“10代の女の子がなりたい顔”西内まりやを語る上で欠かせない“恩師”の存在 モデルプレスインタビュー
2014.08.19 14:00
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女性ファッション誌「Seventeen」のトップモデルとして輝きを放つ西内まりや(20)が8月20日に念願の歌手デビューを果たす。“10代の女の子がなりたい顔”であり、女優としての成長も著しい彼女。そのルーツには、厳しくも優しく彼女を指導した“恩師”の存在があった。モデルプレスはインタビューを行い、歌手デビューを控えた今の心境から目標、楽曲、そしてその“恩師”について、たっぷりと語ってもらった。
歌手デビューを控えて
― 歌手デビュー曲「LOVE EVOLUTION」の発売日が刻一刻と近づいてきました。西内:実はまだ実感がわかないというかフワっとした感覚。でも先ほどちょうど中学生の頃に好きだった曲を聴いて、歌手に憧れていた時の気持ちが蘇りました。夢が叶って本当に嬉しいという気持ちがある一方で、信じられない気持ち、「私でいいのかな」という不安もあります。
― 最初に歌手デビューを報告したのはお母さんだとか。
西内:はい!その日は母と2人で焼肉を食べに行って乾杯しました!母はきっと私が小さい頃から歌手になりたいっていうのを感じていたでしょうし、私が一人でカラオケに行く時も「(私の)歌声を久しぶりに聴きに行く」とか言ってよく来たりして「もうちょっとそこ伸ばしたほうがいい」とかアドバイスをくれていたんです。だからそんな母には、やっぱり一番に報告をしました。
― 歌手デビューが決まる前から、モデル活動の傍らで歌とダンスの練習もしていたそうですね。
西内:12歳の時にスカウトしていただき、歌とダンス、演技にモデルなど、いろんなレッスンを受けてきて、その中でも歌とダンスが一番楽しかったんですよね。8年前に上京して一度レコーディングをしたこともあったんですけど、それがその後にどうなったわけでもなく…「あぁ私には才能がないんだな」と思っていました。
大きかった姉の影響
― 歌手への憧れは、西内さんより一足早く芸能界で活躍していた姉のヒロさんの影響も大きいとお聞きしました。西内:そうですね。実は姉が10年くらい前に“天使すぎるアイドル”こと橋本環奈さんの「Rev. from DVL」に所属していたことがありまして。その影響で姉が歌っていた曲とか踊っていた曲の真似して「私もやってみたい!」っていう思いが日に日に強くなっていました。
― 念願叶っての歌手デビューということですね。レコーディングはいかがでしたか?
西内:ぴょんぴょん飛び跳ねながら!「ヘイヘイ~♪」って(笑)。でも実は「LOVE EVOLUTION」は歌手デビューするよって言われてレコーディングしたわけじゃないんです。1年半くらい前だったかな、それこそ6、7年ぶりにレコーディングをして何曲か歌ったうちの1曲が「LOVE EVOLUTION」でした。なので「デビューする!」って意気込みで臨んだわけではないので、本当に気楽に「ヘイヘイ~♪エボリューション~♪」ってやってて(笑)。でもその2か月後くらいに、社長が「いいじゃないか!」って褒めてくださいました。
― リラックスした状態でレコーディングできたことが結果いい方向に転んだのかもしれませんね。1年半前ということで楽曲に自分の意見が反映されるというのはなかったかもしれませんが、ミュージックビデオはいかがですか?専属モデルを務める女性ファッション誌「Seventeen」の監修による26種類のコーディネートでモデルとしての魅力を存分に披露していますが。
西内:これまでモデルのお仕事を中心にやってきたので、それを活かせたらいいなとスタッフさんと相談をしてました。いろんな洋服を着たので、いろんな西内まりやを見てもらえると思いますし、ファッションを見るという視点でも存分に楽しめると思います。
― ミュージックビデオではギタープレイやドラムパフォーマンスにも挑戦していますね。これまでの西内さんとは違うパワフルな一面に驚きました。
西内:ギターやドラムはレッスンをしたり趣味で触っていて。お洋服や表情を見てほしいっていう気持ちはもちろんあるんですけど、実際に演奏している姿は初公開なので、そこもぜひ注目してほしいです。
“歌手”西内まりやが目指す先
― 楽曲はどんな人に聴いてほしいですか?西内:好きな人がいるけど一歩踏み出せない…そんな状況で一歩踏み出せる勇気がほしい人。歌詞には、僕と君が付き合っても似合わないっていう男の子に「そんなの関係ないよ!恋するのは君と私でしょ?」っていうところがあったりと、深いメッセージと応援メッセージが散りばめられているので、きっと背中を押してもらえると思います。
― 聴いた人の心に深く刻まれるといいですね。
西内:そうですね。色んな方々の曲を聴き、夢に向かって頑張っていた時の気持ちを思い出したように、私の曲を聴いた方々が5年後、10年後に「2014年の夏は甘酸っぱい恋したなぁ」とか「あの時踏み出したけど上手くいかなかったなぁ」とか「あの時から付き合ったよね、俺ら」みたいな話をしてもらえる一曲になったら嬉しいなって思います。
― これまで「Seventeen」に在籍していたモデルで歌手デビューした方はたくさんいますが、その中で西内さんが打ち出していきたい個性ってなんですか?
