加藤ミリヤ「運命も変わった」10年間の“努力”に迫る モデルプレスインタビュー
2014.10.25 12:00
アーティストの加藤ミリヤ（26）のデビュー10周年を記念したアルバム「MUSE」が10月29日に発売される。今回モデルプレスでは彼女にインタビューを行い、10年間を振り返ってもらうとともに、女性ファンへの想いも語ってもらった。
「“MUSE（ミューズ：女神）”との10のコラボレーション」を収録した同アルバム。究極の片思いソング「YOU... feat. 仲宗根泉（HY）」やアメイジングスパイダーマンでも話題となった中島美嘉とのコラボ「Fighter」も収録。さらに、女性アーティストを迎え、数々のコラボレーションに挑戦した。DISC2には、「Aitai」や「Love Forever」をはじめとする名曲たちのリミックスを集めたリミックスベストを収録する予定。
― デビュー10周年おめでとうございます！「MUSE」はどのような作品に仕上がりましたか？
加藤：これまで私は女の子に向けて曲を書き、発信してきました。だから、私がほかの女性アーティストさんとコラボレーションしたら新しいことが生まれ面白いかなと思い、自分と共感できるミューズたちとコラボした曲を作りました。
― 女性のための歌を歌う上で大切にしていることはありますか？
加藤：嘘を書かない、思ったことしか書かない、自分の思想を崩さないことです。あとは、「それ言って欲しかった」という歌を求めている人が多いと思うので、キレイな言葉ばかりつづった歌ではなく、自分の中にある確信に迫ったメッセージも込めています。
― 加藤さんの歌と言ったら女性心を掴んだ切ない歌詞が印象的です。どのような時に歌詞が思いつくのでしょうか？
加藤：歌詞は「今日書くぞ」と決めて書いています。もちろん、自分が体験したことがベースになっている曲もありますが、ファンの方からいただいたメッセージを参考にしているものもあります。「Aitai」「SAYONARAベイベー」などはファンの方のエピソードを元にしています。もしそれが私のイメージになっているとしたら私が良い曲を書けた証拠だなと思います。それに、そんな切ないことばっかり思っていたら身がもたないと思うので（笑）。
加藤：20歳のときに行ったツアーコンサート「Ringツアー」で、ステージの演出など全て自分が手掛けたことです。武道館でのライブも初めてだったのですが、「このブランドで衣装を作ってみたい」「ダンサーのオーディションを大々的にやってみたい」「振付師を自分で探したい」「ここでこういう照明にしたい」など、どんなことも責任を持ってやりました。その結果、スタッフやファンの方からも良い評価をいただけたので、ライブに対する意識が変わりました。ライブが一番ファンの方と触れ合える機会なので、そこで評価してもらえるなんて、すごく嬉しかったですね。
― 加藤さんにとって“ファン”とは？
加藤：自分を生かしてくれる人たち。ファンの方がいるから自分の音楽をさせてもらえているので、すごく感謝しています。私のファンは女の子が多いので、私にとっての女神たちで、心の友のような感覚です。
― 10年間って楽しいことばかりではなく、辛いことも多かったと思います。そんな辛いことを乗り越えられる加藤さん流の技を教えてください。
加藤：寝ることです。私は夜になるといろいろと考えてしまうタイプなので、朝起きたら新しい自分に生まれ変わっていると思い、さっさと寝てその日を終わらせてしまいます。
― では、この10年間活動を続けられた秘訣を教えてください。
加藤：1番は人に感謝することだと思います。どれだけ才能があっても、多くの人に何かを届けることって1人では絶対に無理で、たくさんの人たちに支えられているからこそ、できることだと思います。それを理解してからは私自身の運命も変わった気がします。
― なぜ、10年間頑張れたのでしょうか？
加藤：周りの皆さんが頑張っているからです。一生懸命やることってすごく大事なことだと思います。歌というのは残り続けるものなので、1つ1つ丁寧に向き合ってやってきました。「ミリヤってなんかいいよね」って周りの方に常に興味を持っていただきたいので、いい意味で進化をし続けたいです。
― 今後新たに挑戦したいことはありますか？
加藤：先日、10周年記念にファンイベントをさせていただいたのですが、1番喜んでもらいたい人たち（ファン）の喜んでいる姿を見ることができ、よかったなと思っているので、こういうのを定期的にやりたいですね。あとは、漠然としていますが誰かをプロデュースしてみたいです。
― ここまで1つ1つの目標を達成している加藤さん。最後にモデルプレス読者に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
加藤：誰よりも努力すること。それ以上のことはないですね。周りの人が休んでいる間にいかに自分が頑張れるかだと思います。同じスタートラインに立っている人たちはたくさんいるので、その中で誰よりも自分は努力したと言える自分でいれたかどうかが1番大きいと思います。
― ありがとうございました。
数々のバラード曲を世に送り出し、女性ファンを惹きつけている加藤は、決してブレることのない“強い”意思を持っている。そんな彼女に強い女性とは何かを問うと「人生楽しんでいる人」という返答が。どんなに辛いことがあったとしてもどんなに大きな壁が現れたとしても前を向きながら過ごしている彼女だからこそ、その切ない歌詞に共感してもらい多くの女性の心をわし掴みしているのだろう。まだまだ新しいことに挑戦したいという彼女。今後どのように進化し、ファンと一体になるのか注目していきたい。（modelpress編集部）
■10周年記念アルバム「MUSE」
10月29日（水）発売
初回生産限定盤DVD：10周年記念ドキュメント「The Story of “MILIYAH 10th Anniversary PREMIUM PARTY”」、「YOU... feat. 仲宗根泉（HY）（Music Video）」収録
