【カグカス・金保智也氏】芸能界での挫折を経て不動産業界に参入 住空間における“重大な課題”解決で躍進<REAL VALUE×モデルプレス連動>
2025.04.24 19:00
堀江貴文・溝口勇児・三崎優太による経営エンターテイメント番組「REAL VALUE」と「モデルプレス」の共同インタビュー企画。今回は株式会社カグカスの代表取締役・金保智也氏(45)に、生い立ちやこれまでの経緯、成功を掴むまでのエピソード、ビジネスで大切なことを聞いた。
「REAL VALUE」は堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人と各業界のスペシャリストが、本物の起業家を見極め、悩めるすべてのビジネスパーソンに“本当の価値と、本質的な学び”を説いていく番組(※堀江・三崎公式YouTubeで配信中)。
金保社長:高校進学まで京都府の山奥、コンビニもない田舎町に住んでいました。幼い頃から周囲と同じことをするのが苦手で、周りの大人から叱られることも多くありました。実家が商売をしていた影響もあり、早くからお金を稼ぐことに興味を抱き、「どうすればお金持ちになれるのか」を考えた結果、芸能人を目指すことにしました。
オーディションに合格したのをきっかけに高校を中退し、大阪へ移り住みました。
芸能事務所のスクールに通いながらアルバイトで生活費を稼ぐ日々を過ごしましたが、大きな成功にはつながらず、将来への不安が募る中、飲食店で出会った方に誘われ訪問販売の仕事を始めました。初月から成果を上げることができ、芸能人でなくとも稼げる!と実感し、芸能の道を諦め新たな人生を歩み始めました。
20歳で不動産業界に入り、訪問販売の営業経験を通して住宅仲介や自社開発物件の取り扱いを行ううちに、消費者ニーズと不動産会社が提供する商品との間に存在するギャップに気づきました。
これを解決するため、建築やインテリアについて幅広く学んでいく中で、住空間において重大な課題があることがわかったんです。
それは、家具や家電を適切に配置できない住空間が多いこと、そして、不動産会社がその点を重要視していないことでした。
この問題を解消するためカグカスを設立し、ホームステージングやリノベーションを通じて、消費者が納得できる理想的な住空間を提供する事業を展開。現在は、多くの人々に心地よい生活空間を届けるために情熱を注いでいます。
モデルプレス:周囲への反骨精神が原点となり、芸能界への挑戦、そしてビジネスの世界へ。ドラマチックな経歴ですね。一度は夢に挫折したとしても、その悔しさや経験が、次のステージで計り知れないエネルギーになるということを、まさに体現されているように思います。
金保社長:弊社の事業は、不動産販売促進の「ホームステージング事業」と、それを基盤とする「リノベーション事業」に分かれています。特に、家具やインテリアを設置し購入後の生活イメージを具体化するホームステージングは、これまで認知度が低かったものの、今では反響率、成約率を高める重要なサービスとして注目されています。弊社はこのサービスをレンタルで行っており、コーディネートから配送設置まで自社スタッフにてワンストップで行っています。
また、家具配置を基準に間取り設計やカラー選定を行うリノベーションにより、不均衡な空間を一新。これらを融合した他社にはないサービスが強みです。
モデルプレス:ただ家具を置くのではなく、住む人の未来の生活そのものをデザインしているのですね。不動産、建築、インテリアという、これまで分断されがちだった業界の垣根を越え、顧客が本当に求める理想を追求する姿勢に、ビジネスで成功する上での本質があるように感じます。
