朝ドラ「ばけばけ」ヒロイン夫役、応募総数は「マッサン」ヒロインの3倍以上 国内外1767人から選出
2024.11.27 12:46
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NHKは2024年11月27日、2025年度後期のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」発表会見を実施し、俳優のトミー・バストウが、ヒロイン・松野トキ(高石あかり/※「高」は正式には「はしごだか」)の夫・ヘブン役を務めることが決定。オーディション応募総数1767人の中から選出されたことがわかった。
「ばけばけ」ヒロイン夫役オーディション応募総数は「マッサン」の約3倍
NHK大阪放送局にて一般公開で実施された同会見にて、着物姿で登壇したトミー。オーディションの応募総数は国内246人、海外から1521人(アメリカ1352人、イギリス149人、オーストラリア・ニュージーランド20人)の1767人に及び、書類選考・リモート動画選考・面談を経て、最終審査のカメラテストは日本で実施し、10月に決定した。朝ドラ史上初の外国人ヒロイン誕生となった2014年度後期NHK連続テレビ小説「マッサン」ヒロインのエリー役(シャーロット・ケイト・フォックス)のオーディションでは、国内232人、海外289人の521人の応募で、今回はその約3倍の応募総数となった。トミーは1991年8月26日生まれ、イギリス出身。2007年、ロックバンド「FranKo」を結成し、リードボーカルとして現在も活動中。2008年、「ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日」でメジャー映画に初出演し、イギリスで俳優としてのキャリアをスタートする。2018年よりアメリカにも活動を広げる。主な出演作に、ソニー・ピクチャーズ映画、ケリーマディソン監督による「ネバー・バックダウン/自由への反乱」(2021)、TVドラマ「Man in an Orange Shirt」(2017/BBC)、ハイ・コンセプトSFシリーズ「The Crossing/未来からの漂流者」(2018/ABC)、日独合作の「ザ・ウィンドウ」(2022/ZDF・フジテレビ)など。2024年エミー賞受賞ドラマ「SHOGUN 将軍」にて、メインの1人であるマルティン・アルヴィト司祭役を演じ、注目される。10年間ほど日本語を学んでおり、日本語が堪能である。
2025年度後期連続テレビ小説「ばけばけ」
外国人の夫・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と共に、「怪談」を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名も無き人々の心の物語に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語。実在の人物である小泉セツ(1868-1932)をモデルとし、大胆に再構成、登場人物名や団体名などは一部改称して、没落士族の娘・松野トキをヒロインにフィクションとして描く。(modelpress編集部)
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