新木優子、CMで変わった人生…今、踏み出す“ニューヒロイン”の新たな一歩「やり切ったことは、本当に自信」 モデルプレスインタビュー
2016.09.24 09:00
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女性ファッション誌「non‐no」専属モデルで女優の新木優子(22)が、モデルプレスのインタビューに応じた。今年の5月まで約1年間、ブレイク登竜門と呼ばれる「ゼクシィ」8代目CMガールをつとめ、一躍知名度が急上昇。2014年より出演する「ガスト」CMシリーズなども有名で、黒髪のロングヘアと儚げな眼差しがパッと目を引く美貌を武器に、年々活躍の幅を広げている。そして、9月24日には映画「泣き虫ピエロの結婚式」が公開される。志田未来と竜星涼がW主演をつとめる同作は、とびきりの幸せの前に救いがたい現実が訪れる、切なくもピュアなラブストーリー。新木は、2人を温かく見守る親友・稲葉真紀を演じている。
原作は、結婚式から50日後に、夫が原因不明の難病で亡くなったプロの道化師・望月美由紀氏の実話に基づく同名書籍。みんなを笑顔にする道化師に憧れて見習いピエロを続ける芦澤佳奈美(志田)と、重病から笑顔を忘れてしまった秋山陽介(竜星)の物語。
真っ直ぐな佳奈美とその愛に応えようとする陽介の姿は、“出会いと別れを知る”全ての人の心に響いていく。
新木:志田さん、竜星さん、お2人が演じた佳奈美と陽介のやりとりに、ドキドキして涙してしまいました。ホッとするような、でも切ない作品だと思いましたし、佳奈美の「好きな人には笑顔でいてほしい」「相手には涙を見せたくない」という気持ちに共感しました。
― 志田さん、竜星さんとの共演はいかがでしたか?
新木:志田さんは色んなところで拝見していた女優さんだったので、ご一緒できると聞いたときから楽しみでした。実際の現場では、役の切り替え方やメリハリ、演技面でも刺激を受けましたし、ただただ「すごい!」と圧倒されました。竜星さんは、温かく優しく見守ってくださり、居心地の良い現場を作ってくださいました。お2人には色々なことを教えていただきました。
新木:相手を想えば想うほどすれ違う2人っていうのは、見ていても切なかったし応援したくなる気持ちが分かりました。あと、私も友達の相談を受けることが多いんですよ。なので、真紀の立場には共感する部分が多かったです。
― 真紀は、芯の通った女性ですよね。意思が強くて頼りがいがあるというか。それは、新木さんのイメージにも通じると思います。
新木:私も意思は強い方だと思います。「こうしよう」と思ったら曲げたくないし、人にマイナスなことを言われても、自分の意見を貫き通したいタイプです。
― 話していると、より一層感じます!
新木:十代の頃からこのお仕事を始め、大人の方とお話する機会が多かったので、自然にそうなった気がします。
新木:素直にありがたいことだなと思っています。注目されるCMに起用していただき、「チャンスが来た!」という気持ちもありつつ、その期待に応えられるように頑張ろうとやる気が出ます。そう言ってもらえることで、後押ししてもらっている気分です。
― これまでのキャリアを振り返ってみて、自分で思うターニングポイントはいつですか?
新木:やっぱり「ゼクシィ」です。メディアの方はもちろん、友達や親戚からの反響もすごく大きかったですし、あのCMがあったから、こうして色々な作品に出演させていただく機会をいただけたんじゃないかなと感じています。自分の中では、1番大きなきっかけだと思っています。
― あのCMは、特に大きな話題を呼びましたよね。
新木:起用していただいてから、まだ1年ちょっとしか経ってないんです。もっと前に感じるし、信じられない(笑)。
― それは、この1年がすごく濃い1年だったから?
