ケイト・ブランシェット「ジェンダーの垣根を超えた」アカデミー賞ノミネート作に自信
2016.01.22 20:43
豪州出身女優のケイト・ブランシェットが22日、都内で行われた映画「キャロル」(2月11日公開)のジャパンプレミア上映舞台あいさつに、女優の寺島しのぶとともに登壇。本年度アカデミー賞の主演女優賞(ケイト)、助演女優賞(ルーニー・マラー)のW女優賞ほか6部門にノミネートされた同作への想いを語った。
レッドカーペットでファンと熱心に交流しながら登壇したケイト。ルーニーと揃ってノミネートされた感想を聞かれると「多くの同じ業界の方々から認められてのノミネーションなので栄えあることですし、この作品からほかのたくさんの方がノミネートされています。自分とルーニーが演じている2人の女性と、その間の愛が描かれていますので、ルーニーとWノミネートされたことが何よりうれしいです」と喜びを語った。
不幸せな結婚生活を送る人妻(ケイト)と、若い百貨店女性店員(ルーニー)の禁断の愛を描いた同作の中で、どのように自身の役を演じたのかとの問いには、「演技というのは自分の見知らぬ人と繋がる努力をすることではないかと思うので、そういった意味では今回も例外ではありませんでした」とコメント。女性とのラブシーンも描かれているが、「これこそが映画の力だと思いますし、ヘインズ監督だからこそ、こういった作品ができたと思います。女性同士などというジェンダーの垣根を超えた、壮大な愛が描かれていて、つまるところ愛は愛である。そこに変わりはないのです」と思いを語った。
また、寺島は「いろんなタイプの女性や、男性もされて、今度はなんの役をやったら新しい自分が見つかると思いますか?」とケイトに質問。これに対してケイトは「相撲レスラーの人生物かしら」とジョークで会場を沸かせた。(modelpress編集部)
不幸せな結婚生活を送る人妻(ケイト)と、若い百貨店女性店員(ルーニー)の禁断の愛を描いた同作の中で、どのように自身の役を演じたのかとの問いには、「演技というのは自分の見知らぬ人と繋がる努力をすることではないかと思うので、そういった意味では今回も例外ではありませんでした」とコメント。女性とのラブシーンも描かれているが、「これこそが映画の力だと思いますし、ヘインズ監督だからこそ、こういった作品ができたと思います。女性同士などというジェンダーの垣根を超えた、壮大な愛が描かれていて、つまるところ愛は愛である。そこに変わりはないのです」と思いを語った。
“女優が惚れる女優”ケイト・ブランシェットの魅力
そんなケイトの大ファンという寺島が花束を贈呈。ケイトと初対面を果たした感想を求められると、「恥ずかしいのでそんなこと聞かないでください」と照れるケイトを横目に、「女優さんとして尊敬するというか、彼女が選ぶ仕事とか、核を掴む役の入り方や憑依する感じ。『この人はこういう人物なんだ』という掴み方がとても素晴らしくて、それをいとも簡単にさり気なくされているところが、同業者として素晴らしいと思います」と羨望の眼差しでケイトを見つめた。また、寺島は「いろんなタイプの女性や、男性もされて、今度はなんの役をやったら新しい自分が見つかると思いますか?」とケイトに質問。これに対してケイトは「相撲レスラーの人生物かしら」とジョークで会場を沸かせた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】