元新体操日本代表がフルヌードでレズビアン役に挑戦「エロでもカラダ目当てでもいい」 モデルプレスインタビュー
2013.08.30 22:13
映画「R-18文学賞 vol.2 ジェリー・フィッシュ」(8月31日公開)においてフルヌード姿を披露し、レズビアン役に体当たりで挑んだ花井瑠美。実は彼女、新体操の日本代表という経歴を持つ元スーパーアスリート。怪我という大きな挫折から女優として新たに生まれ変わった壮絶な人生を赤裸々に語ってくれた。
同映画はR-18文学賞シリーズの第二段で、女子高生同士の繊細な恋愛を描いた作品。思春期の少女たちの優しい愛と嫉妬の日々が、透明感あふれるタッチで描かれている。瑞々しいキスをはじめとするエロティシズムに満ちたシーンの数々を、花井瑠美(篠原叶子役)と大谷澪(宮下夕紀役)が体当たりで挑んだ。
花井:撮影自体は一年前だったので、待ちに待ってようやく公開って感じです。楽しみだけど、同時にドキドキもしています。
― 女子高生役を演じる上でなにか役作りはしましたか。
花井:自分の学生の頃を思い出したりしましたね。中学生の時って、よく女の子同士でも友達にヤキモチを焼いてたなぁって。
― ありますよね!「誰と誰が一緒にトイレへ行った」というようなヤキモチ。
花井:そうそう、そういうことを凄く思い出していたんですよ、「さっきまで一緒にいたのに、なんであの子と仲良くしてるの」って。それは恋愛の感覚とはまた違うんですけど、女子高生同士が恋に落ちていくのはそういう感覚から発展して行くのかなぁと思います。
― レズビアンを演じたことについてはどうでしたか。
花井:レズビアンは全くの未知の世界だったので、とにかく感じたままに挑みました。なので演技している感覚はなかったですね。最初に私の存在を消して、役柄の叶子の存在をとにかく意識しました。
― 映画では大胆なヌードも披露していましたが、脱ぐことに抵抗はありましたか。
花井:抵抗はなかったですね。女優をやりたいと思ってオーディションを受けたので、「脱ぐから何?」って感じで(笑)。裸も私の一部にすぎないので、それぐらいは大したことじゃなかったです。
― 潔いですね!
花井:はじめて台本を読んだ時に、すごく繊細な作品だと感じました。なのでお互いのカラダを触れ合うシーンを見てもらえて初めて、その繊細な感情が伝えられると思います。セリフだけのコミュニケーションでは、絶対に伝えられないですね。
― ベッドシーンも初めての経験だと思いますが、演技する上で大変だったことはありましたか。
花井:うーん、特になかったかなぁ。監督がとても自由にやらせてくれて、「瑠美ちゃんがそう思うならそれでいいよ」って感じで。緊張感はあったんですけど、すごく余裕をもって演技ができました。あと、相手役を演じた大谷澪ちゃんのお芝居が上手だったので、自分が素に戻ることもなかったですね。
― 撮影中は完全に役になりきっていたということですか。
花井:今思えばそうだったと思います。最終日は27時間ぐらいずっと撮影していたんですけど、ほとんど叶子の部屋でのシーンだったんですね。だからなおさら素に戻る瞬間がなくて。撮影が終わると、自分が誰だかわからなくなっていました。監督がそれぐらい集中できる環境にしてくれたのも大きかったと思います。
― では、この映画をどんな人に観て欲しいですか
花井:幅広い人に観て欲しいですね。きっかけはエロでもカラダ目当てでもいいんですけど、観たらきっと自由な気持ちになれると思います。レズビアンの映画って見られがちだけど、もっとメッセージ性は色んな風にあると思っていて。大人になればなるほど「あれはダメ、これもダメ」ってたくさんの制約が出てくると思うんですよ。そういうことから純粋に自由にさせてくれる映画だと私は感じています。
花井:私は3歳から21歳までずっと新体操をやっていたんですけど、ある時大怪我をして道が閉ざれてしまったんです。それから1年間ぐらいは絶望的だったんですよね。当時はオリンピック出場の目標があったので、何があっても前に進むことが出来ていたんです。でもそれが全部消えてしまったので、「もう何もすることがない」って真っ暗な状態になりました。
― それはとても辛いですね。
花井:はい。そんな時に母親から「1年ぐらい法に触れない限りで、死ぬほど遊んで来なさい」って言葉をもらったんです。それでカラオケだったり、お酒を飲んだりと、とにかく遊びました。でも遊べば遊ぶほど段々みじめな気分になっていくんですね。あてもなく、ひたすら遊ぶ生活が凄く苦しく感じちゃって。なので遊ぶことよりも何か目標を見つけようと思うようになりました。そんな時、神戸コレクションの話が来たんです。
― それが何かのキッカケになると感じたのですか。
花井:やりたいとかやりたくないとかじゃなくて、せっかく言ってもらえた話なんだから、「とりあえずやってみよう、そこから何かが見つかるんじゃないかな」って思って受けました。そしたら審査員特別賞を頂くことができて。それでモデルをやりつつ様々なジャンルを見ていった時に、だんだん女優をやりたいと思うようになっていきましたね。
― なぜ女優に?
