バットマン誕生前のドラマ「ゴッサム」放送直前 美少女キャムレン・ビコンドヴァが見どころ&女性ファンにメッセージ<インタビュー>
2015.05.09 18:00
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バットマン誕生前の“ゴッサム・シティ”を舞台に描いたドラマ「GOTHAM/ゴッサム」が、ついに5月11日より海外ドラマ専門チャンネルAXNにて日本独占放送される。
「GOTHAM/ゴッサム」は、全米の歴代映画興行収入ランキングトップ10に名を連ねる「ダークナイト」「ダークナイト・ライジング」で知られる“ゴッサム・シティ”を舞台に、バットマン誕生に至るまでの知られざる物語や、キャットウーマン、リドラー、ペンギンなど伝説的キャラクターたちの誕生秘話を圧倒的なスケールで描く。
主演には、「サウスランド」「The OC」のベン・マッケンジー、「サン・オブ・アナーキー」のドナル・ローグ、「ウォーキング・デッド」のロビン・ロード・テイラー、「TOUCH/タッチ」のデヴィッド・マズーズ、キャムレン・ビコンドヴァら、映画・テレビシリーズで活躍する新旧の実力派キャストが集結。危険なまでに腐敗したこの都市で、善と悪の間で揺れ動きながらもギャングやマフィアたちに果敢に挑んでいく、1人の若き刑事の壮絶な軌跡。そしてその若き刑事と幼きブルース・ウェインとの交流を通して、あの“闇の騎士(ダークナイト)”の誕生前夜をも描き出した、必見のクライムサスペンスとなっている。
ベンとデヴィッドに続き、米ニューヨークで行われたインタビューでキャムレンは、女性へのメッセージのほか、日本の魅力や15歳らしいお茶目で可愛らしい素顔を明かしてくれた。
※ベン・マッケンジーのインタビュー
http://mdpr.jp/international/1484623
※デヴィッド・マズーズのインタビュー
http://mdpr.jp/international/1484687
― 今ここで何か勉強していたんですか?
キャムレン・ビコンドヴァ(以下キャムレン):今、歴史の勉強をしていたの。ドアに日本語が書いてあるのが見えるでしょう。なぜなら、もっとプロモーションのことを、今日後でやるからなの。私は5年生のとき、日本語のクラスを取ったの。でも、「私はハンバーガーを食べます」っていうのしか覚えていないのよ。それは「ハンバーガーを食べています」(日本語で)。それだけしか覚えていないの。
― わあ。とてもキュートですね。そのコスチュームはとても素敵ですね。
キャムレン:(笑)サンキュー。新しいコスチュームなのよ。
― あなたはコスチュームが大好きだとおっしゃっていましたね。
キャムレン:そうなの。素晴らしいわ。とても着心地がいいの。わたしは5つのパンツをだめにしちゃったの。シーズンを通して全部のパンツを破いてしまったからよ。でも、とてもクールよ。
― 初めてセットに足を踏み入れたとき、どう思いましたか?
