赤荻瞳編集長、伊藤桃々、高澤凪、松葉愛海(C)モデルプレス

伊藤桃々・松葉愛海・高澤凪・赤荻瞳編集長「egg」卒業で涙止まらず 後輩モデルへ語った“初期メン”としての熱い想い<eggフェス2022>

2022.03.31 17:00

27日、東京・渋谷キャメロットにて「eggフェス2022」が開催。同イベントをもって、“もも”こと伊藤桃々、あいみ”こと松葉愛海、“なぎ”こと高澤凪赤荻瞳編集長が同誌を卒業した。

  

もも・あいみ・なぎ・赤荻編集長「egg」卒業

高澤凪、松葉愛海、伊藤桃々、赤荻瞳編集長「eggフェス2022」(提供写真)
ギャルのバイブルとして愛されてきた「egg」は、ギャルの減少とともに2014年に休刊。2018年3月、WEBでの復活を果たした。2019年5月には雑誌として復刊号が発売され、以降年に2回雑誌版も発売されている。

もも、あいみ、なぎは復活当初から同誌を引っ張ってきた“初期メン”。赤荻編集長が編集長を退任するのと同タイミングで卒業することを、2021年12月に発表していた。

鈴木綺麗/「eggフェス2022」(提供写真)
雨宮由乙花/「eggフェス2022」(提供写真)
同イベントでは、4人の“卒業式”を実施。まずは「egg」モデルを代表して、“ゆうちゃみ”こと古川優奈、“ゆずは”こと雨宮由乙花、“まぁみ”こと小田愛実、“きぃりぷ”こと鈴木綺麗から4人に向けた手紙が読まれた。

小田愛実/「eggフェス2022」(提供写真)
古川優奈/「eggフェス2022」(提供写真)
涙をこらえたり、時に言葉が詰まってしまったりしながらも4人との濃い思い出を振り返ったゆうちゃみら。卒業生4人もハンカチで涙を拭いながら「egg」とともに過ごした4年間を懐かしんだ。

赤荻編集長、“2度目の青春”4年間を回顧

赤荻瞳編集長(C)モデルプレス
赤荻瞳編集長/「eggフェス2022」(提供写真)
その後は、4人から後輩モデルらに向けた手紙が読まれる時間に。

まずは「egg」復活の立役者となった赤荻編集長が、モデル1人1人や編集部、そしてともに卒業する3人へメッセージ。さらに「今『egg』という媒体が存在し続けているのも、年に2回出すことができている雑誌も当たり前ではないです。『egg』を応援してくれている方々のおかげはもちろん、初期メンを始め、雑誌ができるまでの1年間、専属モデルって聞いて『egg』モデルに入ったのに体を張るYouTube撮影だらけだし、雑誌経験者の編集部も誰もいなくて、それでも『egg』について頑張ってくれた日々があったこと、そして今も成長し続けるエグモたちの存在があったからこそです」と「egg」を大きくしたモデルたちへの深い感謝を語った。

赤荻瞳編集長(C)モデルプレス
さらに「この4年感は本当に楽しくて、2度目の青春って感じでした」と振り返り、「本当に寂しいです。何度卒業を辞めたいって思ったか数え切れません」と本音を吐露。「皆と過ごした日々は一生の思い出だし、宝物です。編集長として『egg』にいれたことが誇りです。そして、編集長として付いてきてくれて本当にありがとうございました。皆の幸せと活躍を心から願っています」と結んだ。

また、「新たな目標ができた」という赤荻編集長は、「渋谷女子インターナショナルスクールという学校を立ち上げ、校長先生になることになりました」と今後についても発表。「女の子たちの夢の後押しをしていきたいと思います」と意気込んだ。

なぎ、「egg」モデルになれて「心の底から良かった」涙止まらず

高澤凪(C)モデルプレス
高澤凪(C)モデルプレス
続いて手紙を読んだなぎは、マイクの前に立つと涙が止まらず。これまでの活動を振り返り、「『egg』を盛り上げるぞって皆で頑張っていたのがすごく心に残っています」と話した。

高澤凪(C)モデルプレス
また「普通じゃ経験できないことをたくさん経験させてくれて、学ばせてくれて、やりたいことの可能性を広げてくれたのが『egg』だったなと思っています」とし、「egg」モデルになれて「心の底から良かった」と告白。

「編集部やマネージャーさんにもたくさん迷惑をかけてきたと思います。どんな時も味方でいてくれてありがとうございました」と周囲への感謝を語るとともに、「これからの『egg』の一ファンとして応援し続けるし、これからの『egg』をすごく楽しみにしています」と今後の「egg」へ期待を寄せた。

