて」の主題歌「Yell」といったおなじみの楽曲を収録。何にでも化ける彼ららしいバラエティに富んだアルバムとなっている。
コーイチ:超特急は普段から攻めていますが、攻めきれないこともあります。今回はシングルではできなかったところまで攻めました!「超えてアバンチュール」では二次元の愛を歌ったり、「LIBIDO」では色欲を歌ったりと、いろんな攻め方ができ、アルバムならではの挑戦になりました。ジャンルの広さは、この先の楽曲につながっていくと思います。
タカシ:前作のアルバムは2年前になりますが、ファーストアルバムの「RING」以降、様々な楽曲を歌ってきました。今回のアルバムは、自分がずっと培ってきたものを全て試す場所でもあったのですが、自分のやりたいことを存分に発揮できたと思います。とくに自分がモチーフとなっている「Whiteout」は、今年成人を迎えるということもあり気合十分で臨みました!
タクヤ:センターの曲はもちろん大切で、愛してやみませんが、バラードが好きなので「Always you」はとくにお気に入りです。バラードというと、もしかしたら超特急らしくないのかもしれませんが、この曲がアルバムのラストを飾っているのがすごくかっこいいと思います。とくに後半の転調の「ありがとう」のフレーズが好きです。
カイ:「Seventh Heaven」は、ミュージックビデオを撮影したということもあり思い出深いです。真夏に静岡の砂丘で、体感温度40度という中で撮影しました。砂漠のシーンとスタジオのレーザーのシーンの切り替えが“かっこよさ”と“かっこいいけどちょっとダサい”という超特急らしさを表現しています。これからの披露も楽しみです。
リョウガ:「Seventh Heaven」のミュージックビデオの撮影は大変だったよね。雨の中で踊った「スターダストLOVE TRAIN」も大変だったけど、同じくらい難しかったです。僕は小室哲哉さんよりいただいたこの「スターダストLOVE TRAIN」に強い思い入れがあります。8号車(ファン)もまさかの小室さんからの楽曲提供に驚いたことかと。でも、しっかり超特急との化学反応を見せることができました。小室さんに楽曲提供していただけるなんて、まさかで衝撃的でしたが、とても光栄でしたね。
ユースケ:僕はやっぱり「バッタマン」。多くの人に愛されて何度も披露し、今ではライブの定番曲となりましたが、今回の「バッタマン」には叫び声が入っています!ライブの定番の叫び声が定着し、今回新たに叫び声が加わってとても嬉しいです。“叫び声がなければ「バッタマン」じゃない!”ということが形になり、誇りに思います。
ユーキ:「Beautiful Chaser」にはたくさんの思い出があります。北川景子さん主演のドラマ「探偵の探偵」の主題歌ということで、この楽曲をきっかけに何度か北川さんにお会いしました。それ以来、僕たちのことを気にかけてくださっています。「a-nation stadium fes.」でお会いしたときも、「Beautiful Chaser」のことを覚えてくださっていてとても嬉しかったです。この曲でセンターをやらせていただいたことも光栄ですね。
コーイチ:ある撮影で富士急ハイランドに行ったのですが、そこに遊びに来ていた学生が「『Believe×Believe』の人たちだ!」と話しているのが聞こえたとき、僕たちのことを知ってくれているんだと嬉しく思いました。ショッピングモールでリリースイベントをやっていた時期もありますが、少しずつ8号車でない方にも広まっているんだと実感できて、こういった喜びもあるんだと知りました。この頃から超特急がドラマティックな展開になってきたかと思います。
タカシ:超特急を結成したとき、中学3年生で当時、地元の大阪に住んでいました。高校卒業を機に、上京したのですが、学校と活動の両立、大阪と東京の往復が当たり前でなくなった瞬間はメンバーや家族、友人への感謝の気持ちが込み上げてきましたね。学校と活動の両立をやりきれたのはメンバーやいろんな人の支えがあったから。当たり前のようなことですが、ドラマティックに感じた瞬間の一つです。
ユースケ:僕はヒャダインさんに会えたこと。ずっと、いつか作曲していただきたいと思っていたところで「バッタマン」を楽曲提供していただきました。「バッタマン」をいただく前、ヒャダインさんがMCを務めている番組に出演させていただいたのですが、そのときに「いつか超特急の楽曲をできたらいいな」といってくださり、3周年の記念シングルで「バッタマン」と「スターダストLOVE TRAIN」が生まれました。その後も食事に連れて行っていただくなどお世話になっています。ヒャダインさん楽曲提供第2弾もあるといいな。
