【シーエルリンク・宮敬幸氏】共同創業した会社を去る絶望から年商16億円へ 「熱狂」を武器に地方の車屋を急成長させた経営哲学<REAL VALUE×モデルプレス連動>
2026.05.19 19:00
堀江貴文・溝口勇児・三崎優太による経営エンターテイメント番組「REAL VALUE」と「モデルプレス」の共同インタビュー企画。今回はシーエルリンク株式会社の代表取締役・宮敬幸氏(43)に、生い立ちやこれまでの経緯、成功を掴むまでのエピソード、ビジネスで大切なことを聞いた。
「REAL VALUE」は堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人と各業界のスペシャリストが、本物の起業家を見極め、悩めるすべてのビジネスパーソンに“本当の価値と、本質的な学び”を説いていく番組(※堀江・三崎公式YouTubeで配信中)。
シーエルリンク株式会社は、広島県を拠点にジムニー等の4x4 SUVに特化したカスタムパーツの企画から販売までを自社完結するD2C企業。YouTubeを活用した独自のメディア戦略で、全国に熱狂的なファンを抱えている。
宮社長:島根県松江市で、自営業を営む両親のもと男3兄弟の次男として育ちました。幼い頃から「自分で商売をする」生き方が当たり前の環境でしたが、私自身は勉強も運動も飛び抜けて得意なわけではなく、常に強い劣等感を抱えていました。「自分には何か特別なものがあるのだろうか」と常に悩んでいたように思います。
転機は兵庫県の自動車整備専門学校時代です。入学式がまるでヤンキー漫画のような雰囲気で圧倒されましたが、そこは純粋な車好きの集まりでした。学校に通いながら焼肉チェーンでのアルバイトに没頭し、接客を通じてお客様に喜んでいただける喜びを知りました。がむしゃらに動く中で「行動し続ければ、結果はついてくる」という感覚を掴み、それが少しずつ自信に変わっていきました。
卒業後は呉市の車屋で2年間の修行を積み、2005年に22歳で3人の仲間とシーエルリンクを創業しました。屋根に穴が開いた月3万円の工場、最初の2ヶ月は売上ゼロ。それでも「自分たちの手で何かを生み出す」という情熱だけで走り続けたことが、すべての始まりでした。振り返ると、劣等感を抱えていたからこそ「人一倍努力しよう」と思えましたし、接客経験が「お客様に価値を届ける」という商売の原点を教えてくれたのだと感じています。
モデルプレス:ご自身の「劣等感」を否定するのではなく、それを人一倍の努力へと変換されたエネルギーの強さに圧倒されます。特にアルバイトでの成功体験をビジネスの原点に昇華させ、22歳という若さで情熱一つで創業に踏み切った決断力は、今のシーエルリンクの根底にある「現場感」と「顧客志向」に直結していますね。
宮社長:ジムニーをはじめとする4x4 SUVに特化したカスタムパーツの企画、開発から販売までを一貫して手がけるD2C企業です。20年以上の技術蓄積を活かし、パーツの企画から設計、EC販売、発送までをすべて自社完結させているのが強みです。
また、登録者数13万人を超えるYouTubeチャンネル「シーエルリンクTV」を運営し、製品の魅力を直接届けるメディア戦略も展開しています。単なる車屋ではなく、「モビリティ×カスタム×エンターテインメント」を通じて、100%合法な物づくりで人々の心に熱狂を届けることを追求しています。
モデルプレス:自社で開発から発送まで一気通貫で行うだけでなく、13万人もの登録者を抱えるYouTubeという「自社メディア」を武器にしている点は、地方企業という枠を超えた圧倒的な勝算を感じます。安全性に妥協しない「100%合法」へのこだわりが、ユーザーの信頼と熱狂を呼び起こす正のスパイラルを生んでいますね。
宮社長:時流を読んで大胆にピボットする判断力と、デジタルを活用した全国展開です。創業時はアメ車販売が主でしたが、ガソリン価格高騰を機にジムニー専門店へ転換。2018年のフルモデルチェンジの波を捉え、いち早くYouTubeを開設したことで認知度が爆発しました。
その結果、過去5年間で売上高は5億円から16億円へと3倍以上に成長しました。広島・島根という地方拠点を変えずに、全国・世界を商圏にできるD2Cモデルを確立できたことが、私たちの最大の強みであり成長の原動力です。
