色鮮やかな春ワイン~春のデザート~<竹内香奈子「大切な人に贈りたくなるビジュアル系ワイン」Vol.43>
2014.04.08 16:31
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日本ソムリエ協会認定「ソムリエ」の資格を所有。大阪・東心斎橋にあるワインショップ「mista」の店長・竹内香奈子がお届けするモデルプレス連載コラム「大切な人に贈りたくなるビジュアル系ワイン」。ワインの歴史、味の事はもちろん、美味しい料理に合うワインやプレゼントにピッタリなワインなどを紹介する。
みなさん、こんにちは!ソムリエールの竹内香奈子です。
春到来!気持ちのいいぽかぽか陽気。
色鮮やかな春野菜、色鮮やかな花、色鮮やかな春のフルーツ、春はたくさんの色に囲まれハッピーな気分になりますね。
新しいことのはじまりでもある4月はドキドキとワクワクと心躍る月です。
今回は「色鮮やかな春ワイン~春のデザート~」と題して、デザートのように甘い、春らしい色鮮やかに踊るエチケット(ラベル)の白ワインをご紹介します。
食後のデザートと一緒に、またはデザート代わりにゆっくりまったり飲みたいワインですよ。
綺麗な色鮮やかなエチケット(ラベル)。
エチケットには黄、青、赤、緑とたくさんの色でブドウの樹が描かれています。
風が吹いているのでしょうか?ブドウの樹が揺れているように見えます。
実はこれはブドウの樹が踊っているのです。
このワインの造り手は、ブドウ畑やワインの持つキャラクターや思いを自らがイメージして、画家である友人が絵にしているのです。
造り手のワインに対するイメージはダンス!!
ワインの名前は“バレ・ドクトーブル・ジュランソン・モワルー”といいフランスの南西地方で造られています。
ワインの名前である“バレ・ドクトーブル”とはフランス語で“10月のバレエ”という意味で、柔らかく軽やかな印象のこのワインからワルツを踊るような動きを表現しているのです。
エチケットからもワルツを踊るような動きが表現されていますね。
なぜ10月かといいますと、ブドウの完熟を待つために10月の終わりにブドウを収穫してこのワインが造られるからです。
一般的にフランスでのブドウの収穫時期は8月の終わりから9月にかけて行います。
エチケットの上にはブドウを収穫しているイラストが描かれています。
ワイン名もイラストもブドウの収穫がキーワードとなっているようですね。
どうしてこのワイン用のブドウが10月に収穫されるのかを少しお話しましょう。
完熟したブドウを収穫せずにそのまま樹に付けたままにしておくとブドウの水分がなくなりとても凝縮された干しブドウのような状態になります。
このギュッと凝縮されたブドウは糖度が高く、このブドウでワインを造ると甘口のワインとなるのです。
そうです。造り手は自然から生まれた甘口のワインを造ろうと考えて10月に収穫することにしたのです。
ブドウ品種はグロ・マンサン70%とプティ・マンサン30%で造られています。
キラキラと光り輝く黄金色はまるで宝石みたい。
アプリコットや黄桃の香りに続いて、アカシアの花のような華やかな香りがします。
ほんのりとキャラメルやハチミツのような甘い香りもします。
飲んでみると、滑らかなトロッとするような甘い感じの味わい。酸があるので、ただただ甘いだけではなく上品で心地のよい甘さです。
バランスのとてもいい甘口の白ワインです。
アペリティフ(食前酒)としても楽しめますし、フォアグラや青かびのチーズにハチミツをかけてもよく合います。
デザート感覚で飲めちゃう甘いワインですから食後にゆっくり飲むのもいいですね。
イチゴ、キウイ、ネーブルオレンジなど春のフルーツをたっぷり使ったタルトとも相性抜群です。
女子会の必須アイテムのスイーツと一緒に楽しむのにぴったりのワイン。
友達のおうちへ行った時の手土産にフルーツタルトとこのワインで甘~く幸せな気持ちになることでしょう。
価格は¥2,500前後で、ワインショップで取り扱っているところもありますし、インターネットで“バレ・ドクトーブル・ジュランソン・モワルー”と検索すると簡単に購入出来ますよ。
おうち飲みでこのワインが残ってしまったら、フルーツをた~っぷり入れてサングリアにするのがおすすめです。
このワインを使ってサングリアにする時には、甘口のワインなのでハチミツを入れなくても大丈夫!好きなフルーツを切って残ったワインに入れちゃうだけ!!とっても簡単に作れます。
ビタミンCがたくさんとれるので美容にもいいですよ。私のデビュー作となるワイン入門書“おうち飲みワインレッスン”が発売されました。
サングリアの作り方や残ったワインの活用法など詳しくご紹介しています。
ぜひぜひ参考にしてみて下さい。次回もお楽しみに!(モデルプレス)
■竹内香奈子(たけうちかなこ)プロフィール
生年月日:1977年1月26日
血液型:A型
出身地:愛知県(現在は大阪在住)
身長:169cm
スリーサイズ:B77/W56/H81
趣味:旅行・食べ歩き・音楽鑑賞・ホットヨガ
仕事:大阪・東心斎橋 wine shop「mista」店長
短大卒業後、飲食店やワインショップでアルバイトをする中でお客さんに大好きなワインの素晴らしさ、奥深さを知って頂きたいという気持ちからワインの事を独学で学ぶ。2010年10月、日本ソムリエ協会認定「ソムリエ」の資格を取得する。
プライベートでは海外旅行が大好きで、ハワイ、オーストラリア、ピピ島、ボラボラ島、プーケット、ラスベガス、タヒチなど数え切れない国を訪問。また海外旅行以外にも、音楽、ファッション、料理など様々な分野に好奇心旺盛。自身の経験や知識を元に、ワインの事を中心としたライフスタイルの提案を目指している。
※竹内香奈子の情報はこちら
オフィシャルブログ【Fancy WINE】
http://ameblo.jp/kanako-takeuchi/
春到来!気持ちのいいぽかぽか陽気。
色鮮やかな春野菜、色鮮やかな花、色鮮やかな春のフルーツ、春はたくさんの色に囲まれハッピーな気分になりますね。
新しいことのはじまりでもある4月はドキドキとワクワクと心躍る月です。
今回は「色鮮やかな春ワイン~春のデザート~」と題して、デザートのように甘い、春らしい色鮮やかに踊るエチケット(ラベル)の白ワインをご紹介します。
食後のデザートと一緒に、またはデザート代わりにゆっくりまったり飲みたいワインですよ。
綺麗な色鮮やかなエチケット(ラベル)。
エチケットには黄、青、赤、緑とたくさんの色でブドウの樹が描かれています。
風が吹いているのでしょうか?ブドウの樹が揺れているように見えます。
実はこれはブドウの樹が踊っているのです。
このワインの造り手は、ブドウ畑やワインの持つキャラクターや思いを自らがイメージして、画家である友人が絵にしているのです。
造り手のワインに対するイメージはダンス!!