金保社長:現在、サービスは大阪、東京、名古屋の3都市で展開していますが、設立からわずか4年半でこの成長を遂げられたのは、不動産会社のニーズを的確に把握してきたことが要因だと考えます。長年にわたる住宅営業の経験が、売り手と買い手双方の視点を深く理解する力を育て、市場データだけでは得られない実践的な洞察を事業に反映させることができました。この経験が他にはない強みとなり、成長を支えています。
名古屋支店を開設してから2年が経過し、2025年はこれまで多くのクライアントから要望をいただいていた福岡への展開を計画中です。
モデルプレス:机上の空論ではない、現場で培ったリアルな顧客インサイトこそが、急成長の核となっているのですね。売り手と買い手、両者の心を深く理解しているからこそ、誰も真似のできない、本当に価値のあるサービスが生まれるのだと確信しました。
金保社長:弊社が最も重視しているのは、クライアントへ提供するサービスの質の高さです。インテリアへの深い専門知識を活かし、使用する家具は業界内でも最高品質だと自負しています。また、住宅はすべて異なるため、1軒ごとに適正な市場情報やペルソナ設定を行い、オーダーメイドのサービスを提供しています。効率化だけを重視するのではなく、担当プランナーが一貫して担うことでサービスの品質をさらに向上させ、それが成果となり企業利益に繋がっています。
モデルプレス:あえて非効率とも言えるオーダーメイドにこだわることで、結果的にクライアントの利益を最大化し、自社の成長にも繋げているのですね。この一見すると矛盾しているような哲学こそが、カグカス様が提供する圧倒的な価値の源泉なのだと感じます。
金保社長:営業マン時代からずっと“1番になる”ということが僕の原動力です。常にトップを目指して走り続けることで、モチベーションを保っています。正直なところ、高学歴ではないというコンプレックスもあるのかもしれません。それでも、自分が選んだ道で誰にも負けたくないんです。
さらに、社員が楽しそうに仕事をしている姿や、クライアントの案件が早期に成約したときの生き生きとした社内の会話も大きな励みです。
また、設立当初からサービスを利用してくださる多くのクライアントと定期的にお会いし、今後のサービスの打ち合わせをするのもとても楽しい時間です。
自分が取り組んできたサービスが多くの方々に認められ、さらにこれから展開するサービスにも共感してもらえることが、何よりもうれしく、次のステップへの力になっています。
モデルプレス:純粋な「負けたくない」という気持ちと、仲間が楽しそうに働く姿。その両方が金保社長を突き動かしているのですね。コンプレックスさえもエネルギーに変えてしまう強さと、仲間を思う温かさの両面が、多くの人を惹きつけるリーダーの魅力なのだと思います。
金保社長:プレゼンターとして登壇した際、結果はNO MORE VALUEで退場となりましたが、「退場だから諦める」という気持ちにはなりませんでした。プレゼン資料を作り直す中で事業やサービスと改めて向き合い、起業時の強い意志を再確認できたことは大きな収穫でした。
その後、REAL VALUE CLUBに入会し、メンバー、マフィアとの会話や壁打ちを通じて、普段では得られない貴重な時間を経験。この経験が自身のマインドをより成長させ、自分では想像もしなかった選択肢に挑戦する意欲を生んでいます。今後もこれらの経験を糧に、新たなチャレンジを続けていくつもりです。
モデルプレス:一度は厳しい評価を受けたとしても、それを成長の機会と捉え、さらに高みを目指す姿勢に心を打たれます。その不屈の精神こそが、経営者に求められる最も重要な資質の一つなのかもしれません。現状に満足せず、常に自身をアップデートしようとする姿勢は、すべてのビジネスパーソンにとって大きな学びになりますね。