新木:そうかもしれません!色んな役に挑戦している間に、あっという間に過ぎていきました。まだ大学にも通っていた時期でもあったので印象深いです。
― ご卒業が今年の3月、ついこの間まで学業と両立されていたということで。
新木:学業も頑張りつつ、色々なお仕事をいただけて、本当に学びの時期でした。見事に全部違う役柄だったので、役の切り替えとか、一つ一つを丁寧に演じることの大切さとか。両立する上で、たくさん辛いことがあったからこそ、今後も頑張れるっていう自信がつきました。
― その自信が、新木さんの今後の武器になりそうですね。
新木:はい。4年制大学に通っていたんですが、テストと仕事が重なるってこともあって、それをやり切ったことは、本当に自信です。“乗り越える力”っていうのが確実についたと思います。また、就職した友達からはその分野の話を聞いたり、今でも刺激をもらっています。逆に、友達に会うことでリラックスもできるので、大学に行って良かったな~って思います。
新木:目標を立てて、公言すること。そして、その目標は大きい方が良いと思います。小さい目標は、大きい目標を目指しているうちに自然と達成していくと思うんです。自分の経験を振り返ってみると、苦しみながら、もがきながら大きな目標に向かって、それを達成したら、また次の大きな目標を立ててっていう繰り返しが、夢を掴むチャンスになった気がするんです。私は「non‐no」に入ったとき、最初に立てた目標が「表紙を飾ること」だったんですが、表紙にも起用していただいて、そこを目指す間には連載もスタートしました。皆さんも大きな目標に向かっていく過程を大切にしながら、夢に近づいていってほしいです。
― ありがとうございました。
十代でこの世界に飛び込み、様々な経験を積んできた彼女は、今新たな一歩を踏み出しているときなのかもしれない。しかし、「チャンスが来た」と意気込みながらも、その姿は自然体で気負いもない。どんな環境も楽しみながら、前に進んでいける人なのだろう。成長の止まらないニューヒロインから、まだまだ目が離せない。(modelpress編集部)
出身地:東京都
血液型:A型
身長:165cm
2014年より雑誌『non-no』の専属モデルとして活躍。2015年5月、ゼクシィ8代目CMガールに抜擢されるなど、CMにも多数出演し話題に。最近の出演作としては、ドラマ「家売るオンナ」(2016年7月期/日本テレビ)のほか、ドラマ「ラブラブエイリアン」(2016年7月期/フジテレビ※主演)、映画「インターン!」(2016年秋公開予定※主演)、「僕らのごはんは明日で待ってる」(2017年1月7日公開予定※ヒロイン)など。
監督:御法川修
原作:望月美由紀
脚本:田中洋史
キャスト:志田未来、竜星涼、新木優子、螢雪次朗
<ストーリー>
みんなを笑顔にすることを夢見る見習いピエロの佳奈美が恋したのは、笑顔を忘れた透析患者の陽介でした。
自分の運命を嘆き、人と深く繋がることを避けてきた陽介に出会った佳奈美は、彼を笑顔にするため、どんなときでも笑顔でいると決めます。佳奈美の明るさに触れ、次第に心を許していく陽介。いつしか二人は結婚の約束をします。
しかし、式の前日に倒れた陽介。余命わずかな陽介は、愛するがゆえ、佳奈美との別れを決意します。再び笑顔を失った陽介に、佳奈美が贈ったものは…?
真っ直ぐな佳奈美とその愛に応えようとする陽介の姿は、“出会いと別れを知る”全ての人の心に響いていく。
志田未来&竜星涼と初共演
― 完成した映画を観た率直な感想を教えてください。新木:志田さん、竜星さん、お2人が演じた佳奈美と陽介のやりとりに、ドキドキして涙してしまいました。ホッとするような、でも切ない作品だと思いましたし、佳奈美の「好きな人には笑顔でいてほしい」「相手には涙を見せたくない」という気持ちに共感しました。
― 志田さん、竜星さんとの共演はいかがでしたか?
新木:志田さんは色んなところで拝見していた女優さんだったので、ご一緒できると聞いたときから楽しみでした。実際の現場では、役の切り替え方やメリハリ、演技面でも刺激を受けましたし、ただただ「すごい!」と圧倒されました。竜星さんは、温かく優しく見守ってくださり、居心地の良い現場を作ってくださいました。お2人には色々なことを教えていただきました。
役に共感「切なかったし応援したくなった」
― 新木さんが演じた真紀は、いつも佳奈美と陽介を見守って応援する“理想の友達”という印象でした。ご自身は、役柄に共感する部分はありましたか?新木:相手を想えば想うほどすれ違う2人っていうのは、見ていても切なかったし応援したくなる気持ちが分かりました。あと、私も友達の相談を受けることが多いんですよ。なので、真紀の立場には共感する部分が多かったです。
― 真紀は、芯の通った女性ですよね。意思が強くて頼りがいがあるというか。それは、新木さんのイメージにも通じると思います。
新木:私も意思は強い方だと思います。「こうしよう」と思ったら曲げたくないし、人にマイナスなことを言われても、自分の意見を貫き通したいタイプです。
― 話していると、より一層感じます!
新木:十代の頃からこのお仕事を始め、大人の方とお話する機会が多かったので、自然にそうなった気がします。
「ゼクシィ」で変わった人生
― 新木さんと言えば、数々の映画・ドラマ・CMにご出演され、特に今年は「ネクストブレイク候補」と呼ばれることが多かったかと思いますが、ご自身では環境の変化をどのように受け止めていますか?新木:素直にありがたいことだなと思っています。注目されるCMに起用していただき、「チャンスが来た!」という気持ちもありつつ、その期待に応えられるように頑張ろうとやる気が出ます。そう言ってもらえることで、後押ししてもらっている気分です。
― これまでのキャリアを振り返ってみて、自分で思うターニングポイントはいつですか?