花井:表現がしたかったんです。新体操って表現の世界だと思うんですよ。女優なら喋ることも出来るので、新体操よりもっと多くのことを表現できるんじゃないかと考えたんです。それで今回、このオーディションを受けました。
― 正直なところ新体操に対する未練はないんですか?
花井:ないですね。これから女優として活動して行きたいと考えているので、新体操のことを考えたり、過去のことに囚われたりしていると、前に進めなくなると思うんですよ。新体操ではある程度行けたかもしれないけど、女優としてはまだまだ生まれたての状態なので。過去の自分は全て脱ぎ捨てたつもりです。でも難しいですけどね、完全に切り離して考えるのは。
― 今後はどんな女優になっていきたいですか。
花井:「演技が上手い」って言われない女優になりたいです。例えば、大竹しのぶさんのように自然すぎて演技の感覚を感じさせない女優さんですね。そのためには、プライベートでもなんでも経験したもの勝ちだと思うんですよ。様々な人と付き合って、色々な場所へ行って、あらゆる事をとにかく経験するのみですね。
― 改めてとても濃い人生ですね。
花井:どんだけ波瀾万丈なのって感じですよね。だから老後はゆっくりさせてくれることを神様に祈っています(笑)
花井:男性ですね。でも今後も男性とは言い切れないですよ。今回の映画で、演じてみて同性だからこそ奥底まで分かり合えるって言いますか、深い部分で繋がっていられるのかなって思いましたね。だから今後、女性を好きになる可能性はゼロではないです。「絶対にない」とは言い切れないんじゃないかなと思ってます。自分が心を許せる相手に出会った時、その人が男か女かっていうのはあまり関係ないのかな。
― なるほど。でもまだ同性同士の恋愛って難しいところもありますよね。
花井:今ってやっぱり世間の目だったりを気にしながら人を好きになっていく部分もあると思うんですよ。現実に女の子を好きになっても、「結婚できない」とか色々考える必要も出てきちゃたりして。そういうことをまったく考えないで「誰が好きだ」って堂々と言える世の中になったらいいと思いますね。
花井:台本を見たら脱ぐシーンのところに「あばら骨が見えている」って書いてあったんですよ(笑)。「え?あばら骨?痩せなきゃ!」って思ってかなり追い込みました。ホットヨガ、ピラティス、キックボクシング、ジム、ランニング、酵素ダイエットなど色々やっていました。中でも酵素ダイエットは効きましたね。あと、肌が汚くなる痩せ方はイヤだったので、食事は1日5食に分けてちょっとずつ食べてました。
― 凄いですね、想像を超えます。
花井:ただ痩せようってぐらいの気持ちだと、別にそんな痩せなくてもいいかってなるじゃないですか。絶対にやらなきゃいけないって決心したからこそ頑張れたんだと思います。撮影時期に向けては、食事を減らしたりとどんどん追い込みましたね。最終的には2週間で8kg痩せました。高校生役だったので出来るだけ華奢な方がいいのかなと思って、とにかく痩せようって気持ちでした。そんなに痩せる必要もないかなとも思ったんですけど、やるからには妥協したくなかったので。
花井:自分のやりたいことに対して、揺らがず思い続けることが大切だと思います。それだけですね、本当に。芯で揺らがなければやることって決まってくると思うんですよ。どんどん道を自分で作っていけるから、ひとつのものに対して、揺らがないでいてほしいですね。
