秋の夜長にぴったりのおうち飲みワイン<竹内香奈子「大切な人に贈りたくなるビジュアル系ワイン」Vol.3>
2012.09.25 11:00
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日本ソムリエ協会認定「ソムリエ」の資格を所有。大阪・東心斎橋にあるワインショップ「mista」の店長・竹内香奈子がお届けするモデルプレス連載コラム「大切な人に贈りたくなるビジュアル系ワイン」。ワインの歴史、味の事はもちろん、美味しい料理に合うワインやプレゼントにピッタリなワインなどを紹介する。
みなさん、こんにちは。ソムリエの竹内香奈子です。
前回ご紹介した“願い事が叶う?”魔法のワイン「ヤルデン」をご購入された方から、こんな嬉しいメッセージをいただきました。
「ヤルデンを好きな人のお誕生日にプレゼントしたら、一緒に飲みませんか?と誘われて、一緒に飲むことになったんです!」
彼女の願いが叶ったようですね。読んでいて、私もとっても幸せな気持ちになりました。ありがとうございます。
さて今回は、秋の夜長にぴったりのおうち飲みワインと題して、ビジュアルも味わいも、とってもインパクトのある赤ワインをご紹介させていただきます。
「みんなうちにおいでよ~!」って言ってるみたいに思えませんか?
思わず、赤いドアをノックしたくなりますね。
こんな遊び心満載のワインを造っているのは、チャールズ・スミスさんという方で、カリフォルニアのワイン醸造家の一族の出身です。
個性的なエチケットに負けず劣らず、造り手チャールズさんもとても個性的な方なんですよ。
チャールズさんは、ワイナリーをスタートする前は、11年間ヨーロッパでロックンロールバンドを組んで活動していたという経歴の持ち主。
外見は奇抜なTシャツにサングラスをかけ、白髪の長めのソバージュという出で立ちです。造り手のビジュアルもまったくワインに負けていませんね。
ワインのデザインや全体の雰囲気が造り手の容姿に、どことなく似ていることってすごく多いんですよ。
だから私は、ビジュアル系ワインを見つけたら、造り手のことを調べてみるんです。「なるほど~、この親にしてこの子!」って発見があって面白いんですよ。
さて、話がそれましたが、このようにキャップシールにもコルクにもおうちのイラストが描かれています。
おうちの中では、ホームパーティーで盛り上がっているのか、それとも、家族で賑わっているのでしょうか。
大切な人とゆっくりとした時間を過ごしているのかもしれないし、描かれた窓の向こうに広がる世界を色々と想像してしまいます。
ワインの名前は、ザ・マグニフィセント・ワイン・カンパニーレッド・ハウス・ワインと言います。アメリカのワシントン州で造られています。
エチケットに大きな文字でHOUSE WINEと書いてありますが、まさにおうち飲みのためにつくられたワインと言えます。
家のドアが赤色なのは赤ワインとかけているのでしょうか?
