林田聡一朗氏(提供画像)

【Momentum Youth・林田聡一朗氏】“誠実さと助けられる力”こそ最強の武器──若き起業家が語る補助金ビジネス成功の裏側<REAL VALUE×モデルプレス連動>

2025.05.22 19:00

堀江貴文・溝口勇児・三崎優太による経営エンターテイメント番組「REAL VALUE」と「モデルプレス」の共同インタビュー企画。今回は株式会社Momentum Youthの代表取締役・林田聡一朗氏(33)に、生い立ちやこれまでの経緯、成功を掴むまでのエピソード、ビジネスで大切なことを聞いた。

「REAL VALUE」は堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人と各業界のスペシャリストが、本物の起業家を見極め、悩めるすべてのビジネスパーソンに“本当の価値と、本質的な学び”を説いていく番組(※堀江・三崎公式YouTubeで配信中)。

Momentum Youthは、中小企業の成長支援を軸に、IT導入補助金と人材開発支援助成金に特化した申請サポートを行っている。

これまでの生い立ちから現在にいたるまで

【林田氏】僕は、決して“できる人間”ではなく周りの助けがなかったら何者にもなれなかったと思います。特に勉強は本当に苦手で、クラスでは常に下位。勉強ができなさすぎて、放課後に教室に残される3人のうちの一人という存在でした。それがずっとコンプレックスで、現実逃避に近い感情を抱いていた時期もあります。

 勉強が苦手だったから運動だけはと思って頑張りました。野球を小1から始め、中学まで継続。朝5時から父が練習に付き合ってくれ、都大会に出るほどの実力がつきました。だけど全国レベルのシニアチームに入るも1年で退部。バスケに転向し、スポーツ推薦で高校へ進学しましたが、結局レギュラーにはなれず、控えの選手でした。

 高校までは運動に情熱を注いだので、大学では生活を一新。「本気で遊ぶ」をテーマに、クラブイベント系のサークルを立ち上げ、月300〜500人規模のイベントを毎月開催。周りの助けもあって、一番大きい時で3000人超の合同イベントも実現しました。ここで初めて、「自分たちでお金を稼げる」楽しさと可能性を感じました。
(写真左)林田聡一朗氏(提供画像)
 その時の副代表が今の共同経営者。大学4年生から2人で毎月コツコツ貯金し、将来の起業資金を蓄えていきました。大学卒業後すぐに起業ができたわけではなく、新卒でWeb広告代理店に就職し7年勤めました。最初は自信を折られたものの、3年目には某テレビ局などの大手クライアントを任されるまでに成長。上司に恵まれて大きな売り上げも作り出せるようになり、そこで再び自信を取り戻していきました。

 30歳を目前に、「今決断しなければ一生できない」と感じ、共同経営者の覚悟に背中を押されて独立。できないことが多い僕だったからこそ、素直に周りに助けを求めた。自分は自分で得意分野で周りを助けて、誠実に接する。そしたら、仕事も人生もうまく行き出した。これが、僕の原点です。

事業内容について

社内の様子(提供画像)
【林田氏】弊社は「中小企業支援」を軸に、主にIT導入補助金と人材開発支援助成金に特化した申請支援を行っています。補助金・助成金は非常に専門性が高いため、あえて領域を絞り、一点突破型の体制を取っているのが大きな特徴です。社労士法人も有しており、法に則った高品質なサポートを徹底。これにより、専門性と信頼性の両立が実現できています。

 また、芸能人やYouTuber、スポーツ選手、アニメキャラクターなど影響力がある方の香水を製作する「FRALiʻa」というサービスを行っています。プロデューサー様の世界観を表現するために、香料選定からデザインまですべて自社でこだわりを持って行っています。皆様のすてきな商品をより多くの人に手に取っていただくためにフレグランスイベントも展開しています。

会社成長の要因

【林田氏】色々な要因はあるかと思いますが、最大の要因は「人に助けてもらう力」ですね。例えば補助金領域では、IT導入補助金のスペシャリスト企業と大学時代からの関係性を活かし、徹底的にノウハウを教えていただきました。その結果、6000社以上の申請支援を行うまでに成長。これは業界全体の約10%に相当する見込みで、全国でもトップクラスのシェアです。

 助成金領域でも同様に、信頼できるプロの知見を活かしつつ、自社の努力で仕組みを磨き上げています。頼れる仲間と誠実に向き合うこと。それが、成長の鍵でした。

仕事で心がけていること

【林田氏】僕が一番大切にしているのは、「素直で誠実であること」。嘘をつかず、不義理をしない。それは社員に対しても、取引先に対しても変わりません。

 独立時にも、前職の顧客や媒体を引き抜くようなことは一切せず、全くゼロから別領域で勝負しました。また、助けられる力=“周囲に頼れる信頼感”を持ち続けるためにも、誠実さは欠かせません。信頼される存在であることが、長くビジネスを続ける上での最大の武器だと考えています。

頑張る原動力になっているもの

社内の様子(提供画像)
【林田氏】僕の原動力は、間違いなく「人」です。特に、地元の幼なじみや大学時代の後輩など、長年の縁でつながった仲間たちと一緒に仕事ができていることは大きいですね。グループ会社の社長も、昔のバスケ部の同級生。社員の中には、10年以上の付き合いのメンバーが何人もいます。彼らをはじめとした従業員がうちの会社で夢や理想を追いかけ、実現していく姿を見るのが、今の僕にとって最大のやりがいです。