モデルプレス:過去の成功に固執せず、市場環境の変化に合わせて主力事業を大胆に変革できるスピード感こそが、急成長の真髄ですね。地方からでもYouTubeとD2Cを掛け合わせれば、全国、そして世界を相手にこれほどまでの実績を叩き出せるという事実は、多くのビジネスパーソンに希望を与える素晴らしいモデルケースです。
宮社長:常に「熱狂を創る」ことを軸に置いています。そのためにはまず、社員自身が仕事を心から楽しんでいる状態が不可欠です。また、「既存事業は必ず衰退する」という強い危機感を常に持ち、アメ車ブームの終焉を経験したからこそ、一つの形に固執せず変化し続ける姿勢を貫いています。
そして何より、100%合法な物づくり。コンプライアンスを徹底し、法令を遵守することこそが、長期的な信頼とブランド価値を築く唯一の道だと確信しています。
モデルプレス:社員の「熱狂」を第一に考える文化と、常に最悪を想定する「危機感」のバランスが絶妙です。「変化し続けること」をリスクではなく、存続のための唯一の手段として捉えているからこそ、100%合法という高いハードルを課しながらも成長し続けられるのだと感じます。
宮社長:一度会社を離れた経験から得た「再起」への覚悟です。28歳の時、共同創業者との関係悪化で自ら立ち上げた会社を退社しました。半年間の失業を経て、別会社での起業や修行を経験し、30歳でシーエルリンクに復帰。2018年に代表に就任しました。この挫折があったからこそ、「今度こそ社員も自分も幸せになれる会社をつくる」という強い覚悟が生まれました。
また、経営者仲間との交流で「数字だけでなく人を大切にする経営」の大切さを学んだことも大きいです。挑戦し続けること自体が、私にとって最大の気晴らしであり原動力です。
モデルプレス:自ら創業した会社を去り、半年間の失業を経験するという壮絶な過去があったからこそ、現在の「人を大切にする」という経営理念に重みと深みが生まれているのですね。挫折を「終わり」ではなく、より強固な組織を作るための「学び」へと転換された宮社長の人間味溢れる歩みこそ、ファンを惹きつける源泉だと確信しました。
宮社長:地方経営では限られがちな「高い志を持つ経営者との接点」を求めて参加しました。業種や地域を超えた仲間と事業課題を壁打ちすることで視座が一段上がり、自社の戦略をより大きなスケールで考えられるようになりました。この繋がりを活かし、グローバル展開を加速させたいですね。
モデルプレス:常にトップ層が集うコミュニティで自らをアップデートし続ける宮社長の姿勢は、現状に甘んじないシーエルリンクの社風そのものです。クラブでの学びをグローバル戦略へと繋げていくスピード感に、今後のさらなる飛躍を予感させます。
(※)「REAL VALUE CLUB」は、堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人に認められる他、限られた人だけが入会できるもの。あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。
宮社長:やはり28歳で創業メンバーとの関係が壊れ、会社を去った時が最も辛かったです。自分が育ててきたものを手放す悔しさと悲しさは想像を絶するものでした。半年間の失業期間は人生のどん底でしたが、その時間は「自分は本当に何がしたいのか」を問い直す貴重な機会となりました。30歳で再び立ち上がり、後にシーエルリンクに戻った際、かつての共同創業者とも新たな協力関係を築けました。あの挫折がなければ、社員を大切にする「理念経営」には辿り着けなかった。最も辛い経験が、今の私を支える最強の土台になっています。
モデルプレス:ご自身が「人生で最も暗い時期」と表現された失業期間を、逃げずに自己対話の時間に充てたことが、現在の揺るぎないリーダーシップに繋がっています。仲間との決別さえも新たな形での協力関係へと再構築された包容力は、読者の皆さんの心にも深く響くはずです。
