中田裕二の歌詞に込められた本音とは?玉置浩二、CHAGE&ASKA、久保田利伸、山下達郎から受け継ぐ想い
2016.08.26 16:30
シンガーソングライターの中田裕二は、かつて率いていたバンド・椿屋四重奏時代からずっと、80年代の日本の古き良き歌謡曲をこよなく愛してきた。彼はそうすることで独自のロックチューンやバラードを作り上げてきたのだが、彼の「歌」を究めようとする姿勢はソロデビュー6年目になる今も一切変わらない。
この度リリースされる両A面ニューシングル「THE OPERATION/IT’S SO EASY」はブラックミュージックを軸に、質の高い音楽を発信し続ける気鋭のクリエイター集団「origami PRODUCTIONS(オリガミ・プロダクション)」のShingo Suzukiと関口シンゴがそれぞれ一曲ずつ共同プロデュースで参加している。日本の歌謡曲を究めれば、ブラック/ソウルミュージックにたどり着くという。
そうして彼が掲げたテーマは“BLACK EYED SOUL”。「歌謡曲が好き。でもベタにはしない。でもクールなだけにもならない」――そんな彼の「魂(ソウル)」が、この両A面シングルにはしっかり込められている。
今回モデルプレスでは、中田裕二にインタビューを決行。“BLACK EYED SOUL”の真髄に迫った。
中田:ははは(笑)。アッパーな“THE OPERATION”と、バラードの“IT’S SO EASY”、どちらも気に入っていたし、タイプも違う曲だからですね。
― 日本の歌謡曲を愛していくと、やはりブラックミュージック、ソウルミュージックにたどり着くのかなと思いました。
中田:たどり着きますね。自分が影響を受けてきたアーティストは、みんなブラックミュージックの影響を受けていますし、玉置浩二さん、CHAGE&ASKAさん、久保田利伸さん、山下達郎さん…みんなそうだと思うんです。ブラックミュージックを自分なりに解釈して、日本の歌として歌う――自分はやっぱりそのスタイルが好きなんですよね。
― 今回プロデュースをお願いされた「origami PRODUCTIONS」もそうですよね。
中田:そうですね。ブラック/ソウルミュージック畑の方だけど、でもポップスにも向かっているんですよね。そういう意味では意思を共有できるから楽しかったですね。あと、歌をちゃんと考えてくれる人たちでした。「こうすればさらに歌が映える」とか。
― 確かに。歌がしっかり伝わってきますね。だからこそ何を歌うかも重要になってくると思いますが。優しい歌だけど熱い歌でもありますよね。
中田:どちらの曲もタイプは違うけれど、最終的に唄っている内容は一緒のような気もしますね。それは、今みんな縛られなくていいことに縛られてるんじゃないか、ってことです。昔だったら考えなくても良かったことをいちいち考えなくちゃいけなくなっている。今、自分がどういう位置にいるのか、どのグループに属してるのか――人間はそもそもそれを確認したがる生き物だと思うんですけど、今の世の中はその確認をさせすぎる、っていうか。あんまりそれ気にしなくていいんじゃないかな、そういう中でも自分のペースで生きていきたいね、みたいなことを歌っています。
― ありがとうございました。
すべてを脱ぎ捨ててありのままの自分でいることはとても勇気がいること。それでも、本当に大切な人と出会った時、自分らしく生きられる勇気を与えられるのかもしれない。
自分がどういう位置にいるのか、どのグループに属してるのか。そんな自分の存在意義を確認するばかりの日常を脱する勇気が、中田裕二のつむぐ音楽には込められている。(modelpress編集部)[PR]提供元:株式会社テイチクエンタテインメント
■ニューシングル(両A面)「THE OPERATION/IT’S SO EASY」
2016年8月24日(水)発売
¥1,500+税
TECI-512
<内容>
1.THE OPERATION
2.IT’S SO EASY
3.接吻
4.モンロー・ウォーク
5.不時着
■最新LIVE DVD「TOUR 16 LIBERTY ただ一夜の太陽」
2016年8月24日(水)発売
\4,000+税
TEBI-43398
<収録曲>
1.WOMAN
2.リボルバー
3.KILL YOUR SMILE
4.en nui
5.SO SO GOOD
6.誘惑
7.とまどい
8.春雷
9.MUSK
10.朝焼けの彼方に
11.ヴィーナス
