スクーター・ブラウン、米HYBE CEOに専念 ジャスティン・ビーバーら長年のマネジメント業から引退
2024.06.18 12:44
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アメリカの有名音楽プロデューサーであるスクーター・ブラウン(Scooter Braun)が18日、自身のInstagramを更新。23年間に及ぶ音楽マネジメント業に終止符を打つことを発表した。
スクーター・ブラウン、マネジメント業からの引退を正式発表
ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)、アリアナ・グランデ(Ariana Grande)、デミ・ロヴァート(Demi Lovato)など名だたる世界的アーティストをマネジメントしてきたスクーター。昨年すでに、アーティストたちのマネジメント契約を解消したと報じられていたが、正式に「23年の月日が経ち、音楽マネージャーとしてのチャプターは終わりを迎えました」と発表した。スクーターはジャスティンを発掘して以降、数々のアーティストをトップスターへと押し上げ、音楽業界で最も成功したプロデューサーの1人となった。2018年にはテイラー・スウィフト(Taylor Swift)が所属していたビッグマシン・レコードを突如買収。これにより、テイラーは自身の6枚のアルバムの原盤権を手放さなければならなくなり、音楽界を揺るがす大きな騒動へと発展した。
スクーターは2021年、自身のイサカ・ホールディングスをHYBEに10億5000万ドルという巨額で売却。今後はHYBE AMERICAのCEO業に専念しながら家族と過ごす時間に集中するとしている。
スクーター・ブラウン、HYBEバン・シヒョク議長への信頼をアピール
またスクーターは「HYBEの取締役会のメンバーとして参加し、HYBE AMERICAのCEOを努めることを光栄に思います。過去3年間素晴らしいパートナーであるバン・シヒョク議長は、私が本当に信じられるビジョンを持っています。しかし、それを超えて、彼は私が今どこにいるべきかを理解してくれる真の友人になりました」とHYBEのバン・シヒョク議長への信頼をアピール。昨年BTS(ビーティーエス)JUNG KOOK(ジョングク)のソロプロジェクトのA&Rおよびエグゼクティブプロデューサーを務めたことについて「世界記録を破っていくBTSのメンバーと仕事をする機会を与えられ本当に光栄でした」と振り返った。続けて「NewJeans、TXT、LE SSERAFIM、SEVENTEEN、ILLIT、The Scarlet Opera、Ava Maxなどの新しいアーティストやプロジェクトが登場し、未来は明るいです。現在数十億ドル規模の上場企業であるHYBEを、将来の多面的な世界的エンターテインメントプラットフォームへと成長させるために、バン会長とパク・ジウォン氏とともに参加できることを光栄に思います」としている。
育てたアーティスト達に感謝 アリアナとはビジネスパートナーを継続
またスクーターは、ジャスティン、アリアナら数々のアーティストと作り上げた記録を振り返りながら「彼らが世界を変え、歴史を作るのを目撃しました。私たちが共に成し遂げたことに大きな誇りと名誉を感じない日はないでしょう」と感謝をつづった。なお、アリアナは現在グッド・ワールド・マネージメントのブランドン・クリードがマネジメントを行っているが、HYBEとビジネスパートナーシップを継続。「Weverse」や自身のメイクアップブランド「r.e.m. beauty」でのビジネス拡大を追求するとしている。(modelpress編集部)
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