(※)「REAL VALUE CLUB」は、堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人に認められる他、限られた人だけが入会できるもの。あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。
金保社長:実は、人前で話すことが得意ではないんです。人を巻き込んで何かをするのも苦手で、だからこそ人一倍努力して結果を出さないと、物事を伝えられないと感じていました。そのため、多くの時間を費やし、遠回りもしてきました。自分の考えや言葉をストレートに発することができず、苦労した経験が何度もあります。ただ、そんな経験をしているのは自分だけではないと思うんです。
伝えることを恐れず、行動しなければ何も始まりません。苦手なことに挑戦する中で、見えてくる新しい景色もあります。振り返ると、そうやって前に進んできたのだと実感します。昭和生まれの私は、『忍耐力と行動力』を信条に生きてきました。今の時代に通じるかは分かりませんが、困難に直面したときは諦めず、しっかりと向き合って自分の言葉で伝えることが重要だと思います。
モデルプレス:人前で話すのが苦手だったというのは意外でした。しかし、その弱さを認識し、人一倍の努力で乗り越えてきたからこそ、金保社長の言葉には重みと説得力が生まれるのですね。「忍耐力と行動力」という言葉が、激動の現代を生きる私たちにも強く響きます。
金保社長:私にも達成したい大きな夢があります。その夢に向けて、一つひとつ小さな目標を立て、達成するたびに次の目標を設定して進む。重要なのは、漠然とした目標ではなく、明確で計画的な目標を立てることです。最終ゴールを思い描き、そこに向けて中間目標や今年の目標、明日の目標を設定して、少しずつ実績を積み上げていきます。
計画通りにいかないこともあります。高い壁にぶつかり、大きな選択を迫られる場面も出てくるでしょう。そのときは、その壁が本当に進むべき道なのか改めて考えることが大切です。時には成功している先輩や友達に相談し、視野を広げることも役立ちます。その結果、目標を修正したり、新たな夢を見つけることも一つの選択肢です。
壁に直面したときにそれを放置せず、しっかりと向き合うことです。そうすることで、思いもよらない新しい道が見えてくるかもしれません。そして、その積み重ねこそが最終的に夢を叶える力になると信じています。どんな状況でも諦めずに前に進む勇気を持ち続けてほしいと思います。
モデルプレス:夢を夢で終わらせないためには、具体的な目標に分解し、一歩ずつ着実に進むことが不可欠なのですね。そして、壁にぶつかった時にこそ、その経験を成長の糧に変える思考法が重要だと。誰もが実践できる、非常に再現性の高い成功法則だと感じました。
金保社長:カグカスでは、不動産・建築・家具業界の方向性をひとつに統合し、住宅をただの「商品」ではなく、より快適で魅力的な生活空間に仕上げることを目指しています。これまで各業界で培った経験を活かし、新たな価値を創造する仲間を募集中です。
住宅設計から携わりたい方や、インテリアコーディネートを中心に活動したい方、さらにはその魅力を広報として、クライアントや消費者に届けたい方まで、カグカスならではの充実した業務を経験できます。
同時に家具を物件にセッティングする配送スタッフも募集中です。
業界未経験でもインテリアへの情熱があれば大歓迎です。
バックヤード業務は簡単ではありませんが、プロジェクトを最後までやり遂げた際の達成感は他にはない特別なものがあります。この業界でリーディングカンパニーとして成長し続けるカグカスで、夢を追いかけながらともに未来を切り開いていきませんか?
