<ニコール・キッドマン インタビュー>4児の母として仕事&プライベートの両立方法アドバイス 美の秘訣も語る
2017.04.07 12:00
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米女優・ニコール・キッドマンがインタビューに応じた。4月7日より公開される映画『LION/ライオン~25年目のただいま~』に出演するニコール。インタビューでは母親とし、女優として心がけていることや、夢を叶える秘訣を語った。
アカデミー賞6部門にノミネート
同作は、5歳の時にインドで迷子になり、養子としてオーストラリアで育った青年サルーが、Google Earthと出会い、25年ぶりに家を見つけ出したという驚愕の実話を実写化。『英国王のスピーチ』の製作陣と、デヴ・パテル、ルーニー・マーラ、ニコールら豪華俳優陣で描き、第89回アカデミー賞で作品賞、助演男優賞(デヴ)、助演女優賞(ニコール)、撮影賞、脚色賞、作曲賞の計6部門にノミネートされた。ニコールが演じたのは、サルーの養母・スー。インタビューでは作品にちなんで、彼女の“母”としての想いに迫った。
母として、女優として…ニコール・キッドマンの心がけ
― 映画内では2人の養子を持つ母であり、実際では4人の子どもを持つ母ですが、子どもを持つという事はご自身に対してどのような事でしょうか?ニコール:今となっては、私は、人生のほとんどの部分を母親として生きてきている。私は母で、妻で、姉で、娘でもある。人生の今の段階において、その中でも一番、母であることを楽しんでいるわ。昔より経験があって、我慢強くなっているから。母性愛がどこから来るものなのかは関係なく、里子であっても、養子であっても、母親代わりである誰かであっても、善良な愛は癒しだし、子供にとってその世界ですばらしいスタートとなるはずだわ。
― 今でもすごく美しいニコールさんですが、若い頃に美容に関して気をつけていた事はありますか?また、やって良かった事などありますか?
ニコール:ワークアウトをすること、日光を避けること。好きな運動は、水泳、自転車、ジョギング、ヨガ、テニスね。
― 仕事とプライベートの両立を出来る様にするには?
家族を第一優先させること。喜びは、そこから生まれるのだから。家族が幸せなら、ストレスなく仕事に集中することができるのよ。
― 夢を叶える秘訣をお聞かせ下さい。
ニコール:自然を受け入れて、楽しむこと、それが大切。深く考え過ぎないことね。どの役も自分が演じるべき役だと思って取り組むから、自ずと結果もそうなる。私は常にそう思ってこの長い俳優人生でいくつもの役を演じてきた。自分が信じたことは実現できるものよ。
― ありがとうございました。
映画『LION/ライオン~25年目のただいま~』
インドのスラム街。兄と遊んでいるうちに停車中の電車で眠り込んでしまった 5歳のサルーは、遥か遠くの地に列車で運ばれ、そのまま迷子に。25年後、養子に出されたオーストラリアで成長したサルーは、人生の穴を埋めるため、そして未だ言えずにいる「ただいま」を伝えるために、家を探し始める。手がかりはおぼろげな記憶と、Google Earth。1歩近づくごとに少しずつ蘇る記憶のカケラは、彼の人生の穴を埋め、次第にこれまで見えなかった真実を浮かび上がらせていく。大いなる「探し物」の果てに、彼が見つけたものとは――。
製作:イアン・カニング/監督:ガース・デイヴィス
出演:デヴ・パテル/ルーニー・マーラ/ニコール・キッドマン/デヴィッド・ウェンハム(modelpress編集部)
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