ドアの下には、小さくREDという文字があります。お茶目なこだわりがいっぱいです。
このワインのブドウ品種は、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラー、マルベック、ジンファンデル、プティ・ヴェルド、カベルネ・フランで造られています。
ご紹介したものは2010年ヴィンテージのもので、毎年、ブレンドされる品種と比率は違ってきます。ブドウの出来具合によって変えているんですよ。
こうしたこだわりに造り手のワインに対する情熱を感じます。
お味もエチケットに負けないくらい個性的で、一度飲んだらきっと忘れません。
ぎゅっと果実の詰まったジャムのように甘い香りがします。
カルボナーラを食べた時、ブラックペッパーの香りがしますよね。そのブラックペッパーのようなスパイシーなパンチの効いた香りがどんどん出てきます。
熟したブルーベリーを口に入れた瞬間に溢れ出る果汁のジューシーさもあり、後味を引く深い味わいです。
たくさんの品種のブドウを使っていて、それでいてそれぞれの特徴がバランスよくまとまっているので余韻が長く続くんです。
食べ物が美味しい味覚の秋は、ワインもますます美味しく飲める時期です。
しっかりした香りがお肉料理にすごくよく合いますので、すき焼きパーティーを家族や友達とするのもいいですね。
煮込みハンバーグなどちょっと手間をかけた料理と一緒に大切な人をもてなすのにもおすすめです。
価格が\2,000前後でお手頃というのも嬉しいところ。ワインショップで扱っているところも多いですが、インターネットでマグニフィセント・ワイン・カンパニー・ハウス・ワインか、チャールズ・スミス・レッド・ワインと検索すると簡単に購入できます。
最後に。なんと!バーコードも家のデザインなんです。
こんなところにまで遊び心が。チャールズさんのセンスに脱帽です。
秋の夜長におうちワインをぜひ楽しんで下さい。
次回は、あいのうたのメロディが聴こえてくるような、かわいらしい音符のエチケットのワインをご紹介します。(モデルプレス)
■竹内香奈子(たけうちかなこ)プロフィール
生年月日:1977年1月26日
血液型:A型
出身地:愛知県(現在は大阪在住)
身長:169cm
スリーサイズ:B77/W56/H81
趣味:旅行・食べ歩き・音楽鑑賞・ホットヨガ
仕事:大阪・東心斎橋 wine shop「mista」店長
短大卒業後、飲食店やワインショップでアルバイトをする中でお客さんに大好きなワインの素晴らしさ、奥深さを知って頂きたいという気持ちからワインの事を独学で学ぶ。2010年10月、日本ソムリエ協会認定「ソムリエ」の資格を取得する。
プライベートでは海外旅行が大好きで、ハワイ、オーストラリア、ピピ島、ボラボラ島、プーケット、ラスベガス、タヒチなど数え切れない国を訪問。また海外旅行以外にも、音楽、ファッション、料理など様々な分野に好奇心旺盛。自身の経験や知識を元に、ワインの事を中心としたライフスタイルの提案を目指している。
※竹内香奈子の情報はこちら
オフィシャルブログ【Fancy WINE】
http://ameblo.jp/kanako-takeuchi/
前回ご紹介した“願い事が叶う?”魔法のワイン「ヤルデン」をご購入された方から、こんな嬉しいメッセージをいただきました。
「ヤルデンを好きな人のお誕生日にプレゼントしたら、一緒に飲みませんか?と誘われて、一緒に飲むことになったんです!」
彼女の願いが叶ったようですね。読んでいて、私もとっても幸せな気持ちになりました。ありがとうございます。
さて今回は、秋の夜長にぴったりのおうち飲みワインと題して、ビジュアルも味わいも、とってもインパクトのある赤ワインをご紹介させていただきます。
秋の夜長にぴったりのおうち飲みワイン
見てください!このキュートなエチケット(ラベル)。「みんなうちにおいでよ~!」って言ってるみたいに思えませんか?
思わず、赤いドアをノックしたくなりますね。
こんな遊び心満載のワインを造っているのは、チャールズ・スミスさんという方で、カリフォルニアのワイン醸造家の一族の出身です。
個性的なエチケットに負けず劣らず、造り手チャールズさんもとても個性的な方なんですよ。
チャールズさんは、ワイナリーをスタートする前は、11年間ヨーロッパでロックンロールバンドを組んで活動していたという経歴の持ち主。
外見は奇抜なTシャツにサングラスをかけ、白髪の長めのソバージュという出で立ちです。造り手のビジュアルもまったくワインに負けていませんね。
ワインのデザインや全体の雰囲気が造り手の容姿に、どことなく似ていることってすごく多いんですよ。
だから私は、ビジュアル系ワインを見つけたら、造り手のことを調べてみるんです。「なるほど~、この親にしてこの子!」って発見があって面白いんですよ。
さて、話がそれましたが、このようにキャップシールにもコルクにもおうちのイラストが描かれています。
おうちの中では、ホームパーティーで盛り上がっているのか、それとも、家族で賑わっているのでしょうか。
大切な人とゆっくりとした時間を過ごしているのかもしれないし、描かれた窓の向こうに広がる世界を色々と想像してしまいます。
ワインの名前は、ザ・マグニフィセント・ワイン・カンパニーレッド・ハウス・ワインと言います。アメリカのワシントン州で造られています。
エチケットに大きな文字でHOUSE WINEと書いてありますが、まさにおうち飲みのためにつくられたワインと言えます。
家のドアが赤色なのは赤ワインとかけているのでしょうか?