お客様の「住んでいるイメージが一瞬でわいてくる」「今すぐ住みたい!」「このまま家具も一緒に購入できますか?」といったお声をダイレクトに聞ける環境だからこそ、やり甲斐十分です。いつまでも成長でき、お客様の満足度をどこまでも高めていくことができる唯一無二の環境だと自負しています。
決して安くはない、一生物の買い物なので、真摯に向き合うことは簡単なことではありませんが、人生そのものを豊かにするお手伝いができる素晴らしい仕事です。少しでもご興味を持っていただけましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
モデルプレス:「人生そのものを豊かにするお手伝い」という言葉に、この仕事の崇高さが凝縮されていると感じました。単なる作業ではなく、お客様の人生における大きな決断に寄り添い、最高の未来を提案する。そんな唯一無二の達成感と自己成長を求める人にとって、これ以上ない環境だと思います。業界の常識を変え、新たな価値を創造していく最前線に自分の身を置けるチャンスは、そう滅多にないのではないでしょうか。
失敗やコンプレックスさえも成長の糧に変え、仲間と共に業界の未来を創造していく姿は、まさに新時代のリーダーそのものです。カグカスという船に乗ることは、単に働くということだけでなく、お客様の人生を豊かにし、自分自身の可能性をどこまでも広げていく、刺激的な冒険の始まりなのかもしれません。
3人に認められる他、限られた人だけが入会できる「REAL VALUE CLUB」は、あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。堀江・溝口・三崎を筆頭に各領域のトップ経営者とリアルで繋がれる他、コンテンツ動画を月2~4回配信(アーカイブが見放題)、ファウンダー&マネジメントチーム及び事務局からビジネスアイデアの提供など、経営をアップデートするためのノウハウを提供していく。(modelpress編集部)
反骨精神から始まった、唯一無二の成り上がりストーリー
モデルプレス:これまでの生い立ちから起業に至るまでのきっかけを教えてください。金保社長:高校進学まで京都府の山奥、コンビニもない田舎町に住んでいました。幼い頃から周囲と同じことをするのが苦手で、周りの大人から叱られることも多くありました。実家が商売をしていた影響もあり、早くからお金を稼ぐことに興味を抱き、「どうすればお金持ちになれるのか」を考えた結果、芸能人を目指すことにしました。
オーディションに合格したのをきっかけに高校を中退し、大阪へ移り住みました。
芸能事務所のスクールに通いながらアルバイトで生活費を稼ぐ日々を過ごしましたが、大きな成功にはつながらず、将来への不安が募る中、飲食店で出会った方に誘われ訪問販売の仕事を始めました。初月から成果を上げることができ、芸能人でなくとも稼げる!と実感し、芸能の道を諦め新たな人生を歩み始めました。
20歳で不動産業界に入り、訪問販売の営業経験を通して住宅仲介や自社開発物件の取り扱いを行ううちに、消費者ニーズと不動産会社が提供する商品との間に存在するギャップに気づきました。
これを解決するため、建築やインテリアについて幅広く学んでいく中で、住空間において重大な課題があることがわかったんです。
それは、家具や家電を適切に配置できない住空間が多いこと、そして、不動産会社がその点を重要視していないことでした。
この問題を解消するためカグカスを設立し、ホームステージングやリノベーションを通じて、消費者が納得できる理想的な住空間を提供する事業を展開。現在は、多くの人々に心地よい生活空間を届けるために情熱を注いでいます。
モデルプレス:周囲への反骨精神が原点となり、芸能界への挑戦、そしてビジネスの世界へ。ドラマチックな経歴ですね。一度は夢に挫折したとしても、その悔しさや経験が、次のステージで計り知れないエネルギーになるということを、まさに体現されているように思います。
住まいの価値を最大化する、カグカスだけの空間戦略
モデルプレス:不動産業界が抱える課題を解決するためにカグカスを設立したとのことですが、他社にはない、カグカス様ならではの強みとは何でしょうか。具体的な事業内容とあわせて教えてください。金保社長:弊社の事業は、不動産販売促進の「ホームステージング事業」と、それを基盤とする「リノベーション事業」に分かれています。特に、家具やインテリアを設置し購入後の生活イメージを具体化するホームステージングは、これまで認知度が低かったものの、今では反響率、成約率を高める重要なサービスとして注目されています。弊社はこのサービスをレンタルで行っており、コーディネートから配送設置まで自社スタッフにてワンストップで行っています。