新木:やっぱり「ゼクシィ」です。メディアの方はもちろん、友達や親戚からの反響もすごく大きかったですし、あのCMがあったから、こうして色々な作品に出演させていただく機会をいただけたんじゃないかなと感じています。自分の中では、1番大きなきっかけだと思っています。
― あのCMは、特に大きな話題を呼びましたよね。
新木:起用していただいてから、まだ1年ちょっとしか経ってないんです。もっと前に感じるし、信じられない(笑)。
― それは、この1年がすごく濃い1年だったから?
新木:そうかもしれません!色んな役に挑戦している間に、あっという間に過ぎていきました。まだ大学にも通っていた時期でもあったので印象深いです。
― ご卒業が今年の3月、ついこの間まで学業と両立されていたということで。
新木:学業も頑張りつつ、色々なお仕事をいただけて、本当に学びの時期でした。見事に全部違う役柄だったので、役の切り替えとか、一つ一つを丁寧に演じることの大切さとか。両立する上で、たくさん辛いことがあったからこそ、今後も頑張れるっていう自信がつきました。
― その自信が、新木さんの今後の武器になりそうですね。
新木:はい。4年制大学に通っていたんですが、テストと仕事が重なるってこともあって、それをやり切ったことは、本当に自信です。“乗り越える力”っていうのが確実についたと思います。また、就職した友達からはその分野の話を聞いたり、今でも刺激をもらっています。逆に、友達に会うことでリラックスもできるので、大学に行って良かったな~って思います。
新木優子の語った“夢を叶える秘訣”
― では、最後になりますが、これまでの経験を踏まえ、新木さんが考える“夢を叶える秘訣”を教えてください。新木:目標を立てて、公言すること。そして、その目標は大きい方が良いと思います。小さい目標は、大きい目標を目指しているうちに自然と達成していくと思うんです。自分の経験を振り返ってみると、苦しみながら、もがきながら大きな目標に向かって、それを達成したら、また次の大きな目標を立ててっていう繰り返しが、夢を掴むチャンスになった気がするんです。私は「non‐no」に入ったとき、最初に立てた目標が「表紙を飾ること」だったんですが、表紙にも起用していただいて、そこを目指す間には連載もスタートしました。皆さんも大きな目標に向かっていく過程を大切にしながら、夢に近づいていってほしいです。
― ありがとうございました。
成長の止まらないニューヒロイン
「一つ一つの作品にベストを尽くしているんですが、完成したものを観ると『もっと、こう出来たな』『ここってこうすれば良かったな』って反省点が生まれるんです。だから、いつかは、反省点がないくらい自分で納得する演技が出来るようになりたいです。それが私の大きな目標です」。十代でこの世界に飛び込み、様々な経験を積んできた彼女は、今新たな一歩を踏み出しているときなのかもしれない。しかし、「チャンスが来た」と意気込みながらも、その姿は自然体で気負いもない。どんな環境も楽しみながら、前に進んでいける人なのだろう。成長の止まらないニューヒロインから、まだまだ目が離せない。(modelpress編集部)
新木優子(あらき・ゆうこ)プロフィール
生年月日:1993年12月15日出身地:東京都
血液型:A型
身長:165cm
2014年より雑誌『non-no』の専属モデルとして活躍。2015年5月、ゼクシィ8代目CMガールに抜擢されるなど、CMにも多数出演し話題に。最近の出演作としては、ドラマ「家売るオンナ」(2016年7月期/日本テレビ)のほか、ドラマ「ラブラブエイリアン」(2016年7月期/フジテレビ※主演)、映画「インターン!」(2016年秋公開予定※主演)、「僕らのごはんは明日で待ってる」(2017年1月7日公開予定※ヒロイン)など。
映画「泣き虫ピエロの結婚式」(9月24日シネマート新宿他、全国順次公開)
監督:御法川修
原作:望月美由紀
脚本:田中洋史
キャスト:志田未来、竜星涼、新木優子、螢雪次朗
<ストーリー>
みんなを笑顔にすることを夢見る見習いピエロの佳奈美が恋したのは、笑顔を忘れた透析患者の陽介でした。
自分の運命を嘆き、人と深く繋がることを避けてきた陽介に出会った佳奈美は、彼を笑顔にするため、どんなときでも笑顔でいると決めます。佳奈美の明るさに触れ、次第に心を許していく陽介。いつしか二人は結婚の約束をします。
しかし、式の前日に倒れた陽介。余命わずかな陽介は、愛するがゆえ、佳奈美との別れを決意します。再び笑顔を失った陽介に、佳奈美が贈ったものは…?
【Not Sponsored 記事】