竹内涼真「一生あんな経験はできない」“破壊力抜群”の感動<松井愛莉が直撃!「青空エール」リレーインタビューVol.2>
2016.08.15 12:00
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累計発行部数390万部突破の人気コミックを実写化した映画「青空エール」(8月20日公開)。今回、同作に出演するモデルで女優の松井愛莉が、モデルプレスのインタビュアーとしてキャスト陣に直撃したコラボレーション企画を実施。第2回目は、夢に向かって進む野球部員・山田大介を演じた竹内涼真。インタビューでは、撮影秘話や思い出のエピソードはもちろん、夢を追いかける姿を描く同作にちなみ、キャスト陣の考える“夢”への思いを語ってもらった。「16年間サッカーひと筋だった」という竹内が、今回野球に本格挑戦。その裏側で生まれた思いに、インタビュアー松井が迫る。
映画「青空エール」
同作は「高校デビュー」、「俺物語!!」などを生み出した河原和音先生の累計発行部数390万部突破の同名コミックを実写化。甲子園で野球部を応援する吹奏楽にあこがれて、初心者ながらも吹奏楽部に入部しトランペットを始める主人公・小野つばさ(土屋太鳳)、つばさと惹かれ合い、応援し合いながら夢に向かって進む野球部員・山田大介(竹内)らの青春を描いている。松井が演じるのは、つばさの親友・脇田陽万里役。夢に向かってひたむきに頑張るつばさを、明るく励まし支える役どころ。主演の土屋、相手役の竹内、そして松井のほか、葉山奨之、堀井新太、小島藤子、平祐奈、山田裕貴、志田未来、上野樹里ら華やかなキャストが集結する。
松井愛莉が直撃!リレーインタビュー<Vol.2竹内涼真>
松井:松井愛莉がキャストに直撃!「青空エール」リレーインタビュー!第2回目は、山田大介役の竹内涼真さんです。まず、初めに演じた役柄について教えてください。竹内:「なんて真っ直ぐで、ハッピーな少年なんだ」っていうのが、原作を読んだときの第一印象です。久しぶりにこんなに真っ直ぐなヤツを見たなって。少女漫画だから話が恋愛に進んでいくのかなって思ったら、部活に一生懸命な姿が中心に描かれていて、僕も16年間サッカーをやっていたのですごく共感できました。ただ、あれだけ爽やかで、ずっとニコニコしたハッピーな人だから、役に負けてしまうんじゃないかなって恐怖心もあったんですよ。
松井:恐怖心ですか?
竹内:そう。実際、クランクインしたばっかりの頃は、意外と大人っぽく見えちゃって、大介はもっと少年っぽさがある方がいいよな~って。つばさを勇気づける存在だし、テンションを上げることを意識して演じていました。
竹内涼真「一生あんな経験はできない」“破壊力抜群”の感動
松井:今回、1番印象に残っている撮影でのエピソードは何ですか?竹内:結構いろいろあるんですけど、愛莉ちゃんも一緒にいたシーンでいうと、病院の屋上で吹奏楽部のみんなが大介に向かって演奏してくれるシーン。もう僕的には、山田大介+竹内涼真としても感動しちゃって…。逆に、隣にいてどうだったのかなって聞きたい。
松井:私も鳥肌がぶわってなりました!
竹内:そうそう!一緒だったんだね!50人くらいの吹奏楽部のみんなが、1人のために演奏するってなかなかないし、その破壊力はすごかった。もう、一生あんな経験は出来ないんじゃないかなって思いますね。
松井:本当に感動しましたね。音ってズルいなって思うくらい。
竹内:撮影も大変だったしね。屋上には堀井新太もいて、3人で色々遊んだね。
松井:野球部のみんな、すごく仲が良かったよね。
竹内:本当に仲いい。クランクイン前から練習のためにずっと一緒にいるから、打ち解けるのも早かったし、泥だらけのままご飯食べ行って、本当に部活みたいな感じだった。そこに葉山奨之も入ってきて、男性キャスト全員で仲よかったですよ。
松井:葉山さんは吹奏楽部だけど、野球部チームに入って?
竹内:吹奏楽部も仲良かったんですけど、男1人だからずっと羨ましかったみたい(笑)。僕が「おいでよ」って誘いました(笑)。
松井:さすが野球部キャプテン!
竹内涼真が語った「夢を叶える秘訣」
松井:では、次の質問です。「青空エール」は、全力で夢を追いかけるつばさたちの物語ですが、竹内さんが考える「夢を叶える秘訣」を教えてください。竹内:妄想です。常日頃、イメージすること。自分がこうしたいなってことがあったら、まず自分がこうなってるなってイメージを持つ。例えば、音楽とかに合わせて、電車の中とかで。そうすることで、体も気持ちも自然とその方に向かって、ポジティブに物事を考えられるようになると思います。
松井:これまでの人生で、それを実感した瞬間は?