― ありがとうございました。
ファッションが大好きという彼女は、「今ハマってます」というオールホワイトのコーディネートにビビットなオレンジのヒールを合わせて登場。新体操で培われたしなやかで美しいボディと芯の強さでどんな飛躍を遂げていくのか注目せずにはいられない。(モデルプレス)
■花井瑠美(はないるみ)プロフィール
生年月日:1987年9月30日
出身地:東京都
血液型:O型
身長:168 cm
3歳の頃、元オリンピック選手、山崎浩子のスクールで新体操を習い始め以後21歳までの18年間で数々の大会に出場。日本代表として国際大会にも出場したが、右膝十字じん帯損傷のケガで引退した。
その後は、モデルやレースクイーンとして活躍し、今回金子修介監督の映画『ジェリー・フィッシュ』で大谷澪と共にヒロインで初主演をつとめる。
■「R-18文学賞 vol.2 ジェリー・フィッシュ」
8月31日(土)よりシネマート六本木ほか全国順次公開
第5回沖縄国際映画祭コンペティション上映
原作:雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ」(新潮社)
監督:金子修介
脚本:高橋美幸
出演:花井瑠美、大谷澪、川田広樹(ガレッジセール)、川村亮介、奥菜恵、松本奈緒美、竹中直人
配給:よしもとクリエイティブ-エージェンシー
<ストーリー>
クラスで浮いている孤独な高校生・宮下夕紀。夕紀は水族館のクラゲの水槽の前で同級生の篠原叶子に声をかけられ、戸惑いながらも唇を重ねる。これを機に二人は互いに心引かれ合っていく。しかし叶子は、夕紀の想いを知りながらもクラスメイトの男子からの告白を受け入れてしまう。叶子が彼とのSEXに興じるようになると、次第に夕紀の心は激しく乱れ始めていく。
映画初出演でヌードになるということ
― 映画初出演&初主演おめでとうございます。まもなく公開となりますが、今の心境はいかがですか?花井:撮影自体は一年前だったので、待ちに待ってようやく公開って感じです。楽しみだけど、同時にドキドキもしています。
― 女子高生役を演じる上でなにか役作りはしましたか。
花井:自分の学生の頃を思い出したりしましたね。中学生の時って、よく女の子同士でも友達にヤキモチを焼いてたなぁって。
― ありますよね!「誰と誰が一緒にトイレへ行った」というようなヤキモチ。
花井:そうそう、そういうことを凄く思い出していたんですよ、「さっきまで一緒にいたのに、なんであの子と仲良くしてるの」って。それは恋愛の感覚とはまた違うんですけど、女子高生同士が恋に落ちていくのはそういう感覚から発展して行くのかなぁと思います。
― レズビアンを演じたことについてはどうでしたか。
花井:レズビアンは全くの未知の世界だったので、とにかく感じたままに挑みました。なので演技している感覚はなかったですね。最初に私の存在を消して、役柄の叶子の存在をとにかく意識しました。
― 映画では大胆なヌードも披露していましたが、脱ぐことに抵抗はありましたか。
花井:抵抗はなかったですね。女優をやりたいと思ってオーディションを受けたので、「脱ぐから何?」って感じで(笑)。裸も私の一部にすぎないので、それぐらいは大したことじゃなかったです。
― 潔いですね!
