奈緒(提供写真)、松田龍平(C)JUNJI HATA

「東京サラダボウル」NHKでドラマ化 奈緒&松田龍平W主演で制作決定

2024.10.10 14:22

2025年1月7日から放送予定のNHKドラマ10「東京サラダボウル」(総合テレビ/毎週火曜夜10:00〜10:45・BSP4K午後6:15〜7:00/全9話)の制作が決定。女優の奈緒と俳優の松田龍平がW主演を務める。

  

黒丸氏作「東京サラダボウル」NHKで映像化

奈緒(提供写真)
傑作漫画「クロサギ」を描いた黒丸氏による新作「東京サラダボウルー国際捜査事件簿」(‎講談社)を映像化。昨今メディアに躍る“外国人犯罪・外国人事件”という言葉。犯罪が起きる事実はあっても、言葉が独り歩きすることで一部に偏見や差別を生んでいる。

このドラマは「事件」と一括りにせず、外国人居住者の方たちの暮らしや人生に光を当て、そこに向き合う刑事と通訳人の目線で、異国で生きる葛藤に出会っていく。“一つの言葉”への理解が、“誰かの人生”への理解につながるかもしれない…そんな思いを伝えたい。ますます多文化が共存する“サラダボウル”になっていく日本。次々登場する国際色豊かな“食”とともに、知られざる人生との出会いが描かれる。

奈緒&松田龍平「東京サラダボウル」W主演決定

松田龍平(C)JUNJI HATA
ミドリ髪が目を引く東新宿署・国際捜査係の警察官、鴻田麻里を演じるのは奈緒。日本人も外国人も隔たりなく、助けを求める人に手を差し伸べていく。奈緒は本作について「自分の無知と向き合うのはいつだって怖いけれど、自分の心の目で見るまで決めつけない鴻田さんを通して、無知の怖さに立ち向かい想像し続ける勇気をもらいました」とコメント。「レタス頭で皆さんとお会いできる事を心から楽しみにがんばります」と意気込みを語った。

また、警視庁・通訳センターの中国語通訳人を演じるのは松田。鴻田との出会いを機に過去に向き合うようになる。松田は「色んな事情を持った外国人で賑わう東京でレタス頭の鴻田に連れ回されながら、凍った心を溶かしていくような役です」と役柄について説明。「色んな国の言葉が飛び交うだろう撮影を今から楽しみにしています」と心境を明かした。(modelpress編集部)

鴻田麻里(こうだ・まり)役 奈緒コメント

自分の無知と向き合うのはいつだって怖いけれど、自分の心の目で見るまで決めつけない鴻田さんを通して、無知の怖さに立ち向かい想像し続ける勇気をもらいました。個性豊かなサラダボウル になりそうです!レタス頭で皆さんとお会いできる事を心から楽しみにがんばります。きっと届きますように。

有木野了(ありきの・りょう) 役 松田龍平コメント 】

「東京サラダボウル」 で、通訳人・有木野を演じることになりました。色んな事情を持った外国人で賑わう東京でレタス頭の鴻田に連れ回されながら、凍った心を溶かしていくような役です。色んな国の言葉が飛び交うだろう撮影を今から楽しみにしています。

「東京サラダボウル」あらすじ

警視庁の中国語通訳人・有木野了は、容疑者聴取を終えた昼下がり、新宿のど真ん中で“サソリ”を食らうミドリ髪の女性を目にする。その風変わりな女性、実は国際捜査の警察官・鴻田麻里だった。 外国人も日本人も関係なく、ぐいぐい人への興味を示す鴻田に対し、できるだけ他人と距離を置きたい有木野は、とても異なる者同士。だが、失踪した観光客の捜索から、国をまたいだ密輸ビジネスに至るまで様々な案件の捜査の合間、各国の食をともに食べるうちに、“胃”の合う絶妙コンビに変化していく。ある時2人は、オーバーステイになった在日外国人を狙う「ボランティア」なる組織と対峙する事に。それによって“パンドラの箱”は開き、鴻田は有木野が過去に抱えていた衝撃の悲しい出来事を知り始めていく。
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