ドアの下には、小さくREDという文字があります。お茶目なこだわりがいっぱいです。
このワインのブドウ品種は、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラー、マルベック、ジンファンデル、プティ・ヴェルド、カベルネ・フランで造られています。
ご紹介したものは2010年ヴィンテージのもので、毎年、ブレンドされる品種と比率は違ってきます。ブドウの出来具合によって変えているんですよ。
こうしたこだわりに造り手のワインに対する情熱を感じます。
お味もエチケットに負けないくらい個性的で、一度飲んだらきっと忘れません。
ぎゅっと果実の詰まったジャムのように甘い香りがします。
カルボナーラを食べた時、ブラックペッパーの香りがしますよね。そのブラックペッパーのようなスパイシーなパンチの効いた香りがどんどん出てきます。
熟したブルーベリーを口に入れた瞬間に溢れ出る果汁のジューシーさもあり、後味を引く深い味わいです。
たくさんの品種のブドウを使っていて、それでいてそれぞれの特徴がバランスよくまとまっているので余韻が長く続くんです。
食べ物が美味しい味覚の秋は、ワインもますます美味しく飲める時期です。
しっかりした香りがお肉料理にすごくよく合いますので、すき焼きパーティーを家族や友達とするのもいいですね。
煮込みハンバーグなどちょっと手間をかけた料理と一緒に大切な人をもてなすのにもおすすめです。
価格が\2,000前後でお手頃というのも嬉しいところ。ワインショップで扱っているところも多いですが、インターネットでマグニフィセント・ワイン・カンパニー・ハウス・ワインか、チャールズ・スミス・レッド・ワインと検索すると簡単に購入できます。
最後に。なんと!バーコードも家のデザインなんです。
こんなところにまで遊び心が。チャールズさんのセンスに脱帽です。
秋の夜長におうちワインをぜひ楽しんで下さい。
次回は、あいのうたのメロディが聴こえてくるような、かわいらしい音符のエチケットのワインをご紹介します。(モデルプレス)
■竹内香奈子(たけうちかなこ)プロフィール
生年月日:1977年1月26日
血液型:A型
出身地:愛知県(現在は大阪在住)
身長:169cm
スリーサイズ:B77/W56/H81
趣味:旅行・食べ歩き・音楽鑑賞・ホットヨガ
仕事:大阪・東心斎橋 wine shop「mista」店長
短大卒業後、飲食店やワインショップでアルバイトをする中でお客さんに大好きなワインの素晴らしさ、奥深さを知って頂きたいという気持ちからワインの事を独学で学ぶ。2010年10月、日本ソムリエ協会認定「ソムリエ」の資格を取得する。
プライベートでは海外旅行が大好きで、ハワイ、オーストラリア、ピピ島、ボラボラ島、プーケット、ラスベガス、タヒチなど数え切れない国を訪問。また海外旅行以外にも、音楽、ファッション、料理など様々な分野に好奇心旺盛。自身の経験や知識を元に、ワインの事を中心としたライフスタイルの提案を目指している。
※竹内香奈子の情報はこちら
オフィシャルブログ【Fancy WINE】
http://ameblo.jp/kanako-takeuchi/
【Not Sponsored 記事】