花井:はじめて台本を読んだ時に、すごく繊細な作品だと感じました。なのでお互いのカラダを触れ合うシーンを見てもらえて初めて、その繊細な感情が伝えられると思います。セリフだけのコミュニケーションでは、絶対に伝えられないですね。
― ベッドシーンも初めての経験だと思いますが、演技する上で大変だったことはありましたか。
花井:うーん、特になかったかなぁ。監督がとても自由にやらせてくれて、「瑠美ちゃんがそう思うならそれでいいよ」って感じで。緊張感はあったんですけど、すごく余裕をもって演技ができました。あと、相手役を演じた大谷澪ちゃんのお芝居が上手だったので、自分が素に戻ることもなかったですね。
― 撮影中は完全に役になりきっていたということですか。
花井:今思えばそうだったと思います。最終日は27時間ぐらいずっと撮影していたんですけど、ほとんど叶子の部屋でのシーンだったんですね。だからなおさら素に戻る瞬間がなくて。撮影が終わると、自分が誰だかわからなくなっていました。監督がそれぐらい集中できる環境にしてくれたのも大きかったと思います。
― では、この映画をどんな人に観て欲しいですか
花井:幅広い人に観て欲しいですね。きっかけはエロでもカラダ目当てでもいいんですけど、観たらきっと自由な気持ちになれると思います。レズビアンの映画って見られがちだけど、もっとメッセージ性は色んな風にあると思っていて。大人になればなるほど「あれはダメ、これもダメ」ってたくさんの制約が出てくると思うんですよ。そういうことから純粋に自由にさせてくれる映画だと私は感じています。
新体操での挫折から女優としての復活
― ずっと新体操をやっていたそうですね。花井:私は3歳から21歳までずっと新体操をやっていたんですけど、ある時大怪我をして道が閉ざれてしまったんです。それから1年間ぐらいは絶望的だったんですよね。当時はオリンピック出場の目標があったので、何があっても前に進むことが出来ていたんです。でもそれが全部消えてしまったので、「もう何もすることがない」って真っ暗な状態になりました。
― それはとても辛いですね。
花井:はい。そんな時に母親から「1年ぐらい法に触れない限りで、死ぬほど遊んで来なさい」って言葉をもらったんです。それでカラオケだったり、お酒を飲んだりと、とにかく遊びました。でも遊べば遊ぶほど段々みじめな気分になっていくんですね。あてもなく、ひたすら遊ぶ生活が凄く苦しく感じちゃって。なので遊ぶことよりも何か目標を見つけようと思うようになりました。そんな時、神戸コレクションの話が来たんです。
― それが何かのキッカケになると感じたのですか。
花井:やりたいとかやりたくないとかじゃなくて、せっかく言ってもらえた話なんだから、「とりあえずやってみよう、そこから何かが見つかるんじゃないかな」って思って受けました。そしたら審査員特別賞を頂くことができて。それでモデルをやりつつ様々なジャンルを見ていった時に、だんだん女優をやりたいと思うようになっていきましたね。
― なぜ女優に?
花井:表現がしたかったんです。新体操って表現の世界だと思うんですよ。女優なら喋ることも出来るので、新体操よりもっと多くのことを表現できるんじゃないかと考えたんです。それで今回、このオーディションを受けました。
― 正直なところ新体操に対する未練はないんですか?
花井:ないですね。これから女優として活動して行きたいと考えているので、新体操のことを考えたり、過去のことに囚われたりしていると、前に進めなくなると思うんですよ。新体操ではある程度行けたかもしれないけど、女優としてはまだまだ生まれたての状態なので。過去の自分は全て脱ぎ捨てたつもりです。でも難しいですけどね、完全に切り離して考えるのは。
― 今後はどんな女優になっていきたいですか。
花井:「演技が上手い」って言われない女優になりたいです。例えば、大竹しのぶさんのように自然すぎて演技の感覚を感じさせない女優さんですね。そのためには、プライベートでもなんでも経験したもの勝ちだと思うんですよ。様々な人と付き合って、色々な場所へ行って、あらゆる事をとにかく経験するのみですね。
― 改めてとても濃い人生ですね。
花井:どんだけ波瀾万丈なのって感じですよね。だから老後はゆっくりさせてくれることを神様に祈っています(笑)
恋愛観を語る「女性を好きになる可能性はゼロではない」