キャムレン:本当に素晴らしかったわ。私は、ただ絵を見るだけで、なぜ人々があれほど素晴らしいものを作ることができるのか、そしてそれを作るためにどれだけの仕事をしないといけないかということに気づいていなかったの。本当にすごいわ。とてもクールだったわ。
― 今日(インタビューが行われた3月)が撮影の最終日なんですね。
キャムレン:そうよ。今日が、今シーズンの撮影の最終日なの。それはうれしくもあるし、悲しくもあるわ。撮影が止まるのは悲しいわ。でも、バケーションに行ったり、ロサンゼルスに戻ってダンスクラスを取ったり、家族に会えるのはうれしいわ。
― 今シーズンを振り返ってみていかがでしたか?いろんなことが起きたと思いますが。
キャムレン:そうね。素晴らしかったわ。私はこの番組に関われて本当に感謝しているわ。なぜって、素晴らしい番組だし、一緒に仕事をしている人たちは素晴らしいからよ。本当に最高だわ(笑)。
― 撮影中に何か面白いことや興味深いことは起きましたか?何か印象的なエピソードがあれば話してください。
キャムレン:私にとってとても印象的だったある経験があるの。パイロットをチャイナタウンで撮影しているとき、とても寒かったのよ。マイナス15度くらいだったわ。私は猫と一緒に撮影しないといけなかったの。とてもナイスな猫だったわ。彼らは、その猫を野良猫に見えるようにするために、落ち葉を(体の上に)置いたの。私はただ音を立てるだけで良くて、そうしたら、その猫は私のところにやって来てきてくれたの。とてもナイスだったわ。(しばらく間がある)今のはあまりいいエピソードじゃなかったわね。
― (一同笑)
キャムレン:そのとき、とても可笑しかったことがあるわ。私たちがエピソード10を撮影していたとき、ディレクターが「アクション」と言ったら、ダヴィッド(・マズーズ)は何かから身をかわそうとしていたの。私はそれが何か知らなかった。彼は、まるで頭がおかしくなったみたいに見えたけど、ハチが彼の上を飛び回っていたの。それはすごく可笑しいと思ったわ。でも、すごくたくさんのエピソードがあるから、特にこれというのは思いつかないわ。
― 撮影現場の雰囲気はいかがですか?いつも楽しいですか?
キャムレン:ええ。それはとても興味深いわ。なぜなら、番組のエピソードが放映されると、いつもとても不気味で暗いんだけど、撮影中の現場の雰囲気はまったくその反対だからよ。いつもとても楽しくて、ポジティブで、現場にいるのがとても素晴らしいの。だから、とても興味深いわ。
― このキャラクター、セリーナ・カイルのことをどのように解釈して演じていますか?
キャムレン:彼女はサバイバーなの。私が人々とセリーナ・カイルについて話すと、彼らはいつも「悪者を演じられるなんて、クールじゃない?」って言うの。実際、彼女を演じるのはとても興味深いわ。なぜなら、彼女には「邪悪な傾向」があるからよ。でも、彼女は、心の善良さからそういうことをやるのよ(笑)。本当に。そう、彼女は盗んだりするわ。でも、それは、お腹が減らないようにやるのよ。または、お腹が減った猫のために盗むの。だから…そうね。(笑)
― あなたとこのキャラクターの間には何か共通点がありますか?
キャムレン:ええ、そうね。私は個人的に猫好きだし、彼女も猫好きなの。だからそこには共通点があるわ。私は、ある人々に、自然に猫みたいに動くって言われたことがあるの。それはもう一つの共通点ね。キャラクター的なことでいうと、私たちはとても…。一つ思いついたわ。オッケー。私は普通自分自身でいるの。人々の周りにいるのは楽しいけど、片隅でランチを食べたり、音楽を聴いたりする方がずっといいの。多くの人々の中にいるよりもね。それは、セリーナ・カイルと似たところよ。彼女は、自分自身でいる方がずっといいのよ。彼女は独立心の強い女性なの。女性じゃない。彼女はティーンエージャーよ。でも、独立心の強いティーンエージャーなの。そこも似ているわ。
― 興味深いですね。この役を演じるにあたって、映画やコミックを参考にしましたか?リサーチをしたりしましたか?
キャムレン:ええ。映画を観たし、コミックブックを読んだわ。できるだけキャットウーマンについてリサーチしたのよ。彼女にどんな特徴があるかを見るためにね。なぜなら、いろんな違うストーリーがあるからよ。いくつかのエピソードでは、彼女は、(後ろにすわっているお母さんに向かって)売春婦かストリッパーだったのよね?
(母親?) どれが適切な言葉かわからないわ。まったくわからないわ。
彼女がとてもきわどい感じのストーリーが一つあるの。もう一つのストーリーでは、彼女は家出少女なの。だから、これらすべてを使って、混ぜ合わせたのよ。そして、自分自身の解釈も加えたわ。すべてのものを読んで、このキャラクターについてのいろんな解釈を見るのはとてもクールだったわ。
― この番組で、ここだけは注目してもらいたいドラマならではのポイントは?