宮社長:夢を叶える秘訣は「時流を読みながら、行動量で圧倒すること」です。成功とは「才能×努力×時流」であり、才能は変えられなくても、努力と時流を読む力、そして行動の速さは自分次第でいくらでも高められます。
アメ車からジムニーへの転換、YouTubeへの早期参入、D2Cモデルの構築など、すべては「これだ」と感じた時の圧倒的なスピード感の結果です。失敗を恐れて動かないことこそが最大のリスク。私たちは地方の小さな車屋から16億円企業へ成長しましたが、次は年商30億円、そしてグローバルブランドへの挑戦。夢は追い続ける限り、必ず形を変えながら実現していきます。常に最新の情報に触れ、行動し、挑戦し続けてください。
モデルプレス:夢を単なる理想で終わらせず、ロジカルに「努力と時流と行動量」の掛け合わせで実現していく考え方は非常に励みになります。「今いる場所がゴールではない」と断言し、年商30億円、そしてグローバルへと挑戦を止めない宮社長の言葉は、夢を追うすべての人への最高のバトンですね。
宮社長:私たちが求めているのは、「人々の心に熱狂を作る」というミッションに心からワクワクしてくれる仲間です。かつて「労働時間12時間以上、残業代の概念なし」という過酷な時代を経験した反省から、現在は残業代100%支給、有給取得率75%以上や男性育休100%を目指すなど、就業規則を整備し、業界の常識を覆すホワイトな環境づくりに本気で取り組んでいます。
そして求める人物像として大切にしていることが4つあります。1つ目は「素直さ」。柔軟に物事を吸収し、変化を楽しめる姿勢です。2つ目は「挑戦心」。ベンチャーならではのスピード感の中で、自ら手を挙げてチャレンジできること。3つ目は「誇り」。自分の仕事に誇りを持ち、専門知識を磨き続ける姿勢。そして4つ目は「車への愛着」。私たちは車好きの専門家集団です。車が好きで、カスタムやモビリティの世界にワクワクできる方と一緒に働きたいです。
今、シーエルリンクは年商5億円から16億円へと急成長し、2028年には30億円、そしてグローバルブランドを目指すフェーズにあります。地方から世界へ挑戦するこのストーリーを、一緒に創ってくれる仲間を求めています。まず社員自身が仕事を楽しみ、熱狂する。その熱狂がユーザーに伝わり、さらなる熱狂を生む。この好循環を一緒に回していきましょう。
モデルプレス:地方企業の枠を完全に破壊し、グローバルブランドへと駆け上がるシーエルリンク。かつての苦い経験を猛省し、社員の幸せを「有給取得率」などの具体的な数字でコミットする宮社長の姿勢には、圧倒的な信頼と覚悟を感じます。単なる仕事ではなく、自らが熱狂の起点となって世界を驚かせる。そんな壮大なストーリーに加われる機会は、他にないのではないでしょうか。
3人に認められる他、限られた人だけが入会できる「REAL VALUE CLUB」は、あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。堀江・溝口・三崎を筆頭に各領域のトップ経営者とリアルで繋がれる他、コンテンツ動画を月2~4回配信(アーカイブが見放題)、ファウンダー&マネジメントチーム及び事務局からビジネスアイデアの提供など、経営をアップデートするためのノウハウを提供していく。(modelpress編集部)
シーエルリンク株式会社は、広島県を拠点にジムニー等の4x4 SUVに特化したカスタムパーツの企画から販売までを自社完結するD2C企業。YouTubeを活用した独自のメディア戦略で、全国に熱狂的なファンを抱えている。
劣等感をバネに「行動し続ければ結果は出る」と確信した原体験
モデルプレス:これまでの生い立ちから起業に至るまでのきっかけを教えてください。宮社長:島根県松江市で、自営業を営む両親のもと男3兄弟の次男として育ちました。幼い頃から「自分で商売をする」生き方が当たり前の環境でしたが、私自身は勉強も運動も飛び抜けて得意なわけではなく、常に強い劣等感を抱えていました。「自分には何か特別なものがあるのだろうか」と常に悩んでいたように思います。