 もちろん、僕自身も気晴らしが必要なときはありますが、結局それも“人との時間”なんです。社員と出張に行くのも、会食に行くのも、全部が自分にとっての楽しみでありリフレッシュ。もはや“仕事が気晴らし”になっている状態です。仕事とプライベートの境界がなくなるほど、全力で楽しめる今の状態。僕にとっては“最強モード”です。

「REAL VALUE CLUB」(※)に参加を決めた理由

(写真中央)林田聡一朗氏(提供画像)
【林田氏】時代の流れ的に、これからは「人」や「個人の影響力」にお金や機会が集まると強く感じていました。ただ、僕自身はSNSも苦手で、表に出るのが得意なタイプではなかったのでずっと迷っていて。

 だけど、ミッションビジョンバリューも「一歩前に踏み出す」とか 「常に挑戦者でいること」っていうのを掲げてる中で、 僕自身がやれてないのはおかしいよね。っていうところで奮い立たせて、同じように“挑戦”を本気でしている環境に飛び込もうと決意しました。参加してみると、刺激的な仲間ばかりで自然と自分も行動を変えられました。今後はこの環境を最大限に活用し、SNSにも本気で取り組んでいくつもりです。

(※)「REAL VALUE CLUB」は、堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人に認められる他、限られた人だけが入会できるもの。あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。

人生で怒りや悲しみを乗り越えたエピソード

【林田氏】一番悔しくて悲しかった経験は、高校時代のバスケ部でレギュラーになれなかったことでした。勉強はできない、スポーツしかない自分にとってはバスケ部での“補欠”という立場は、自分の存在意義を否定されたようなものでした。裏方として部を支えることに徹していたものの、心の奥では「自分はここじゃない」「表に立ちたい」という想いがずっとありました。

 この経験が、僕の根底にある“主役でありたい”という気持ちの出発点だったと思います。その悔しさがあるからこそ、大学でイベント団体を立ち上げ、自分が先頭に立って組織を動かす経験を積み、いま会社を経営するところまで来ることができました。

 今の僕は困難があっても、悩むことって全くないです。悩みって策がない時に出るものだと思うんですよ。なので、悩みや不安に対してはまずは策を考え尽くして、その策を一つ一つ実行していく。行動すれば悩みは消えていきます。

Momentum Youth・林田氏の「夢を叶える秘訣」

【林田氏】夢を叶えるために絶対に必要なのは、「行動すること」です。知見がある方はいますが、結局行動せずに何も起こらないことが多い。例えば、独立したいならまずは会社を辞めるための貯金を始める。影響力を持ちたいなら、まずはSNSを発信してみる。思いだけじゃなく、環境や行動で“やらざるを得ない状況”を自分で作ることが大切です。

 そしてもう一つ大事なのが、「助けてもらえる人間でいること」。僕自身、何度も周りの人たちに助けられてここまで来ました。助けてもらえる自分でいるために、余計なプライドは持たない、できない自分を曝け出すこと、自分から先に助けること、人を否定しないこと、誠実であることを大事にしています。人に支えてもらうというのは、能力じゃなくて“姿勢”だと思っています。

 夢を叶えるのは、特別な人じゃない。必死に動いて、素直に生きて、人を大切にできる人が、最終的にたどり着けるんだと思います。

求める人材像

社内の様子(提供画像)
【林田氏】僕たちの会社では、「経験があるかどうか」は正直どうでもよくて。大切なのは、その人が“素直”で“誠実”であること、そして“本気で頑張れるかどうか”。この3つがそろっていれば、うちでは必ず活躍できます。むしろ、変なプライドがなくて、助けを求められる人のほうが成長は早いです。

 あともう一つ、うちで一番大切にしているのは「即行動できること」。どれだけ賢くて、情報を持っていても、実行できなければ何も起きません。思い立ったら即アクション。これができる人は、本当に強い。

 社風としては、いい意味で学生ノリのような一体感があって。平均年齢は20代中盤〜後半。みんなで飲みに行ったり、社員旅行をしたり、仲間のアポ獲得をプレートで祝ったり。人の成功を喜べる、応援し合える文化が根づいています。だからこそ、「人と関わることが好き」「誰かの役に立ちたい」「一緒に熱くなれる環境で働きたい」という人にはピッタリな職場です。僕らが目指しているのは、メンバー全員が“理想を諦めない人生”を実現できる組織。そのために、僕ら自身がまず本気で動き、笑い合える仲間を迎えたいと思っています。

株式会社Momentum Youthについて

中小企業の成長支援を軸に、IT導入補助金と人材開発支援助成金に特化した申請サポートを行うMomentum Youth。専門領域を絞り込む戦略と、高い採択率を誇る申請ノウハウを武器に、年間6000件超の申請実績を持つ。創業以来、「素直で誠実であること」「助けられる力を持つこと」を大切にし、仲間とともに理想を諦めない組織づくりを進めている。

「REAL VALUE」とは

「REAL VALUE」はビジネスの第一線で活躍し続ける堀江貴文・溝口勇児・三崎優太が認める各領域のトップ経営者だけを厳選して始動した経営エンターテイメント番組。堀江・三崎の公式YouTubeにて配信中。


3人に認められる他、限られた人だけが入会できる「REAL VALUE CLUB」は、あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。堀江・溝口・三崎を筆頭に各領域のトップ経営者とリアルで繋がれる他、コンテンツ動画を月2~4回配信(アーカイブが見放題)、ファウンダー&マネジメントチーム及び事務局からビジネスアイデアの提供など、経営をアップデートするためのノウハウを提供していく。(modelpress編集部)

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