また、家具配置を基準に間取り設計やカラー選定を行うリノベーションにより、不均衡な空間を一新。これらを融合した他社にはないサービスが強みです。
モデルプレス:ただ家具を置くのではなく、住む人の未来の生活そのものをデザインしているのですね。不動産、建築、インテリアという、これまで分断されがちだった業界の垣根を越え、顧客が本当に求める理想を追求する姿勢に、ビジネスで成功する上での本質があるように感じます。
設立4年半で3都市展開、躍進を支える“顧客インサイト”の力
モデルプレス:設立からわずか4年半で3都市に展開するというのは驚異的なスピードです。この急成長を支えた最も大きな要因は何だと分析していますか。金保社長:現在、サービスは大阪、東京、名古屋の3都市で展開していますが、設立からわずか4年半でこの成長を遂げられたのは、不動産会社のニーズを的確に把握してきたことが要因だと考えます。長年にわたる住宅営業の経験が、売り手と買い手双方の視点を深く理解する力を育て、市場データだけでは得られない実践的な洞察を事業に反映させることができました。この経験が他にはない強みとなり、成長を支えています。
名古屋支店を開設してから2年が経過し、2025年はこれまで多くのクライアントから要望をいただいていた福岡への展開を計画中です。
モデルプレス:机上の空論ではない、現場で培ったリアルな顧客インサイトこそが、急成長の核となっているのですね。売り手と買い手、両者の心を深く理解しているからこそ、誰も真似のできない、本当に価値のあるサービスが生まれるのだと確信しました。
非効率こそが質を高める、オーダーメイドへの徹底的なこだわり
モデルプレス:成長を続ける中で、仕事をする上で最も大切にしている、譲れない信念のようなものはありますか?金保社長:弊社が最も重視しているのは、クライアントへ提供するサービスの質の高さです。インテリアへの深い専門知識を活かし、使用する家具は業界内でも最高品質だと自負しています。また、住宅はすべて異なるため、1軒ごとに適正な市場情報やペルソナ設定を行い、オーダーメイドのサービスを提供しています。効率化だけを重視するのではなく、担当プランナーが一貫して担うことでサービスの品質をさらに向上させ、それが成果となり企業利益に繋がっています。
モデルプレス:あえて非効率とも言えるオーダーメイドにこだわることで、結果的にクライアントの利益を最大化し、自社の成長にも繋げているのですね。この一見すると矛盾しているような哲学こそが、カグカス様が提供する圧倒的な価値の源泉なのだと感じます。
“1番”への執着と仲間との共鳴、それが自分自身を突き動かす
モデルプレス:常にトップを目指して走り続ける、そのモチベーションはどこから来るのでしょうか。金保社長を突き動かす原動力を教えてください。金保社長:営業マン時代からずっと“1番になる”ということが僕の原動力です。常にトップを目指して走り続けることで、モチベーションを保っています。正直なところ、高学歴ではないというコンプレックスもあるのかもしれません。それでも、自分が選んだ道で誰にも負けたくないんです。
さらに、社員が楽しそうに仕事をしている姿や、クライアントの案件が早期に成約したときの生き生きとした社内の会話も大きな励みです。
また、設立当初からサービスを利用してくださる多くのクライアントと定期的にお会いし、今後のサービスの打ち合わせをするのもとても楽しい時間です。
自分が取り組んできたサービスが多くの方々に認められ、さらにこれから展開するサービスにも共感してもらえることが、何よりもうれしく、次のステップへの力になっています。
モデルプレス:純粋な「負けたくない」という気持ちと、仲間が楽しそうに働く姿。その両方が金保社長を突き動かしているのですね。コンプレックスさえもエネルギーに変えてしまう強さと、仲間を思う温かさの両面が、多くの人を惹きつけるリーダーの魅力なのだと思います。
NO MORE VALUEからの逆襲、挑戦者のマインドを加速させる場所
モデルプレス:番組では厳しい評価を受ける場面もありましたが、それでも「REAL VALUE CLUB」に参加を決めた理由は何だったのですか?そこから何を得られたのか、具体的に聞かせてください。金保社長:プレゼンターとして登壇した際、結果はNO MORE VALUEで退場となりましたが、「退場だから諦める」という気持ちにはなりませんでした。プレゼン資料を作り直す中で事業やサービスと改めて向き合い、起業時の強い意志を再確認できたことは大きな収穫でした。
その後、REAL VALUE CLUBに入会し、メンバー、マフィアとの会話や壁打ちを通じて、普段では得られない貴重な時間を経験。この経験が自身のマインドをより成長させ、自分では想像もしなかった選択肢に挑戦する意欲を生んでいます。今後もこれらの経験を糧に、新たなチャレンジを続けていくつもりです。