転機は兵庫県の自動車整備専門学校時代です。入学式がまるでヤンキー漫画のような雰囲気で圧倒されましたが、そこは純粋な車好きの集まりでした。学校に通いながら焼肉チェーンでのアルバイトに没頭し、接客を通じてお客様に喜んでいただける喜びを知りました。がむしゃらに動く中で「行動し続ければ、結果はついてくる」という感覚を掴み、それが少しずつ自信に変わっていきました。
卒業後は呉市の車屋で2年間の修行を積み、2005年に22歳で3人の仲間とシーエルリンクを創業しました。屋根に穴が開いた月3万円の工場、最初の2ヶ月は売上ゼロ。それでも「自分たちの手で何かを生み出す」という情熱だけで走り続けたことが、すべての始まりでした。振り返ると、劣等感を抱えていたからこそ「人一倍努力しよう」と思えましたし、接客経験が「お客様に価値を届ける」という商売の原点を教えてくれたのだと感じています。
モデルプレス:ご自身の「劣等感」を否定するのではなく、それを人一倍の努力へと変換されたエネルギーの強さに圧倒されます。特にアルバイトでの成功体験をビジネスの原点に昇華させ、22歳という若さで情熱一つで創業に踏み切った決断力は、今のシーエルリンクの根底にある「現場感」と「顧客志向」に直結していますね。
「モビリティ×エンタメ」で車の楽しさを再定義する独自のD2C戦略
モデルプレス:事業内容を教えてください。宮社長:ジムニーをはじめとする4x4 SUVに特化したカスタムパーツの企画、開発から販売までを一貫して手がけるD2C企業です。20年以上の技術蓄積を活かし、パーツの企画から設計、EC販売、発送までをすべて自社完結させているのが強みです。
また、登録者数13万人を超えるYouTubeチャンネル「シーエルリンクTV」を運営し、製品の魅力を直接届けるメディア戦略も展開しています。単なる車屋ではなく、「モビリティ×カスタム×エンターテインメント」を通じて、100%合法な物づくりで人々の心に熱狂を届けることを追求しています。
モデルプレス:自社で開発から発送まで一気通貫で行うだけでなく、13万人もの登録者を抱えるYouTubeという「自社メディア」を武器にしている点は、地方企業という枠を超えた圧倒的な勝算を感じます。安全性に妥協しない「100%合法」へのこだわりが、ユーザーの信頼と熱狂を呼び起こす正のスパイラルを生んでいますね。
5年で売上3倍。時流を読みピボットし続ける圧倒的な判断力
モデルプレス:会社の成長の要因は何でしょう?宮社長:時流を読んで大胆にピボットする判断力と、デジタルを活用した全国展開です。創業時はアメ車販売が主でしたが、ガソリン価格高騰を機にジムニー専門店へ転換。2018年のフルモデルチェンジの波を捉え、いち早くYouTubeを開設したことで認知度が爆発しました。
その結果、過去5年間で売上高は5億円から16億円へと3倍以上に成長しました。広島・島根という地方拠点を変えずに、全国・世界を商圏にできるD2Cモデルを確立できたことが、私たちの最大の強みであり成長の原動力です。
モデルプレス:過去の成功に固執せず、市場環境の変化に合わせて主力事業を大胆に変革できるスピード感こそが、急成長の真髄ですね。地方からでもYouTubeとD2Cを掛け合わせれば、全国、そして世界を相手にこれほどまでの実績を叩き出せるという事実は、多くのビジネスパーソンに希望を与える素晴らしいモデルケースです。
「既存事業は必ず衰退する」という危機感が創る本物の信頼
モデルプレス:仕事をする際に心がけていることを教えてください。宮社長:常に「熱狂を創る」ことを軸に置いています。そのためにはまず、社員自身が仕事を心から楽しんでいる状態が不可欠です。また、「既存事業は必ず衰退する」という強い危機感を常に持ち、アメ車ブームの終焉を経験したからこそ、一つの形に固執せず変化し続ける姿勢を貫いています。
そして何より、100%合法な物づくり。コンプライアンスを徹底し、法令を遵守することこそが、長期的な信頼とブランド価値を築く唯一の道だと確信しています。
モデルプレス:社員の「熱狂」を第一に考える文化と、常に最悪を想定する「危機感」のバランスが絶妙です。「変化し続けること」をリスクではなく、存続のための唯一の手段として捉えているからこそ、100%合法という高いハードルを課しながらも成長し続けられるのだと感じます。
挫折と失業を越えて辿り着いた「人を大切にする経営」への覚悟
