加藤ミリヤの“ありのまま”のライフスタイル…最新ファッション、美肌の秘訣、メイク、ヘアスタイルに迫るQ&A モデルプレスインタビュー
2016.03.04 16:00
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リアルな本音が投影された歌詞と生き様が同世代の女性から圧倒的な支持を受けているアーティストの加藤ミリヤ(27)。3月2日に8作目のオリジナルアルバム「LIBERTY」がリリースされることを記念して、モデルプレスではファッション、メイク、スタイルキープなど、ありのままの彼女のライフスタイルに迫った。
ファッション編
Q:まずは、本日披露してくれた2パターンのファッションのポイントを教えてください。ピンクのパーカー×デニムスタイルからお願いします!加藤:フード付きパーカーに今ハマっています。あとは、アルバム(のジャケット写真)に合わせてピンクを着てみました!このピンクのパーカーはNADIAのオリジナルアイテムです。デニムパンツはTOPSHOPのもので、ゆるっとした感じのものに。靴はG.V.G.Vで、ちょっと外したデザインのものにしてみました。ゆるめのデニムにパーカーってコンビニに行く格好じゃないですか(笑)。それをいかにおしゃれっぽく着こなせるかってことを考えています。靴で外してみたり、クロムハーツのアクセサリーを付けてみたりとか。
Q:ゆるめのシルエットのコーディネートって難易度が高いイメージです。
加藤:今、原宿系で流行っているみたいですが、難しいですよね。ボディラインがほぼほぼ出ないので。自分のバランスにもよりますけど、大きめサイズの方が今っぽくなります。個人的にベルボトムっぽいパンツが好きなので、スキニーやワイドパンツより、よくはくかな。あとは、昔からテンガロンハットが好きで、この白いテンガロンハットは買ったばかりなので、これをかぶって派手さを抑えました。
Q:もう1つのスタイルはデニムのセットアップですよね。
加藤:デニムは上下TOGAです。最近購入しました。ウエストにつけたのはメディスンバッグで、自分がプロデュースしているKAWI JAMELEのものです。フリンジとかシルバーアクセサリーとかが好きで、ネイティブアメリカンというか、インディアンっぽい感じに着こなしています。デニムもウォッシュがかかっていないので、1回も洗わず、バリバリ感があります。サイズは大きめですが、ベルトを締めてメリハリもつけています。
Q:フリンジ(トップス)×フリンジ(バッグ)が印象的です。
加藤:フリンジ×フリンジは難易度高いですよね。私はフリンジが好きなので、(お店で)見つけると気になってしまい、ついついフリンジアイテムが多くなってしまいます。
Q:コーディネートを決める上で大切にしていることはありますか?
加藤:最初は部屋の床に並べてコーディネートを考えるんですけど、心配な場合は、靴も含め着替えてみたり。そして、「こっちの方が可愛いな」という遊びのポイントを作るようにしています。ポイントを作らないと印象に残らないので。「あっ、ピンクのトレーナー着ていたな」とか。でも、もしこれが黒だったら印象に残らないかもしれない。だから、どこにポイントを置くかということを大切にしています。
Q:好きなブランドはどこですか?
加藤:KAWI JAMELEももちろんですが、TOGAやG.V.G.V.はよく展示会にいきますよ。
Q:買い物はじっくり派ですか?それとも、即決派ですか?
加藤:即決派です。この前、原宿で1時間半の買い物をしたんですけど、古着屋4件回り、すぐに決めました。
Q:試着せずに購入できますか?
加藤:試着せずに買います!基本的にボトムス以外はあまり試着しません。ネットショッピングもよくします。
Q:ショッピングはどの辺が多いですか?
加藤:定期的に行くのは、原宿や渋谷かな。最近は原宿のPIN NAPや、BerBerJinによく行きます。今日みたいな服装で行っていますよ!
Q:今年の春夏気になるアイテムは?
加藤:やっぱりフリンジ。KAWI JAMELEでもフリンジアイテムを作ったりし、やっぱりなんか好きなんですよね。
Q:ミリヤさんはどのようにして、ファッションの情報収集をしていますか?