ワインの名前は“バレ・ドクトーブル・ジュランソン・モワルー”といいフランスの南西地方で造られています。
ワインの名前である“バレ・ドクトーブル”とはフランス語で“10月のバレエ”という意味で、柔らかく軽やかな印象のこのワインからワルツを踊るような動きを表現しているのです。
エチケットからもワルツを踊るような動きが表現されていますね。
なぜ10月かといいますと、ブドウの完熟を待つために10月の終わりにブドウを収穫してこのワインが造られるからです。
一般的にフランスでのブドウの収穫時期は8月の終わりから9月にかけて行います。
エチケットの上にはブドウを収穫しているイラストが描かれています。
ワイン名もイラストもブドウの収穫がキーワードとなっているようですね。
どうしてこのワイン用のブドウが10月に収穫されるのかを少しお話しましょう。
完熟したブドウを収穫せずにそのまま樹に付けたままにしておくとブドウの水分がなくなりとても凝縮された干しブドウのような状態になります。
このギュッと凝縮されたブドウは糖度が高く、このブドウでワインを造ると甘口のワインとなるのです。
そうです。造り手は自然から生まれた甘口のワインを造ろうと考えて10月に収穫することにしたのです。
ブドウ品種はグロ・マンサン70%とプティ・マンサン30%で造られています。
キラキラと光り輝く黄金色はまるで宝石みたい。
アプリコットや黄桃の香りに続いて、アカシアの花のような華やかな香りがします。
ほんのりとキャラメルやハチミツのような甘い香りもします。
飲んでみると、滑らかなトロッとするような甘い感じの味わい。酸があるので、ただただ甘いだけではなく上品で心地のよい甘さです。
バランスのとてもいい甘口の白ワインです。
アペリティフ(食前酒)としても楽しめますし、フォアグラや青かびのチーズにハチミツをかけてもよく合います。
デザート感覚で飲めちゃう甘いワインですから食後にゆっくり飲むのもいいですね。
イチゴ、キウイ、ネーブルオレンジなど春のフルーツをたっぷり使ったタルトとも相性抜群です。
女子会の必須アイテムのスイーツと一緒に楽しむのにぴったりのワイン。
友達のおうちへ行った時の手土産にフルーツタルトとこのワインで甘~く幸せな気持ちになることでしょう。
価格は¥2,500前後で、ワインショップで取り扱っているところもありますし、インターネットで“バレ・ドクトーブル・ジュランソン・モワルー”と検索すると簡単に購入出来ますよ。
おうち飲みでこのワインが残ってしまったら、フルーツをた~っぷり入れてサングリアにするのがおすすめです。
このワインを使ってサングリアにする時には、甘口のワインなのでハチミツを入れなくても大丈夫!好きなフルーツを切って残ったワインに入れちゃうだけ!!とっても簡単に作れます。
ビタミンCがたくさんとれるので美容にもいいですよ。私のデビュー作となるワイン入門書“おうち飲みワインレッスン”が発売されました。
サングリアの作り方や残ったワインの活用法など詳しくご紹介しています。
ぜひぜひ参考にしてみて下さい。次回もお楽しみに!(モデルプレス)
■竹内香奈子(たけうちかなこ)プロフィール
生年月日:1977年1月26日
血液型:A型
出身地:愛知県(現在は大阪在住)
身長:169cm
スリーサイズ:B77/W56/H81
趣味:旅行・食べ歩き・音楽鑑賞・ホットヨガ
仕事:大阪・東心斎橋 wine shop「mista」店長
短大卒業後、飲食店やワインショップでアルバイトをする中でお客さんに大好きなワインの素晴らしさ、奥深さを知って頂きたいという気持ちからワインの事を独学で学ぶ。2010年10月、日本ソムリエ協会認定「ソムリエ」の資格を取得する。
プライベートでは海外旅行が大好きで、ハワイ、オーストラリア、ピピ島、ボラボラ島、プーケット、ラスベガス、タヒチなど数え切れない国を訪問。また海外旅行以外にも、音楽、ファッション、料理など様々な分野に好奇心旺盛。自身の経験や知識を元に、ワインの事を中心としたライフスタイルの提案を目指している。
※竹内香奈子の情報はこちら
オフィシャルブログ【Fancy WINE】
http://ameblo.jp/kanako-takeuchi/
【Not Sponsored 記事】