看護師からモデルに転身!萬波ユカ「苦悩の日々でした」ショーモデルのシビアな世界を語る モデルプレスインタビュー
2016.04.11 13:00
モデルの萬波ユカ(24)がモデルプレスのインタビューに応じた。2015年7月にDONNAに所属後、「FENDI(フェンディ)」や「UNIQLO(ユニクロ)」のモデルとしてデビューした萬波。9月には、デビューたった2ヶ月にも関わらずパリコレデビューも果たしている。瞬く間に注目を浴びることになった彼女に、元看護師からモデルになろうと思ったきっかけや、ショーモデルのシビアな世界、美の秘訣などついて語ってもらった。
モデル・萬波ユカとは
萬波は大阪の大学卒業後、看護師として1年間つとめた後に上京。2015年7月にモデル事務所DONNAに所属するやいなや、「UNIQLO」2015-16年秋冬ニットコレクションの広告モデルに抜てき。さらに、同月行われた「FENDI」の来日ショーに出演し、一気に注目を浴びるようになった。また、同年9月には2016年春夏のミラノコレクション「FENDI」にてミラノコレクションデビュー。9月末には続いてパリコレデビューも果たし「Olympia Le-Tan」「Lutz Huelle」などに出演。さらに、2016年2月には2016-17年秋冬のニューヨークコレクションにて「DKNY」「Creatures of the Wind」などに出演。今まさに、勢いがあるショーモデルの一人だ。
モデルを目指した理由とショーモデルの世界
― 看護師からモデルに転身したということでも話題を集めていますが、なぜモデルになろうと思ったのでしょうか?萬波:看護師もやりがいがあって充実した日々を送れていたのですが、オペ室担当で、命と毎日向き合っているうちに、人生1回しかないから、やりたいことをやろうと思って、所属事務所も家も決めずに、上京してきました。そして、現在の事務所に入ることになりました。
― 小さい頃からモデルになりたかったわけではないんですね。
萬波:そうですね。田舎育ちなので、モデルという職業で食べていけるなんて思っていなかったんです。それよりも、資格を取って、薬剤師か看護師になって地元に帰ろうと考えていました。
― この1年でガラリと環境が変わったのでは?
萬波:毎日が忙し過ぎて、未だに夢を見ているような感覚です。朝起きたらまだ大阪にいるんじゃないのかなって。本当に怒涛の1年でした。
― 見た目は華やかなモデルの世界ですが、裏では大変な努力をされていると思うのですが…。
萬波:頑張っています!日々の努力がものを言う世界だと思います。食生活や運動、立ち振舞など、毎日の細やかなことに気を配っています。あとは、英語の勉強も!
― 海外を中心に活動されていますもんね。
萬波:3分の1くらいは海外にいますね。だから英語の勉強も欠かせません。
― 海外のコレクションって、ショーの前日に出演できるのかわかるそうですね。かなりシビアな世界と聞きました。
萬波:そうですね。夜中に呼び出されて、合格したかどうか聞きます。ダメだったときは連絡がないのですが、オーディションを繰り返していた日々はやっぱり苦悩の日々でした。常にもっと努力しなくちゃって気持ちになっていました。
モデル仲間との交流…プライベートも明かす
― インスタを見ているとクールなイメージを持っていたのですが、すごく明るい方だなと思って、ギャップにビックリしました。萬波:一人で海外に行くことも多いので、一人でしゃべるようにしています(笑)。そして、向こうで友達を作るようにしています。シャイではないので、臆せずどんどん話しかけていますね。
― 日本のモデルさんとの交流はありますか?
萬波:徐々に友達ができてきました。最近は福士リナちゃんと仲良し。年齢は離れていますが、精神年齢が一緒くらい(笑)。だから最近よく遊んでいます。あとは、秋元梢さん。前髪の長さが違うコンビとして仲良くしてもらっています。
ショーモデルの美の秘訣
― スタイルも完璧過ぎて、どのようなことをしているのでしょうか?萬波:最近ジムに通い始めました。筋肉痛になっちゃうんですよね(笑)。あとは食生活を意識するくらいです。
― 美容面で気を付けていることは?
萬波:資生堂のPURE WHITEを飲んでいます!海外に行くと肌が荒れてしまうこともあります。それが治ったので今でも続けています。あとは、こんなにキレイにしてくれるのはヘアメイクさんのおかげです。
夢を叶える秘訣を語る
― まだまだデビューされたばかりだと思いますが、今後の目標を教えてください。萬波:「ヴァレンティノ(VALENTINO)」さんに出演したいです。ヴァレンティノさんのドレスが大好きなので、そこを目指して頑張ります!あとは、ヘアスタイルのCMに出演したいです(笑)。キャンペーンモデルをどんどんやっていきたいなと思っています。
― 最後に夢を追いかけているモデルプレス読者に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
萬波:行動力と運と縁とタイミング。常にチャレンジすることが大事だなと思います。私も田舎にずっといるままだったら今ここにいないと思うので、思い立ったら行動してみてください。
― ありがとうございました。
インタビューは、先日行われたファッションフェスタ「第22回 東京ガールズコレクション2016 SPRING/SUMMER」のバックステージにて実施。初めてTGCに出演した感想を聞くと「『あの子誰?』ってなるのかなと思ったのですが、ちらほら『萬ちゃん』って声が聞こえて。ニヤってしちゃいました」と胸を弾ませながら振り返ってくれた。(modelpress編集部)
萬波ユカ(まんなみゆか)プロフィール
1991年8月23日生まれ、三重県出身。身長175cm。大学を卒業後、1年間の手術看護師業を経て上京し、2015年7月にモデル事務所「Donna」に所属。東京にて開催された「FENDI」の来日ショーに出演。9月に2016年春夏のミラノコレクション「FENDI」にてミラノコレクション、9月末にパリコレデビュー。2016年2月にはニューヨークコレクションにも出演している。
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