パフォーマンス中の“投げ入れ”でまた顔面直撃被害 チャーリー・プースが警鐘「この風潮は終わりにしなければ」
2023.06.30 19:52
最近海外アーティストのライブ公演でエスカレートしている、観客による”投げ入れ”のトレンド。28日には米カントリー歌手ケルシー・バレリーニの顔面にブレスレットが直撃するハプニングがあり、米歌手チャーリー・プースが警鐘を鳴らした。
ケルシー・バレリーニ、ファンのブレスレットが顔面直撃
ケルシーは自身のツアーのボイシ公演で楽曲を歌唱中、観客から飛んできたブレスレットが顔を直撃。目を覆いながら歌うのを中断したケルシーは、再び歌い出そうとするものの耐えきれなくなったようにステージ裏にはけてしまった。公演後ケルシーはInstagramにて「私は大丈夫」としつつも「目に当たってけがをしたというより、ただ怖かった」と告白。ステージを一度去った理由について「気持ちを落ち着かせ、私やバンドクルー、観客のみんなが安全だと感じているかを確認しました」と明かした。
ファンによる“投げ入れ”で大けがのアーティストも
ライブ中、観客がステージに何かを投げ込むのは、昔から行われている文化の一つでもあるが、アーティストとっては大きな恐怖になりうる。特に最近は米歌手ビービーレクサの顔面にファンが投げた携帯電話が直撃し、3針を縫う大けがを負うなどアーティストの体に被害が及ぶケースも。
また米歌手エイバ・マックスのステージでは男性ファンがステージに乱入し、エイバの顔面を叩くという事件もあった。
さらに米歌手のピンクは、パフォーマンス中のステージにファンが母親の遺灰を投げ込むという衝撃的な出来事も。
チャーリー・プースが警鐘「終わりにしなければ」
この事態を受け同じく米歌手のチャーリー・プースは、30日にTwitterを更新。「ステージにいるパフォーマーに物を投げつけるというこの風潮は終わりにしなければならない」とツイートした。続けて「(ビービー、エイバ、そしてケルシー・バレリーニまで…)とても失礼だし、とても危険だ。頼むから音楽を楽しんでくれ...」と訴え、ファンからも「100%同意します」「これ以上被害者が出ないことを祈る」「禁止する必要があると思う」など賛同の声が集まっている。(modelpress編集部)
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