モデルプレス:一度は厳しい評価を受けたとしても、それを成長の機会と捉え、さらに高みを目指す姿勢に心を打たれます。その不屈の精神こそが、経営者に求められる最も重要な資質の一つなのかもしれません。現状に満足せず、常に自身をアップデートしようとする姿勢は、すべてのビジネスパーソンにとって大きな学びになりますね。
(※)「REAL VALUE CLUB」は、堀江貴文・溝口勇児・三崎優太の3人に認められる他、限られた人だけが入会できるもの。あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。
伝える恐怖を乗り越え、道を切り拓いた『忍耐力と行動力』
モデルプレス:これまでの人生で、経営者として、あるいは一人の人間として、大きな壁にぶつかった経験はありますか。怒りや悲しみといった困難をどのように乗り越えてきたのか、エピソードがあれば教えてください。金保社長:実は、人前で話すことが得意ではないんです。人を巻き込んで何かをするのも苦手で、だからこそ人一倍努力して結果を出さないと、物事を伝えられないと感じていました。そのため、多くの時間を費やし、遠回りもしてきました。自分の考えや言葉をストレートに発することができず、苦労した経験が何度もあります。ただ、そんな経験をしているのは自分だけではないと思うんです。
伝えることを恐れず、行動しなければ何も始まりません。苦手なことに挑戦する中で、見えてくる新しい景色もあります。振り返ると、そうやって前に進んできたのだと実感します。昭和生まれの私は、『忍耐力と行動力』を信条に生きてきました。今の時代に通じるかは分かりませんが、困難に直面したときは諦めず、しっかりと向き合って自分の言葉で伝えることが重要だと思います。
モデルプレス:人前で話すのが苦手だったというのは意外でした。しかし、その弱さを認識し、人一倍の努力で乗り越えてきたからこそ、金保社長の言葉には重みと説得力が生まれるのですね。「忍耐力と行動力」という言葉が、激動の現代を生きる私たちにも強く響きます。
巨大な夢への最短ルート、緻密な目標設定と壁に向き合う勇気
モデルプレス:モデルプレス読者の中でもいま様々な夢を追いかけている方もいると思います。夢を叶える秘訣を教えてください。金保社長:私にも達成したい大きな夢があります。その夢に向けて、一つひとつ小さな目標を立て、達成するたびに次の目標を設定して進む。重要なのは、漠然とした目標ではなく、明確で計画的な目標を立てることです。最終ゴールを思い描き、そこに向けて中間目標や今年の目標、明日の目標を設定して、少しずつ実績を積み上げていきます。
計画通りにいかないこともあります。高い壁にぶつかり、大きな選択を迫られる場面も出てくるでしょう。そのときは、その壁が本当に進むべき道なのか改めて考えることが大切です。時には成功している先輩や友達に相談し、視野を広げることも役立ちます。その結果、目標を修正したり、新たな夢を見つけることも一つの選択肢です。
壁に直面したときにそれを放置せず、しっかりと向き合うことです。そうすることで、思いもよらない新しい道が見えてくるかもしれません。そして、その積み重ねこそが最終的に夢を叶える力になると信じています。どんな状況でも諦めずに前に進む勇気を持ち続けてほしいと思います。
モデルプレス:夢を夢で終わらせないためには、具体的な目標に分解し、一歩ずつ着実に進むことが不可欠なのですね。そして、壁にぶつかった時にこそ、その経験を成長の糧に変える思考法が重要だと。誰もが実践できる、非常に再現性の高い成功法則だと感じました。
カグカスが求める、未来を共創する“情熱”の在り処
モデルプレス:事業をさらに拡大していく上で、カグカスでは今、どのような人材を求めていますか。この記事を読んで「カグカスで働きたい」と思った読者に向けて、メッセージをお願いします。金保社長:カグカスでは、不動産・建築・家具業界の方向性をひとつに統合し、住宅をただの「商品」ではなく、より快適で魅力的な生活空間に仕上げることを目指しています。これまで各業界で培った経験を活かし、新たな価値を創造する仲間を募集中です。
住宅設計から携わりたい方や、インテリアコーディネートを中心に活動したい方、さらにはその魅力を広報として、クライアントや消費者に届けたい方まで、カグカスならではの充実した業務を経験できます。
同時に家具を物件にセッティングする配送スタッフも募集中です。
業界未経験でもインテリアへの情熱があれば大歓迎です。
バックヤード業務は簡単ではありませんが、プロジェクトを最後までやり遂げた際の達成感は他にはない特別なものがあります。この業界でリーディングカンパニーとして成長し続けるカグカスで、夢を追いかけながらともに未来を切り開いていきませんか?
