前田旺志郎・中田青渚・米倉れいあら、追加キャスト発表

このたび追加キャストが決定。木戸をはじめ注目の若手キャストたちが、珍しい題材の“校内放送群像劇”で真夏の「火曜ACTION！」を盛り上げる。

前田が演じる大城健太（おおしろ・けんた）は、クラスの目立つメンバー・いわゆる“陽キャ”グループの1人。しかしそのグループ内では都合良く使われるポジションのため、もんもんとした日々を過ごす。校内のマドンナ・夏川茜（なつかわ・あかね／米倉）に恋をしており告白を決意。学校の屋上に呼び出して男前な告白をしようとするが、今野浩哉（こんの・ひろや／木戸）の機材トラブル放送に邪魔をされてしまい放送室に怒鳴り込む。その際の口げんかが校内放送でプチバズりを起こし、浩哉とともに昼の校内放送を担当することになっていく。

そんな前田は子役としてデビュー後、兄・航基とお笑いコンビ・まえだまえだとして活躍。俳優としても大河ドラマ『いだてん』（2019年／NHK）、連続テレビ小説『おちょやん』（2020年／NHK）や映画『海街Diary』（2015年）などの話題作に多数出演。フジテレビ作品では『女神の教室～リーガル青春白書～』（2023年）に出演した際のお調子者な役での演技が好評だった。

中田青渚、とがったクールな女子高生役熱演

中田が演じるのは、学校やクラスの女の子はつまらないと、少し斜に構えるとがった性格の女子高生・藤原瑞輝（ふじわら・みずき）。ラジオラバーで浩哉と健太の記念すべき初回放送からのリスナーだ。普段はクラスになじむ気はなく、保健室でよく時間を潰している。2人のラジオ番組に、あるペンネームでお便りを送っているようだが、その目的とは？

そんなクールな瑞輝を演じる中田は「第5回Sho-comiプリンセスオーディション2014」でグランプリを獲得。ドラマ『中学聖日記』（2018年／TBS系）、『だが、情熱はある』（2023年／日本テレビ系）、映画『君が世界のはじまり』（2020年）など数々の話題作に出演し、2021年に『街の上で』、『あの頃。』、『うみべの女の子』での演技が評価され「第43回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞」を受賞。現在放送中の連続テレビ小説『らんまん』（2023年／NHK）にも出演中。なお、フジテレビ連続ドラマ作品への出演は今作が初となる。

注目の若手女優・米倉れいあ、学園のマドンナ役で登場

米倉は、健太から好意を寄せられている校内のマドンナ・茜を演じる。茜はラジオ番組が好きで、校内放送のファンとなっていく。お昼休み中は友人たちとの会話には上の空で、浩哉と健太の軽快なやりとりを1番楽しんでいる。

TikTokでの投稿をきっかけにスカウトされ「第43回ホリプロタレントスカウトキャラバン」に参加、合格者で結成されたガールズユニット・821でデビューした米倉。ソロ活動でも『青のSPー学校内警察・嶋田隆平ー』（2021年／カンテレ・フジテレビ系）で女優デビューすると、『コントが始まる』（2021年／日本テレビ系）に出演。そして『ZIP！』（日本テレビ系）の人気コーナー「星星のベラベラENGLISH」ではヒロインを演じていた。（modelpress編集部）

前田旺志郎コメント

この作品は青春のまぶしさが溢れている作品で心が躍りました。まっすぐで純粋なせりふやシーンを自分が演じられることがとてもうれしいです。ダサいけどカッコいい、ダサいけどすてき。そんな青春ならではの魅力がたくさん詰まった作品だと思います。僕自身ラジオが好きでよく聴いているので、ラジオのパーソナリティーを疑似体験できることもワクワクです。