加藤:コレクションの時期に、好きなブランドだけはチェックするようにしています。例えば、シャネルならウェブでショーを見たり。あとは、実際にセレクトショップに行って、実際のものを見るようにしています。
Q:バッグのこだわりはありますか?
加藤:基本小さいデザインのものが好きです。
Q:バッグの中に必ず入っているものは?
加藤:財布と携帯と、赤リップだけ(笑)。最近はシャネルの赤リップを入れています。鏡すら持たないんですよ(笑)。母の教えでハンカチは持つようにしようと思っていて、買うんですけど、忘れちゃう(笑)。それくらい、なにも持たないです!
Q:ミリヤさんにとってファッションと音楽の関係はどのように考えていますか?
加藤:共存しているもの。音楽とともにファッションのカルチャーがあるから、いろんな年代とともにこの音楽があって、この格好が流行っていたねって繋がっていると思う。やっぱり、おしゃれな子は音楽が好きだし、音楽好きな子はおしゃれだし。子どものときから、そういうイメージがあります。私は音楽を職業としていて音楽が好きだからこそ、ファッションもイケてるなって思われたい!
メイク編
Q:メイクのこだわりを教えてください。加藤:赤系かボルドー系のアイシャドウを使うことと、チークを塗らないこと。
Q:チークを塗らないんですか!?
加藤:最近は、塗らないんです。気分ですけど(笑)。あとは、ビューラーも使わないようにしています。下がっている感じのまつげが好きで、自分には合っているなと思うので、ビューラーはあえて使わず、目尻だけマスカラを塗るとか。そういう小さなこだわりがあります!
Q:ニューアルバム「LIBERTY」のジャケット写真では、グリッターメイクをしていましたね。この春夏注目しているんですか?
加藤:春夏はグリッターメイクをやりたいなと。パウダーのラメを付けるだけなのですが、華やかになるので好きです!
Q:やはりファッションによってメイクも変えますか?
加藤:変えます!極端に言えば、濃いか薄いかなんですけど、基本的には若干変えるようにしています。
Q:普段、メイクとファッションどちらを先に決めますか?
加藤:私はファッション。それに合うのは、このリップかなとか、メイクはほとんどしない方がおしゃれかなとか、眉毛を書かない方がいいかなとか…、考えています。
Q:これだけは欠かせないメイク道具はやはりリップですか?
加藤:そんなことないですよ(笑)。最近は、廃盤のものなんですけど、TOM FORDの4色パレットがずっと気に入っていて。赤系のアイシャドウです。
Q:赤系が好きなんですね。カラーメイクに挑戦してみようと思ったことは?
加藤:たまにありますけど、やり過ぎに見えちゃうから…。撮影なら別ですけど、普段はあまりやらないようにしています。
ヘアスタイル編
Q:ヘアスタイルのこだわりも教えてください。加藤:ずっとブロンドなんですよね。今はすごくいい感じ!染めていくとトーンが崩れたりするじゃないですか。今はまだらになっていないのでお気に入りです。
Q:ブロンドって具体的に何色なんですか?
加藤:プラチナブロンドっていう白っぽいブロンド。洗っていくともっと白っぽくなります。
Q:ヘアカラーは、どうやって決めているんですか?
加藤:気分です。そのときリリースする曲とかは気にせずに気分ですね(笑)。(「LIBERTY」の)ジャケ写のピンクヘアはカラーチョークなんですけど、ブリーチしているとカラーチョークが入りやすいんですよ。
Q:リタッチカラーとか大変そう…。
加藤:かなり大変ですね(笑)。髪にはダメージが強いから、ブリーチで困っている子はいっぱいいると思う。しょっちゅう美容院に行かないといけなくなるし。
Q:ミリヤさんも頻繁に美容院に行っているんですか?
加藤:行っています!3週間に1回くらいのペースで。あとは、家でのケアもしっかりしています。カラー用のシャンプーを使ったり。
美容編
Q:美肌キープの秘訣も教えてください。加藤:結構気を付けています。ケアし過ぎて白くなっちゃって(笑)。でも、基本的には家でシートパックを毎日やっています。韓国で安いやつを大量に買ってきたのを使用しているんですけど、超スペシャルケアのときは、クレ・ド・ポー ボーテを使っています。6枚入りで1万円もするんですよ!
