山本舞香「まっすぐな役は来ない（笑）」

同ドラマは、2023年の流行語大賞にノミネートされるほど、世間を騒がせた“闇バイト”事件をテーマにしながらも、人生を踏み外した5人の老若男女がニセ家族を演じながら、人生の再起を図るスリリングでユーモア満載の痛快エンターテインメント。

勝ち気な性格で家族と馴染もうとしない訳ありの闇バイト家族の長女・久保美咲役を演じる山本は、役作りのため染めたと思われる金髪姿で登場。「まずキャストの方の名前を聞いて“絶対やりたい！”って思いました。錚々たる大先輩と一緒にお芝居をさせていただいたら絶対に勉強になるので」と目を輝かせ、「鈴鹿くんと一緒にできるのも嬉しかったです。出身が隣で、（鈴鹿は）岡山で私は鳥取なので、すごく嬉しかったです」とにっこり。自身の役柄については「また難のある役で、やっぱまっすぐな役は来ないなって（笑）」とぼやきつつ、「私にしかできない久保美咲を演じられればいいなって。闇を抱えている子なんですけど、撮影中も楽しいので、とてもいい作品になっていると思います」と力強く語った。

また、相模湖で撮影をした際に現場に温かい差し入れがあったことが話題に上ると、光石は「お二人（鈴鹿と山本）が主役という意識なのかいろいろ差し入れしてくれて、おじさんたちは手を咥えているんですけど、いろいろ気を遣ってくださって、若いのに立派なんですよ。よろしくお願いします」と2人を絶賛し、山本も「鈴鹿くんが寒い相模湖での撮影のときにスープを全員分、作ってくださって。ありがとうございます」と感謝。加えて麻生が「感激しました。こんなかわいい息子からスープを手渡しでいただけるなんて大満足です」と声が飛ぶと、鈴鹿は「いやっ、全然…。インスタントのやつなので」と打ち明けて会場の笑いを誘った。

さらに、本作の注目ポイントを聞かれると、鈴鹿は「ちょっとズッシリしているタイトルではあるんですけど、コメディというか笑って観ていただける作品になっていて、観てほしいポイントだと…なんだろうなあ。光石さんの顔？」と答えて笑わせると、光石は「割と突っ込んだ内容になっているんですけど、人間味のあるドラマになっています」とフォロー。麻生も「（タイトルを聞いて）怖いのかなと思うかもしれないんですけど、鈴鹿さんとか山本さんはとってもかわいくて、かっこよくて、すごくチャーミングなんですけど、それにも関わらず綾田さんと光石さんもかわいいジャンルに入ってきているというか、変なかわいさが爆発しているので、怪しくて怖いドラマなのかなと思われると、そのかわいさにびっくりされるというか、そういう感じのドラマなのかなと思います」と続けると、鈴鹿は「（注目ポイントは）5人のかわいさです！」と笑顔を見せた。（modelpress編集部）