キャムレン:私は、一般的にただ人々が観てくれるだけで興奮しているわ。とても暗くて、不気味だけど、番組は暗くて不気味じゃない。暗くて不気味なのは(ゴッサム)シティよ。それはとても興味深いと思う。また、これまで誰も、これらのキャラクターのオリジンに戻って、これらの自警団員や超悪人のはじまりを見たことはないということも興味深いわ。だから、私たちみんながこれに関われるなんて、本当にすごいことだと思う。みんなに観てもらえることにただ興奮しているわ。特にこれが、ということはないの。
― バットマンの世界に好きなキャラクターはいますか?
キャムレン:もちろんキャットウーマンよ。
― キャットウーマン以外では?
キャムレン:(笑)オッケー、オッケー。キャットウーマン以外でね。そうね。私はフィッシュ・ムーニーをとても楽しんだわ。たとえ彼女は、この番組のためにクリエイトされたとしてもね。彼女はとてもユニークで、キャラクターには派手さとこの激しさがあるの。そしてそれをジェイダ(・ピンケット・スミス)は、完璧にそれを演じたわ。彼女は素晴らしいわ。私はフィッシュ・ムーニーが好きなの。一旦「ゴッサム」を見たら、すべての女性がフィッシュ・ムーニーになりたいと熱望するでしょうね(笑)。彼女は私のお気に入りの一人よ。
― ジェイダとは話しましたか?
キャムレン:ええ。彼女は素晴らしいのよ。とてもクールなの。なぜって、初めて彼女に会ったとき、彼女はもっと背が高いと思っていたんだけど、基本的に私たちは同じサイズだったの。誰かの目を見ることが出来て、見上げる必要がないというのはとてもグレイトだったわ!なぜって、私はとても背が低いからよ!彼女は本当に素晴らしかったわ。
― シーズン2に向けた意気込みはいかがですか?
キャムレン:とってもワクワクしているわ。ブルーノ(・ヘラー)とダニー(・キャノン)とライターたちが、どんなストーリーラインを思いつくのかを見ることにとても興奮しているわ。とてもワクワクしているのよ(笑)。
― あまり話せないんですよね?
キャムレン:(笑)
― ミスターGがあなたの猫でしたね?
キャムレン:そうよ。
― 彼はどうしているんですか?
キャムレン:彼は元気よ。ミスターGがいて、それから最近、子猫をアダプトしたのよ。彼女の名前はサヴィーっていうの。彼女はセリーナ・カイルをすごく思い出させるわ。信じられないのよ。以前はミスターGを、セリーナ・カイルのインスピレーションとして使っていたの。でも今はサヴィーがいるから、彼女のことをもっとよく観察しているの。そして似ているところはすごくたくさんあるのよ。
― どういうふうに似ているんですか?
キャムレン:オッケー。たとえば、サヴィーは私の足にすり寄ってくるの。「抱っこして」って言ってね。それで、私が彼女を抱き上げると、彼女は私にシューって音を立てるの。それで彼女を下ろすと、それからまた、彼女は私に抱っこしてもらいたがるのよ。ある意味、まるで躁鬱みたいなのよ(笑)。彼女はとてもエンターテインニングよ。彼女は、私が横になっているときだけ、体をすり寄せてくるの。そのときだけよ。
― ミスターGが寂しいだろうと思って、彼女をアドプトしたんですか?
キャムレン:そうなの。彼女は私の母の猫だと見なしているの。なぜなら、彼女は、私を愛しているよりも、私の母をもっと愛しているからよ(笑)。でも、そうね。彼は、少し孤独になってきていたの。なぜなら、セットに長時間いないといけなくて、長時間離れていたからよ。だから、彼は1日中寝ていたりしたの。それで、彼にはちょっとした友達が必要だと思ったのよ。
― 日本では5月11日に放映が始まります。誰もがこの番組を見ることをすごく楽しみにしています。何か日本人のファンにメッセージを言ってくださいますか?
