アリアナ・グランデ、ファンの思い結集 SNS上でチャート1位を目指すムーブメント起こる
2017.05.25 17:22
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米歌手のアリアナ・グランデの楽曲「Thinking Bout You」を、UKシングルヒットチャートで1位にするムーブメントが巻き起こっている。
アリアナ・グランデのファンによるムーブメント起こる
現地時間22日、アリアナが開いたコンサートの会場・英マンチェスター・アリーナで自爆テロが発生。22人の死亡が確認され、59人が負傷したと報じられている。そんななか巻き起こった今回のムーブメントは、SNS上でファンが開始。「#ArianaFanProject」のハッシュタグをつけた投稿が、TwitterやFacebookを中心に盛り上がりを見せており、英紙ミラーでは「Thinking Bout You」と共に「One Last Time」もチャートインしていると報じている。(現地時間24日12時ごろ)
「Thinking Bout You」は、2016年にリリースされ、今回のコンサートでも引っ提げていたアルバム「Dangerous Woman」に収められた一曲。去ってしまった人を恋しく思う気持ちを歌っている。
SNS上では「この言葉を世界に広めたい!」「絶対に1位を撮りましょう!」「ナンバー1の景色をアリアナにプレゼントしたい!」「アリアナはひとりじゃないってことを伝えましょう」などの声と共に投稿。
「One Last Time」のムーブメントも
また英紙デイリーメールによると、2014年リリースの楽曲「One Last Time」を1位にするムーブメントも起こっており、同楽曲が事件当日のコンサートで、最後に演奏された曲と伝えられている。そして同楽曲は、英国のiTunesチャートのトップに輝いた。アリアナ・グランデ、コンサートで爆発事件
事件は、ライブ終了後に発生。観客が帰っていたところ爆発が起き、22人が死亡、少なくとも59人が負傷した。警察は事件当初、単独犯とみていたが、現在、犯行声明を出した過激派組織「イスラム国」との関係性について調査を進めている。アリアナは事件に際し、Twitterにて“Broken”と心を痛め、「心の底から気の毒でなりません。言葉にできません(from the bottom of my heart, i am so so sorry. i don't have words.)」と心境を綴った。
その後、アリアナが犠牲者の遺族に葬儀費用を負担すると自ら申し出たことが英紙などで伝えられ、自身を差し置き献身的にサポートする行動力に、全世界から称賛が送られている。
なお、今後のアリアナのコンサートについては、5月25日、26日のロンドン、5月28日のベルギー、5月31日と6月1日のポーランド、6月3日のドイツ、6月5日のスイスの7公演の中止が発表されており、6月7日のフランス公演から再開される見通しだという。(modelpress編集部)
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