“伝説のキャバ嬢”ひめかに変化 騒動発覚後の姿・店内での様子・裏側…トップキャバ嬢・あみるが語る本音<モデルプレスインタビュー>
2025.01.22 19:00
北新地で店舗を展開する「エースファクトリーグループ」の人気店「CLUB RAISE」(以下、レイズ)で社長を務めていたひめかが辞任することを発表した。モデルプレスでは、同店で2代目レイズクイーンに輝き注目を集める「あみる」に、騒動後のひめかとキャストの関係や本音を聞いた。【インタビュー全3回の3回目】
ひめか「CLUB RAISE」社長を辞任
18歳からキャバクラで働き始めたひめかは飲酒ができないにも関わらず、その天性の美貌から、入店後約3ヶ月でNo.1まで一気に上り詰めたことで話題に。2023年10月に開催したラストバースデーイベントでは、3日間で5億円の売上を突破するなど第一線で大きな功績を残し、その後2024年2月11日にはレイズの社長に就任した。しかし、同年8月頃からひめかに貢いでいた過去の太客(多くの金銭を支払う客)との間にトラブルが浮上。過去には恋愛関係にもなっていたが、関係を終わらせた後に「何十億も使ったのに」と2~3ヶ月にわたって、過去について暴露され続けることとなった。そして、このたびレイズの社長を辞任することに。トップキャバ嬢から社長へと立場を変えながらもレイズの一員として居続けた彼女の存在を、あみるはどのように感じていたのだろうか。
あみる、ひめかが“社長”という感覚はなかった
― 元々、あみるさんと同じキャストとしてレイズで働いていたひめかさん。2024年2月に社長に就任されたことで、あみるさんたちにとっては背中を追いかける存在になっていったのでしょうか?あみる:仕事の面に関しては私にできないことをする子だからとても尊敬していますが、プレイヤー(キャバ嬢)だったひめちゃんのことを今更急に「ひめ社長」として見て敬えるかといったらできないので、背中を追いかけるような存在ではなかったです。綾田社長(綾田武司氏)も「君たちの社長はこれからも僕だと思ってほしい」と話してくださって、むしろ「これから(社長として)認めてあげてくれ」というくらいでしたし「『ひめ社長』と呼べなかったら呼ばなくてもいい」とも言われていたので、私は今でも「ひめちゃん」と呼んでいます。
― キャストの皆さんの中で「ひめかさんが社長」という感覚はあまりなかったんですね。
あみる:「ひめ社長」と慕うファンのような女の子もレイズにはいるので、私とは少し意見が違う子もいるとは思いますが、私はエース(「CLUB A」)出身ということもあって、これまで綾田社長を見てきたので、綾田社長と比べて若い女の子が同じような社長になれるかといったら絶対になれないと思っています。
あみる、ひめかのキャバ嬢時代の活躍語る
― それでは、ひめかさんがキャストとして活躍されていた時はどのようにご覧になっていたんでしょうか?あみる:ひめちゃんがプレイヤーの時は刺激されていましたし、皆認めていました。一緒に働いていたので細かく業務の内容を見ることはできていませんが、もちろん売り上げの上げ方はすごかったですし、シャンパンをバンバン開けている姿はかっこよかったです。
― SNS上では、ひめかさんに対して1人のお客様だけが多くの金銭を支払っている、いわゆる「1本釣り」なのではないかといった声や「実は大した売上はなかったのではないか」という批判の声もありました。
あみる:まず1人では、あんなに毎日フル出勤の同伴(仕事開始前にお客様と店外デートをすること)が絶対できないです。1人のお客様がたくさんお金を使ってくださることによって目立ちはしますし「1本釣り」のように見えたかもしれませんが、他にもお客様はたくさんいたからネット上に書かれていることは事実とは全く違いますし、お店での姿を見ていない人が言っていると感じます。
あみるが明かすひめか騒動時の「レイズ」裏側
― 皆さんがキャストとしての活躍を認めていたひめかさんに関する騒動は、大変驚くものだったと思います。先日、ヒカルさんの動画にひめかさんが出演された際には「周りが変わらず接してくれた、応援してくれた」ということもおっしゃっていましたが、実際にどんなことをお話しされていたのか、騒動中のお店の雰囲気などもお伺いしたいです。あみる:キャストの皆はひめちゃんに「大丈夫?」とかも聞かずに、あえて普通にいつも通り接していました。もし自分がそうなった時は普通にしてくれた方が嬉しいだろうなと思ったんです。ひめちゃんが1番どんな顔をしてお店に来たらいいか分からない中で、きっとしんどい思いを1回家に置いてきて表に出てきているわけじゃないですか。だからあまり話題にも触れませんでしたが、逆に皆で仲良いお客様がいらっしゃった時には、お客様がいじっていました。
― ひめかさんへの思いやりに溢れていますね。動画では、綾田社長がひめかさんとキャストの皆さんの距離が縮まったともおっしゃっていましたが、実際にどうでしたか?
あみる:前までは「ひめ社長!ひめ社長!」という空気感に少し上下関係を感じていましたが、この騒動をきっかけに接する機会も多くなりましたし、皆と同じ土俵で話しているというか、ひめちゃん自身の心境も変化して、もっと前より女の子たちとのコミュニケーションを取りにいっていたように、私には見えました。ロボットのような完璧な存在ではなく、人間味が出た感じがしていて、皆と変わらない努力をしている姿が垣間見えたから、距離が縮まったのだと思います。
あみる、ひめか辞任への思い
― そんなひめかさんが社長を辞任されると聞いて今どのように思いますか?あみる:「そうだろうな」とは全く思わなかったですが、あまりびっくりもしなかったです。
― 社長を辞任されるひめかさんは今後、エースグループからも離れるかもしれません。あみるさんにとって、ひめかさんはもう一度エースグループに戻ってきてほしい必要な存在だと考えますか?
あみる:社長としては認めていないですし、ひめちゃんがいたことで嫌な思いをしたこともあります。でもプレイヤーの時は尊敬の気持ちもありましたし、無意識のうちに刺激を受けていたというのは間違いないので、いいことも悪いこともひっくるめて、エースグループに必要な存在ではあると思います。
― 貴重なお話をありがとうございました。
「社長としては認めていない」と意外な本音をはっきりと伝えてくれたあみる。しかし「気づいたらひめちゃんの仕事のスタイルを真似していた部分もあった」とキャスト時代の仕事ぶりには一目置いていたからこそ、騒動後も信頼関係を崩さずに歩んできたのだと知ることができた。(modelpress編集部)
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