キャムレン:オッケー。私の先生は、日本語を勉強しているのよ。だから、これをやるのに、彼は私をヘルプしてくれたの(紙に日本語を書いてあります)。私は「ハンバーガーを食べています」と言うことしか覚えていないからよ。
セリーナ・カイル役のキャムレン・ビッコンドーヴァと言います(ここまで日本語で)。私はみなさんがこの番組を見てくださることにとても興奮しています。楽しんでくださったらうれしいです。
― あなたはなぜ日本語を勉強することにしたんですか?
キャムレン:私が5年生だったとき、私たちはハワイに引っ越したの。そして、ハワイでは、スペイン語のかわりに日本語を学ぶのよ。それはとても興味深いわ。私は日本の文化が大好きなの。スシが大好きよ。私はずっと日本を訪れたかったの。もっと日本語のクラスに注意を払うべきだったわ(笑)。
― まだ日本に行ったことがないんですか?
キャムレン:ええ、まだなの。でも、行けるとしたら、すごくエキサイティングだわ。
― もし日本に行ったら、どこへ行って、何をしたいですか?
キャムレン:東京へ行きたいわ。私の友達はよく東京へ行くのよ。私は、ただ買い物をしたいの。
― (一同笑)
― どんなものを買いたいんですか?
キャムレン:わからないわ!日本のファッション・センスはすごくクールで素晴らしいわ。だから、日本へ行って、買い物をして、食べたいの。私はショッピングは好きじゃないの。だから、私が買い物をしたい、というのはいいことなのよ。私は食料品の買い物だけが好きなの。食べれるように。だから、日本に行ったら、買い物をして、食べに行って、ただリラックスして、いくつか日本語の新しいセンテンスを学ぶわ。
― 普段はどんなファッションが好きなんですか?
キャムレン:いろんな種類のファッションが好きよ。洋服に関しては、マッチさせようとするの。でもなぜか出来ないの。マッチしないということが、マッチさせるのよ。言ってることわかるかしら?ミックス・マッチなの。
― なんとなくわかります。
キャムレン:トライはしたわ(笑)。
― 女性ファンにとっての見どころは何だと思いますか?バットマンというと男性向けのようですが、この番組は女性もとても楽しめますよね。
キャムレン:イエス。
― 女性ファンはどういったことを楽しめると思いますか?
キャムレン:ゴッサム・シティの素晴らしいところは、人種差別や性差別がないことなの。すべてが平等なの。だから、フィッシュ・ムーニーみたいな、ボスである女性がいる。そして、とても独立心が強く、やりたいことをやるセリーナ・カイルのようなティーンエージャーがいる。またバーバラ・キーンもいるわ。彼女は資産家のお嬢様で、とてもお金持ちなの。ゴッサムには、現代の女性がそうなりたいと熱望したり、共感したりできる女性がいるのよ。それは素晴らしいと思うわ。それが、この番組に女性が期待できることよ。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
通報を受けて現場に駆け付けたのは、ゴッサム市警の新米刑事ジェームズ・ゴードン(ベン・マッケンジー)。パートナーでベテラン刑事のハービー・ブロック(ドナルド・ローグ)は、被害者がウェイン夫妻だと気付くと、この厄介な事件から手を引こうと主張する。しかしゴードンは、犯罪現場でたった一人生き残ったブルースに、説明しがたい深い結びつきを感じ、必ず犯人を逮捕すると約束するのだった。
ゴードンにとってゴッサム・シティは、憧れの街だった。そこは亡き父が地区検事長として仕えた大都市で、若く理想に燃えるゴードンはかつての平和な街を取り戻せると信じていた。だが、ウェイン夫妻殺害事件の捜査を進める中で、その道のりは決して簡単ではないことがわかる。
マフィアと警察の癒着、ギャングの台頭、日常的に起こる凶悪犯罪…。腐敗した街で、果たしてゴードンは正義を貫き、後にバットマンとなるブルース少年と交わした約束を守ることができるのか!?