竹内:僕、16年間サッカーをやっていて、サッカー選手になりたかったんです。でも、20歳のときに諦めて、この世界に入ろうって決めて、そのとき、サッカー選手を目指しているって思ってた親を説得しなきゃいけない瞬間が来た。説得材料として、「グランプリになったら100万円もらえるんだよ!」っていうのを使ったんですけど(笑)、そう言ってるときには親を説得して、この世界に入ってる自分のイメージがもう出来ていたんですよ。そしたら、その通りに進んでいって。自分で決めた勝手なイメージが大事なんだろうなって実感しました。
松井:イメージが出来ると、自信にも繋がりますよね。
竹内:そうなんです!過信し過ぎるのはダメだけど、自分の中で決めることが大事。そうすると、それ以外のことを考えないでいられるし。
頑張る全ての人に“エール”
松井:最後になりますが、今頑張っている全ての人たちにエールを送るとしたら、竹内さんは何て声をかけますか?竹内:今回、大介を演じるために、3ヶ月間という短い期間の中で、小学校から高校まで野球一筋でやってきた人間を作り上げなきゃいけなかったんですけど、そのために注いだ熱量って、ものすごく強いものだったんです。例えば1年間コツコツ練習したものを補えるくらいの3ヶ月間だったと、自分では思っていて。だから、新社会人で仕事を頑張っている人とか、高校に入って強い部活動に入りたいけど、初心者だからダメかなとか迷ってる人は、自分で高く目標を設定して、コツコツ頑張ってみてほしいです。そうやって積み重ねていけば、夢が叶うのではないかと思います。
松井:素敵なメッセージ、ありがとうございました!
次回は葉山奨之×小島藤子
次回配信のインタビュー記事は吹奏楽部の“先輩・後輩コンビ”葉山奨之×小島藤子。吹奏楽部の裏話や今だから話せる秘話など、2人だから飛び出すエピソードが満載!インタビューをお楽しみに。(modelpress編集部)
映画「青空エール」8月20日(土)全国東宝系公開
出演:土屋太鳳、竹内涼真/葉山奨之、堀井新太、小島藤子、松井愛莉/平祐奈、山田裕貴/志田未来/上野樹里監督:三木孝浩
原作:「青空エール」河原和音(集英社マーガレットコミックス刊)
脚本:持地佑季子
音楽:林ゆうき
<ストーリー>
ブラスバンドの応援に憧れる小野つばさは、吹奏楽部の名門・白翔高校に入学する。だが、トランペット初心者のつばさ。レベルの高い猛練習についていけず、何度も挫折しそうになる。そんなつばさを勇気づけてくれたのが、クラスメートで野球部員の山田大介。お互い夢に向かって励まし合うふたりは、ある「約束」をかわす。それは、いつか甲子園に大介が出場し、アルプススタンドでつばさがトランペットで応援すること。いつの間にかつばさには、大介へのほのかな想いが芽生えていた。1年生の夏、地区予選の決勝まで勝ち進んだ野球部を、吹奏楽部が応援することに。ところが途中出場した大介のミスで惜しくも敗退。グラウンドで立ち尽くす大介のために、つばさは1人でトランペットを吹いてしまう。謹慎処分となったつばさを心配して訪ねて来た大介。ふくらむ気持ちを抑えきれずに、つばさは大介に「好き、って言ったら困る?」と告白してしまう。つばさと大介の恋の行方は?そして、ふたりの夢のたどりつく先は?
竹内涼真(たけうち・りょうま)プロフィール
1993年4月26日生まれ。2013年4月女性ファッション誌『mina』初の男性専属モデルオーディション「minaカレグランプリ」にて2457人の中からグランプリを獲得。2014年10月より、『仮面ライダードライブ』の主演・泊進ノ介(仮面ライダードライブ)役を務める。その後はドラマ『下町ロケット』(2015年、TBS)、『時をかける少女』(2016年、日本テレビ)など話題作に出演。映画『青空エール』(8月20日公開)に、主演・土屋太鳳の相手役となる山田大介役で出演する。松井愛莉(まつい・あいり)プロフィール
1996年12月26日生まれ。2009年に新潮社『ニコラ』のモデルオーディションでグランプリを獲得し、専属モデルとしてデビュー。2010年4月には、小中学生で結成された女性アイドルグループ「さくら学院」の第1期生に抜てきされ、2012年3月までメンバーとして活躍。2013年、結婚情報誌『ゼクシィ』の6代目CMガールを務め、「第92回全国高等学校サッカー選手権大会」の応援マネージャーにも起用され、ドラマ『山田くんと7人の魔女』で女優デビュー。2014年10月号から主婦の友社『Ray』の専属モデルとして活動中。映画『青空エール』(8月20日公開)に脇田陽万里役で出演する。
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