僕が演じさせていただく健太は、“陽キャ”の軍団にいるが、どこかそこにいる人たちと自分の性格との間にギャップを感じている青年。学校という、小さいけど彼らにとってはとてつもなく大きな枠組みの中で、本当の自分を見つけ、さらにその場を居心地の良い場所にするのはすごく難しいことだと思います。健太も“陽キャ軍団”という居場所にしがみつこうとするあまり、居心地というものに蓋をしてしまっています。

この作品は、そんな誰しもが経験したであろう学校での生きづらさや、本当の自分とはという問いに、不器用ながらもひたむきに答えを見つけようとする青年たちのドラマだと思います。周りからの見られ方や、学校での立ち位置などではなく、楽しいと思うことを全力で楽しむ大切さに気づかせてくれる作品です。恋愛、友情、青春の全てが詰まっています。僕ら学生の生き様を見てください！

中田青渚コメント

放送部が舞台となる作品は今まであまり見たことがなかったので、青春感溢れる爽やかな作品になりそうだと、出演のお話をいただいたときから楽しみでした。

瑞輝は、クラスでわちゃわちゃしている人たちを少し冷めた目で見ているような、一匹おおかみタイプの女の子。少し声を低くしてハキハキ話すように演じています。放送部というと体育会系の部活よりも熱く感じないと思われるかもしれませんが、放送部員たちが自分の殻を破って成長していく物語でもあり、青春感がたっぷりつまった夏にぴったりな作品になっていますので、是非楽しみにしていただきたいです！

米倉れいあコメント

今作の出演が決まった瞬間はめちゃくちゃうれしかったです！私がまだ挑戦したことがないキャラクターなので、少し緊張もしました。私が演じる茜ちゃんはモテ女で、“Theヒロイン”という感じの女の子です！ちょっと天然っぽいところが男の子をとりこにさせちゃいます。

そしてこの作品は学生の青春がぎゅっと詰まっていて、心が爽やかになりました！でも逆に私もこんな理想の青春を送りたかったなぁと、むなしくなっちゃいました…（笑）。茜ちゃんのことも注目してほしいですが、なんといってもストーリーがとても面白くて大好きなドラマです！1話1話じっくりと見て、皆さんにも爽やかさを感じてほしいです！

プロデュース・足立遼太朗（フジテレビ ドラマ・映画制作部）コメント

健太は一見クラスの中心にいる“陽キャ男子”に見えるが、頑張って背伸びをして周りに合わせ、内心はなんか違うんだよなと精神的な意味での孤独を抱えています。そんな時に出会った浩哉は次第に健太にとって一緒にいて心から楽しいと思えるかけがえのない存在になっていきます。そんな健太は前田旺志郎さんにオファーさせていただきました！『女神の教室』の時に初めてご一緒させていただき、現場で見る前田さんのお芝居に改めて心を動かされました。前田さんなら健太の絶妙な感情の機微、そして浩哉との息の合った掛け合いを見事に演じていただけると思いました！

瑞輝はクラスの同級生たちといてもつまんない、と群れることを避け自ら孤独を選んでいる少しとがった女の子で、仲間や友情など青春っぽいことが嫌いなキャラクターです。浩哉と健太と出会うことでやっと自分が楽しいと思うことに素直に向き合えるようになっていきます。そんな瑞輝は中田青渚さんにお願いさせていただきました！『街の上で』を拝見したとき、唯一無二の独特な世界観にとても引き込まれました。浩哉と健太との出会いによって生まれる難しい感情の変化を、圧倒的な演技力を持つ彼女なら繊細に表現していただけると思いました。新しい中田さんが見られると思いますのでぜひご期待下さい！

茜は学校のマドンナ的存在である一方、マイペースで不思議ちゃんの一面も持つ小悪魔美少女です。そして物語が動くきっかけを与えることになるキーパーソンです。そんな茜を演じていただくのは米倉れいあさんです！初めてお芝居を拝見したとき、際立った透明感と魅力的な声にとても惹かれ彼女なら茜という絶対的マドンナを体現していただけると確信しました！

それぞれの魅力がたっぷり詰まった作品になっていると思いますのでぜひお楽しみに！