ユーキ:結成時、僕がリーダーだったのですが、リョウガとリーダーを交代して今に至るまでがドラマティックだなと思います。今もそのドラマを、リョウガをリーダーとした超特急で描いている途中です。
カイ:僕はタクヤが入ってきたこと。タクヤは超特急結成後に、加入してくれたメンバー。同じ高校で高3のときはクラスも一緒で、放課後に2人で教室の隅っこでダンスの練習をしたり、一緒にレッスンに向かったり、高校時代からいろんな思い出があります。タクヤがいたからこそ、僕自身もがんばろうと思えました。
タクヤ:僕は、ボーカル2人にスポットを当てたファンイベント「うたうたいvol.2」で、コーイチが作詞作曲をした「Missing U」を聴いたときです。「Missing U」以外にも、コーイチがたくさん曲を作っていた過程を見てきて「これどう?ええやろ?」と聴かせてもらっていました。どれも素敵でしたが、僕が一番良いと思ったのが「Missing U」。そんな曲をイベントで披露し、自分で作詞作曲をした曲を歌っている姿を見たときはドラマティックだなと思いました。これまで超特急が作詞作曲した曲はなかったですし、嬉しかったですね。
ユースケ:いいね!「コーイチアルバム」とかできちゃったり?
コーイチ:できると嬉しいですね。後輩もできましたし、その子たちにも曲を書ける人になりたいと思っています。
リョウガ:いろいろ思い出がありますが、やっぱりこの7人が集まったこと。メンバーには号車が割り当てられていますが、これは生まれた順なんです。1号車と7号車がボーカルっていうのは偶然なんですよ。それで、お父さん担当の1号車コーイチから始まり、末っ子担当の7号車タカシが最後尾。そして真ん中から後はアホという…
ユーキ・ユースケ・タカシ:おい(笑)!
タクヤ:真ん中からじゃなくて、真ん中より(笑)!
リョウガ:まぁまぁ(笑)。とにかく、全員にそれぞれの個性がある、素敵なメンバーが集まりました。当たり前ですけど、この世に2人といないメンバーとめぐり逢えたことがドラマティックです。そして、これからも続く超特急のレールは夢に向かい、ドラマティックに広がっていくと思います。
― ありがとうございました。
昨年末の国立代々木競技場第一体育館での2daysワンマンライブなど、彼らはいくつもの大舞台を踏んできた。そんな中でそれぞれが感じたドラマティックが出来事は、ありふれた日常にもいくつもあった。息の合ったパフォーマンスやチームワークの良いかけあいからは仲の良さが伝わるが、それだけではない。超特急には、互いへのリスペクトがある。まもなく結成5周年。超特急のレールは続いていく。(modelpress編集部)
・超特急 2ndアルバム「Dramatic Seven」収録曲
1.Seventh Heaven ※リード曲
2.バッタマン【Lunatic ver.】 ※9thSingle
3.超えてアバンチュール ※新録
4.LIBIDO ※新録
5.スターダストLOVE TRAIN ※9thSingle
6.Beasty Spider ※新録
7.Beautiful Chaser feat.マーティー・フリードマン ※10thSingle(フジテレビ系木曜劇場「探偵の探偵」主題歌)
8.Whiteout ※新録
9.Peace of LOVE ※新録
10.Yell ※11thSingle(関西テレビ・フジテレビ系ドラマ「お義父さんと呼ばせて」主題歌)
11.ライオンライフ ※新録
12.Clap Our Hands! ※新録
13.Always you ※新録
コーイチ&タカシが語る「Dramatic Seven」での“挑戦”
― 満を持しての2ndアルバム「Dramatic Seven」がリリースされますが、アピールポイントやアルバムだからこそ挑戦できたことを教えてください。コーイチ:超特急は普段から攻めていますが、攻めきれないこともあります。今回はシングルではできなかったところまで攻めました!「超えてアバンチュール」では二次元の愛を歌ったり、「LIBIDO」では色欲を歌ったりと、いろんな攻め方ができ、アルバムならではの挑戦になりました。ジャンルの広さは、この先の楽曲につながっていくと思います。
タカシ:前作のアルバムは2年前になりますが、ファーストアルバムの「RING」以降、様々な楽曲を歌ってきました。今回のアルバムは、自分がずっと培ってきたものを全て試す場所でもあったのですが、自分のやりたいことを存分に発揮できたと思います。とくに自分がモチーフとなっている「Whiteout」は、今年成人を迎えるということもあり気合十分で臨みました!