Q:たった6枚で1万円も!?
加藤:めっちゃ高いんですけど、その価値はあります。これはいろんな人に「騙されたと思って買って!その1万円に損はない」と口コミしています。本当に超スペシャルケア!次の日起きたときに(肌が)ツルツル過ぎてビックリすると思います。
Q:あとミリヤさんと言えば、鍛え上げたボディが話題にもなりましたね。
加藤:結構鍛えています!ジムには、平日毎日通っています。
Q:ほぼ毎日通っているなんて、すごいです…。
加藤:土日だけ休みにして、行きたくなったら行くようにしているんですけど、土日までやると体がしんどいので(笑)。だから、金曜日が1番体が辛い…。でも、自分のツアーが近かったりすると、パフォーマンスを良くするためにも走ったりしています。ピラティスもすごくいいんですよ。私は食べ物の好き嫌いが多いので、体を動かすようにしています。
ニューアルバム「LIBERTY」がリリース
3月2日にリリースされる8作目のオリジナルアルバム「LIBERTY」は、全17曲収録。「ディア ロンリーガール」の10年後を歌った「リップスティック」、ダフト・パンク「ONE MORE TIME」を引用したダンスナンバー「FUTURE LOVER-未来恋人-」のほか、「少年少女」、「ピース オブ ケイク―愛を叫ぼう― feat. 峯田和伸」、「FASHION」、「女神の光 feat. 牧宗孝(MIKEY from 東京ゲゲゲイ)」などのヒット曲、ファンクラブツアー“LOVEHEART PARTY 2015”でファンのためだけに歌っていた感謝の歌「H.I.K.A.R.I.」も。さらに新曲として、“叶わぬ恋”を大人になった視点で描いたラブバラード「Want You Back」、プロボクサーでモデルの高野人母美選手とイベントで初共演した翌日にレコーディングしたというパワーみなぎる「This is my party」、坂本龍一の代表曲「energy flow」のピアノメロディをフィーチャーした「BABYLON」など、恋も仕事も頑張る同世代のためにつづった強いメッセージ性と原点回帰を感じさせる楽曲が多数収録されている。
『Aitai』に次ぐ“叶わぬ恋”とは
前回のモデルプレスのインタビューでは、同アルバムに収録されている2009年にリリースされた名曲「Aitai」に次ぐ“叶わぬ恋”を大人になった視点で描いたラブバラード「Want You Back」について語った加藤。「自分は大人だから、自分が思っていることを歌詞にしているだけ―――」と語る彼女が「Want You Back」を制作した理由と同世代の女性に伝えたいこととは…。(modelpress編集部)
8作目オリジナルアルバム「LIBERTY」
3月2日発売01.LIBERTY
02.FUTURE LOVER-未来恋人-
03.Want You Back
04.うたかたの日々
05.WANNA BE
06.This is my party
07.MIRROR MIRROR
08.天国のドア
09.少年少女
10.CLIMAX
11.BABYLON
12.FASHION
13.女神の光 feat. 牧宗孝(MIKEY from 東京ゲゲゲイ)
14.Memories
15.ピース オブ ケイク―愛を叫ぼう― feat. 峯田和伸
16.H.I.K.A.R.I.
17.リップスティック
加藤ミリヤ(かとう・みりや)プロフィール
1988年6月22日愛知県生まれ。2004年9月に「Never let go/夜空」でメジャデビュー。2009年には「Aitai」が180万DL、清水翔太とのコラボ曲「Love Forever」が280万DLを記録しデジタル時代のアイコンとなる。2012年には「コカ・コーラ ロンドンオリンピック キャンペーンソング」の「HEART BEAT」を現地ロンドンでパフォーマンス。さらに自身のファッションブランドKAWI JAMELE、ジュエリーブランドのMIRRORでもデザイナーを務め、ファッション界でも数多くのブームを発信。2011年からは小説家としても活躍しマルチな才能を発揮している。2014年9月にデビュー10周年を迎え、現在でも現代女性の愛や葛藤を歌いつづけ“時代の代弁者”と呼ばれている。
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