主演には、「サウスランド」「The OC」のベン・マッケンジー、「サン・オブ・アナーキー」のドナル・ローグ、「ウォーキング・デッド」のロビン・ロード・テイラー、「TOUCH/タッチ」のデヴィッド・マズーズ、キャムレン・ビコンドヴァら、映画・テレビシリーズで活躍する新旧の実力派キャストが集結。危険なまでに腐敗したこの都市で、善と悪の間で揺れ動きながらもギャングやマフィアたちに果敢に挑んでいく、1人の若き刑事の壮絶な軌跡。そしてその若き刑事と幼きブルース・ウェインとの交流を通して、あの“闇の騎士(ダークナイト)”の誕生前夜をも描き出した、必見のクライムサスペンスとなっている。
キャムレン・ビコンドヴァが語る
キャムレンが演じるのは、敏捷な身のこなしで、ゴッサム・シティを日夜彷徨う10代の孤児で、ウェイン夫妻殺害事件をはじめ、数々の事件を目撃するセリーナ・“キャット”・カイル(愛称はキャット)。ベンとデヴィッドに続き、米ニューヨークで行われたインタビューでキャムレンは、女性へのメッセージのほか、日本の魅力や15歳らしいお茶目で可愛らしい素顔を明かしてくれた。
※ベン・マッケンジーのインタビュー
http://mdpr.jp/international/1484623
※デヴィッド・マズーズのインタビュー
http://mdpr.jp/international/1484687
― 今ここで何か勉強していたんですか?
キャムレン・ビコンドヴァ(以下キャムレン):今、歴史の勉強をしていたの。ドアに日本語が書いてあるのが見えるでしょう。なぜなら、もっとプロモーションのことを、今日後でやるからなの。私は5年生のとき、日本語のクラスを取ったの。でも、「私はハンバーガーを食べます」っていうのしか覚えていないのよ。それは「ハンバーガーを食べています」(日本語で)。それだけしか覚えていないの。
― わあ。とてもキュートですね。そのコスチュームはとても素敵ですね。
キャムレン:(笑)サンキュー。新しいコスチュームなのよ。
― あなたはコスチュームが大好きだとおっしゃっていましたね。
キャムレン:そうなの。素晴らしいわ。とても着心地がいいの。わたしは5つのパンツをだめにしちゃったの。シーズンを通して全部のパンツを破いてしまったからよ。でも、とてもクールよ。
― 初めてセットに足を踏み入れたとき、どう思いましたか?
キャムレン:本当に素晴らしかったわ。私は、ただ絵を見るだけで、なぜ人々があれほど素晴らしいものを作ることができるのか、そしてそれを作るためにどれだけの仕事をしないといけないかということに気づいていなかったの。本当にすごいわ。とてもクールだったわ。
― 今日(インタビューが行われた3月)が撮影の最終日なんですね。
キャムレン:そうよ。今日が、今シーズンの撮影の最終日なの。それはうれしくもあるし、悲しくもあるわ。撮影が止まるのは悲しいわ。でも、バケーションに行ったり、ロサンゼルスに戻ってダンスクラスを取ったり、家族に会えるのはうれしいわ。
― 今シーズンを振り返ってみていかがでしたか?いろんなことが起きたと思いますが。
キャムレン:そうね。素晴らしかったわ。私はこの番組に関われて本当に感謝しているわ。なぜって、素晴らしい番組だし、一緒に仕事をしている人たちは素晴らしいからよ。本当に最高だわ(笑)。
― 撮影中に何か面白いことや興味深いことは起きましたか?何か印象的なエピソードがあれば話してください。
キャムレン:私にとってとても印象的だったある経験があるの。パイロットをチャイナタウンで撮影しているとき、とても寒かったのよ。マイナス15度くらいだったわ。私は猫と一緒に撮影しないといけなかったの。とてもナイスな猫だったわ。彼らは、その猫を野良猫に見えるようにするために、落ち葉を(体の上に)置いたの。私はただ音を立てるだけで良くて、そうしたら、その猫は私のところにやって来てきてくれたの。とてもナイスだったわ。(しばらく間がある)今のはあまりいいエピソードじゃなかったわね。
― (一同笑)
キャムレン:そのとき、とても可笑しかったことがあるわ。私たちがエピソード10を撮影していたとき、ディレクターが「アクション」と言ったら、ダヴィッド(・マズーズ)は何かから身をかわそうとしていたの。私はそれが何か知らなかった。彼は、まるで頭がおかしくなったみたいに見えたけど、ハチが彼の上を飛び回っていたの。それはすごく可笑しいと思ったわ。でも、すごくたくさんのエピソードがあるから、特にこれというのは思いつかないわ。
― 撮影現場の雰囲気はいかがですか?いつも楽しいですか?