ダンサーが語る思い出の一曲
― 新曲に加え、ライブでもおなじみのシングル曲も多数収録されていますが、思い出の1曲とそれにまつわるエピソードをお聞かせください。タクヤ:センターの曲はもちろん大切で、愛してやみませんが、バラードが好きなので「Always you」はとくにお気に入りです。バラードというと、もしかしたら超特急らしくないのかもしれませんが、この曲がアルバムのラストを飾っているのがすごくかっこいいと思います。とくに後半の転調の「ありがとう」のフレーズが好きです。
カイ:「Seventh Heaven」は、ミュージックビデオを撮影したということもあり思い出深いです。真夏に静岡の砂丘で、体感温度40度という中で撮影しました。砂漠のシーンとスタジオのレーザーのシーンの切り替えが“かっこよさ”と“かっこいいけどちょっとダサい”という超特急らしさを表現しています。これからの披露も楽しみです。
リョウガ:「Seventh Heaven」のミュージックビデオの撮影は大変だったよね。雨の中で踊った「スターダストLOVE TRAIN」も大変だったけど、同じくらい難しかったです。僕は小室哲哉さんよりいただいたこの「スターダストLOVE TRAIN」に強い思い入れがあります。8号車(ファン)もまさかの小室さんからの楽曲提供に驚いたことかと。でも、しっかり超特急との化学反応を見せることができました。小室さんに楽曲提供していただけるなんて、まさかで衝撃的でしたが、とても光栄でしたね。
ユースケ:僕はやっぱり「バッタマン」。多くの人に愛されて何度も披露し、今ではライブの定番曲となりましたが、今回の「バッタマン」には叫び声が入っています!ライブの定番の叫び声が定着し、今回新たに叫び声が加わってとても嬉しいです。“叫び声がなければ「バッタマン」じゃない!”ということが形になり、誇りに思います。
ユーキ:「Beautiful Chaser」にはたくさんの思い出があります。北川景子さん主演のドラマ「探偵の探偵」の主題歌ということで、この楽曲をきっかけに何度か北川さんにお会いしました。それ以来、僕たちのことを気にかけてくださっています。「a-nation stadium fes.」でお会いしたときも、「Beautiful Chaser」のことを覚えてくださっていてとても嬉しかったです。この曲でセンターをやらせていただいたことも光栄ですね。
間もなく結成5周年 超特急での“ドラマティック”な出来事
― 今年12月で結成5周年を迎えるみなさん。2ndアルバムのタイトル「Dramatic Seven」にかけて、超特急の活動の中でドラマティックだと思った出来事を教えてください。コーイチ:ある撮影で富士急ハイランドに行ったのですが、そこに遊びに来ていた学生が「『Believe×Believe』の人たちだ!」と話しているのが聞こえたとき、僕たちのことを知ってくれているんだと嬉しく思いました。ショッピングモールでリリースイベントをやっていた時期もありますが、少しずつ8号車でない方にも広まっているんだと実感できて、こういった喜びもあるんだと知りました。この頃から超特急がドラマティックな展開になってきたかと思います。
タカシ:超特急を結成したとき、中学3年生で当時、地元の大阪に住んでいました。高校卒業を機に、上京したのですが、学校と活動の両立、大阪と東京の往復が当たり前でなくなった瞬間はメンバーや家族、友人への感謝の気持ちが込み上げてきましたね。学校と活動の両立をやりきれたのはメンバーやいろんな人の支えがあったから。当たり前のようなことですが、ドラマティックに感じた瞬間の一つです。
ユースケ:僕はヒャダインさんに会えたこと。ずっと、いつか作曲していただきたいと思っていたところで「バッタマン」を楽曲提供していただきました。「バッタマン」をいただく前、ヒャダインさんがMCを務めている番組に出演させていただいたのですが、そのときに「いつか超特急の楽曲をできたらいいな」といってくださり、3周年の記念シングルで「バッタマン」と「スターダストLOVE TRAIN」が生まれました。その後も食事に連れて行っていただくなどお世話になっています。ヒャダインさん楽曲提供第2弾もあるといいな。
ユーキ:結成時、僕がリーダーだったのですが、リョウガとリーダーを交代して今に至るまでがドラマティックだなと思います。今もそのドラマを、リョウガをリーダーとした超特急で描いている途中です。
