「オトナ女子」平山浩行の夢を叶える秘訣―25歳“遅め”デビューから“名バイプレーヤー”へ【モデルプレス】

「オトナ女子」平山浩行の夢を叶える秘訣―25歳“遅め”デビューから“名バイプレーヤー”へ

2015.11.22 09:30

フジテレビ系ドラマ『オトナ女子』(毎週木曜 後10:00)にレギュラー出演中の平山浩行(俳優/ひらやまひろゆき・38)。劇中では主人公・中原亜紀(篠原涼子)と好意を寄せ合うものの、結果、離れることになった編集者・池田優を演じている。

  

お芝居へのこだわり

名バイプレーヤーとして数々の作品で欠かせない存在。演じる役が多岐にわたる中で、平山が意識していることは何なのか?

「セリフを話していれば、人物っぽい感じにはなりますが、そこにまた気持ちとか表情、しぐさ、ちょっとした癖、それらが味付けされて、一人の人物になっていくので、僕はやりながら何度も監督と相談しています」。

ドラマの世界観に馴染みすぎているからこそ、平山からはあまり苦労の色が見えない。しかしそれはまぎれもなく努力の賜物だ。そしてさらに続ける。常に“壁”にぶち当たっていることを。

「自分がきちんと表現できたって思える瞬間なんてほとんどなくて。いつもあれで大丈夫だったのかな?って不安になります。でも監督を信じるしかない。監督がOKと言えばOKですし、自分がこだわりたい、ここはちょっと深くやりたいと思っても、そのこだわりはそのシーンには必要ないこともある。いかに冷静でいられるかも大切だと思っていて、またキャストの方や監督、スタッフ、たくさんの方が関わっていく中で、どのように順応していくのか、それを一番に考えています」。

俳優として目指す先

目指すのは「その役で何をするわけでもなく、黙っていても立っていられるような役者」。「目立ちたい」という気持ちはない。

「もちろんその役に合っていれば良いですが、必要以上に自分がかっこ良くなるのは余計なこと。役以上のことをしてしまっても、その作品全体を見たら面白くなくなってしまいます。役に合った行動、演じ方が必要なのかなって思います」。

夢を叶える秘訣

俳優デビューは2003年で平山が25歳の時。もともと映画が大好きでこの業界に飛び込んだ。それから12年の月日が流れ、着実にキャリアを積み重ねてきた平山に、夢を叶える秘訣を聞いてみると…

「思い続けること。それ以外、何も生まれないと思います。いつチャンスがくるかは誰にもわからなくて、例えば今日諦めたら、本当は明日チャンスがくる予定だったかもしれない。だからそのチャンスを逃さないように思い続ける。そしてそのチャンスがきた時に、それを掴むための準備をしておくことが大切だと思います。僕も役者になりたくて20歳の時に東京に来ました。でも最初は何をすれば良いかわからないまま、アルバイトをしながら生活をしていた時期もあります。でも思い続けたから、オーディションをいただいて、そこで受かることができて、それからその次に繋がっていきました。25歳ってこの業界では遅めのデビューなんですよね、もちろん当時の僕はそんな風に思ったことなかったですが(苦笑い)。でも先輩からも10代でデビューして25歳だったら何もかもできているのが普通と言われたこともあります。僕みたいに経験がない中で、今でも役者をやれているっていうのは稀だと思いますが、やっぱり何かに憧れて思い続けていれば、チャンスは巡ってくると思います」。

おまけのQ&A

Q.体型維持で何か意識していることはありますか?

平山:ジムに週1で行っています。1時間やって、1時間サウナ。食事もカロリーの高いものは夜の9時以降に食べないとか、たくさん食事をした次の日は少し軽くするとかして、バランスを取ることは意識しています。

Q.“大人の男”とはどのような人物だと思いますか?

平山:特にジェントルマンでいる必要はないと思っていて。ちょっと子供っぽいところがあったり、ちょっと遊びがある人って言うんですかね、チャラチャラしているのとはまた違って、隙間というか抜け道があるような人を指すと思います。

Q.どういう“大人の男”でありたいですか?

平山:あまり意識していないのが本音です。僕は自分で本当に好きなことや趣味とか、そういうものに没頭してしまうタイプ。陶芸とかもやっていて、仕事とは別のことをきちんと楽しもうとは思っています。

(modelpress編集部)

平山浩行(ひらやま・ひろゆき)プロフィール

出身地:岐阜県/血液型:A型/身長:185cm
2003年、ドラマ『高原へいらっしゃい』で俳優デビュー。主な出演作は2012年『BRAVE HEARTS 海猿』など。

『オトナ女子』第7話あらすじ

平山浩行/『オトナ女子』第7話より/画像提供:フジテレビ
亜紀(篠原涼子)を心配して温泉宿まで駆けつけた高山(江口洋介)。酔って寝ている亜紀を見て、そのまま立ち去ろうとするが…。翌日、萠子(吉瀬美智子)と電話をした亜紀は、高山が亜紀のメッセージを見て店を飛び出して行ったことを聞く。亜紀は、駆けつけてくれたと聞いた、と高山を問いただすも、「妙な誤解をしているんじゃないか」と言われてしまう。するとそこに池田(平山浩行)がやって来て…。一方、萠子の店には、連日、田代(丸山智己)が来ていた。嫌がる萠子をよそに話し続ける田代。すると、一度だけでいいから一緒に飲みに行ってくれたらもう来ないと言い出し…。その頃、みどり(鈴木砂羽)は沢田(千葉雄大)から、次男・碧(矢部昌暉)が年上の女性と腕を組んで歩いているところを見た、と連絡を受ける。後日、バイト終わりの碧をこっそりつけたみどりは…。ある夜、亜紀は高山に、別の部署に異動して悪戦苦闘していることを話す。その後、高山の話を聞いた亜紀はある決意をして…。
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