＜DISC1＞
1. M.U.S.E.
2. YOU... feat．仲宗根泉（HY）
3. Automatic
4. DRIVE feat．JASMINE
5. I’ll be there with you feat．AI ＆ 青山テルマ
6. Fighter ／ 中島美嘉×加藤ミリヤ
7. Gift ／ 中島美嘉×加藤ミリヤ
8. If I Ain’t Got You
9. Blue Flame feat．SUGAR SOUL
10. STYLE
＜DISC 2＞
1. Lonely Hearts（T.O.M. Remix）
2. SAYONARAベイベー（Nao Tanaka Remix）
3. RAINBOW（T.O.M. REMIX）
4. Aitai（Loneliness Remix）
5. LALALA feat. 若旦那（T.O.M. REMIX）
6. HEART BEAT（DEXPISTOLS REMIX）
7. 勇者たち（T.O.M. REMIX）
8. 19 Memories（REMIX）
9. Love／Affection（DAISHI DANCE REMIX）
10. Never let go（Shingo.S RMX）
11. ジョウネツ（take 2 Remix）
12. ソツギョウ（DJ Mitsu the Beats School Gate Mix）
13. Beautiful（BR Remix）
14. Love Forever（DAISHI DANCE REMIX）
■加藤ミリヤ（かとう・みりや）プロフィール
1988年6月22日愛知県生まれ。2004年9月に「Never let go／夜空」でメジャデビュー。2009年には「Aitai」が180万DL、清水翔太とのコラボ曲「Love Forever」が280万DLを記録しデジタル時代のアイコンとなる。2012年には「コカ・コーラ ロンドンオリンピック キャンペーンソング」の「HEART BEAT」を現地ロンドンでパフォーマンス。さらに自身のファッションブランドKAWI JAMELE、ジュエリーブランドのMIRRORでもデザイナーを務め、ファッション界でも数多くのブームを発信。2011年からは小説家としても活躍しマルチな才能を発揮している。
― デビュー10周年おめでとうございます！「MUSE」はどのような作品に仕上がりましたか？
加藤：これまで私は女の子に向けて曲を書き、発信してきました。だから、私がほかの女性アーティストさんとコラボレーションしたら新しいことが生まれ面白いかなと思い、自分と共感できるミューズたちとコラボした曲を作りました。
― 女性のための歌を歌う上で大切にしていることはありますか？
加藤：嘘を書かない、思ったことしか書かない、自分の思想を崩さないことです。あとは、「それ言って欲しかった」という歌を求めている人が多いと思うので、キレイな言葉ばかりつづった歌ではなく、自分の中にある確信に迫ったメッセージも込めています。
― 加藤さんの歌と言ったら女性心を掴んだ切ない歌詞が印象的です。どのような時に歌詞が思いつくのでしょうか？
加藤：歌詞は「今日書くぞ」と決めて書いています。もちろん、自分が体験したことがベースになっている曲もありますが、ファンの方からいただいたメッセージを参考にしているものもあります。「Aitai」「SAYONARAベイベー」などはファンの方のエピソードを元にしています。もしそれが私のイメージになっているとしたら私が良い曲を書けた証拠だなと思います。それに、そんな切ないことばっかり思っていたら身がもたないと思うので（笑）。
デビュー10周年を振り返る
― デビュー10周年を振り返って忘れられない出来事はありますか？加藤：20歳のときに行ったツアーコンサート「Ringツアー」で、ステージの演出など全て自分が手掛けたことです。武道館でのライブも初めてだったのですが、「このブランドで衣装を作ってみたい」「ダンサーのオーディションを大々的にやってみたい」「振付師を自分で探したい」「ここでこういう照明にしたい」など、どんなことも責任を持ってやりました。その結果、スタッフやファンの方からも良い評価をいただけたので、ライブに対する意識が変わりました。ライブが一番ファンの方と触れ合える機会なので、そこで評価してもらえるなんて、すごく嬉しかったですね。
― 加藤さんにとって“ファン”とは？
加藤：自分を生かしてくれる人たち。ファンの方がいるから自分の音楽をさせてもらえているので、すごく感謝しています。私のファンは女の子が多いので、私にとっての女神たちで、心の友のような感覚です。
― 10年間って楽しいことばかりではなく、辛いことも多かったと思います。そんな辛いことを乗り越えられる加藤さん流の技を教えてください。
加藤：寝ることです。私は夜になるといろいろと考えてしまうタイプなので、朝起きたら新しい自分に生まれ変わっていると思い、さっさと寝てその日を終わらせてしまいます。