モデルプレス:がんばるための原動力は何ですか?宮社長:一度会社を離れた経験から得た「再起」への覚悟です。28歳の時、共同創業者との関係悪化で自ら立ち上げた会社を退社しました。半年間の失業を経て、別会社での起業や修行を経験し、30歳でシーエルリンクに復帰。2018年に代表に就任しました。この挫折があったからこそ、「今度こそ社員も自分も幸せになれる会社をつくる」という強い覚悟が生まれました。
また、経営者仲間との交流で「数字だけでなく人を大切にする経営」の大切さを学んだことも大きいです。挑戦し続けること自体が、私にとって最大の気晴らしであり原動力です。
モデルプレス:自ら創業した会社を去り、半年間の失業を経験するという壮絶な過去があったからこそ、現在の「人を大切にする」という経営理念に重みと深みが生まれているのですね。挫折を「終わり」ではなく、より強固な組織を作るための「学び」へと転換された宮社長の人間味溢れる歩みこそ、ファンを惹きつける源泉だと確信しました。
地方の視座を上げ、グローバル展開を加速させる切磋琢磨の場
モデルプレス:REAL VALUE CLUB(※)に参加を決めた理由は何ですか?宮社長:地方経営では限られがちな「高い志を持つ経営者との接点」を求めて参加しました。業種や地域を超えた仲間と事業課題を壁打ちすることで視座が一段上がり、自社の戦略をより大きなスケールで考えられるようになりました。この繋がりを活かし、グローバル展開を加速させたいですね。
モデルプレス:常にトップ層が集うコミュニティで自らをアップデートし続ける宮社長の姿勢は、現状に甘んじないシーエルリンクの社風そのものです。クラブでの学びをグローバル戦略へと繋げていくスピード感に、今後のさらなる飛躍を予感させます。
(※)「REAL VALUE CLUB」は、堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人に認められる他、限られた人だけが入会できるもの。あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。
「今いる場所がゴールではない」人生のどん底から再起した最強の土台
モデルプレス:モデルプレス読者の中でもいま様々な困難に直面している方もいると思います。今までの人生で怒りや悲しみを乗り越えたエピソードを教えてください。宮社長:やはり28歳で創業メンバーとの関係が壊れ、会社を去った時が最も辛かったです。自分が育ててきたものを手放す悔しさと悲しさは想像を絶するものでした。半年間の失業期間は人生のどん底でしたが、その時間は「自分は本当に何がしたいのか」を問い直す貴重な機会となりました。30歳で再び立ち上がり、後にシーエルリンクに戻った際、かつての共同創業者とも新たな協力関係を築けました。あの挫折がなければ、社員を大切にする「理念経営」には辿り着けなかった。最も辛い経験が、今の私を支える最強の土台になっています。
モデルプレス:ご自身が「人生で最も暗い時期」と表現された失業期間を、逃げずに自己対話の時間に充てたことが、現在の揺るぎないリーダーシップに繋がっています。仲間との決別さえも新たな形での協力関係へと再構築された包容力は、読者の皆さんの心にも深く響くはずです。
才能よりも「努力×時流×行動量」が夢を現実にする
モデルプレス:モデルプレス読者の中でもいま様々な夢を追いかけている方もいると思います。夢を叶える秘訣を教えてください。宮社長:夢を叶える秘訣は「時流を読みながら、行動量で圧倒すること」です。成功とは「才能×努力×時流」であり、才能は変えられなくても、努力と時流を読む力、そして行動の速さは自分次第でいくらでも高められます。
アメ車からジムニーへの転換、YouTubeへの早期参入、D2Cモデルの構築など、すべては「これだ」と感じた時の圧倒的なスピード感の結果です。失敗を恐れて動かないことこそが最大のリスク。私たちは地方の小さな車屋から16億円企業へ成長しましたが、次は年商30億円、そしてグローバルブランドへの挑戦。夢は追い続ける限り、必ず形を変えながら実現していきます。常に最新の情報に触れ、行動し、挑戦し続けてください。