キャムレン:ええ。それはとても興味深いわ。なぜなら、番組のエピソードが放映されると、いつもとても不気味で暗いんだけど、撮影中の現場の雰囲気はまったくその反対だからよ。いつもとても楽しくて、ポジティブで、現場にいるのがとても素晴らしいの。だから、とても興味深いわ。
― このキャラクター、セリーナ・カイルのことをどのように解釈して演じていますか?
キャムレン:彼女はサバイバーなの。私が人々とセリーナ・カイルについて話すと、彼らはいつも「悪者を演じられるなんて、クールじゃない?」って言うの。実際、彼女を演じるのはとても興味深いわ。なぜなら、彼女には「邪悪な傾向」があるからよ。でも、彼女は、心の善良さからそういうことをやるのよ(笑)。本当に。そう、彼女は盗んだりするわ。でも、それは、お腹が減らないようにやるのよ。または、お腹が減った猫のために盗むの。だから…そうね。(笑)
― あなたとこのキャラクターの間には何か共通点がありますか?
キャムレン:ええ、そうね。私は個人的に猫好きだし、彼女も猫好きなの。だからそこには共通点があるわ。私は、ある人々に、自然に猫みたいに動くって言われたことがあるの。それはもう一つの共通点ね。キャラクター的なことでいうと、私たちはとても…。一つ思いついたわ。オッケー。私は普通自分自身でいるの。人々の周りにいるのは楽しいけど、片隅でランチを食べたり、音楽を聴いたりする方がずっといいの。多くの人々の中にいるよりもね。それは、セリーナ・カイルと似たところよ。彼女は、自分自身でいる方がずっといいのよ。彼女は独立心の強い女性なの。女性じゃない。彼女はティーンエージャーよ。でも、独立心の強いティーンエージャーなの。そこも似ているわ。
― 興味深いですね。この役を演じるにあたって、映画やコミックを参考にしましたか?リサーチをしたりしましたか?
キャムレン:ええ。映画を観たし、コミックブックを読んだわ。できるだけキャットウーマンについてリサーチしたのよ。彼女にどんな特徴があるかを見るためにね。なぜなら、いろんな違うストーリーがあるからよ。いくつかのエピソードでは、彼女は、(後ろにすわっているお母さんに向かって)売春婦かストリッパーだったのよね?
(母親?) どれが適切な言葉かわからないわ。まったくわからないわ。
彼女がとてもきわどい感じのストーリーが一つあるの。もう一つのストーリーでは、彼女は家出少女なの。だから、これらすべてを使って、混ぜ合わせたのよ。そして、自分自身の解釈も加えたわ。すべてのものを読んで、このキャラクターについてのいろんな解釈を見るのはとてもクールだったわ。
― この番組で、ここだけは注目してもらいたいドラマならではのポイントは?
キャムレン:私は、一般的にただ人々が観てくれるだけで興奮しているわ。とても暗くて、不気味だけど、番組は暗くて不気味じゃない。暗くて不気味なのは(ゴッサム)シティよ。それはとても興味深いと思う。また、これまで誰も、これらのキャラクターのオリジンに戻って、これらの自警団員や超悪人のはじまりを見たことはないということも興味深いわ。だから、私たちみんながこれに関われるなんて、本当にすごいことだと思う。みんなに観てもらえることにただ興奮しているわ。特にこれが、ということはないの。
― バットマンの世界に好きなキャラクターはいますか?