― では、この10年間活動を続けられた秘訣を教えてください。
加藤：1番は人に感謝することだと思います。どれだけ才能があっても、多くの人に何かを届けることって1人では絶対に無理で、たくさんの人たちに支えられているからこそ、できることだと思います。それを理解してからは私自身の運命も変わった気がします。
― なぜ、10年間頑張れたのでしょうか？
加藤：周りの皆さんが頑張っているからです。一生懸命やることってすごく大事なことだと思います。歌というのは残り続けるものなので、1つ1つ丁寧に向き合ってやってきました。「ミリヤってなんかいいよね」って周りの方に常に興味を持っていただきたいので、いい意味で進化をし続けたいです。
― 今後新たに挑戦したいことはありますか？
加藤：先日、10周年記念にファンイベントをさせていただいたのですが、1番喜んでもらいたい人たち（ファン）の喜んでいる姿を見ることができ、よかったなと思っているので、こういうのを定期的にやりたいですね。あとは、漠然としていますが誰かをプロデュースしてみたいです。
― ここまで1つ1つの目標を達成している加藤さん。最後にモデルプレス読者に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
加藤：誰よりも努力すること。それ以上のことはないですね。周りの人が休んでいる間にいかに自分が頑張れるかだと思います。同じスタートラインに立っている人たちはたくさんいるので、その中で誰よりも自分は努力したと言える自分でいれたかどうかが1番大きいと思います。
― ありがとうございました。
数々のバラード曲を世に送り出し、女性ファンを惹きつけている加藤は、決してブレることのない“強い”意思を持っている。そんな彼女に強い女性とは何かを問うと「人生楽しんでいる人」という返答が。どんなに辛いことがあったとしてもどんなに大きな壁が現れたとしても前を向きながら過ごしている彼女だからこそ、その切ない歌詞に共感してもらい多くの女性の心をわし掴みしているのだろう。まだまだ新しいことに挑戦したいという彼女。今後どのように進化し、ファンと一体になるのか注目していきたい。（modelpress編集部）
■10周年記念アルバム「MUSE」
10月29日（水）発売
初回生産限定盤DVD：10周年記念ドキュメント「The Story of “MILIYAH 10th Anniversary PREMIUM PARTY”」、「YOU... feat. 仲宗根泉（HY）（Music Video）」収録
＜DISC1＞
1. M.U.S.E.
2. YOU... feat．仲宗根泉（HY）
3. Automatic
4. DRIVE feat．JASMINE
5. I’ll be there with you feat．AI ＆ 青山テルマ
6. Fighter ／ 中島美嘉×加藤ミリヤ
7. Gift ／ 中島美嘉×加藤ミリヤ
8. If I Ain’t Got You
9. Blue Flame feat．SUGAR SOUL
10. STYLE
＜DISC 2＞
1. Lonely Hearts（T.O.M. Remix）
2. SAYONARAベイベー（Nao Tanaka Remix）
3. RAINBOW（T.O.M. REMIX）
4. Aitai（Loneliness Remix）
5. LALALA feat. 若旦那（T.O.M. REMIX）
6. HEART BEAT（DEXPISTOLS REMIX）
7. 勇者たち（T.O.M. REMIX）
8. 19 Memories（REMIX）
9. Love／Affection（DAISHI DANCE REMIX）
10. Never let go（Shingo.S RMX）
11. ジョウネツ（take 2 Remix）
12. ソツギョウ（DJ Mitsu the Beats School Gate Mix）
13. Beautiful（BR Remix）
14. Love Forever（DAISHI DANCE REMIX）
■加藤ミリヤ（かとう・みりや）プロフィール
1988年6月22日愛知県生まれ。2004年9月に「Never let go／夜空」でメジャデビュー。2009年には「Aitai」が180万DL、清水翔太とのコラボ曲「Love Forever」が280万DLを記録しデジタル時代のアイコンとなる。2012年には「コカ・コーラ ロンドンオリンピック キャンペーンソング」の「HEART BEAT」を現地ロンドンでパフォーマンス。さらに自身のファッションブランドKAWI JAMELE、ジュエリーブランドのMIRRORでもデザイナーを務め、ファッション界でも数多くのブームを発信。2011年からは小説家としても活躍しマルチな才能を発揮している。
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