米人気ラッパーのジュース・ワールドさん、21歳で急逝

芸能ニュースサイト・TMZは、ワールドさん（本名：ジャラド・ヒギンス）がシカゴのミッドウェー空港で日曜日の朝に発作を起こし、死亡したと報じた。イリノイ州のクック郡検診局は、死因について不明であると述べているという。

またBBCによれば、シカゴ警察は21歳の男性が同日午前2時に医学的緊急事態に陥り、病院に運ばれ、死亡したと告げたという。また警察は殺人の痕跡はないと語り、彼の死に薬物が関与しているかどうかは不明だという。

ワールドさんは昨年「Lucid Dreams」でヒットし、米ビルボードのメインシングルチャートである「Billboard HOT 100」で2位に。さらに今年3月、「Death Race for Love」が同チャート1位に輝いた。

ストリーミングプラットフォームで名声を博し、ソーシャルメディア上で支持を得た若き才能あるラッパーで、メンタルヘルス、死、薬物使用は彼の音楽の共通のテーマだった。

彼のレコードレーベルInterscope Geffen A＆M Recordsは、ワールドさんについて「このような短期間で世界に大きな影響を与えた」「例外的な人間である」と語ったという。（modelpress編集部）