「僕のヤバイ妻」木村佳乃の怪演ぶりが話題!ヤバすぎで監督もストップ…本人が明かす撮影秘話&反響(C)モデルプレス

「僕のヤバイ妻」木村佳乃の怪演ぶりが話題!ヤバすぎで監督もストップ…本人が明かす撮影秘話&反響

2016.05.03 11:10

関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜 後10:00)で女優の木村佳乃が怪演を見せている。同ドラマは“妻に翻弄され、もがく夫”望月幸平を伊藤英明が、“美しくも恐ろしい妻”真理亜を木村が演じる心理サスペンス。第2話では真理亜の恐ろしい本性が次々と明らかになり、視聴者から「怖すぎる」「血流しながら笑ってる…」「狂ってる感じがヤバイ」「控えめにイカれてるのが恐怖」など称賛の声が相次いだ。モデルプレスの取材に木村自身も「周りの方々から『すごく面白い』と言っていただきます。お買い物先のレジとか、幼稚園の先生、ママ友…。私の中では視聴率20%くらい!(笑)それくらい反響の大きさを実感しています」と心境を語った。

  

妻の自作自演“誘拐事件”が主人公を恐怖のどん底へ

伊藤英明、木村佳乃「僕のヤバイ妻」場面カット/画像提供:関西テレビ
略して『ヤバ妻』。ストーリーは…裕福な令嬢との恋愛結婚、広告代理店を脱サラしカフェの経営と、一見順風満帆な人生を送っているように見える主人公の望月だが、本音は妻・真理亜の気遣いと束縛に息苦しさを感じ、不倫相手と妻の殺害を企てていた。その矢先、妻が誘拐される想定外の“事件”が起きる。しかし第2話でその誘拐事件が、実は真理亜の自作自演だったことが判明。幸平は豹変した真理亜に震えが止まらなかった―――。

「現場に行くのが楽しくてしかたない」

木村佳乃「僕のヤバイ妻」場面カット/画像提供:関西テレビ
木村は周りの反響ぶりについて「女性が見るとスカッとするんでしょうね。浮気していた幸平をどんどん追い込んでいくから気持ち良いみたい(笑)」と分析。「本当に楽しんで演じています。今までやったことがない役なので、いま現場に行くのが楽しくてしかたないんです。ドラマの内容はシリアスですが、現場はもうずっと笑いが絶えないですし。特に真理亜に関しては本番前のテストで皆さん笑っています。私は真面目にやっているのに伊藤さんとか『そうやって演じるんですね』って吹き出しちゃうこともある(笑)」と充実ぶりをうかがわせる。

すでに「はまり役」の声

あまりにも木村が真理亜を演じることに違和感がないため、第2話にしてすでに「はまり役」との声も多い。役作りについては「真理亜って完璧なんです。綺麗な格好をして、朝からばっちりメイクをして、言葉使いも良くて、お料理も上手くて。だからこそ浮気されて初めていろんなものが崩れてしまうんですけど、その内面にある人間臭さはしっかり出せるように意識しています」とコメント。そして真理亜の行動一つひとつへの深いこだわりも明かした。

「自分で血を抜くシーンは、知り合いのお医者さんにやり方を教えていただきました。針は入れられるけど、自分で血管を固定させて抜くのは片手だと難しいなと思ったので。ドラマの美術の方と相談しながらなんとか良いシーンにできました」「嘔吐するシーンでは真理亜っぽく『ゴホッゴホッ』って綺麗に水だけを吐くのには興味がなくて、あのシーンはちゃんと内容物があるものを吐きたかった。人って本当に気持ち悪い時は噴水のように吐いちゃう。だからあのシーンも止まってではなくて走りながら吐くようにしました」。

ベッドで飛び跳ね、やりすぎで監督ストップ

アドリブもたっぷり入れており、ときには監督からストップもかかるそう。「病院から帰ってきて、幸平の気持ちが自分に向いていることを確認できた後、コンセントに隠していた盗聴器を外しに行くシーン。あそこって真理亜にとって一番嬉しいところなので、テストでは布団を思いっきり蹴り上げて、ベッドの上で何回もジャンプして大喜びしたんです。でも監督から『やめてください』って言われました(笑)。『布団だけでも蹴っていいですか?」と言って撮らせてもらったんですけど、結局それもカットされました…スカートだったのできっとパンツが丸見えだったのかな(笑)」と笑い飛ばした。

後悔したシーンとは?

一方で「爪を剥がした時の痛がる表情は、もっと違う表情があったなって後悔しているんです」と悔しそうに回顧。「痛いことを伝えるお芝居ってすごく難しい。監督に『爪を剥がす時って音は出ますか?』と聞きつつ、“ビリッ”って音がするなら“ヴッ”って声は出さないようにしようと思っていたんですけど、『テレビドラマなので音は乗せません』と言われたので、声を出すようにしました。でもあとから、だったら痛がって飛び跳ねればよかったなって…こんな細かいことばかり考えているんです(笑)」と子どものように嬉しそうに話した。

真理亜=木村佳乃?

取材に応じた、木村佳乃(C)モデルプレス
しかし“真理亜”を作り上げるその飽くなき探究心があるからこそ、妙なリアリティがあるのだろう。「真理亜には実は目的があって行動に一貫性がある。なので私の中で真理亜のキャラクターは今後も全然ブレないです。このまま突っ走ります。これからまだまだいろんなシーンがあるんですけど、どんどんアイディアが湧いているので、皆さんの期待を良い意味で裏切れるように頑張りたいと思います。勝負はいかにカットにならない、やり過ぎないところで、真理亜を演じるかですね(笑)」―――不敵な笑みを浮かべる姿はある意味“真理亜”そのものだった。

今夜(3日)放送!第3話あらすじ

緒方(眞島秀和)のアトリエが何者かによって放火された。相馬(佐藤隆太)は焼け跡から地下室への扉を発見。今回の誘拐事件が緒方の犯行ではないかと考え始める。

その頃、放火のニュースを知った幸平(伊藤英明)は、“真理亜が協力者だった緒方を殺したのかもしれない”と恐怖におびえていた。しかしふと、今回の誘拐事件が自作自演ならば“身代金の2億円は今も真理亜が持っているはずだ”という事に気付く。その金を奪って逃げようと考えた幸平は、真理亜を尾行。すると、真理亜は意外な場所である人物と接触していた。ついに2億円のありかを突き止める幸平。

そんな中、真理亜が店を手伝うと言い出す。幸平は煩わしさを感じるが、「金を手に入れるまでの我慢だ…」と渋々了承。店にやって来た真理亜は、まるで用済みだと言わんばかりに、店にあった杏南(相武紗季)のネームプレートをゴミ箱に捨てる一方で、従業員たちには笑顔を振りまき、“奇跡の生還を果たした幸せな妻”を演じる。

しかし、そんな楽しそうな様子を、店の外から杏南が見ていた。自室に誰かが盗聴器を仕掛けていたことを知った杏南は、真理亜の誘拐事件に疑惑を抱き、ある行動に出る――!?

(modelpress編集部)

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