キャムレン:もちろんキャットウーマンよ。
― キャットウーマン以外では?
キャムレン:(笑)オッケー、オッケー。キャットウーマン以外でね。そうね。私はフィッシュ・ムーニーをとても楽しんだわ。たとえ彼女は、この番組のためにクリエイトされたとしてもね。彼女はとてもユニークで、キャラクターには派手さとこの激しさがあるの。そしてそれをジェイダ(・ピンケット・スミス)は、完璧にそれを演じたわ。彼女は素晴らしいわ。私はフィッシュ・ムーニーが好きなの。一旦「ゴッサム」を見たら、すべての女性がフィッシュ・ムーニーになりたいと熱望するでしょうね(笑)。彼女は私のお気に入りの一人よ。
― ジェイダとは話しましたか?
キャムレン:ええ。彼女は素晴らしいのよ。とてもクールなの。なぜって、初めて彼女に会ったとき、彼女はもっと背が高いと思っていたんだけど、基本的に私たちは同じサイズだったの。誰かの目を見ることが出来て、見上げる必要がないというのはとてもグレイトだったわ!なぜって、私はとても背が低いからよ!彼女は本当に素晴らしかったわ。
― シーズン2に向けた意気込みはいかがですか?
キャムレン:とってもワクワクしているわ。ブルーノ(・ヘラー)とダニー(・キャノン)とライターたちが、どんなストーリーラインを思いつくのかを見ることにとても興奮しているわ。とてもワクワクしているのよ(笑)。
― あまり話せないんですよね?
キャムレン:(笑)
― ミスターGがあなたの猫でしたね?
キャムレン:そうよ。
― 彼はどうしているんですか?
キャムレン:彼は元気よ。ミスターGがいて、それから最近、子猫をアダプトしたのよ。彼女の名前はサヴィーっていうの。彼女はセリーナ・カイルをすごく思い出させるわ。信じられないのよ。以前はミスターGを、セリーナ・カイルのインスピレーションとして使っていたの。でも今はサヴィーがいるから、彼女のことをもっとよく観察しているの。そして似ているところはすごくたくさんあるのよ。
― どういうふうに似ているんですか?
キャムレン:オッケー。たとえば、サヴィーは私の足にすり寄ってくるの。「抱っこして」って言ってね。それで、私が彼女を抱き上げると、彼女は私にシューって音を立てるの。それで彼女を下ろすと、それからまた、彼女は私に抱っこしてもらいたがるのよ。ある意味、まるで躁鬱みたいなのよ(笑)。彼女はとてもエンターテインニングよ。彼女は、私が横になっているときだけ、体をすり寄せてくるの。そのときだけよ。
― ミスターGが寂しいだろうと思って、彼女をアドプトしたんですか?
キャムレン:そうなの。彼女は私の母の猫だと見なしているの。なぜなら、彼女は、私を愛しているよりも、私の母をもっと愛しているからよ(笑)。でも、そうね。彼は、少し孤独になってきていたの。なぜなら、セットに長時間いないといけなくて、長時間離れていたからよ。だから、彼は1日中寝ていたりしたの。それで、彼にはちょっとした友達が必要だと思ったのよ。
― 日本では5月11日に放映が始まります。誰もがこの番組を見ることをすごく楽しみにしています。何か日本人のファンにメッセージを言ってくださいますか?
キャムレン:オッケー。私の先生は、日本語を勉強しているのよ。だから、これをやるのに、彼は私をヘルプしてくれたの(紙に日本語を書いてあります)。私は「ハンバーガーを食べています」と言うことしか覚えていないからよ。
セリーナ・カイル役のキャムレン・ビッコンドーヴァと言います(ここまで日本語で)。私はみなさんがこの番組を見てくださることにとても興奮しています。楽しんでくださったらうれしいです。
― あなたはなぜ日本語を勉強することにしたんですか?