お客様の「住んでいるイメージが一瞬でわいてくる」「今すぐ住みたい!」「このまま家具も一緒に購入できますか?」といったお声をダイレクトに聞ける環境だからこそ、やり甲斐十分です。いつまでも成長でき、お客様の満足度をどこまでも高めていくことができる唯一無二の環境だと自負しています。
決して安くはない、一生物の買い物なので、真摯に向き合うことは簡単なことではありませんが、人生そのものを豊かにするお手伝いができる素晴らしい仕事です。少しでもご興味を持っていただけましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
モデルプレス:「人生そのものを豊かにするお手伝い」という言葉に、この仕事の崇高さが凝縮されていると感じました。単なる作業ではなく、お客様の人生における大きな決断に寄り添い、最高の未来を提案する。そんな唯一無二の達成感と自己成長を求める人にとって、これ以上ない環境だと思います。業界の常識を変え、新たな価値を創造していく最前線に自分の身を置けるチャンスは、そう滅多にないのではないでしょうか。
株式会社カグカスについて
「株式会社カグカス」は、大阪・東京・名古屋を拠点に、不動産会社の販売促進(ホームステージング)を専門に行う企業。「不動産業者が提供する物件の価値と、消費者が求める住空間の価値を一致させる」ことを目指していいる。物件が本来持つポテンシャルを見える化することで、不動産の成約率向上と消費者満足度の向上に貢献している、業界において欠かせない存在。まとめ
反骨精神をバネに道を切り拓き、不動産業界の常識に一石を投じた金保社長。その根底には、「1番になりたい」という純粋な情熱と、「消費者に本当の価値を届けたい」という真摯な想いがありました。失敗やコンプレックスさえも成長の糧に変え、仲間と共に業界の未来を創造していく姿は、まさに新時代のリーダーそのものです。カグカスという船に乗ることは、単に働くということだけでなく、お客様の人生を豊かにし、自分自身の可能性をどこまでも広げていく、刺激的な冒険の始まりなのかもしれません。
「REAL VALUE」とは
「REAL VALUE」はビジネスの第一線で活躍し続ける堀江貴文・溝口勇児・三崎優太が認める各領域のトップ経営者だけを厳選して始動した経営エンターテイメント番組。堀江・三崎の公式YouTubeにて配信中。3人に認められる他、限られた人だけが入会できる「REAL VALUE CLUB」は、あらゆる領域のトップ経営者が集い、本質的な学びを得られる経営者コミュニティ。堀江・溝口・三崎を筆頭に各領域のトップ経営者とリアルで繋がれる他、コンテンツ動画を月2~4回配信(アーカイブが見放題)、ファウンダー&マネジメントチーム及び事務局からビジネスアイデアの提供など、経営をアップデートするためのノウハウを提供していく。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】