「西園寺さんは家事をしない」最終話、西園寺さん(松本若菜)の母(高畑淳子)が家を出た“本当の理由”明かされる 視聴者涙止まらず「リアルすぎる」「聞いているだけで苦しい」
2024.09.17 22:59
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女優の松本若菜が主演を務めるTBS系火曜ドラマ『西園寺さんは家事をしない』(毎週火曜よる10時~)の最終話が、17日に放送された。高畑淳子演じる川口美代子のセリフに反響が寄せられている。<ネタバレあり>
松本若菜主演「西園寺さんは家事をしない」
本作は、ひうらさとる氏による同名コミック(講談社「BE・LOVE」連載)が原作。徹底して家事をしない主人公・西園寺さん(松本)と、年下の訳ありシングルファーザー・楠見(松村北斗)&その娘による風変わりな同居生活を通して「幸せって何?家族って何?」を考えるハートフルラブコメディ。「西園寺さんは家事をしない」西園寺さん(松本若菜)の母・美代子(高畑淳子)、家出た本当の理由
楠見の家の新たな家政婦として働く美代子。前職は恐山で修行をするイタコだったという異例の経歴を持つ役どころだが、西園寺さんが楠見の家を訪れ、美代子と顔を合わせると、2人は親子だったことが明らかに。過去に西園寺さんと父、妹を置いて家を出ていってしまったことから、西園寺さんは美代子に苛立ちを隠せない態度を表した。楠見の家の隣に自分が住んでいたと知っていたにも関わらず連絡などなかったことに「娘だよ!?どうでもいいと思ったの!?」とまくし立てつつ、美代子が家を出ていくまでのことを回想。美代子に家事を任せきりだったことから家を出ていったことに「それに気づけなくて…」と罪悪感をこぼした。
それまで何も返さなかった美代子だが「私、家事も育児も別に嫌じゃないから」と口を開くと、家事自体はそこまで苦ではなかったが、それに割く時間によって本当にやりたいことができなくなってしまったと告白。「母親だし」と家事を優先していくことで、娘たちが成長して時間ができた頃には映画鑑賞やおしゃれなど、やりたいことが無くなっていたと打ち明けた。
「西園寺さんは家事をしない」美代子(高畑淳子)に共感の声・視聴者涙
家を出た後に「こうやって私は私を空っぽにしてきたんだな」と気付いたことを振り返る美代子は、そうしたことを西園寺さんら家族に打ち明けられなかったことを後悔していると吐露したが、西園寺さんは「私たちが聞こうとしなかったから…ごめん」と涙ながらに言葉にし、2人は抱きしめ合ったのだった。最終話でようやく明らかになった西園寺さんと美代子の真実。母としての葛藤や本音を率直に吐露したシーンを受けて、感動する視聴者が多数。「涙止まらない」「どっちにも共感」「母の気持ちを代弁してる」「リアルすぎる」「聞いているだけで苦しい」など現実的な描写に反響が寄せられていた。(modelpress編集部)
情報:TBS
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