マドンナ10年ぶり来日公演「愛してる！」にファン熱狂　初日2時間おしで開幕

マドンナ10年ぶり来日公演にファンが熱狂

常に時代を先行く独自のスタイルと、数々のヒット曲でポップ・ミュージック史の歴史に燦然とその名を轟かせてきた絶対女王マドンナ。

2015年9月9日のモントリオール（カナダ）からスタートしたワールドツアー「レベル・ハート・ツアー」の日本公演が、2016年2月13日（土）、2016年2月14日（日）の2日間、さいたまスーパーアリーナにて幕を開けた。

2015年3月11日にリリースされ、全米2位を獲得、世界18カ国のオフィシャル・チャートと60の国と地域のiTunesで1位を獲得した「レベル・ハート」を引っさげたツアーとあって、世界中から注目を集めていた。

2時間に及ぶ圧巻パフォーマンスで会場を沸かす

今回は、2006年開催の『コンフェッションズ・ツアー』以来約10年ぶりとなる来日公演で日本のファンにとって待望の公演。コンサート開始前から会場の熱は最高潮だった。

アルバム『レベル・ハート』から「ビッチ・アイム・マドンナ」や「リヴィング・フォー・ラヴ」など全24曲を披露。ライブにはミュージック・ビデオでも共演した日本人ダンサーAyaBambiら日本人ダンサーも多数参加しており、扇を使ったダンスや戦国武将風の衣装など、日本を意識した演出が目を引いた。

途中「コンバンワ、トーキョー。本当に日本に戻ってこれてうれしいわ。コンサートをするのは10年ぶり。本当にここには素敵な思い出がたくさんあるわ。ファンのみんな、ありがとう。約30年もの間、応援してくれてとっても感謝しているわ」とファンへメッセージ。「アンアポロジェティック・ビッチ」のパフォーマンスでは、マドンナのコスプレをしたファンをステージに上げる演出も。

新旧のヒット曲満載のセットリストで、スペクタクルでマドンナらしい反骨精神を物語るステージに、観客は終始拍手喝采。14日と合わせ、2日間で4万人を動員した。（modelpress編集部）