「HiGH&LOW」ヒロイン・吉本実憂、TAKAHIRO&登坂広臣との「お約束のネタ」で緊張ほぐす<インタビュー>

「HiGH&LOW」ヒロイン・吉本実憂、TAKAHIRO&登坂広臣との「お約束のネタ」で緊張ほぐす<インタビュー>

2016.10.08 18:00

総合エンタテインメント・プロジェクト「HiGH&LOW」の劇場版第2弾「HiGH&LOW THE RED RAIN」(10月8日公開)に出演する女優の吉本実憂が、インタビューに応じた。

  

劇場版第2弾「HiGH&LOW THE RED RAIN」

映画「HiGH&LOW THE MOVIE」に続き、「HiGH&LOW」の劇場版第2弾である今作は、次男・雅貴(TAKAHIRO)、三男・広斗(登坂広臣)、長男・尊龍(斎藤工)の「雨宮兄弟」がメイン。突如姿を消した長男・尊龍の「もうひとつの顔」、最大の敵・九龍グループの真相に迫っていく物語。

「HiGH&LOW THE RED RAIN」場面カット(C)2016「HiGH&LOW」製作委員会
今作から参加となる吉本は、ヒロイン・成瀬愛華役。悪に立ち向かい殺されてしまった父からUSBを託され、命からがら逃げているところを尊龍に救われるキーパーソン。危機的状況から脱出するも、助けてもらった尊龍がUSBとともに姿を消してしまったため、行方を探していたところ、雅貴と広斗に出会う。

TAKAHIRO&登坂広臣と「お約束のネタ」で緊張ほぐす

― 「HiGH&LOW THE RED RAIN」で吉本さんが演じた成瀬愛華は、囚われかけたところを尊龍に救われ、やがて雅貴・広斗と彼の行方を追うことになります。演じるにあたってはどのような準備を?

吉本:台本には書かれていない部分も含めて、これでもかというくらい細かくバックグラウンドを想像しました。例えば、彼女は弁護士の父親に男手一つで育てられた設定ですが、「お母さんはいつ、どうして亡くなったんだろう…」とか。強がってるわりには繊細そうだけど、「愛華ってカレシいたことあるのかな?」とか。もちろんストーリーとは直接関係ありませんが、自分の中にそういう細かい積み重ねがないと、物語の中でちゃんと愛華として生きられない気がしたんです。圧倒的な存在感のある尊龍さん、雅貴さん、広斗さんに対し、いなくてもいい登場人物になってしまうのは絶対イヤだったので、そこは必死で頑張りました。

― 実際に演じてみた感想はいかがですか?

吉本:実は今回、クランクイン前にTAKAHIROさん、登坂さん、山口(雄大)監督と一緒にホン読みをさせていただけたんです。ほぼ初対面だったので、すごく緊張してたはずなんですけど、そんなことも意識できないくらい必死で…。一人で迷ってた点を思い切って質問してみたり、雅貴・広斗と愛華の掛け合いのパートを演じたりすることができました。それで自分なりに軸が見つかったというか、現場では自然と役に入れた気がします。よく覚えているのはホン読みの際に、役作り用のノートをTAKAHIROさんに見られちゃったこと(笑)。映画の雅貴みたいな口調で「めっちゃ書いてるじゃん!」と明るく言ってくださって…。それでこわばってた気持ちが、スーッと楽になりました。

「HiGH&LOW THE RED RAIN」場面カット(C)2016「HiGH&LOW」製作委員会
― TAKAHIROさん、登坂さんとは現場でどんなやりとりを?

吉本:お二人ともすごく気さくな方で、映画の中に出てくる雅貴、広斗、愛華とほとんど同じ雰囲気で接してくださいました。撮影の途中からは、TAKAHIROさんの言葉に私がツッコミを入れ、それを登坂さんが冷静に受け流すのがお約束のネタみたいになって(笑)。私が緊張しない空気を作ってくださったんだと思います。TAKAHIROさんと登坂さんは本当に仲がよくて。カメラが回ってないときも、ほとんど雅貴と広斗の会話を見ている感じなんですよね。だから私も安心して、お芝居以外の時間も愛華の気持ちでお二人とお話しすることができました。

― 尊龍を演じた斎藤工さんとも、やはり今回が初の共演ですね。

吉本:はい。斎藤さんは今回、私たち三人より少し遅れて海外の現場に入られたんですが、本当に、私が勝手に思い描いていた尊龍のイメージそのもので…。すごく驚きましたし、安心しました。ご本人も現場では役の雰囲気をずっと保っておられて、私が何とか愛華として生きられたのは斎藤さんのおかげだと思います。それだけに尊龍が不在のシーンを撮っている期間はきつかった(笑)。恋愛感情とはちょっと違うと思うんですが、自分を救ってくれた尊龍に対して、愛華は言葉で説明できない憧れみたいな感情を抱いている。出会ったばかりの雅貴、広斗と行動を共にするのも二人のどこかに尊龍さんの面影、強さと優しさを感じたからだと思うんです。

「HiGH&LOW THE RED RAIN」場面カット(C)2016「HiGH&LOW」製作委員会
― 最後に改めて、吉本さんにとって「HiGH&LOW THE RED RAIN」の魅力とは?

吉本:いろんな愛が詰まってるところです。雨宮三兄弟の絆はもちろん、成瀬家の親子愛もそうですし、この映画には、人が誰かを想う気持ちがいっぱい描かれてます。だから観客の方が、自分にとって大切な誰かを思い浮かべながらこの映画を観てくださったら、これ以上嬉しいことはないですね。

(modelpress編集部)

映画「HiGH&LOW THE RED RAIN」

企画プロデュース:EXILE HIRO
監督:山口雄大
脚本:松田裕子、牧野圭祐、平沼紀久、渡辺啓
キャスト:TAKAHIRO、登坂広臣/斎藤工ほか


いつも無邪気に弟を笑わせる兄・雨宮雅貴(TAKAHIRO)、感情を顔に出すことのない弟・雨宮広斗(登坂広臣)。対照的なふたりだが、目に見えぬ絆で結ばれていた。彼らには心の底から尊敬する長兄・雨宮尊龍(斎藤工)がいる。幼い頃に両親を亡くした三兄弟の絆は固く、尊龍は弟たちに「拳は、大事なもんを守るために使え」と言い聞かせていた。

しかし1年前、尊龍はふたりの前から突如姿を消してしまう。それから弟たちは兄の行方を探し続けていた。

ふたたび巡ってきた両親の命日。尊龍が現れることを期待し、雅貴と広斗は家族の墓を訪れる。だが、そこに現れたのは兄の行方の手がかりを持つ謎の少女・成瀬愛華(吉本実憂)だった。

なぜ尊龍は、雅貴と広斗を残して姿を消したのか?尊龍の行方を追って次々と真実が紐解かれるとき、雨宮兄弟の過去に隠された秘密が明らかとなる。そして三兄弟のたどる運命とは――。

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