カイ:僕はタクヤが入ってきたこと。タクヤは超特急結成後に、加入してくれたメンバー。同じ高校で高3のときはクラスも一緒で、放課後に2人で教室の隅っこでダンスの練習をしたり、一緒にレッスンに向かったり、高校時代からいろんな思い出があります。タクヤがいたからこそ、僕自身もがんばろうと思えました。
タクヤ:僕は、ボーカル2人にスポットを当てたファンイベント「うたうたいvol.2」で、コーイチが作詞作曲をした「Missing U」を聴いたときです。「Missing U」以外にも、コーイチがたくさん曲を作っていた過程を見てきて「これどう?ええやろ?」と聴かせてもらっていました。どれも素敵でしたが、僕が一番良いと思ったのが「Missing U」。そんな曲をイベントで披露し、自分で作詞作曲をした曲を歌っている姿を見たときはドラマティックだなと思いました。これまで超特急が作詞作曲した曲はなかったですし、嬉しかったですね。
ユースケ:いいね!「コーイチアルバム」とかできちゃったり?
コーイチ:できると嬉しいですね。後輩もできましたし、その子たちにも曲を書ける人になりたいと思っています。
リョウガ:いろいろ思い出がありますが、やっぱりこの7人が集まったこと。メンバーには号車が割り当てられていますが、これは生まれた順なんです。1号車と7号車がボーカルっていうのは偶然なんですよ。それで、お父さん担当の1号車コーイチから始まり、末っ子担当の7号車タカシが最後尾。そして真ん中から後はアホという…
ユーキ・ユースケ・タカシ:おい(笑)!
タクヤ:真ん中からじゃなくて、真ん中より(笑)!
リョウガ:まぁまぁ(笑)。とにかく、全員にそれぞれの個性がある、素敵なメンバーが集まりました。当たり前ですけど、この世に2人といないメンバーとめぐり逢えたことがドラマティックです。そして、これからも続く超特急のレールは夢に向かい、ドラマティックに広がっていくと思います。
― ありがとうございました。
昨年末の国立代々木競技場第一体育館での2daysワンマンライブなど、彼らはいくつもの大舞台を踏んできた。そんな中でそれぞれが感じたドラマティックが出来事は、ありふれた日常にもいくつもあった。息の合ったパフォーマンスやチームワークの良いかけあいからは仲の良さが伝わるが、それだけではない。超特急には、互いへのリスペクトがある。まもなく結成5周年。超特急のレールは続いていく。(modelpress編集部)
超特急 プロフィール
コーイチ(1号車)、カイ(2号車)、リョウガ(3号車)、タクヤ(4号車)、ユーキ(5号車)、ユースケ(6号車)、タカシ(7号車)からなるメインダンサー&バックボーカルグループ。多彩なジャンルを織り交ぜたダンスを踊るメインダンサー5人と、甘く伸びやかな歌声でダンサーを支えるバックボーカル2人で構成される7人組。2011年12月25日に結成。2012年6月にインディーズデビューシングル「TRAIN」を発表。その後も立て続けにシングルやアルバムを発表し、2015年12月には国立代々木競技場第一体育館で2daysのワンマンライブを開催し、2万5000人を動員した。10月26日に2ndアルバム「Dramatic Seven」を発売。・超特急 2ndアルバム「Dramatic Seven」収録曲
1.Seventh Heaven ※リード曲
2.バッタマン【Lunatic ver.】 ※9thSingle
3.超えてアバンチュール ※新録
4.LIBIDO ※新録
5.スターダストLOVE TRAIN ※9thSingle
6.Beasty Spider ※新録
7.Beautiful Chaser feat.マーティー・フリードマン ※10thSingle(フジテレビ系木曜劇場「探偵の探偵」主題歌)
8.Whiteout ※新録
9.Peace of LOVE ※新録
10.Yell ※11thSingle(関西テレビ・フジテレビ系ドラマ「お義父さんと呼ばせて」主題歌)
11.ライオンライフ ※新録
12.Clap Our Hands! ※新録
13.Always you ※新録
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