西内:私ってとにかく貪欲なんです(笑)。全部欲しがりというか、全部に興味があるとういうか、私は歌うだけではない存在になりたいんです。それは先ほど話した楽器もそうですし、中学2年生から始めたダンスも。自ら発信するという意味では作詞とか作曲にも挑戦したい。加えてこれまで演技で磨いてきた表情もミュージックビデオに活かしていければなって。楽曲に合わせていろんな西内まりやを見せて「西内まりやちゃんってこういう歌手だよね」というよりは、「次は何をしてくるんだろう?」、「次はどんな顔を見せてくれるんだろう?」「次はどんなテイストなんだろう?」って常にみんなをワクワクさせ続けたいです。
― 期待しています!でもそうなると、モデルと女優のお仕事にプラスして、歌手活動も入り、より一層ハードなスケジュールになってしまいますね。
西内:どうなっちゃうんだろう…?確かに時間が足りない(笑)。無理して良い作品はできないと思いつつも、でもやっぱり私は全部やりたいので、演技のお仕事の時は演技に集中して、その期間が終わったら今度は歌作りに励むとか、そんな風に切り替えをきちんとやっていけたらなって思います。
西内まりやを語る上で欠かせない“恩師”の存在
― とてつもないバイタリティですが、それはやはり小学校3年生から中学2年まで打ち込んだバドミントンで培われたものですか?福岡市内の大会で4度の優勝歴があるほどの実力とお聞きしましたが。西内:そうですね。監督が私の人間性を作ってくださったといっても過言ではないです。当時はもうとにかく嫌で嫌でというか、厳しくて厳しくて…それでも監督の言葉は絶対でした。私がまだ小さかったのもあって、間違っているなんて微塵も思わず、親のように監督が言っていることを信用していました。小学校3年生から中学2年生という一番成長する時期にその監督に出会ったので、私の基盤がその監督のおかげで作り上げられ、そこがたぶん今の私のストイックな面というか「自分に負けない!」という精神面につながっているんだと思います。“恩師”という言葉が最もふさわしい存在です。
― 特に印象的で心の支えになっている言葉を教えてください。
西内:何でも行動する時に覚えておけって言われたのは「人よりも素早く動く」「人よりも重いものを持つ」「挨拶をちゃんとする」。(ノートをカバンから出して)あとバドミントンをやっている時につけていたノートがあって、これを毎日監督に提出していました。ここに監督の教えが全部書いてあります。私が書いた感想に対して、監督がコメントをしてくれるんですけど、「日本一の練習をしたら日本一になれる!とにかく“上手くなりたい気持ち”と“一生懸命練習するという気持ち”、その態度をまず日本一にしような!」とか、「まりやならきっとできる!俺の目に狂いはない!自分に甘えがあったらダメ!自分に厳しく!」とか。いま見返すと、本当に名言がズラッとあって、感謝の2文字がブワッと沸き上がりますね。そんな監督だったからこそ、この業界に入ることを打ち明けた時はもうめちゃくちゃ怒られましたけど…。でもその監督の顔が常に頭にあるからこそ、上京して夢を叶えるまでは、福岡に帰って監督の顔を見られないって思い、何度も何度も奮起してきました。
― では最後に「歌手デビューする!」という夢を叶えた西内さんから、夢に向かって頑張る女の子にメッセージをお願いします!
西内:夢を叶えるには“未来日記”をつけることですね。事務所に入って上京してきた頃から、私はノートに未来日記をつけてて。2010年、2011年、2012年…それぞれ「私は○○になる!」っていうのを、2014年まで書いていました。それが気づけば一つ一つ埋まっていって、“なりたい”ではなくて“なる!”って自分で思うことが大事なんだなって実感しました。たぶん書く時は信じきれない自分もいたんですけど、そうやって書くことで意識が必然的にそっちに向いたというか、明確に自分の目標を立てておくことが諦めないことへの一歩になるんだなって。もちろん叶えられなかった夢もありますし、もちろんその中で難しいこともあったけど、書いておいてよかったなって心から思います。
― ありがとうございました。
歌手としての“未来日記”について訊ねると「言います?(笑)明確に言っちゃいます?それも中学生の時にもう書いているんですけど…それは叶った時に言いますか。次の取材の時に『叶った!』って言います(笑)」と茶目っ気たっぷりにはぐらかした彼女。でもその瞳はキラキラと輝く。楽しい未来のイメージがすでに広がっているのだろう。それがきちんと定まっているからこそ、西内まりやは走り続けることができるのだろう。まだ誰も築いていない“歌手像”を、彼女が体現する日は決して遠くないのかもしれない。(モデルプレス)
■西内まりや(にしうち・まりや)プロフィール
生年月日:1993年12月24日
出身地:福岡県
身長:170cm
血液型:A型
2007年7月より、ローティーン向けファッション雑誌「ニコラ」(新潮社)の専属モデル(ニコモ)としてモデルデビュー。現在は「Seventeen」(集英社)のモデルを中心に、女優としても活躍。2013年8月には「山田くんと7人の魔女」(フジテレビ系)で地上波連続ドラマ初主演。2014年は「Smoking Gun~決定的証拠~」(フジテレビ系/4月期)でヒロインを演じた。
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