松岡茉優主演、Netflixシリーズ「ダウンタイム」2026年配信決定 仲里依紗と対立する美容外科医に
2025.08.11 08:00
女優の松岡茉優が主演、仲里依紗が共演するNetflixシリーズ『ダウンタイム』が、2026年に配信決定。ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』のYuki Saito氏が監督を務め、美容整形の光と闇を描く。
松岡茉優主演「ダウンタイム」Netflix配信決定
『全裸監督』ではアダルトビデオ業界、『地面師たち』では地面師詐欺と不動産業界と、知られざる世界の裏側にスポットライトを当ててきたNetflixが新たなテーマに選んだのは、美容整形業界。“ダウンタイム” それはサナギが殻を破って蝶に生まれ変わるまでの大事な時間。「美の多様性」が唱えられ、ルッキズム(外見至上主義)が抑制される一方で、美容整形は隆盛を極めもはや特別なものでなく、「美しさは金で買える」とさえ言われる現代社会。「美しくなりたい」、「自分を変えたい」と、 “美”を追い求め、“美”に支配される現代人だ。本作の監督は、ヒットドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』のYuki Saito氏。脚本は、映画『孤狼の血』やNetflixシリーズ『極悪女王』を手がけた池上純哉氏。企画プロデューサーは工藤伸一氏。Netflixシリーズ『地面師たち』のプロデューサー・三宅はるえと氏、『極悪女王』の演出を務めた茂木克仁氏がプロデューサーとして参加し、Netflixとともに現代の美容整形業界を徹底的にリサーチしてオリジナルストーリーを作り上げた。
松岡茉優&仲里依紗、対立する美容外科医演じる
天才的なオペ技術で「命を救う」ことを信条としながらも形成外科医から美容外科医へ転身することになった主人公と、カリスマ美容外科医として「美しさを与えることで人を救う」の2人の対立と過熱する美容整形ブーム・美を追い求める人々の葛藤や生きづらさを通してエンターテイメント作品として描き出す。主人公・沼田文に松岡、文と対立するカリスマ美容外科医・遠山凜を仲里が演じる。豪華絢爛な美容整形業界の裏で渦巻く、美と金への欲望。美容整形の光と闇を、華やかに、苛烈に描き出す医療ヒューマンドラマとなっている。本作で主演を務める松岡は「美容整形の表も裏も描く今作は、出口もゴールもない美の世界をはっきりと映し出します。曖昧なものは、もっと曖昧に。ある程度自由に選択できる時代だからこそ、自分ごととしてしっかり悩める作品になれたらと思っています」とコメント。仲は「挑戦的なテーマに最初は驚きましたが、美と向き合うこの世界は私にとって特別で、大好きな場所です。だからこそ、凜という女性の揺れや強さを丁寧に演じたいと思いました」と役柄への思いを語った。(modelpress編集部)
松岡茉優コメント
新しい挑戦をさせていただくことに感謝しています。私が演じる沼田文は、どんな人も助けるヒーローではなくて、偏見もたっぷりだし、口が悪いし、勝手で、納得できることしか動きません。それでも家族を守りながら、努力し、意志の芽生えたものは途中で手放したりしない文が私には信じられ、頼もしく思います。美容整形の表も裏も描く今作は、出口もゴールもない美の世界をはっきりと映し出します。曖昧なものは、もっと曖昧に。ある程度自由に選択できる時代だからこそ、自分ごととしてしっかり悩める作品になれたらと思っています。仲里依紗コメント
挑戦的なテーマに最初は驚きましたが、美と向き合うこの世界は私にとって特別で、大好きな場所です。だからこそ、凜という女性の揺れや強さを丁寧に演じたいと思いました。この作品が誰かの心や身体に光を届け、自分を愛し、大切にできるきっかけになれば嬉しいです。Yuki Saito監督コメント
日本発世界の人々の心に響く作品に、頼れるチームと共にNetflixで挑戦できる日々に感謝です。よりオープンになった美容整形業界の光と闇をリアルに描き、美を追求する人々の根底にある心の葛藤を見せることで、多様な価値観を提示したいです。松岡茉優さんと仲里依紗さんという真逆の魅力を持つ俳優が対立し、認め合う。二人の繊細なやり取りから生まれる僅かな心の揺れを見逃さずに収めることができれば、見てくれる人の心に響くと信じています。三宅はるえ(プロデューサー)氏コメント
タイトル「ダウンタイム」のとおり、美しさの裏側には痛みを伴う静かな戦いの時間があります。美容整形が特別なものではなくなり、美しくなれることが希望にも呪縛にもなりうる時代。本作は美容整形を一方的に称えるのではなく、変えられるものと変えられないものの狭間で揺れる心情を、医師と患者、双方の視点から描く内面の物語です。また、日常のなかに存在するこうあるべきという無言の圧力や生きづらさ。そうした現実に向き合いながら、女性たちが共闘していくシスターフッドの物語でもあります。池上さんの脚本に生命を吹き込んでくれるキャスト、そしてYuki監督のもと日々奮闘してくれているスタッフとともに、自分らしさとは何かを問うエネルギー溢れる作品をお届けします。
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