モデルプレス:夢を単なる理想で終わらせず、ロジカルに「努力と時流と行動量」の掛け合わせで実現していく考え方は非常に励みになります。「今いる場所がゴールではない」と断言し、年商30億円、そしてグローバルへと挑戦を止めない宮社長の言葉は、夢を追うすべての人への最高のバトンですね。
地方から世界へ。社員の「幸せ」と「熱狂」を第一に掲げる挑戦者求む
モデルプレス:求める人材像についてメッセージをお願いします。宮社長:私たちが求めているのは、「人々の心に熱狂を作る」というミッションに心からワクワクしてくれる仲間です。かつて「労働時間12時間以上、残業代の概念なし」という過酷な時代を経験した反省から、現在は残業代100%支給、有給取得率75%以上や男性育休100%を目指すなど、就業規則を整備し、業界の常識を覆すホワイトな環境づくりに本気で取り組んでいます。
そして求める人物像として大切にしていることが4つあります。1つ目は「素直さ」。柔軟に物事を吸収し、変化を楽しめる姿勢です。2つ目は「挑戦心」。ベンチャーならではのスピード感の中で、自ら手を挙げてチャレンジできること。3つ目は「誇り」。自分の仕事に誇りを持ち、専門知識を磨き続ける姿勢。そして4つ目は「車への愛着」。私たちは車好きの専門家集団です。車が好きで、カスタムやモビリティの世界にワクワクできる方と一緒に働きたいです。
今、シーエルリンクは年商5億円から16億円へと急成長し、2028年には30億円、そしてグローバルブランドを目指すフェーズにあります。地方から世界へ挑戦するこのストーリーを、一緒に創ってくれる仲間を求めています。まず社員自身が仕事を楽しみ、熱狂する。その熱狂がユーザーに伝わり、さらなる熱狂を生む。この好循環を一緒に回していきましょう。
モデルプレス:地方企業の枠を完全に破壊し、グローバルブランドへと駆け上がるシーエルリンク。かつての苦い経験を猛省し、社員の幸せを「有給取得率」などの具体的な数字でコミットする宮社長の姿勢には、圧倒的な信頼と覚悟を感じます。単なる仕事ではなく、自らが熱狂の起点となって世界を驚かせる。そんな壮大なストーリーに加われる機会は、他にないのではないでしょうか。
シーエルリンク株式会社
広島県東広島市を拠点に、ジムニーをはじめとする4x4 SUV専門のカスタムパーツ開発・販売を展開するシーエルリンク株式会社。「世界中のユーザーの心に熱狂を創る」というミッションのもと、D2CモデルとYouTubeチャンネル(登録者数13万人超)を武器に、過去5年で売上を5億円から16億円へ3倍に成長させた。年商30億円、グローバルブランド化を目指す同社代表の宮氏は「既存事業は必ず衰退する。だからこそ常に挑戦し続ける」と語る。まとめ
宮社長の言葉には、一度すべてを失いかけた人間にしか宿らない、深く力強い「再起のエネルギー」が満ちていました。地方という立地をハンデとせず、最新のテクノロジーと熱い人間性を掛け合わせて世界を獲りに行く。その姿勢は、ビジネスの成功だけでなく、一人の人間としての真の強さを体現しています。社員の幸せを願い、共に熱狂できる場所を作ろうとするシーエルリンクは、今後さらなる「価値」を世界に届けていくでしょう。「REAL VALUE」とは
「REAL VALUE」はビジネスの第一線で活躍し続ける堀江貴文・溝口勇児・三崎優太が認める各領域のトップ経営者だけを厳選して始動した経営エンターテイメント番組。堀江・三崎の公式YouTubeにて配信中。3人に認められる他、限られた人だけが入会できる「REAL VALUE CLUB」は、あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。堀江・溝口・三崎を筆頭に各領域のトップ経営者とリアルで繋がれる他、コンテンツ動画を月2~4回配信(アーカイブが見放題)、ファウンダー&マネジメントチーム及び事務局からビジネスアイデアの提供など、経営をアップデートするためのノウハウを提供していく。(modelpress編集部)
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