― 役柄では女性同士の恋愛でしたが、ご自身の恋愛対象は?花井:男性ですね。でも今後も男性とは言い切れないですよ。今回の映画で、演じてみて同性だからこそ奥底まで分かり合えるって言いますか、深い部分で繋がっていられるのかなって思いましたね。だから今後、女性を好きになる可能性はゼロではないです。「絶対にない」とは言い切れないんじゃないかなと思ってます。自分が心を許せる相手に出会った時、その人が男か女かっていうのはあまり関係ないのかな。
― なるほど。でもまだ同性同士の恋愛って難しいところもありますよね。
花井:今ってやっぱり世間の目だったりを気にしながら人を好きになっていく部分もあると思うんですよ。現実に女の子を好きになっても、「結婚できない」とか色々考える必要も出てきちゃたりして。そういうことをまったく考えないで「誰が好きだ」って堂々と言える世の中になったらいいと思いますね。
撮影前は「あばら骨」が見えるまでダイエット
― 映画ではとても美しいボディラインを披露していましたが、体型維持で心がけていたことはありましたか。花井:台本を見たら脱ぐシーンのところに「あばら骨が見えている」って書いてあったんですよ(笑)。「え?あばら骨?痩せなきゃ!」って思ってかなり追い込みました。ホットヨガ、ピラティス、キックボクシング、ジム、ランニング、酵素ダイエットなど色々やっていました。中でも酵素ダイエットは効きましたね。あと、肌が汚くなる痩せ方はイヤだったので、食事は1日5食に分けてちょっとずつ食べてました。
― 凄いですね、想像を超えます。
花井:ただ痩せようってぐらいの気持ちだと、別にそんな痩せなくてもいいかってなるじゃないですか。絶対にやらなきゃいけないって決心したからこそ頑張れたんだと思います。撮影時期に向けては、食事を減らしたりとどんどん追い込みましたね。最終的には2週間で8kg痩せました。高校生役だったので出来るだけ華奢な方がいいのかなと思って、とにかく痩せようって気持ちでした。そんなに痩せる必要もないかなとも思ったんですけど、やるからには妥協したくなかったので。
揺らがず思い続ける信念
― 最後にモデルプレス読者に向けて夢を叶える秘訣を教えて下さい。花井:自分のやりたいことに対して、揺らがず思い続けることが大切だと思います。それだけですね、本当に。芯で揺らがなければやることって決まってくると思うんですよ。どんどん道を自分で作っていけるから、ひとつのものに対して、揺らがないでいてほしいですね。
― ありがとうございました。
ファッションが大好きという彼女は、「今ハマってます」というオールホワイトのコーディネートにビビットなオレンジのヒールを合わせて登場。新体操で培われたしなやかで美しいボディと芯の強さでどんな飛躍を遂げていくのか注目せずにはいられない。(モデルプレス)
■花井瑠美(はないるみ)プロフィール
生年月日:1987年9月30日
出身地:東京都
血液型:O型
身長:168 cm
3歳の頃、元オリンピック選手、山崎浩子のスクールで新体操を習い始め以後21歳までの18年間で数々の大会に出場。日本代表として国際大会にも出場したが、右膝十字じん帯損傷のケガで引退した。
その後は、モデルやレースクイーンとして活躍し、今回金子修介監督の映画『ジェリー・フィッシュ』で大谷澪と共にヒロインで初主演をつとめる。
■「R-18文学賞 vol.2 ジェリー・フィッシュ」
8月31日(土)よりシネマート六本木ほか全国順次公開
第5回沖縄国際映画祭コンペティション上映
原作:雛倉さりえ「ジェリー・フィッシュ」(新潮社)
監督:金子修介
脚本:高橋美幸
出演:花井瑠美、大谷澪、川田広樹(ガレッジセール)、川村亮介、奥菜恵、松本奈緒美、竹中直人
配給:よしもとクリエイティブ-エージェンシー
<ストーリー>
クラスで浮いている孤独な高校生・宮下夕紀。夕紀は水族館のクラゲの水槽の前で同級生の篠原叶子に声をかけられ、戸惑いながらも唇を重ねる。これを機に二人は互いに心引かれ合っていく。しかし叶子は、夕紀の想いを知りながらもクラスメイトの男子からの告白を受け入れてしまう。叶子が彼とのSEXに興じるようになると、次第に夕紀の心は激しく乱れ始めていく。
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