12.ROUNDABOUT
13.NIGHTLIFE
14.UNDO
15.LOVERS SECRET
16.月の恋人たち
17.STONEFLOWER
18.ひかりのまち
19.ただひとつの太陽
20.夜をこえろ
21.MIDNIGHT FLYER
そうして彼が掲げたテーマは“BLACK EYED SOUL”。「歌謡曲が好き。でもベタにはしない。でもクールなだけにもならない」――そんな彼の「魂(ソウル)」が、この両A面シングルにはしっかり込められている。
今回モデルプレスでは、中田裕二にインタビューを決行。“BLACK EYED SOUL”の真髄に迫った。
初の両A面シングルで自身のスタイルを再認識
― 24日にニューシングル「THE OPERATION/IT’S SO EASY」とLIVE DVD「TOUR 16 LIBERTY ただ一夜の太陽」が発売されましたね。今回のシングルは初の両A面ですが、これはいい曲だからですよね?それとも大人の事情?中田:ははは(笑)。アッパーな“THE OPERATION”と、バラードの“IT’S SO EASY”、どちらも気に入っていたし、タイプも違う曲だからですね。
中田:たどり着きますね。自分が影響を受けてきたアーティストは、みんなブラックミュージックの影響を受けていますし、玉置浩二さん、CHAGE&ASKAさん、久保田利伸さん、山下達郎さん…みんなそうだと思うんです。ブラックミュージックを自分なりに解釈して、日本の歌として歌う――自分はやっぱりそのスタイルが好きなんですよね。
― 今回プロデュースをお願いされた「origami PRODUCTIONS」もそうですよね。
中田:そうですね。ブラック/ソウルミュージック畑の方だけど、でもポップスにも向かっているんですよね。そういう意味では意思を共有できるから楽しかったですね。あと、歌をちゃんと考えてくれる人たちでした。「こうすればさらに歌が映える」とか。
― 確かに。歌がしっかり伝わってきますね。だからこそ何を歌うかも重要になってくると思いますが。優しい歌だけど熱い歌でもありますよね。
中田:どちらの曲もタイプは違うけれど、最終的に唄っている内容は一緒のような気もしますね。それは、今みんな縛られなくていいことに縛られてるんじゃないか、ってことです。昔だったら考えなくても良かったことをいちいち考えなくちゃいけなくなっている。今、自分がどういう位置にいるのか、どのグループに属してるのか――人間はそもそもそれを確認したがる生き物だと思うんですけど、今の世の中はその確認をさせすぎる、っていうか。あんまりそれ気にしなくていいんじゃないかな、そういう中でも自分のペースで生きていきたいね、みたいなことを歌っています。
― ありがとうございました。
中田裕二が伝えたいファンへの想いが1枚に
生きる上で人は様々な仮面を身にまとう。子どもの頃だったら何も考えなかったようなことまで気にせずには生きていけない。すべてを脱ぎ捨ててありのままの自分でいることはとても勇気がいること。それでも、本当に大切な人と出会った時、自分らしく生きられる勇気を与えられるのかもしれない。
自分がどういう位置にいるのか、どのグループに属してるのか。そんな自分の存在意義を確認するばかりの日常を脱する勇気が、中田裕二のつむぐ音楽には込められている。(modelpress編集部)[PR]提供元:株式会社テイチクエンタテインメント
■ニューシングル(両A面)「THE OPERATION/IT’S SO EASY」
2016年8月24日(水)発売
¥1,500+税
TECI-512
<内容>
1.THE OPERATION
2.IT’S SO EASY
3.接吻
4.モンロー・ウォーク
5.不時着
■最新LIVE DVD「TOUR 16 LIBERTY ただ一夜の太陽」
2016年8月24日(水)発売
\4,000+税
TEBI-43398
<収録曲>
1.WOMAN
2.リボルバー
3.KILL YOUR SMILE
4.en nui
5.SO SO GOOD
6.誘惑
7.とまどい
8.春雷
9.MUSK
10.朝焼けの彼方に
11.ヴィーナス
12.ROUNDABOUT
13.NIGHTLIFE
14.UNDO
15.LOVERS SECRET
16.月の恋人たち
17.STONEFLOWER
18.ひかりのまち
19.ただひとつの太陽
20.夜をこえろ
21.MIDNIGHT FLYER