“モデル”西内まりやと距離を置いていた…「私の中でこの曲は懸け」“原点回帰”で魅せる新たな西内まりや
西内まりや(22)が初の両A面シングル『Chu Chu/HellO』を5月25日にリリースした。モデル・女優として活躍していた彼女が歌手デビューを果たしたのは2014年8月、同年に「日本レコード大賞 最優秀新人賞」を受賞するなど、順風満帆なアーティスト活動を送ってきたが、“歌手 西内まりや”はそれまでの“モデル 西内まりや”とは一線を画した。本人の言葉を借りると、それは「“モデル 西内まりや”が歌っているという見え方になりたくなかった」から。あえていばらの道を歩み、ひと回りもふた回りも大きくなった彼女が今作で掲げたのは“原点回帰”――――その真意とは? モデルプレスは楽曲に込めた想いに迫った。
“モデル”と“歌手”それぞれの西内まりや
『Chu Chu』は西内が作詞作曲を手がけたキュートなダンスポップチューン。これまで音楽性を重視してきた楽曲とは印象がガラリと変わった。「これまではどちらかと言うとスローテンポで、寂しさだったり悲しさだったり、歌詞の意味がより深いところに寄り添った曲でしたが、今回はポップで明るいダンスミュージックで、今までの私の作品になかった曲。口ずさみやすい、キャッチーな曲にすることを意識しました。特にサビ部分の“Chu Chu Chu~♪”。振付も可愛くてみんなが真似しやすいようにしました」。ミュージックビデオもピンクを基調とした世界観がとても可愛い仕上がり。モデル時代から彼女を応援してきた人には、どこか懐かしく、そしてしっくりくるという表現が近いかもしれない。それもそのはず、彼女は歌手活動において意図的に“モデル 西内まりや”と距離を置いていたのだから。
「14歳の頃からモデルのお仕事を始めて、ずっとファッションの世界にいたので、私を知ってくださっている方の中には“モデル 西内まりや”のイメージがあると思います。でも実は、昔から音楽は好きで、いつかは必ず歌手になりたいとは思っていました。昨年にはピアノの弾き語りをしたり、バンドの方々と一緒にやったり、音楽を伝えられたら嬉しいと思っていました。その結果『西内まりやってこんな曲も歌うんだ』とか『え?これって西内まりやちゃんの曲なの?』という声をいただき嬉しかったです」。
「原点に戻ろうと思った」
「でも一方で『本当に歌が好きなんだな』とか『楽器を弾きながら歌うんだ』とか、音楽と私を結びつけてくれているお言葉はやはり嬉しいです。まだまだ足りないとは思いますが、いろんな経験を経て、今年は原点に戻ろうと思いました。皆さんが思う“モデル 西内まりや”のイメージにより近いところで歌手活動をできればと。実は『Chu Chu』のベースの音とメロディーラインは去年の春にはできていたんです。いつかリリースしたいなとは思っていました。サビの歌詞は自然に口から“Chu Chu Chu~♪”って出てきて、それでリズムがいいなと思ったのでそのまま歌っていたら、周りのスタッフさんから『それいいね!覚えやすい』と絶賛いただき、採用することにしました」ファッションと融合した音楽
「私の中でこの曲は懸け」――。その瞳には不安と自信が同居する。「正直、今までの私の曲を好きでいてくれた人たちは、この曲を聴いて『あれ?全然違う』って離れていくんじゃないかという不安もあります。でもその一方で『明るく前向き、みんなに元気を与えたい!』そんな以前の西内まりやを喜んでもらえるといいなっていう楽しみもあります」。ファッションと融合した音楽を届けることにもこだわった。その一つがわかりやすく反映されているのは今作の衣装。「デザイナーさんと一緒に衣装デザインを考えました。柄をストライプにしたり、トップスの丈感をあと1㎝短く!とか。さらに後ろには“Chu Chu”って書いたり、細部までこだわり抜きました。あとミュージックビデオでは後ろのダンサーさんの衣装も全てイメージして、お揃いのカツラとハートのサングラスをつけてもらいました」。
乙女心が満載の歌詞
西内まりやといえばSNSでの発信力も魅力。「女の子の憧れ」としてヘアメイク動画を届けたり、悩み相談にも積極的に乗ってきた。今作の歌詞にも彼女なりのメッセージが存分に盛り込まれている。「恋する女の子のイメージを膨らませて、女心を素直に表現できるように書いていきました。恋をすると、最初は何も手につかなくなったり、目を合わせられないドキドキ感があったり、とにかく初々しい気持ちになる。でも付き合ってからは悩みが増えて、好きだけど不安、もっと一緒にいたい、もっと自信を持ちたい…そんな乙女心をいっぱい詰め込みました。日本人は少し控えめだったりシャイな部分もあると思いますが、この曲でちょっとでもオープンマインドになってもらえたら嬉しいです」
“歌手 西内まりや”の可能性
彼女にとっての“原点回帰”は、“歌手 西内まりや”の可能性をさらに広げるだろう。「とてもハッピーで明るくて、つい口ずさみたくなるような曲になっていると思います。文化祭などで友だちとの思い出の曲になったり、カラオケとかで男の子に歌ってあげる曲になったらいいですね。私もこの曲をきっかけに、ダンスミュージックも増やしていこうと思っています。今回は可愛い系ですが、今後いろんなテイストでチェレンジしていきたいので、そこも注目してくれたら嬉しいです。とにかくいっぱい歌って踊ってくれたらいいなと思います。ブックレットも本当に写真集みたいな仕上がり。メイクもしっかり作り込んでいたり、セットもすごく可愛い。今までになかったようなブックレットになっているので、ぜひ見て楽しんでいただきたいです」――――『Chu Chu』はすでにABCマートのテレビCMで流れ、やはり印象的な口ずさみやすい歌詞とメロディが好評のよう。この夏を盛り上げる曲として期待は高まる一方だ。(modelpress編集部)西内まりや(にしうち・まりや)プロフィール
1993年生まれ。福岡県出身。2007年7月より、ローティーン向けファッション雑誌『ニコラ』の専属モデルとしてモデルデビュー。2015年10月、5年半にわたって専属モデルを務めた『Seventeen』を卒業した。2015年7月クールに放送されたTBS系ドラマ『ホテルコンシェルジュ』では主演を務め、11月21日公開の映画『レインツリーの国』ではヒロイン役として出演するなど女優としても活躍中。さらに2014年8月、シングル『LOVE EVOLUTION』で歌手デビューし、この楽曲で同年の「日本レコード大賞 最優秀新人賞」「日本有線大賞 新人賞」を受賞している。ファンイベント「Mariya Nishiuchi Uppy’s Party 2016 ~いっしょにはしゃごう?~」が5月29日(日)東京・NEW PIER HALL、6月4日(土)大阪・なんばHatchにて開催。初主演映画『CUTIE HONEY ‐TEARS‐』の公開を今秋に控える。もっと詳しくみる
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