あいみ、“初期メン”としての想い「絶対に決して…」

松葉愛海(C)モデルプレス
松葉愛海(C)モデルプレス
あいみはこれまでの活動を詳細に思い返すとともに「全てのことが本当に1秒1秒幸せな時間でした」と全てが深く心に刻まれていると告白。

また、後輩モデルへ「これだけは言いたいのですが、もっとガツガツ行っちゃっていいと思います。いくら仲良くてもライバル心は絶対に1人1人持ってください。1人1人が輝く姿がすごく見たいんです。仕事のオンオフを絶対に忘れずにしてください。誰よりも負けない熱い気持ちで『egg』を盛り上げてください」と先輩として熱いメッセージを送った。

松葉愛海(C)モデルプレス
さらに「初期メン3人がいなくなっても、絶対に決して『egg』を無くすことはしないでください。これがあいみの今1番思っていることです」と“初期メン”としての想いも。ラストは「最後に一言だけ。君たちは最高の家族です」と締めくくった。

もも「egg」モデル経て「人生が180度変わって夢が叶いました」

伊藤桃々(C)モデルプレス
伊藤桃々(C)モデルプレス
ももは、オーディションをたくさん受けていた高校2年生の頃を思い出し、「相手にしてもらえず、地元では馬鹿にされたりして、モデルになる夢を諦めようとしていた時に『egg』に出会って、居場所を作ってくれました」と回顧。しかし、専属モデルになったもののバイト代は全て地元・静岡からの交通費に消えてしまい美容費をまかなえず、悔しくて泣いていた日々もあったという。

そこからももは毎日ファッション・メイクを死ぬ気で勉強し、SNSに届いたコメントやDMはどんなに数が多くでも必ず全て目を通すことで、多くのファンを獲得。「人生を変えることになった『egg』との出会いから、死ぬ気でやってきた努力と自分磨きで人生が180度変わって夢が叶いました」と感慨深い表情を浮かべた。

伊藤桃々(C)モデルプレス
さらに、あいみ同様後輩モデルへ「もうちょっとガツガツ頑張ってほしい」とメッセージ。「『egg』にいれてることと肩書きがあることに感謝と、『egg』は私が盛り上げるんだって1人1人思って頑張ってほしいと思ってます」と伝えた。

また「『egg』に対しての思いが強すぎて自分の価値観を押し付けたり、強く言い過ぎた時期もあったと思います。あの時は本当にごめんね」と謝罪も。最後は「この先色んなことを経験すると思うけど、『egg』にいれば間違いないなと思ってます。これからの『egg』を応援しています」と後輩モデルへエールを送った。

卒業生へ、ゆうちゃみらから花束贈呈

花束贈呈/「eggフェス2022」(提供写真)
4人が手紙を読み終わると、ゆうちゃみ・ゆずは・まぁみ・きぃりぷから花束の贈呈が。涙する後輩たちを抱きしめ、名残惜しそうに話している4人の姿が印象的だった。

赤荻瞳編集長、鈴木綺麗(C)モデルプレス
古川優奈、伊藤桃々(C)モデルプレス
雨宮由乙花、松葉愛海(C)モデルプレス
高澤凪、小田愛実(C)モデルプレス
最後は、卒業生たちの思い出の写真や後輩モデルたちからのメッセージがスクリーンに映し出され、「懐かしい!」と笑い合いながら終了。会場に集まったファンや関係者に向けて、全員で「ありがとうございました!」と深く一礼し、イベントは幕を閉じた。

なお、なぎとももは今後「小悪魔ageha」、あいみは「nuts」で専属モデルとして活動予定。赤荻編集長も含めた4人の進路については、「egg」公式YouTubeチャンネルにて説明されている。

赤荻瞳編集長/「eggフェス2022」(提供写真)
松葉愛海/「eggフェス2022」(提供写真)
高澤凪/「eggフェス2022」(提供写真)
伊藤桃々/「eggフェス2022」(提供写真)

「eggフェス2022」

「eggフェス2022」(提供写真)
伊藤桃々/「eggフェス2022」(提供写真)
松葉愛海、高澤凪/「eggフェス2022」(提供写真)
同イベントには100人のファンが手作りのボードやうちわを持って来場。ファッションショーからスタートし、卒業式のほかダンスショー、パラパラ、メンズモデルたちのラップなど様々なコンテンツで盛り上げた。

「eggフェス2022」(提供写真)
「eggフェス2022」(提供写真)
「eggフェス2022」(提供写真)
また、ゆうちゃみ・まぁみらが所属するHIPHOPグループ「半熟卵っち」によるパフォーマンスや、ゆずはによるピアノライブも。モデルとしての活動にとどまらない多彩な一面を見せ、会場のファンを魅了した。(modelpress編集部)

高澤凪、松葉愛海、伊藤桃々(C)モデルプレス
赤荻瞳編集長、伊藤桃々、高澤凪、松葉愛海(C)モデルプレス
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