斎藤工、ロマンティックな恋愛観明かす<インタビュー>
5月20日スタートのBeeTVドラマ「最上のプロポーズ」(青山真治監督)で主演をつとめる俳優の斎藤工がインタビューに応じ、女性に対して「日常的にサプライズをする」というロマンティックな恋愛観を明かした。
◆女性へのサプライズは「日常的に」
― 今作のオファーを受けた際の印象はいかがでしたか?
斎藤:映画「東京公園」などで片鱗はあったかと思うんですけど、青山監督がこういうテーマのものを撮られるというのが意外だなと思いました。
4人のエピソードのオムニバスなので、誰かが出ずっぱりということはなくて、総力の一部になるという今回の経験は心地よかったですね。また他の出演者を聞いて、この年代になるとそれぞれがいろいろな経験をしていると思うので、面白いなと思いました。
― 台本を読まれた際の感想をお聞かせいただけますか?
斉藤:向井くんと小出くんは合点がいったんですけど、金子と僕は癖のある役ばかりだったので、正直、直球の役にびびりました。隠れる場所がないなと。役者ってバイオレンスとかワイルドな衣装とか、何かによりかかって役を作るところがあるんですが、今回はその部分が恋愛でしかない怖さがありました。キャラクターの生きる意味みたいなものが台本から読み取れなかったんです。どうすればいいんだろうと思いました(笑)。
キャスティングしてくださったことを信じるしかないんですが、この道をこう登れば良いみたいなルートの提示がなかったんですね。いかに普段、自分が役柄の特徴に寄りかかっているかということもあるんですが、未開の地のような、自分の足跡がない道を歩かなければならないなと感じました。
― 初恋を胸に秘めた役を演じる上で、意識したポイントはどのようなところでしょうか?
斉藤:彼女に対して負い目があることで、十字架とまでいかなくとも、何かを背負って接するということは意識しました。彼女を傷つけた自分を隠すことで、彼女との関係は成立していたんですが、それが最終的に後押しになってプロポーズをする。よく言えば、優しい人。悪く言えば、勇気が足りない男性だと思いました。
― 今回は「花」がテーマとなった作品ですが、斎藤さんご自身は好きな女性に花を贈った経験はございますか?
斎藤:文化的に、日本人がデートで花を贈ることはあまりないと思うんですけど、イベントがないときでも、日常的にサプライズを出来るかということは自分のテーマにしていて、そういうときに花って贈れるものだと思うんですね。
花を「女性が喜ぶもの」というより、「男性が贈るもの」にしたいですよね。柄にもなく、花屋を見かけると「オッ」と思ったりもします。枯れてしまうというのも良くて、処分する日が来ると分かった前提で刹那的なものであることも魅力の1つですね。
― 最後に、視聴者の方々へメッセージをお願いします。
斎藤:どの話も男子が、一歩踏み出せなくて、遂に踏み出すまでのプロセスを描いているので、中でも男子の弱さというか、振られたくないという気持ちが描かれています。
今は傷つくのが怖い時代だからこそ、それを回避しようとする動きがあると思うんです。そういう意味では2013年におけるプロポーズのリアリティは表現されていると思いますし、デジタルがこれだけ発達しても、プロポーズってむき出しの行為というか、芯はアナログなんですよね。それは物語の中でも、面と向かってプロポーズしていることで表現されています。
大事にしなきゃいけないイベントだなと再認識しましたし、映画「カサブランカ」での“君の瞳に乾杯”と臭くなく言える紳士な男性像に、男性が女性に奉仕することを学ばなきゃいけないと思いました。僕らに丁度よい葛藤をしながら印象的なプロポーズに至るということで、結婚を控えている方、憧れがある方、あの頃を思い出す方にプロポーズの意味を再認識して頂いて、観た方の日常が華やかになる作品になっていると思います。(モデルプレス)
■ドラマ「最上のプロポーズ」
配信開始日:5月20日
1エピソード3話構成/全12話(1話約10分)/更新日:月・水
キャスト:向井 理、斎藤工、金子ノブアキ、小出恵介、伊藤歩、美波、入山法子、波瑠、ムロツヨシ、尾上寛之、升毅
監督:青山真治
脚本:桑村さや香
主題歌:「Wedding Dress」東方神起
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