キャムレン:私が5年生だったとき、私たちはハワイに引っ越したの。そして、ハワイでは、スペイン語のかわりに日本語を学ぶのよ。それはとても興味深いわ。私は日本の文化が大好きなの。スシが大好きよ。私はずっと日本を訪れたかったの。もっと日本語のクラスに注意を払うべきだったわ(笑)。
― まだ日本に行ったことがないんですか?
キャムレン:ええ、まだなの。でも、行けるとしたら、すごくエキサイティングだわ。
― もし日本に行ったら、どこへ行って、何をしたいですか?
キャムレン:東京へ行きたいわ。私の友達はよく東京へ行くのよ。私は、ただ買い物をしたいの。
― (一同笑)
― どんなものを買いたいんですか?
キャムレン:わからないわ!日本のファッション・センスはすごくクールで素晴らしいわ。だから、日本へ行って、買い物をして、食べたいの。私はショッピングは好きじゃないの。だから、私が買い物をしたい、というのはいいことなのよ。私は食料品の買い物だけが好きなの。食べれるように。だから、日本に行ったら、買い物をして、食べに行って、ただリラックスして、いくつか日本語の新しいセンテンスを学ぶわ。
― 普段はどんなファッションが好きなんですか?
キャムレン:いろんな種類のファッションが好きよ。洋服に関しては、マッチさせようとするの。でもなぜか出来ないの。マッチしないということが、マッチさせるのよ。言ってることわかるかしら?ミックス・マッチなの。
― なんとなくわかります。
キャムレン:トライはしたわ(笑)。
― 女性ファンにとっての見どころは何だと思いますか?バットマンというと男性向けのようですが、この番組は女性もとても楽しめますよね。
キャムレン:イエス。
― 女性ファンはどういったことを楽しめると思いますか?
キャムレン:ゴッサム・シティの素晴らしいところは、人種差別や性差別がないことなの。すべてが平等なの。だから、フィッシュ・ムーニーみたいな、ボスである女性がいる。そして、とても独立心が強く、やりたいことをやるセリーナ・カイルのようなティーンエージャーがいる。またバーバラ・キーンもいるわ。彼女は資産家のお嬢様で、とてもお金持ちなの。ゴッサムには、現代の女性がそうなりたいと熱望したり、共感したりできる女性がいるのよ。それは素晴らしいと思うわ。それが、この番組に女性が期待できることよ。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
第1話 あらすじ
物語は、あの悲劇のシーンから始まる。 夜のゴッサム・シティに、少年の悲痛な叫び声が響き渡る。地元の名士トーマス&マーサ・ウェイン夫妻が何者かに路上で襲われ、まだ幼い息子ブルース(デヴィッド・マズーズ)の目の前で殺害されたのだ。通報を受けて現場に駆け付けたのは、ゴッサム市警の新米刑事ジェームズ・ゴードン(ベン・マッケンジー)。パートナーでベテラン刑事のハービー・ブロック(ドナルド・ローグ)は、被害者がウェイン夫妻だと気付くと、この厄介な事件から手を引こうと主張する。しかしゴードンは、犯罪現場でたった一人生き残ったブルースに、説明しがたい深い結びつきを感じ、必ず犯人を逮捕すると約束するのだった。
ゴードンにとってゴッサム・シティは、憧れの街だった。そこは亡き父が地区検事長として仕えた大都市で、若く理想に燃えるゴードンはかつての平和な街を取り戻せると信じていた。だが、ウェイン夫妻殺害事件の捜査を進める中で、その道のりは決して簡単ではないことがわかる。
マフィアと警察の癒着、ギャングの台頭、日常的に起こる凶悪犯罪…。腐敗した街で、果たしてゴードンは正義を貫き、後にバットマンとなるブルース少年と交わした約束を守ることができるのか!?
キャムレン・ビコンドヴァ/Camren Bicondova プロフィール
カリフォルニア州出身。6歳の時から女優やモデル、プロのダンサーとして活躍。数々のTV番組やドラマ、映画、またコマーシャルなどでキャリアを積む若手注目株。
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